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2020-05

[訃報]フローリアン・シュナイダーさん(クラフトワーク)死去 - 2020.05.07 Thu

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[News]

ラルフ・ヒュッターさんによるとフロリアン・シュナイダーさんが73歳の誕生日を迎えたばかりの
5月6日、癌で亡くなったとのことです。

1977年「Trans-Europe Express」がボウイの「Station to Station」にインスパイアされたことで
両者の間でリスペクトが育まれ、ボウイの「Heroes」に収録された「V-2 Schneider」は
シュナイダーさんへの頌歌となりました(合掌)

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Kenny Burrell & John Coltrane - 2020.05.09 Sat









[sales data]
1958
(Rec:1958/3/7)
[member]
Kenny Burrell(g)
John Coltrane(sax)
Yommy Flanagan(p)
Paul Chambers(b)
Jimmy Cobb(ds)



ジャズに興味があるものの何から聴いたら良いのか分からずオロオロしていた頃
取り合えずジャズ本で無数に紹介されている「永遠の一枚」というものの中に
「ジョン・コルトレーン」や「ビル・エヴァンス」という御大の名がついた作品が数多くあったので、
取りあえず買って聴いてみるものの全くジャスの耳が出来ていない自分にはかなり敷居が高い
難しい音楽だと感じてしまい、ジャズコンプレックスが益々高まりジャズを遠ざけたばかりか
未だに「ジョン・コルトレーン」や「ビル・エヴァンス」の城壁を崩せないでいるのですが、
最近はちょっと戦法を変えて、興味のあるミュージシャンとの共演盤ならどこかに付け入るスキが
あるのではないかとまず始めたのがこれです(笑)

ジャズ・ギターの歴史で黒人ギタリストというのはチャーリー・クリスチャン以降
長い空白があり、そこに躍り出たのがケニー・バレルさんです。

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この頃のコルトレーンは色々なデュオ作品を数多く残したわりにはギタリストと共演した
アルバムというのはこれぐらいしかないらしく、コルトレーンさんがケニー・バレルの
ブルースフィーリングに惚れ込んだという感じで、一連のコルトレーン作品の中でも
非常に聴きやすいです。

「Why Was I Born?」のようなデュオ演奏はいうまでもない名演ですが、
ジャズが苦手な頃、こういう音楽を聴いて浮かんだ風景は「わけのわからないスウイングジャズが
客のリクエストで延々流れるジャズ喫茶」だったのですが、今はおぼろげながらもステージ上の
演奏シーンが浮かんでくるまでに成長しました(エッヘン!)

Portrait in Jazz/Bill Evans - 2020.05.09 Sat









[sales data]
1960
(Rec:1959/12/28)
[producer]
Orrin Keepnews
[member]
Bill Evans(p)
Scott LaFaro(b)
Paul Motian(ds)



md_202005050854146dd.jpg

「カインド・オブ・ブルー」はマイルスがモード手法を完成させた名盤中の名盤と評されていますが、
その中心的な役割を果たしたのがビル・エヴァンス。

エヴァンスはマイルスバンドというビバップのバンドで、モード(旋法)するのではなく、
新しいモードジャズをするためのコンボを実現するためバンドを離れ(マイルス大怒(笑)
トリオ編成で録音した作品。

自分なりに「モード手法」というのを解釈すると今までのジャズで和音(コード)進行で行う即興演奏は、
多くの美メロを産み出した半面、コードから外れた音が使えないなど制約があるため
繰り返せば繰り返すほどパターン化したアドリブがマンネリに陥るという現象が起こるようになったため
コード進行を主体としない、モードに基づく旋律による進行に変更した結果
飛躍的に演奏の自由度が増し、メロディの選択肢も増えた。
(現代ジャズの発展という視点ではエヴァンスとコルトレーンがマイルスを離れる契機となった手法)

という感じでしょうか(自信なし)

「モードの原理を理解していなければ現代ジャズはわからない」という評論家の方もいますが
まぁ堅いこと抜きで、音楽は楽しめればそれでOK!です。



「ブルー・イン・グリーン」は「カインド・オブ・ブルー」のセルフカバーですが
「カインド・オブ・ブルー」は、マイルスが作ったことになっていますが実質的には
エヴァンスの貢献が大きい曲であり、本作ではエヴァンスとマイルスの共作として
クレジットされています。

Waltz for Debby/Bill Evans - 2020.05.09 Sat









[sales data]
1961
(Rec:1961/6/25)
[producer]
Orrin Keepnews
[member]
Bill Evans(p)
Scott LaFaro(b)
Paul Motian(ds)



この頃ビル・エヴァンス・トリオは「ヴィレッジ・ヴァンガード」でのライブを行なっており
1961年6月に行なわれた連続ライブ最終日(6月25日)のライブ音源。

日本では特に大ヒットし、ジャズファンの一家に1枚な作品です。



タイトル曲「ワルツ・フォー・デビイ」は、エヴァンスさんが1956年に
当時まだ2歳の姪デビイちゃんに捧げたもので「ニュー・ジャズ・コンセプション」に
収録されていますが、この曲が有名になったのはこのライブ演奏によってで
今では超有名なジャズ・スタンダードナンバーになりました。



実はこのライヴの11日後の7月6日、ビルの片腕スコット・ラファロさんが交通事故で
亡くなってしまいます(享年25歳)

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この日のライヴ音源で、スコットさんのベース・プレイが目立っているものを
「サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード」という追悼盤として先行発売し、
残りのテイクを本作に収録したという経緯があるようなので是非、
合わせてお楽しみください。

Here 'Tis/Lou Donaldson - 2020.05.10 Sun









[sales data]
1961
(Rec:1961/1/23)
[producer]
Alfred Lion
[member]
Lou Donaldson(sax)
Baby Face Willette(org)
Grant Green(g)
Dave Bailey(ds)



ルー・ドナルドソンが自身のアルバムに初めてオルガンを導入した作品です。

Lou Donaldson

「今回参加している奴らは、長い間R&Bを演奏してきた連中だから、ソウルが何かをしっている。」

オルガンに「ベイビー・フェイス・ウィレット」ドラムに「デイブ・ベイリー」
そして個人的な目玉の「グラント・グリーン」。

音楽を顔で弾く「ベイビー・フェイス・ウィレット」もグラント同様ドナルドソンに見出された
新人ミュージシャンで、両人共にドナルドソンに遠慮してか?かなり控えめなバッキングですが
この二人はゴスペルフィーリングで共鳴し、互いのソロアルバムで複数回共演します。

