2017-07

実況録音大全1977-1986[第2巻]/遠藤賢司 - 2010.01.22 Fri









[sales data]
2010/1/22
[producer]
サミー前田
関端ひかる(遠藤賢司仕事室)




大名盤「東京ワッショイ」発表直前1977年~「オムライス」(1983年)制作以降1986年までの
エンケン自宅保有の自宅録音デモ&未発表テイクやライヴ音源集(CD+DVD10枚組BOX第2弾!)

編集作業を担当したサミー前田さんによると1977年~1984年頃の発掘音源が非常に少なく
1980&1981年に至っては全く見つからなかったとのこと。
しかし1985年以降の秘蔵音源は宅録を含み充実しており「オムライス」リリース後、
遠藤賢司バンド結成までの活動はあまり知られていなかったので、結果的にその空白時期を
補足することができています。

[第一章]
1979~1982年 みなさんありがとう!~四人囃子の仲間たち~ウシャコダ~平山みき~美空どれみ~怪奇大作戦!

[member]
遠藤賢司/佐久間正英/佐藤ミツル/長沢ヒロ/牧野哲人/伊藤雅視/中島幸雄/ウシャコダ/美空どれみ
平山ミキ

[1978年](エンケン31歳)
ワルツのメニューにエンケン考案「特許ピラミッドカレー」登場

[1979年](エンケン32歳)
1月 「東京ワッショイ」リリース

この頃エンケンはレイジーの「男だけのファンクラブ」会長を務めており、そのレイジーと
共演したラジオ公開番組の音源収録(何とカラオケ(笑)
ファン公募で音源を捜せばレイジーをバックに歌うエンケンという代物もありそうな気が・・・

[第ニ章]
1977&1978年 この時「東京ワッショイ」録音真最中~元祖ハードフォーク独演会~B・ディランに捧ぐメロディ~

[member]
遠藤賢司

「東京ワッショイ」制作過程を知る上での貴重なライヴ(1978年8月28日渋谷ワルツ)
(ボブ・ディラン初来日祝いの楽曲(ボブ・ディランに捧ぐメロディ)のみ1977年12月25日渋谷ワルツ)
「HARD FOLK KENJI」リリース後、フォーク&ロックがニューミュージックへ流れていく風潮に嫌気がさし
(そういえばニューミュージックという言葉が当てはまる作品はエンケンにはありませんね)
音楽を辞めようと思ったこともあるそうですが、セックス・ピストルズやクラフトワークの音楽に鼓舞され、
パンク&テクノ、ニューウエイヴ期にフォークギターをエレキに持ち替えたエンケンがスパークする様子が
わかりますが、どちらかというと純フォーク派が多かったであろうファンはこのエンケンの大転換に
どう反応したのか興味あるところです
又非常に珍しい「カレーライス」のエレキバージョンが収録されています

[第三章]
1979年 「東京ワッショイ」発売記念ライブ!~純音楽の友~佐久間正英~ごめんね!でも有難うPANTA!
~僕のお父さんだ!

[member]
遠藤賢司/佐久間正英/PANTA

1979年3~5月、都内複数箇所で行われた「東京ワッショイ」発売記念ライヴをまとめたもので
面白ネタではアルバムを聴いたPANTAがその感動を伝えにエンケン宅にバイクでかけつけたとのことで、
3月31日渋谷ワルツにはゲストで登場し、エンケンの提案で女装で登場し「真知子巻き」までして
「哀愁の東京タワー」をデュエット披露(冒頭PANTAのご子息の「僕のお父さんだ!」という声まで収録(笑)
又ちょろっとですが「満足できるかな」の間奏部分に四人囃子の「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」が
挿入されたことはマニアック度が高いです

[第四章]
1982~1984年 ずうっと仲良し晴晴コンビ~細野晴臣&越美晴~ずうっと仲良し飲み友達~タイムスリップ

[member]
遠藤賢司/タイムスリップ(佐野史郎/嶋田久作/石川マキ/夢野ワンダ)細野晴臣/越美晴

[1980年](エンケン33歳)

5月 「宇宙防衛軍」リリース

[1981年](エンケン34歳)

ザ・ツービートのシングル「俺は絶対テクニシャン」の作曲担当
(作詞は来生えつこ編曲は東京おとぼけCats)



[1982年](エンケン35歳)

