2017-09

6年目のアンパンのマーチ~被災者の心に残る音楽~ - 2017.03.11 Sat

被災地から「アンパンのマーチ」の歌声が聴こえるようになったら、
初めて心の復興が始まった証になるのではないでしょうかと書いて今年でもう6年です。

3.11震災日前後となると多くのTV特番が組まれるのですが、どの番組も問題として上げているのが、
時間の経過と共に風化していく記憶の継承の難しさという点です。

人間は忘れる能力もあるから、困難からも立ち上がれるとも考えられるのですが
記憶を風化させないため、モニュメントを意図的に木製にして4年経過ごとに
リニューアルするなどの工夫をしているところもあるようです。

これも特番で紹介されていた事例ですが、津波から非難し不安だらけの夜を過ごす時に
卒業式で歌う予定だった川嶋あいさんの「旅立ちの日に」を有志で歌いその場が少し和み
歌っていた若者の一人は6年経った今でも記憶に残る曲だと語っていました。



ところで皆さんEPOさんを覚えてらっしゃいますでしょうか?
そうですね、ヒット曲だと「う、ふ、ふ、ふ」とか。

音楽が困難に立ち向かえる利点は「プロパガンダ」一点と先に結論づけたのですが
このEPOさんが担当するFM番組で「光になった馬」というファンクラブ通信のために
作った話
を旦那の宮川雅彦さんが朗読したところ、実際に震災でお子様二人を亡くされた
お母様が聴いてとある場所に詳細を知りたいと投稿したところそれがEPOさんの耳に入り、
このお母様と間接的に情報交換を経て、ご不幸な事情に配慮しながらCD BOOKとして
商品化されました。



このお子さんを亡くした両親がこの作品のライヴで初めてEPOさんと対面した時、
夫婦で新しい命を作る決意を語られたと嬉しそうにお話されていました。



内容は「無償の愛」に満ちており、行間から膨らむイメージは本当に素晴らしく、
もっと多くの方に知っていただきたいと思うのですが、その役割を果たすべく商業音楽と
べったりのメディアが大きく取り上げるはずもなく知る人ぞ知る的音楽に留まってしまっているのが
とても残念です。

世界でも有数のランキング大好きな国民性はメディアの大量スポットに簡単に洗脳され
自分の感性よりも「周囲」と同調する傾向で、ランキング圏外のものには興味を示さない。
メディア垂れ流しの情報を鵜呑みにして、疑問も持たずそれをありがたがって享受する状況は
とても気持ち悪いのですが、近年の賞摂り受賞曲が握手権を抜いた新品の状態で中古屋さんに
屑値で山売りされている現実はno problem。

「売れれば良い」の商業音楽の臨界点といいましょうか長年、多くのアーチストが築きあげてきた
邦楽のプライドは完全にメルトダウンしました(苦笑)

いつの間に「いいたいこと」「歌いたいこと」は周りを気にしながら事務所の検閲が要るように
なってしまったのでしょうか(ここは検閲の厳しい中国かと・・・)

スポンサーに害が及ぶような不都合な情報には触らず万人が同調しうる当たり障りのない
無難な発言を繰り返し思考停止を促進させるコメンテーターを使って情報操作していることを
恥ずかしいと思わないのでしょうか。

思いつきで加筆しているので話が脱線気味ですが(苦笑)この「愛」というキーワードの可能性を考えるに
最近のJ-POPSがテーマとして扱う「愛」は自信がない無責任なその場凌ぎの政治家の言葉と
同質でアダルトビデオの擬似&モザイクな「瞬間接着肉欲快楽系」なので全く別物ですが
音楽に限りませんが、忘己利他な純粋な言葉(言魂)は確実に人の心の琴線に響くのだということを
改めて思い直し「プロパガンダ一点」という結論は早計であることを反省し
記憶に残る曲というのは「代表曲」である必要はなく、当事者一人一人にとって思い思いの曲が
記憶に残っていればよいという思いに至りました。



以前「魂の兄弟たち」のアルバムの項でも記しましたが、スリ・モンチイ氏のお言葉を再記します。

「わたしたちは常にひとりの人間と他の人間とを隔てる障壁を感じている。
わたしたちは誠意と魂を込めて意思をわかちあうことができないのである。
一体何故だろうか?何故なら私たちには愛が不足しているからだ。
愛こそ世界の他の部分と自己、つまり神の全き創造物と自己とを一体化する唯一無比のものである。
魂のこもった真実の愛こそこの堅固たる双璧を破壊できるのだ」

あなたの心に残る音楽は何ですか?
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