ドナルドソン学校はこの後、ジョージ・ベンソン、ジミー・スミス、チャールズ・アーランド、
メルヴィン・スパークス、アイドリアス・ムハマンドなどジャズファンクなメンバーを
数多く輩出し、後のオルガンブームもあり、ドナルドソンをジャズファンクの祖と考える
音楽評論家も多いようです。



ドナルドソン&グリーン名義の「Cool Blues」は「Here 'Tis」にブラザー・ジャック・マクダフとの
セッションを追加したものです

Grant First Stand/Grant Green - 2020.05.10 Sun









[sales data]
1961/5
[producer]
Alfred Lion
[member]
Grant Green(g)
Baby Face Willette(org)
Ben Dixon(ds)



グリーンさんは12歳から音楽活動を始め、当初はブギウギやロックンロールを演奏していましが、 
チャーリー・クリスチャン、チャーリー・パーカー等の影響を受け、ジャズに傾倒。 
ジミー・フォレストの作品に初レコーディングで参加した後、地元セントルイスで活躍中
ルー・ドナルドソンのツアーに参加。 59~60?年頃にそのドナルドソンに誘われニューヨークに進出し、
ドナルドソンの紹介でブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンと出会いブルーノートと契約し
リリースしたデビューアルバム。

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グラント・グリーンさんはビ・バップ、モードジャズ、ジャズファンクと年代ごとにプレイスタイルを変えたため
モダンジャズ・ファンだけにとどまらず幅広いファンがいるそうです。
(ギタープレイの特徴は、一貫してシングル・コイルを搭載したギターを使用しており、
シングル・コイル独特の音色が彼のトレードマーク)

ドナルドソンの「Here 'Tis」では大人しめだったグラントもベイビー・フェイスも
遠慮がとれて元気一杯です(笑)

この頃は楽器の掛け合いというスタイルがなかったのか?ギターとオルガンのバトルはなく
それぞれがきっちり持ち時間のソロパートをこなすという感じで、その意味での
グルーヴ感はありませんが、ギターとオルガンの相性の良さは十分使わるジャズファンクです。



アルフレッド・ライオンさんがブルージーなジャズ演奏が好きだったこともあり
黒人ギタリストとしてケニー・バレル同様大変気にいられ、1961年だけでソロアルバムを6枚
(サイドマンとして9枚)録音しています。

Face to Face/Baby Face Willette - 2020.05.11 Mon









[sales data]
1961
(Rec:1961/1/30)
[producer]
Alfred Lion
[member]
Baby Face Willette(ORG)
Grant Green(g)
Fred Jackson(sax)
Ben Dixon(ds)



アルフレッド・ライオンさんがブルーノート期待の新人としてグラント・グリーンと一緒に
売り出したベイビー・フェイス・ウィレットさんの初ソロアルバム。

オルガン奏者はそれこそ星の数ほどいて、どこから切り込んでいったら良いのやらの
混沌状態なのですが、「コテコテデラックス」というジャズ批評別冊で1頁目に
「音楽は顔で聴け」という記事で紹介されていた方なので、聴く前からワクワクです。

ウィレットさんが表舞台に出たのはグラントとセット売りが始まったこの頃なのですが、
その音楽キャリアはかなり前からで10代後半からピアニストとしてR&Bグループ、
ゴスペルグループなどで15年近く定住地を持たずアメリカ全土、キューバ、カナダ東部など
広範囲に活動していたそうです。
(無名で安ギャラだったため、日銭を稼ぐため仕事の依頼がある所を転々していたとのこと)
そしてシカゴの教会オルガン奏者メイフィールド・ウッズとハーマン・スティーヴンズの
演奏を聴いてピアノよりも感覚的に訴えてくるオルガンの素晴らしさに目覚め
オルガン奏者に転向します。

6曲中5曲が自身のオリジナル曲でコテコテなオルガンジャズ奏者よりやや音の線が細い
印象ですが、全編ブルーノートらしくないR&Bでアーシーな演奏を繰り出しています。

ウィレット談
「ジャズもR&Bもたいして違いはないと思うよ。教会音楽だって同じさ。ジャズの起源は
そういった音楽なのだから」

このコンボは他人の引き立て役が集まった感じで、「俺が俺が」のインパクトが薄い反面、
フレッド・ジャクソンさんを除く3人はルー・ドナルドソンなどのアルバムでスタイルを固め
とても演奏がまとまっていると思います。

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本作のグラント・グリーンさんのギターは録音状態のせいか珍しくギター音が歪んでいます。
そしてグラントさん以上にノリノリなフレッド・ジャクソンさんのサックスが炸裂で
やさぐれ感一杯の「Goin Down」が聴き物です。

Green Street/Grant Green - 2020.05.11 Mon









[sales data]
1961/10
(Rec:1961/4/1)
[producer]
Alfred Lion
[member]
Grant Green(g)
Ben Tucke(b)
Dave Bailey(ds)



ギター、ベース、ドラムのトリオ演奏で7分から9分と長めの曲が5曲。

途中音飛びしてるのか?と思うほど同じフレーズの繰り返しもあるのですが
コードをほとんど弾かず、単音中心の太っといギターで歌いまくるグリーンさん。
これが実に心地良い。

特に難しいことをしているわけではないですが、一人黙々ギターを弾いていて
テンションアゲアゲで演奏が熱を帯びることなく、淡々と同じテンションをキープしながら
ギターフレットを滑走。

ジョンスコ談
「当時はスピードがすべてだった反面、グリーンはまるですべてを速度を落とした感じで
プレイしていました。彼は実際には強烈にスイングしていたんだということが分かったのは、
実は暫く経ってからだったんだ。ボストンのConnelly’sでオルガン入りのグループでの
グリーンの演奏を見たことがあって、ほとんどの曲はファンクだったんだ。
グリーンには止めようにも止まらない強力なスイング感があったんだね。」

ジョージ・ベンソン談
「あなたは私よりも優れたギタープレーヤーですよ。いや、これは適切な言い方ではないですね、
グラント。実際は、聴衆が私をあなた以上の存在にしたて上げているんだ。
私は自分が一番のジャズギタリストだって言っては回らないからね。
私にはあなたグラントが一番のギタリストなんだって分かってるからさ。」

Stop and Listen/Baby Face Willette - 2020.05.12 Tue









[sales data]
1961
(Rec:1961/5/22)
[producer]
Alfred Lion
[member]
Baby Face Willette(org)
Grant Green(g)
Ben Dixon(ds)



ベイビー・フェイス・ウィレットの2作目は交じりっけなしのオルガントリオ。

アルフレッド・ライオン談
「わたしはジミー・スミスがいれば十分だったが、彼は年々スターになっていく。
そのうちブルーノートから離れる予感もあった。ウィレットのプレイはジミーに比べれば、
断然ソウル・ミュージック寄りで、そこに好感が持てた。同じタイプだったらレコードが作らない。
ブルーノートに二人のジミー・スミスは必要ないからね」

