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2020-05

Circus Town/山下達郎 - 1976.12.25 Sat









[sales data]
1976/12/25
[producer]
Charles Calello(New York Side)
Jimmy Seiter(Los Angels Side)
John Seiter(Los Angels Side)
[member]
山下達郎(vo/g/etc)
New York Side
Allan Schwartzberg(ds)
Will Lee(b)
Jeff Mironov(g)
John Toropea(g)
Pat Rebillot(p)
Jimmy Maelen(per)
David Maelens(vibraphone)
Randy Brecker(tp)
John Faddis(tp)
David Taylor(trombone)
Wayne Andre(trombone)
George Marge(sax/piccolo)
Louis Marini(sax)
Rameo Penque(sax)
Gene Orloff(strings master)
Los Angels Side
John Seite(ds)
Kenny Altman(b)
John Hobbs(p)
Billy Walker(g)
Jerry Yester(bvo)

yamashita.jpg


今でこそBIG NAMEな山下達郎さんも、もし一歩間違えればここまで自身の才能を
スパークできなかったであろうという偉大なキャリアのスタート上、最重要なデビュー盤。

まずデビュー盤からして海外レコーディング、それもかなりランクの高いミュージシャンが
参加していることから「達郎はデビュー時から相当期待されていたんだな」と思っている方が
多いと思うのですが、実情は少々異なりかなり大バクチ的なものだったようです。
(以下Wikiの記事から抜粋)

そもそもソロ活動は本人が望んだことではなく、シュガーベイブの活動が軌道に乗らず
(達郎テイストなマニア趣味的な音楽性が一般受けせず)失意のまま仕方なくソロでの活動を
余儀なくされたものの方向性を見失っていたようです。

そこで一発奮起し、自分が聴いて育ってきたアメリカン・ヒット・パレードの真ん中で
自分の音を鳴らしたら、どんなものが出来上がるのか?
プロデューサー、アレンジャー、ミュージシャンからスタジオやエンジニアまで自分で指定して、
その上に自分の曲と歌を乗せてみたら自分の予測値と現実はどのくらいの誤差が生じるのか?

海外レコーディングを絶対条件としたアルバム制作プランを実現するため
ソロ契約を結びたいというレコード会社数社と交渉するも、当時の海外レコーディングは
一般的ではなくミュージシャンやスタジオ交渉など現地でのコーディネートが難しい上に
当時の達郎さんのセールス実績では採算が取れないと交渉が難航する中
RVCの小杉理宇造氏(現ジャニーズ・エンタテイメント代表取締役社長)だけが理解を示し、
ニューヨークでの留学生活の経験を生かして単身渡米し、達郎氏が指名したプロデューサー数人と
直接交渉の結果、第一候補だったチャーリー・カレロ氏のOKを得て話を決めるも
予算の関係でアルバム1枚全部をニューヨークでというのは不可能なので、チャーリー・カレロ氏の
口ききでジョン・サイター氏(スパンキー・アンド・アワ・ギャングやタートルズのメンバーで
達郎の大好きなミュージシャン)が紹介され半分をロスで録音する運びとなり
ソロ・デビュー・アルバムの準備が整います。

ニューヨーク録音は曲者ミュージシャン揃いでフレンドリーな雰囲気ではないが、
仕事はきっちりこなすプロのお仕事のおかげでスピーカーから出て来た音が自分が考えたイメージと
ほぼ同じだったことに安堵したとのこと。
対して予算の都合でロス録音となった制作現場はフレンドリーなものの機材が古く
ジョン・サイターが連れてきたメンバーが自分の欲する音を出してくれないことに失望し
ロス録音を断念しようかという間際にケニー・アルトマンやビリー・ウォーカーが参加することになり
なんとかリズムを録り終えることができたとのことです。

アルバム発売当時こそセールスはパッとしませんでしたが、このアルバム制作過程で
小杉理宇造とチャーリー・カレロという二人の人物の理解がなければ今の達郎は存在しないと
言い切れるほど、この海外レコーディングの体験はポップス・マニアだった達郎氏の
音楽的方向性に決定的な転換を与える結果となりました。

山下談
「あの体験がなければ、新しいものには見向きもしないで、恐らく自分が十代に聴いて感動した音楽を
追いかけて、オールディーズ少年をやっていただろうな。重要なのはそういうことじゃなくて、
ドゥーワップ好きでもラップはできる、こんな感じかなって思った」



多分、海外レコーディングへの強い欲望ははっぴいえんど時代海外レコーディングで自分の音楽性を確立した
師匠の大瀧詠一氏
の影響だと思うのですが、今では情報も発達し、メールでの音楽のやり取りも簡単な時代に
旅行気分でわざわざ行くだけの海外レコーディングからは新しい音楽は生まれないかもしれませんね・・・

ootaki.jpg
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