6月 映画「ヘリウッド」に主演出演
   この映画は「東京ワッショイ」「宇宙防衛軍」に感銘を受け脚本を書いたという
   長嶺高文監督作品



[1983年](エンケン36歳)

9月 「オムライス」リリース
  キャッチコピーは「今、エンケンが四畳半フォークから3LDKテクノフォークへ」(笑)
「エンケン」と呼称されるようになったのはこのアルバムからです

1984年11月22日(渋谷TAKE OFF7)のライヴが中心でこの頃から佐野史郎氏が在籍していた
タイムスリップとの共演が多かったようです



セットリストで「東京ワッショイ」「宇宙防衛軍」の曲が外れ「満足できるかな」からの選曲が
中心なのが珍しい

[第五章](エンケン38歳)
1985年 佐野史郎、嶋田久作、石川真希、夢野ワンダによる怪綺音楽団タイムスリップ+飴屋法水と踊ろよベイビー

[member]
遠藤賢司/タイムスリップ(佐野史郎/嶋田久作/石川マキ/夢野ワンダ)/飴屋法水

この頃は渋谷エッグマンを中心に活動していたようで、毎回ゲストを招きガロ(マーク&トミー)
かまやつひろし、加藤かつみとのセッションも行われています
「踊ろよベイビー」のリンドラムは東京グランギニョルを主催していた飴屋法水氏の操作

[第六章](エンケン39歳)
1986年 ひとりぼっちの熱狂ライヴ!史上最長寿のロックンローラー

[member]
遠藤賢司

1983年の「オムライス」リリース以降、アルバムリリースがなかったのでエンケン音楽史は空白期でしたが
人知れず小さな小屋でハイテンションのライヴ活動を精力的に行っていたのがわかります
小説を書く感覚で「長編ロック」を次々と創作していた頃で1986年11月1日石川県七尾市総合市民体育館
「輪島大士対タイガー・ジェットシン」をTV観戦したことが「輪島の瞳」誕生の契機となり、
「史上最長寿のロックンローラー」「俺は寂しくなんかない」「ラーメンライスで乾杯」など続々誕生
独演のため演奏サポートにリズムボックスを使用し始め、マーシャルアンプ+エレキの轟音弾き語りの
スタイルが後のエンケンバンドの礎になっているようです
        
[第七章](エンケン39歳)
1986年 または激情満膣演奏団タイムスリップと~外は雨だよ

[member]
遠藤賢司/タイムスリップ

チェルノブイル原発事故直後のライヴでは「プンプンプン」「終わりの来る前に」という
この頃では珍しい演奏が聴けます
エンケンはトランス状態に入ると、即興で恐ろしいギターソロを弾くことがあるのですが
特に「外は雨だよ」を演奏する時にそれを聴くことが多いのですが、この盤のタイムスリップとの
共演音源でもなかなかの鬼ソロを披露しています

[第八章](1982/83/85年)
1LDKテクノフォーク時代その1 最新鋭4chカセット録音機器による自宅録音~今日はいい日みたい

[member]
遠藤賢司/岡野ハジメ

後に発表された曲やライヴのみで演奏されたデモ音源
「どうしてそんなにかわいいの」のベースは岡野ハジメ
「ロンリーシャドー」はテレビ映画「影の軍団」の主題歌用に書き下ろしたものの不採用(苦笑)

[第九章](1983/86年)
1LDKテクノフォーク時代その2 最新鋭4chカセット録音機器による自宅録音~水の中のクラシック

[member]
遠藤賢司/福田(友人)

「オムライス」リリース後、細野氏やクラフトワークの影響で?エンケンがシンセでアンビエント物を作る可能性が
あったことを知る楽曲群(「21世紀のエンヤートット」のプロタイプ完成)が収録されています

[第十章](DVD)1984年
お買上げ、報恩感謝、初笑い押入奥発掘総天然色短編映画!エンケン主演・振付、脚本、演出!

[member]
遠藤賢司

1984年5月27日広島県呉市民会館で行われた海上保安大学校学生祭

エンケンの言う「純音楽」とは本来はこの映像の中に収録されているものだと思います
最近では世間ではバカにされる向きもありますが「一生懸命、まじめに本気をさらけ出す」
これが「純音楽」の本質だったと思います
(後に「輪島の瞳」の一説で歌われますがその件はまた後日)

褌一丁でグレッチ片手にアンプを背負い荒れ狂う日本海に向かって感電死覚悟で爆音を轟かす
そんなエンケンが大好きでした・・・・

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