アルフレッドさんの力の入れようが分かりますが、似たりよったりのR&Bにオルガンを
乗せてるだけなので、このアルバムはギターのグラントさんが主役になってしまっていて、
ただでさえ人材過多で混沌とするオルガンジャズ分野で自己主張の弱いウィレットさんが
生き残る術はなかったのかもしれません。



ウィレットさんはこの後、何故かブルーノートを去ってしまったためグラントの相棒が
ジョン・パットンに入れ替わります。

この後、シカゴに戻り地元クラブで活動し、アーゴで復帰するまで4年が経過します。

[訃報]浅野孝已さん(ゴダイゴ)死去 - 2020.05.12 Tue

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関係者によると12日の朝、家族が自宅で倒れている浅野さんを発見し
救急搬送されたが、死亡が確認されたとのことです(享年68歳)

浅野さんは2週間前まで入院していそうですが、前日までは元気な姿を見せていたとの
ことです。
(合掌)

Sunday Mornin'/Grant Green - 2020.05.12 Tue









[sales data]
1962/11
(Rec:1961/6/4)
[producer]
Alfred Lion
[member]
Grant Green(g)
Kenny Drew(p)
Ben Tucker(b)
Ben Dixon(ds)



ケニー・ドリュー(コルトレーンのBlue Trainでピアノ弾いてた人)が参加しているため
いつものグラント作品よりもお洒落で都会的な内容です。

このアルバムはジャケットがいじられるネタになっているようで、
「Sunday Morningという名の月曜出社のサラリーマンやないけ!」と(苦笑)

ジャケ買いの一枚には絶対にならないと思いますが、オルガントリオのイメージが強い
グラントさんとピアノが意外と合うんですね、これが。



アルフレッド・ライオンに見初められて最初に録音した「First Session」のピアノには
ウィントン・ケリーとソニー・クラークが参加していましたが、グリーンのギターを
活かしているかというと疑問でその意味で長年お蔵入りしていたのかもしれません。

Undercurrent/Bill Evans Jim Hall - 2020.05.13 Wed









[sales data]
1962/8
[producer]
Alan Douglas
[member]
Bill Evans(p)
Jim Hall(g)



大ヒットアルバム「Waltz for Debby」に次ぐアルバムはジム・ホールさんとのデュオ作品。

これまた耽美なジャケットがとても印象的なアルバムですが、予想していた静的で
ゆったりしたバラード作品なのかなと思って聴いたら、1曲目の「My Funny Valentine」
二人の熱いインタープレイが流れてきてびっくり。

これ以降はスローなバラード曲が続くのですが、ジャズな耳ができていない頃は
リズム楽器を使っていないので、ノリが悪く退屈なアルバムだなと勘違いしてましたが、
「決してノリで聴くアルバムではありません」(当たり前ですが(苦笑)

ただジャズ名盤だからと言って万人受けする内容でもありませんので、
ジャズを聴き始めてジャズとピアノのデュオ作品をお探しの方にはグラント・グリーンと
ケニー・ドリューの「Sunday Mornin'」をお勧めします。
(何より興味持った音楽ジャンルは入り口が大事です(笑)

以前、何かのアルバム評にも書いたのですが、購入したCDはボーナストラックが
4曲も収録されているのですが、こういうことするとオリジナルアルバム6曲で完結していた
ジャズの深みは台無しなんじゃないでしょうか。
アナログ盤で繰り返し聴いていた方々の悲鳴が聞こえてきます(苦笑)

Grantstand/Grant Green - 2020.05.13 Wed









[sales data]
1962/4
(Rec:1961/8/1)
[producer]
Alfred Lion
[member]
Grant Green(g)
Yusef Lateef(sax/fl)
Brother Jack McDuff(org)
Al Harewood(ds)
Ben Tucker(b)



「グラントさんにはオルガンがよく似合う」

1961年のグラントさんは実に6枚のアルバムを録音しているのですが、色々なコンボを
試していたようで本作はジャック・マクダフさんのオルガンとユセフ・ラティーフの管楽器が
取り入れられています。

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ジャック・マクダフさんは当時のプレステッジでソウルジャズブームを牽引し一時代を
築いた功労者で人気ギタリストの共演作品が多く、グラント・グリーン、ケニー・バレル、
ジョージ・ベンソン、メルヴィン・スパークスなどグラント直系の黒人骨太ギタリストは
皆マクダフさんに育てられたと言っても過言ではありません。
マクダフさんの魅力は何と言っても高速スピードのフットペダルベース。
普段、マイペースなグラントさんもついつい釣られてグルーヴしちゃってます(笑)



マルチ・リード奏者のユセフ・ラティーフさんは1940年代に既にプロのテナー奏者として
活躍していましたが、1950年にイスラム教に改宗して(改名して)からマンハッタン音楽院に通い
作曲を学んだり、フルートを練習し始めたりしたそうで、我流が当たり前のジャズ界では
みっちり音楽理論を携えた珍しいタイプだったようです。
コルトレーンに東洋思想を植え込んだのもラティーフさんとされているようですが
2013年12月23日にお亡くなりになっています(合掌)

Born to Be Blue/Grant Green - 2020.05.14 Thu









[sales data]
1985
(Rec:1961/12/11&1962/3/1)
[producer]
Alfred Lion
[member]
Grant Green(g)
Ike Quebec(sax)
Sonny Clark(p)
Sam Jones(b)
Louis Hayes(ds)



1985年に発掘された1962年録音作品。

これもグラントさんが様々なコンボの組み換えを行っていた頃でアイク・ケベック、
ソニー・クラーク、サム・ジョーンズ、ルイス・ヘイズとジャズファンにお馴染みの超豪華面子揃い。

何故このメンバーでの録音が長年お蔵入りしていたのか分かりませんが、
1曲目の「いつか王子様が」からご機嫌です。
この曲はマイルスの演奏が決定版とされていますが、本作のアレンジもなかなか
侮れませんよ!



