2017-09

本日、命日なので忌野清志郎特集あります!(NHK 『SONGS』PM23:40~) - 2015.05.02 Sat

imawano.jpg

数年前の新聞記事に清志郎さんがRC時代に歌にした多摩蘭坂には故人を偲んで
献花が絶えないとあり、私が自転車で通った時も時期ハズレ(冬)にもかかわらず
沢山、お花がありましたので今日も花で一杯になるのではないでしょうか。
(ちなみに私が自転車乗りになったのは清志郎さんの影響です)



NHK『SONGS』
2015年5月2日(土)午後11:40~12:09


で、少し清志郎と原発問題について触れておこうと思います。

誰からも愛された清志郎さんが、チェルノブイリ原発事故(1986年4月26日)後
反原発ムードが高まる中、替え歌でちょっと危ないソングを歌おう!というお遊び企画で
アルバムを制作し、当初、所属レコード会社東芝EMIから発売する予定でしたが
「ラヴ・ミー・テンダー」や「サマータイム・ブルース」が露骨な原発批判内容だったため
原子炉サプライヤー親会社の東芝から圧力がかかり先行シングル「ラヴ・ミー・テンダー」
共々「素晴らしすぎて発売できません」という新聞広告(1988年6月22日付全国紙)と共に

RC1.jpg

発売中止となるも本作を望むファンの声が高まり、古巣キティレコードから発売が実現。
騒動に乗じてアルバムはオリコン第1位(笑)



アルバム発売日の1988年8月15日にライブを行い演奏曲目の殆どがリリース中止騒動の時の
マスコミ対応や東芝を痛烈に批判した内容になっており、この模様を収録したライブアルバム
「コブラの悩み」は東芝EMIからリリースされています。



スタジオ曲「君は Love Me Tender を聴いたか?」は「反原発ロック」というレッテルを貼られた曲に
対するシンパシーやたかが一曲の歌如きにレコード会社やマスコミなどの大企業が政治力まで使い
圧力をかけてくることや必要以上に大騒ぎすることの愚かさ、日本の社会の未熟さを皮肉った
内容らしいのですが「あの歌は、…」という歌詞のところで音声が途切れて終わっており
フルバージョンはCD化されていませんがyoutubeには流失してました。



この騒動の怒りの収まらない清志郎はドカヘルを被った覆面バンド
ザ・タイマーズとして奇策に打って出ます。
(一応ザ・タイガースのパロディバンドということでメンバーはゼリー(ジュリー)・
トッピ・ボビー・パーの4人でそれぞれ忌野清志郎・三宅伸治・川上剛・杉山章二丸
にそっくりな友人で、本人達はあくまで同一人物である事を否定しています(笑)

TIMERS.jpg

そして事件は起こるのですがゼリーさんはフジのヒットスタジオ(1988/10/13)で
公然とFM東京を放送禁止用語で罵倒する曲(偽善者の替え歌)を生放送で歌い
(ゼリーの友人である山口冨士夫の曲がFM東京とFM仙台で放送禁止にされたことと
「COVERS」収録の「サマータイム・ブルース」が放送禁止にされたことに対する反撃)


(面白いのはこの時のMCも先日テレ朝で古賀さんとやりあった古舘さんでしたね(笑)

タイマーズはフジテレビに3年間の出入り禁止となりますが
ゼリー談
「実はテレビ局は大喜びだったんですよ。怒られるかなと思ったけど、プロデューサーとか
ニコニコしてました。苦情が殺到して反響があったって」

これに対する報復としてFM東京は東芝EMIから発売直前だったユーミンの「LOVE WARS」の楽曲を
一切放送しないことを通達するなど外野は大賑わい(笑)
遺恨は続きFM東京で放送された1995年日清パワステのタイマーズ復活コンサートで
危ない用語満載の「あこがれの北朝鮮」が突然歌われ再び物議を醸したようです。

TIMERS3.jpg
(さすがにライヴ盤ではオウム関連を歌った「サリン」はカットされた模様)

売れるために企業やメディアともたれ合い伝えたいことも規制や弾圧で断念する柔な商業音楽配下の
アーチストには清志郎の思いは伝わるまい(清志郎は憂えているぞ)
清志郎リスペクトの名の元、恒例となったトリビュートライヴもいいですけど、一人ぐらい羽目外して
重要なレパートリーだったサマータイム・ブルースを歌ってもいいんじゃないですか?
今日は「清志郎」というキーワード検索で読んでくれてる方が多いと思いますが、
メディアに踊らされお祭り時だけ「清志郎は神だとか天才だとか」薄っぺらに讃える方が多く
ちょっと個人的には引きますね・・・

それとこれはちゃんと線引きした方がいいと思いますが、反原発の代弁者みたいに
清志郎の曲をプッシュする人いますけど、それは止めて欲しいですね。
清志郎は反原発の先導者みたいに自分の歌がそういう宣伝SONGに利用されるのは
快く思わないと思うんです。

彼が一番怒っていたのは「表現の自由への介入」であってもし「反原発」を唱えたいならば
清志郎に頼らず自分自身の言葉で伝えるべきだと思います。

清志郎さんは今も天国で又メディアとそれに踊らされる人へ捧げる新しい替え歌作ってるかも
しれませんね(笑)
まぁ一連の騒動を除いても遊び心満載で面白いバンドだったと思います。

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