2017-09

Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band(OST) - 1978.07.24 Mon









[sales data]
1978/7/24
[producer]
George Martin
[member]
Peter Frampton(vo/g)
The Bee Gees(vo)
Paul Nicholas(vo)
Dianne Steinberg and Stargard(vo)
Donald Pleasence(vo)
Jay MacIntosh(vo)
John Wheeler(vo)
Robin Gibb(vo)
Steve Martin(vo)
Frankie Howerd(vo)
George Burns(vo)
Aerosmith(vo)
Alice Cooper(vo)
Earth, Wind & Fire(vo)
Sandy Farina(vo)
Billy Preston(vo/hammond/org)
*****
Bernard Purdie(ds/per)
Max Middleton(synthe/key)
Robert Ahwai(g)
Wilbur Bascomb Jr(b)
Greg Adams(tp)
*****
Jeff Beck(g)
Larry Carlton(g)
Ray Cooper(per)
Victor Feldman(per)
David Hungate(b)
Stephen "Doc" Kupka(sax)
Francis Monkman(moog)
David Paich(key)
Jeff Porcaro(ds)
Tommy Reilly(harmonica)
Ray Russell(g)






本年(2017年)は「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」の
発売50周年ということでアニバーサリー企画アルバムがリリースされているのに便乗して
「サージェント・ペッパーズ」を題材にしたミュージカル映画ネタを。

「サージェント・ペッパーズ」が音楽史上どれほど重要かということは世界中の音楽ファンが
様々な視点で書きつくしているので割愛し、本ミュージカル映画がどのような経緯で
制作されることになったかについて整理しますと、二人のキーパーソンが登場します。

一人は「ビートルズビジネスに取り入ろうとしながら最後までその夢が叶わなかった」
ロバート・スティグウッド氏。
ビートルズが「サージェント・ペッパーズ」をリリースし音楽ビジネスの頂点に立った頃
スティグウッド氏もクリーム、ザ・フーなどのマネジメントで成功を収め
その勢いのままビートルズのマネジメントをしたいという大きな野望があり
当時のビートルズのマネージャー、ブライアン・エプスタインにすり寄ります。
エブスタインはビートルズがアルバム制作に集中するためツアーを停止してしまったため
実質仕事がなく、自分のマネジメント会社(ネムズ)が抱えるビートルズ以外のアーチストの
マネジメントが重荷になっていた窮状を肩代わりするという条件でスティグウッドの
マネジメント会社(RSO)と合併することになりますが、エプスタインの豊富な資金力を
スティグウッドの抱えるアーチストに充てるなどのやり方が反発を招き
ビートルズに関してのマネジメント一切にスティグウッドが関わることは許されず
なかなかそのチャンスが訪れなかったのですが、エプスタインが急死します。
そこで共同経営者の権利を行使しビートルズのマネジメントに名乗り出ますが
ビートルズメンバーに拒否されここにスティグウッドの夢は絶たれます。
その後、ネムズの新社長にエプスタインの弟が就任するとスティグウッドは
ネムズからビージーズを受け継ぎ再び独立しロックのミュージカルに着手し
「ヘアー」「ジーザス・クライスト・スーパースター」がヒットし
更にその手法を映画に持ち込み「サタデーナイト・フィーバー」「グリース」が
世界規模で大ヒットとなります。
そしてこれらの豊富な資金力を元に忘れ形見のビートルズのミュージカル映画を
制作することになったのです。

そしてもう一人は「ビートルズサウンドを知りつくした男」ジョージ・マーティン氏。
スティグウッド氏としてはこのミュージカル映画の核となるサウンドは
ジョージ・マーティン氏が不可欠と考え、莫大な契約金を提示したといわれますが
サウンドの全権を委任するという条件に魅力を感じたマーティンと契約。
「サージェント・ペッパーズ」と「アビイ・ロード」の収録曲を中心に選曲し
当初から映画の主役として決定していたピーター・フランプトン、ビージーズを軸に
バーナード・バーディ、ウィルバー・バスカス、マックス・ミドルトン、
ロバート・アーワイというほぼハミングバードなメンバーを基本ユニットに
ホーン・セクションにタワー・オブ・パワー
ゲストにジェフ・ベック、ラリー・カールトン、toto、エアロスミス、
アース、ウインド&ファイアーなどなど。
サウンドは全く深みのないパロディ物で「サージェント・ペッパーズ」の重みに
こだわりがある方には全く物足りないと思います(笑)

ここにスティグウッドの構想にあった三部作
50年代のR&Rを題材にした「グリース」
60年代を代表するビートルズを題材にした「サージェント・ペッパーズ」
70年代のディスコサウンドを題材にした「サタデーナイト・フィーバー」

が完成するわけですが、この映画は1,200万ドルを掛けた大作でしたが
興行的には大失敗に終わり、又してもスティグウッド氏のビートルズの掛ける想いは
空振りとなります。

その失敗の原因についてジョージ・マーティン談
「サージェント・ペッパーズを演じることができるバンドは後にも先にも唯一つしかない」

映画は失敗しましたが、サントラは参加ミュージシャンの豪華さからシングルヒットも生まれ
バカ売れしましたことを追記しておきます(笑)

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