この作品はグラントさんよりもケベックさんが目立っている気がするのですが
ケベックさんは1940年代から活躍されているベテランですが、50年代は薬物依存症で活動が不定期で
残っている音源は少ないのですが、10年近いブランクがあったケベックさんをブルーノートに
引っ張ってきて蘇らせたのもアルフレッド・ライオンさんだったようです。



1962年、グラント、ケベック、クラークは共演音源を複数録音していますが
奇しくもアイク・ケベック、ソニー・クラークの両人は翌年(1963)お亡くなりに
なっています。

 

The Natural Soul/Lou Donaldson - 2020.05.14 Thu









[sales data]
1963/3
(Rec:1962/5)
[producer]
Alfred Lion
[member]
Lou Donaldson(sax)
Tommy Turrentine(tp)
Grant Green(g)
Big John Patton(org)
Ben Dixon(ds)



本作に参加しているグラント・グリーン、ジョン・パットン、ベン・ディクソンの3人は
マジックトライアングルと呼ばれ、ソウル・ジャズの分野では最強のオルガントリオと
いわれているそうです。
(ジョン・パットンはこの作品がブルーノートデビュー作でご挨拶代わりに
「Funky Mama」を持ち込んでいます>ジャケットがファンキー・ママ?(笑)

ハードバップ寄りの作品は鼻唄のような親しみがある反面、深みがないと考えられてか
ジャズの中では異端の扱いのような気もしますが、むしろジャズを聴いてみようかなと
思っているジャズ若葉マークの方はこのジャンルから始めることをお薦めします。
いきなりコルトレーンやマイルスから聴き始める必要は全くありません。
好きなミュージシャンが一人でも見つかれば、その興味の枝葉はどんどん伸びて
ジャズ作品を貪り聴くようになり、そしていつしかそれはコルトレーンやマイルスに
辿り着く仕組みになってます(笑)

「深みがない」という評は多分「ハッとする瞬間がない」というようなことだと思いますが
そんな奇跡の瞬間が詰められていても聴いてる本人が気づかなければ豚に真珠なので
「ええなぁぁぁ」というグッドフィーリングの連続に胸踊らせるのも一興です。

オルガンものは匙加減を間違えるとコテコテになってしまうのですが、ルー・ドナルドソンが
寸止めして辛うじてジャズといえる水準を保っているナイスなアルバムです。

Midnight Blue/Kenny Burrell - 2020.05.15 Fri









[sales data]
1963/5
(Rec:1963/1/8)
[producer]
Michael Cuscuna
Alfred Lion
Tom Vasatka
[member]
Kenny Burrell(g)
Stanley Turrentine(sax)
Major Holley(b)
Bill English(ds)
Ray Barretto(congas)



アルフレッド・ライオンさんがグラント・グリーンよりちょっと前に唾をつけていた
黒人ギタリストがケニー・バレルさん。

チャーリー・クリスチャンの出現で始まったモダンジャズギターの系譜は白人主導型でしたが
バレルさんが幼馴染のトミー・フラナガンさんとデトロイトからニューヨークに進出し、
ブルーノートに在籍した1957年から快進撃が始まります。



アルフレッド談
「ケニーのプレイはブルースに根差していて、それまでのニューヨーク派とはスタイルが
かなり違っていた。こういうタイプのギタリストならリーダーとしてもサイドミュージシャン
としても使えるから、彼の存在は重宝だった。ケニーが加わったことで、
ブルーノートはそれまでのジャズでは表現できない幅広さが獲得できた」

ケニー談
「アルフレッドほどわたしの得意な分野(ブルース)を分かっていた人はいない」

ケニーさんはTボーン・ウォーカーのブルースギターに強く影響を受けたと語っていますが
黒人独特の粘りや臭みはなくとても都会的でスマートな語り口だったことが
耳の肥えたニューヨーカーに受け入れられた大きな要因かもしれません。

ケニーさんのギターとスタンレー・タレンタインのサックスが絡みあう
ピアノレスでコンガ入りという変則的なカルテットによる本作はジャズギターの王道作品です。
(名は体を表すといいますが、これほど作品内容を的確に言い表すタイトルは
なかなかありません)

この作品はジャズに興味を持ち始めた若葉マークの頃にジャズ本で大絶賛されていたので
すぐ取り寄せて聴いたのですが、爆音ロックだけを何十年と聴き続けた自分に
「お洒落なジャズ」の良さは全く分かりませんでした。

そんな私もわけもわからず、ジョンスコから伸びたジャズの興味の枝葉を辿って約20年
ようやくケニーさんのギターに内震えるようになりました(笑)

本ブログでは何度か書きましたが「興味ある音楽の入り口を間違えると演者にも聴き手にも
大きな不幸を招きます」
名盤と誉れ高い作品の良さが分からない絶望感は憎悪に変わり、ますます作品の本質を
見誤ってしまうことしばし。
ジャズ本の高評価の作品が良いのではなく、あなたが良いと思う作品こそが良いのです。
文字に騙されず、自分の耳を信じて愛聴の1枚探究の旅にお出かけください。
何百枚もの糞盤や難盤に打ちひしがれながらも、必ずあなたの耳に届く素敵な音楽がありますから。
そしてその源には必ず「ブルース」があるのです。

Brother Jack McDuff Live!/Brother Jack McDuff - 2020.05.15 Fri









[sales data]
1963
(Rec:1963/6/5)
[producer]
Lew Futterman
Peter Paul
[member]
Jack McDuff(org)
Red Holloway(sax)
George Benson(g)
Joe Dukes(ds)



ジャズオルガンでは圧倒的にブルーノートのジミー・スミスさんが有名ですが、
多くのギタリストとの名盤を残しているのはプレステッジの星
「ブラザー・ジャック・マクダフ」さんです。

最初はピアノを弾いていたそうですが、独学で勉強して1957年にオルガンに転向したとのことです。
(あの高速フットベースは独学で生まれたんですね)

このライブの肝は何と言ってもマグダフバンド加入直後のジョージ・ベンソンの参加ですが、
マグダフバンドのサポートで録音したソロデビュー作(The New Boss Guitar)以前なので、
未確認ですがこのライヴがジョージ・ベンソンの公式初録音作品ということになるのでは
ないかと思います。
驚くことにマグダフさんはレッド・ホロウェイさんのサックス同様、全く無名のベンソンにも
かなり長めのギターソロを取らせています。

拍手が不自然に編集されているのが気になりますが、熱い演奏は余すことなく収録されています。



最近のCDは1963年10月3日サンフランシスコで行われた「Live! at the Jazz Workshop」と2in1に
なっているようです。

Along Came John/Big John Patton - 2020.05.16 Sat









[sales data]
1963
(Rec:1963/4/5)
[producer]
Alfred Lion
[member]
John Patton(org)
Fred Jackson(sax)
Harold Vick(sax)
Grant Green(g)
Ben Dixon(ds)



ベイビー・フェイス・ウィレットの後任としてグラントさんのオルガンサポートをし
ベン・ディクソンと一緒にマジックトライアングルの一角を担ったジョン・パットンさんの
ソロデビュー作。

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パットンさんは元々ピアニストで2年前まではピアノを弾いていたようですが、
オルガンに興味があったこととオルガンの方が仕事が多いことで猛練習の末ルー・ドナルドソンの
お目にかないグラントさんと一緒に「ザ・ナチュラル・ソウル」の録音に参加し
ブルーノートデビューを果たします。

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オルガン物のリーダー作では珍しくフレッド・ジャクソンとハロルド・ヴィックの
二人のサックス奏者を招いているため従来のオルガン作品とは趣が異なります。

6曲中、2曲がパットンさんで3曲がなんとベン・ディクソンの提供曲で
「シルヴァー・ミーター」の汽車を連想させるリズムの刻み方はユニークです。
(「ピーターガンのテーマ」のパクリですけど(笑)

付け足しになりますが、グラントさんのギターは相変わらずカっチョいいです!

