Live In Concert/James Gang(feat Joe Walsh) - 1971.05.15 Sat
[sales data] 1971/9 (Rec:1971/5/15) [producer] James Gang [member] Joe Walsh(vo/g/Hammond B3 org) Dale Peters(vo/b/per) Jim Fox(vo/ds/g) | Live In Concert |
サードアルバム発売直後の1971年5月15日カーネギーホールでのライヴ。
1曲目の「Stop」からもの凄い音圧のクリームばりのヘヴィー・ロック炸裂です。
デイル・ピータースのベースがメル・サッチャーばりにブリブリで
下手するとよく比較されるグランド・ファンクより大音量かも(笑)
ジェームス・ギャングはハードロックなくくりで語られることが多いですが
カントリー、R&B、ブルースなど音楽幅は広く、「Take A Look Around」
「Tend My Garden」のウォルッシュのハモンドオルガンは聴きものです。
ラストの「Lost Woman」は3人のソロを取り入れた20分弱のジャムセッションですが
これがどうも突き抜けないというか・・・技量に問題があるわけではないのでしょうが
クリームの3人のような強烈な個性は感じないので、長尺インプロなんかに時間を割かずに
無難にアルバム収録曲をヘヴィ&ラウドに演奏していた方が良かったような気がします。
(当日は多分演奏されたであろう「Funk #49」が未収録なだけに選曲がなんだかなぁという感じ)
ウォルシュが最も影響を受けたギタリストはデュアン・オールマンですが
動の「You're Gonna Need Me」静の「Ashes,The Rain And I」などを聴くと
ZEPPを物凄く意識していたように思います。
ウォルシュはこのアルバムを最後にバンドを脱退して「バーンストーム」を結成します。
ウォルシュ脱退後のジェームス・ギャングはデール・ピーターズとジム・ホックスが中心となり
新ギタリストにドミニク・トライアーノ~トミー・ボーリンなどを迎え入れながら
1976年まで細々と活動しました。
(PS)
このアルバムジャケットはウケ狙いの画になっていまして、(ジャケット表)はメンバー3人が
馬でカーネギーホールに颯爽と乗りつけ、(ジャケット裏)はライヴを行った後、
管理人に怒られながら馬の糞の掃除をさせられるという構図になっています(笑)
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