Feelin' the Spirit/Grant Green - 2020.05.16 Sat









[sales data]
1963/10
(Rec:1962/12/1)
[producer]
Alfred Lion
[member]
Grant Green(g)
Herbie Hancock(p)
Butch Warren(b)
Billy Higgins(ds)
Garvin Masseaux(tambourine)



グラントさんはとにかくアルフレッド・ライオンさんに愛されたがために
毎回毎回、色々なことを演らされ、本作は黒人霊歌をポップにした曲が並んでいるため
いつものクールなグラント作品とは少々異なりますが、ジャズファン以外に受け入れられ
この戦略が当たりました。

毛色の違う作風に一役買っているのが若き日のハービー・ハンコック。
ハンコックさんがこんなファンキーなピアノを弾いていたことが驚き。

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(グラントさんはこの後ハンコックの「My Point Of View」の録音に参加)
この後ハンコックさんはマイルスバンドに抜擢されサクセスストーリーが始まります。

グラントさんの特徴として音飛びしてる?と思うような同じフレーズを繰り返すのですが
感覚的で単刀直入なわかりやすい演奏は一部では「大したテクニックもない」と
揶揄されることもあるのですが、頭でっかちになって文字で音楽を聴いていると
グラントさんの良さはなかなか伝わらないかもです。

アベノマスク賛歌 - 2020.05.17 Sun



コロナウイルス対策の超目玉政策が税金466億円を投入した「アベノマスク」

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不良品が大量発生したとかで遅れに遅れもう市販マスクが出回りそうな昨今、
ある人がいってましたよ、レナウンにマスク制作依頼すればよかったんじゃないかと(苦笑)
全てが後手に回り歯車のかみ合わせの悪さは笑えない三文落語・・・

Good Gracious!/Lou Donaldson - 2020.05.17 Sun









[sales data]
1964/6
(Rec:1963/1/24)
[producer]
Alfred Lion
[member]
Lou Donaldson(sax)
Grant Green(g)
Big John Patton(org)
Ben Dixon(ds)



The Natural Soul」同様マジックトライアングルを従えての作品。
(ルー・ドナルドソンが振り向き様にすれ違った女性の尻を眺めるというセクハラジャケ(笑)

多くの作品評に書かれていることですが、このアルバムはジョン・パットンのオルガントリオに
ルー・ドナルドソンが軽く参加しているという感じで、ユルガンジャズがお好きな方には
お薦めです。

この「軽く」という匙加減が難しく「とにかくねぇ君、音楽なんてものはね、適当に聴いて
楽しめばいいんだよ」とジャズを研究するとか勉強するとかそういう音楽を
難解な文字で評論するようなお堅い風潮にやんわり一石を投じるような内容です。

Signifyin' /Lou Donaldson - 2020.05.17 Sun









[sales data]
1963
(Rec:1963/7/17)
[producer]
Esmond Edwards
[member]
Lou Donaldson(sax)
Tommy Turrentine(tp)
Roy Montrell(g)
Big John Patton(org)
Ben Dixon(ds)

1_2020051107534861d.jpg


ブルーノートからアーゴに移籍しての第一弾。

2_20200511074458729.jpg

ルー・ドナルドソンはブルーノートの花形スターですが(52-63年、67-74年在籍)、
エズモンド・エドワーズさんと組んだアーゴ期こそがルーさんのR&Bの持ち味を
フルに発揮したと考えられているようです。

今日のグラントさんは随分攻めのギターだなと思ったら、グラントさんは参加しておらず、
代わりにロイ・モントレルさんという方がギターを弾いています。

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このロイさんと言う方は先日亡くなったリトル・リチャード、ボビー・ミッチェル、ロイ・ミルトンなど
数多くの作品に参加しているR&B系のセッションマンです。


(That Mellow Saxaphone」が代表曲のようです)

ロイさんのギターはちょっと小技を取り入れながらノリノリで「Signifyin'」では
2回目のギターソロに入ったところで残念ながらぷっつりフェイドアウト(苦笑)
(多分この曲のマスターは15分ぐらいあるのではないでしょうか)

Am I Blue/Grant Green - 2020.05.18 Mon









[sales data]
1964/6
(Rec:1963/5/16)
[producer]
Alfred Lion
[member]
Grant Green(g)
Johnny Coles(tp)
Joe Henderson(sax)
Big John Patton(org)
Ben Dixon(ds)



マジックトライアングルにジョニー・コールとジョー・ヘンダーソンの2菅を加えた
クインテット編成。

全曲カバー物で「Am I Blue」と「Take These Chains from My Heart」はレイ・チャールズが
歌ってヒットした曲のようです。



この頃ジャズギタリストはポピュラーなヒット曲の歌メロをギターで弾いてポピュラーファンに
ジャズを振り向かせる傾向があったので、グラントさんもその戦略部隊に参加させられた
といったところでしょうか。

こういう趣向のものは下手するとムード歌謡みたいになってしまうきらいがありますが
全曲ゆったりまったりなスローな曲なので、グラントさんにとっては「水をえた魚」状態で
一音一音確かめるように単音フレーズを弾いていくリリカルさはグラントさんならでは。

ファンキーでクール、ちょっと白人のギタリストには醸し出せないアーシーな世界。

「こんなのジャズじゃない!」と言う人がいるかもしれませんけが、この際、
ジャンルなんて関係ある?って感じの痛快作です。

Idle Moments/Grant Green - 2020.05.18 Mon









[sales data]
1965/2
(Rec:1963/11/4&15)
[producer]
Alfred Lion
[member]
Grant Green(g)
Joe Henderson(sax)
Duke Pearson(p)
Bobby Hutcherson(vibraphone)
Bob Cranshaw(b)
Al Harewood(ds)



ブルーノート時代のグラントさん作品に外れはないけど、ジョージ・ベンソンのように
シーンを突き抜けられなかったのは、それは全て親分のアルフレッド・ライオンさんの意のままに
様々な要求に器用に応えていたということが、マイナスに働いてしまったのではないかとも
考えられるのですが、勿論、ライオンさんの手厚い手ほどきがなければ、どちらかというと
控えめなグラントさんが自力でこの業界に生き残れたかは定かではないのですが、
本作はブルーノートだからこそできるメンバーシャッフルが行われ、
マジックトライアングルのリズム隊を変え、誰もが知ってるクラスではない
ジョー・ヘンダーソン、デューク・ピアソン、ボビー・ハッチャーソンさんという
ブルーノートの隠し玉を揃えたグラントさんの代表作とされるアルバムです。

超スローテンポの15分のタイトル曲(デューク・ピアソン作)の気怠さにグリーンさんの
シングルノートが静かに熱くスウィングし、サックス、ピアノ、ヴィブラフォンが
これ以上ないコンビネーションで音を紡いでいきます。
(グラントさんがシングルノートにこだわったのは、ピアノやオルガンと演奏する時に
互いの音がぶつからないようにコードやオクターブ奏法を避けたためと言われています)

陰陽の曲を交互に並べていますが、コテコテ系ではないメンバーのためグラント作品では
異色でシリアスな内容ですが全体的にピアソンさんのピアノが冴えています。



ピアソンさんはドナルド・バードに見出され、その後無数のアルバムセッションや
プロデュースでブルーノートの1960年代におけるハードバップ路線の大部分を肉付けしたと
評される一方、1963年にアイク・ケベックさんが亡くなると、ブルーノートの後任A&Rとして
アーティストのスカウトも担当していたとのことです。



尚、同面子でボビー・ハッチャーソンの「The Kicker」が制作されています。

Into Somethin'/Larry Young - 2020.05.19 Tue









[sales data]
1965/3
(Rec:1964/11/12)
[producer]
Alfred Lion
[member]
Larry Young(org)
Sam Rivers(sax)
Grant Green(g)
Elvin Jones(ds)



ラリー・ヤングさんはジミヘンと共演したことから遡って聴いてるロックファンも
多いかもしれませんね。

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簡単な経歴を記しておくと、父親がオルガン奏者だったことから、早くからオルガンに
興味を持ちクラシックとジャズの両方の勉強をしていたそうです。
1951~1958年まで音楽から離れていたものの、父親の励ましもあって58年から
音楽活動を再開。
ルー・ドナルドソン、ケニー・ドーハム、ハンク・モブレーなどのバンドで活動しながら
プレステッジなどでソロアルバムを3枚リリースした後アルフレッド・ライオンに誘われ、
ブルーノート移籍第一弾の録音にぶつけられた面子は
サム・リバース、グラント・グリーン、エルヴィン・ジョーンズ。

この頃トニー・ウィリアムスとつるむことが多かったサム・リヴァースは黄金のクインテット誕生前
ウェイン・ショーター待ち状態の時のマイルスメンバーでもありましたね。

5曲中4曲がラリーさんで「Plaza De Tops」はグラントさん提供曲。
この作品でラリーさんとの共演に手応えを感じたグラントさんが饒舌に語っています。

「彼は本物のオルガン奏者だ。まず楽器に習熟している。さらにジャズ界の他の
オルガン奏者とちがってラリーは相手の邪魔をしない。相手の演ってることをよく聴き
そのまわりに音を築いていくから、彼の伴奏はとても助けになる。
もう一つはラリーはのっけから個性的だということだ。すぐに彼だとわかる。
その音、想像力、メロディ・ラインのつくり方で分かるんだ。
彼のメロディーセンスはとても新鮮で独特だから」

グラントさんはエルビン・ジョーンズには以下のように語っています
「エルヴィンついていえることは、とにかく彼の手にかかるとビートが空高く
舞い上がるということさ」

この頃グラント、ラリー、エルヴィンは複数の共演アルバムを録音しています。

ラリーさんのオルガンはトニー・ウィリアムスやジミヘンのアルバムで聴いていた時は
不気味で陰気な音色だと思っていましたが、本作ではいたってノーマルなオルガン音で
グラントさんが「他人の邪魔をしない」と語っているように非常にクールな演奏です。

ラリーさんはオルガニストのコルトレーンとも言われているようですが
本作ではちょっとそのいわれの理由が分かりませんでした・・・

Talkin' About!/Grant Green - 2020.05.19 Tue









[sales data]
1965/10
(Rec:1964/9/11)
[producer]
Alfred Lion
[member]
Grant Green(g)
Larry Young(org)
Elvin Jones(ds)



ライオンさんが今回グラントにぶつけてきたのはラリー・ヤングとエルビン・ジョーンズ。

60年代のエルビン・ジョーンズはコルトレーンとの共演が多いですが、1964~1965年は
グラントの5作品でみっちり叩いています。
グラント作品では珍しく純ジャズっぽいのはエルヴィンが後ろで目を光らせているからでしょうね(笑)

ラリー・ヤングもグラントさんと5作品で共演しており、このトリオ編成はお互いに
かなりしっくりしていたのだと思われます。
発売順は前後しますが、本作がヤングのブルーノートでの初録音作品になるようですが
この作品は6割方ヤングさんのリーダーアルバムですね(笑)

ヤング談
「初めてレコード上で何かを達成した。グラントとエルヴィンのおかげだ」

「Talkin' About J.C」と「Luny Tune」はヤングさん提供曲で「J.Cについて語ろう」の
「J.C」とは勿論ジョン・コルトレーンのこと。
(この曲はエルヴィンのドラムブレイクが入ってます)
グラントさんはコルトレーンとの共演はありませんが、エルヴィン・ジョーンズと
マッコイ・タイナーと4か月前に録音していた「My Favorite Things」がお蔵入りしていましたが
1979年に「マタドール」に収録され世に出ました。

2_20200516161547fd4.jpg


ベイビー・フェイス、ジョン・パットンとオルガンとの相性の良さを証明していたグラントさんですが、
ヤングの浮遊感のあるオルガンは彼らと又違った味わいを醸していますが
未だオルガンのコルトレーンの言われるゆえんがよく分かりませんが
その理由は私がコルトレーンを聴いてないからだとさっき気づきました(苦笑

Street of Dreams/Grant Green - 2020.05.20 Wed









[sales data]
1967/8
(Rec:1964/11/16)
[producer]
Alfred Lion
[member]
Grant Green(g)
Bobby Hutcherson(vibes)
Larry Young(org)
Elvin Jones(ds)



「Talkin' About!」を録音したばかりのグラント、ヤング、エルヴィンに
ボビー・ハッチャーソンが加わった思わず仰け反りそうな凄い面子です。

リリース順では「I Want to Hold Your Hand」より後発ですが、録音データでは
「Talkin' About!」からわずか4か月後に録音された作品です。
丁度、ブルーノートが買収騒ぎでゴタゴタしていたこともあってアナログ盤の
プレス枚数が極少でファンにとっては羨望盤とのことです。
(何でも作家の村上春樹さんが本アナログ盤を探しまくって入手できて感涙にむせたとか)

収録曲は1940~50年代のボーカル曲ですが、そっと愛すべき名曲といった渋い選曲で
楽曲のせいもあるのですが、全体的にまったりした感じです。
(グラントさんのギターもジャズっぽくていつものグラントさんらしくないといえばらしくない)

もうちょっとハッチャーソンさんが前に出ても良かったんじゃないかと思うのですが
豪華メンバーに気後れでもしたのでしょうか少々大人しめです。
皆さん、ダチョウ倶楽部的に「どうぞどうぞ」状態でバッキングをソロで回しているような
妙な感じです。



ギター、オルガン、ヴィブラフォンの組み合わせの録音物は少ないらしいのですが
グラント、パットン、ハッチャーソンによる「Let 'Em Roll」と聴き比べるのも一興かと。

4_20200516194951837.jpg

Let 'Em Roll/Big John Patton - 2020.05.20 Wed









[sales data]
1966
(Rec:1965/12/11)
[producer]
Alfred Lion
[member]
Big John Patton(org)
Bobby Hutcherson(vibes)
Grant Green(g)
Otis Finch(ds)



インパクトあるお洒落なジャケットでジャケ買いした方も多かったのではないでしょうか。

グラント&ボビー・ハッチャーソンが参加したジョン・パットンさんのソロアルバム。
(ドラムはマジックトライアングルのベン・ディクソンではなくオーティス・フィンチさん
という方で変化球を混ぜてきました)

パットンさんは星の数ほどあるユルガンジャズに埋没することを嫌ってか、本作は
ヴィブラフォンを入れたことが大当たりでオルガンとヴィブラフォンの意外な組み合わせの
相性の良さを証明し、ワンランク上のインテリジェンスな作風に仕上っており
ご機嫌なR&Bファンクなオルガン物はコテコテな仕上がりになる傾向ですが
さすがブルーノートといったところでしょうか。
(6曲中4曲がパットンさんオリジナル)

ハッチャーソンさんはラリー・ヤングやエルヴィン・ジョーンズと共演したグラントさんの
「Street of Dreams」より、緊張が解けたのか?明らかに演りやすそうです(笑)

5_20200517104053662.jpg

ムーディーなオルガン定番曲「いそしぎ」以降は3連発でパットン、グラント、ハッチャーソンの3人が
踊りながら演奏しているような光景が目に浮かぶGoof Feeling Musicです!

I Want to Hold Your Hand/Grant Green - 2020.05.21 Thu









[sales data]
1966/5
(Rec:1965/3/31)
[producer]
Alfred Lion
[member]
Grant Green(g)
Hank Mobley(sax)
Larry Young(org)
Elvin Jones(ds)



1966年に財政危機に陥ったブルーノートがリバティ・レコードに買収され
新しいシステムに疲弊したライオンさんは体調不良を理由に引退してしまうため
この作品がライオンさんが手掛けた最後のグリーン作品となります。
(「Street of Dreams」の方が後発ですが、録音時期は本作の方が後になります)

2_20200518171211eb4.jpg

この頃のブームだったと思うのですが、ポップスヒット曲をジャズで演奏するという
ベタな企画物をグラント、ヤング、エルヴィン+ハンク・モブレーという
ドリームチームに演らせてしまうという・・・
汚れ仕事とまでは書きませんが、これだけの面子でこういう企画物を出して
ポップスを聴く若者に媚びなければならなかったブルーノートの苦境が偲ばれます(苦笑)

というような前置きは全くの取り越し苦労で(苦笑)ヒット曲の歌メロをそのまま
なぞったイージーリスニング的なものではなく、思いっきりアレンジを変えて
ジャズ風味に仕立てており、さすがこういう所はブルーノートの作品リリースの選考基準は
しっかりしているなと。

あまり書かれてないことですが、グラントとエルヴィンはあまり合ってない気がします。
エルヴィンのリズムは安定感があり音はビシっと締まるんですが、二人の音の会話が
よそよそしくウキウキしないというか・・・

そしてグラントさんもライオンさんの後を追うようにブルーノートからしばらく離れます。

Workout/Hank Mobley - 2020.05.21 Thu









[sales data]
1962/3
(Rec:1961/3/26)
[producer]
Alfred Lion
[member]
Hank Mobley(sax)
Grant Green(g)
Wynton Kelly(p)
Paul Chambers(b)
Philly Joe Jones(ds)



主人公のハンク・モブレーさんは「テナー・サクソフォンのミドル級チャンピオン」と
呼ばれていたそうで、この隠喩は、コルトレーンほど鋭くもなければスタン・ゲッツほど
円やかでもない音色を指しているのだそうです。
共演したマイルス本人の評価が低かったため長い間、正当に評価されなかった
不遇のミュージシャンだそうですが、ジャズ歴の浅い私にはそんな小さなことは全く問題ありません(笑)



この時期録音された「ソウル・ステーション」「ロール・コール」と本作「ワーク・アウト」は
モブレー三部作と言われているそうで「Someday My Prince Will Come」録音時のマイルスバンドの
メンバー+グラント・グリーンという夢のような組み合わせです。

1_202005181717198c0.jpg

ジャズを聴き続けていると興味あるメンバーを起点に色々な関連作品を辿ってみたくなり
ジャズの無間地獄に陥ることしばしなのですが、グラントさんがこのようにマイルスメンバーと
がっぷり四つで共演していたことを聴き知ることで興味の点と点が線で結ばれるのも
ジャズを大きな楽しみ方のひとつです。
グラントさんがこの頃のマイルスメンバーにこっそり入ってもおかしくなかったと思うのですが
残念ながらマイルスはこの頃ギタリストには全く興味ありませんでしたからね(苦笑)

グラントさんは自分の出番以外は全くでしゃばってませんが(バッキングは全くしていない?)、
いつもの気心知れた連中とは違うアウェイ感漂う雰囲気の中、しっかり自分のお仕事は
完遂しています。



同時期に録音したグラントさんをのけ者にした「Another Workout」という作品が
1985年に発掘されたちまち名盤扱いされているとのことです。

His Majesty King Funk/Grant Green - 2020.05.22 Fri









[sales data]
1965/8
(Rec:1965/5/26)
[producer]
Creed Taylor
[member]
Grant Green(g)
Harold Vick(sax)
Larry Young(org)
Ben Dixon(ds)
Candido Camero(bongo/congas)



グラント・グリーンは自分のアルバムを含め他人の作品のセッションにも多数参加しており
再評価のブームもあって未発表音源も多数リリースされているのであまり気づきませんが、
アルフレッド・ライオンさんがブルーノートを離れるとグラントさんも一緒に一時的に
ブルーノートを離れており、再びブルーノートに復帰する1970年までの5年間は
録音アルバムも少なくどういう状態だったのかあまり明らかになっていません。
(薬物中毒だったとされています)

その長い謎の空白時期、Verveに残した1枚です。
プロデュースはCTIを立ち上げ70年代のジョージ・ベンソンの片腕クリード・テイラー。

クリード・テイラー談
「仕事がしやすい人物だった。とてもいい奴だった。気取ることなんか全然なくてね。
グラントはジョニー・ホッジスと同じですぐに彼だと判るサウンドの持ち主だった。
それとブルースのマスターでもあったね」

グラントとラリー・ヤングは5枚共演していますが本作が最後となります。
この頃、グラント&ヤングと3点セットだったエルヴィン・ジョーンズはアルバムの性質上
外れたのはないかと思います。
単に忙しかっただけかもしれませんがエルヴィンの太鼓はボンゴを入れたブーガルーな曲調に
合わないのではないかと思います。
(「Daddy Grapes」を叩いてるエルヴィンが想像できない(笑)

アルフレッド・ライオンさんの手を離れてのグラントさんのソロ作品は初めですが
ブルーノートでは演れなかった?歌謡演歌的なベタな歌メロフレーズが出てくるのが
興味深いです。

My Point Of View/Herbie Hancock - 2020.05.22 Fri









[sales data]
1963/9
(Rec:1963/3/19)
[producer]
Alfred Lion
[member]
Herbie Hancock(p)
Donald Byrd(tp)
Grachan Moncur III(trombone)
Hank Mobley(sax)
Grant Green(g)
Chuck Israels(b)
Tony Williams(ds)



ハンコックさんのソロセカンドアルバム。

ハンコックさんは「Watermelon Man」がジャズファン以外に大いにウケて
同曲を収録したデビューアルバムが記録的な大ヒットとなり一躍大スターの仲間入りで、
自分へのご褒美に速攻でスポーツカーを購入したそうです。
(その名が英国製スーパーカー「コブラ」で3曲目のタイトルにもなっています)

2_2020051911531067b.jpg

ドナルド・バード、グレイシャン・モンカー3世とハンク・モブレーの3菅に
グラント・グリーン、チャック・イスラエルそしてなんと若干17歳のトニー・ウィリアムスという
メンバー見ただけでお腹いっぱいな感じです(笑)

ロックなビートな「Blind Man,Blind Man」は明らかに「Watermelon Man」の二番煎じ。

グラントさんは「この作品ギターいたっけ?」というほど影が薄いですね・・・
R&B調の「Blind Man,Blind Man」と「And What If I Don't」しか弾かせてもらって
ないので仕方ありませんけど、どうもこういうビッグネームとの共演で名演を残せなかったのも
グラントさんの弱み(苦笑)

しかし何ですかね、このトニーの落ち着いたバチ裁きは(唖然)
17歳という若さで何故こんなにも表情豊かなジャズビートが体に沁み込んでいるのか
とても不思議・・・



この録音直後の5月14日、ハービー・ハンコックとトニー・ウイリアムスはマイルスの
「Seven Steps To Heaven」の録音に参加します。

3_2020051911531227f.jpg

The Most Exciting Organ Ever/Billy Preston - 2020.05.23 Sat









[sales data]
1965/4/20
[producer]
Steve Douglas
[member]
Billy Preston(org/p)
etc



ジミー・スミスやラリー・ヤング、ジャック・マクダフ、ビッグ・ジョン・パットンとは毛色は違いますが
ファンキーR&B部門で重要なオルガン奏者をご紹介するのを忘れていました。

その名は「ビリー・プレストン」
(私にオルガンの格好良さを教えてくれたのはビリー・プレストンとニッキー・ホプキンスです)

16歳でデビューし本作は19歳の誕生日直前にヴェイ・ジェイ・レーベルからリリースされた
セカンドアルバム。

x.jpg y.jpg
(この頃はまだ髪の毛はまだ爆発してません(笑)

12曲中5曲がオリジナルで他にお師匠さんであるサム・クックやレイ・チャールズの
ゆかりのナンバーを配したオルガンインストアルバム。
ゴーゴークラブで踊れる音楽を作っていたこの頃プレストンさんはABC TVの「シンディング!」
という番組のハウスバンドのメンバーとしてお茶の間の人気者でもあったそうです。



詳細なレコーディングデータがなく誰がバックで演奏しているのか全く分かりませんが
この頃所属していたレイ・チャールズのバックメンバーでしょうか?


(「Billy's Bag」がスマッシュヒット)

一定音のオルガンでは表現の難しい感情の起伏がよく表現できており
山のようにいるオルガニストの中でプレストンが浮上したのはやはりその歌心でしょうね。

「Let Me Know」は美空ひばりさんがミニスカートで歌った「真っ赤な太陽」そっくりなのですが
(多分、原信夫さんがパクったのだと思います)知らず知らずプレストンさんは
若干18歳で女王ひばりさんの歌心も兼ね備えていたという末恐ろしい逸材です。


Hot Barbeque/Brother Jack McDuff  - 2020.05.23 Sat









[sales data]
1966
(Rec:1965/10/19)
[producer]
Peter Paul
[member]
Jack McDuff(org)
Red Holloway(sax)
George Benson(g)
Joe Dukes (ds)

4_2020052014372258a.jpg


肉にかぶりつくジャック・マクダフさんのジャケットが豪快(笑)

もう気分は「ホット・バーベキュー!」

7曲中5曲がマクダフさんのオリジナル。
アップテンポな曲とスローな曲を交互に配した並びで緩急つけていますが
ベンソンさんが格段目立っているわけではないのですが「Cry Me A River」のギターには
マスカレードでスパークする予兆を感じます。

華々しくソロデビューを飾ったベンソンさんが多忙になったからか
この後のマクグリフさんのアルバムではパット・マルティーノさんがギターを弾いているようで
興味の枝葉はまだまだ伸びる(笑)

Early Hits of 1965/Billy Preston - 2020.05.24 Sun









[sales data]
1965/12/15
[producer]
Steve Douglas
[member]
Billy Preston(org/p)
etc



セカンドアルバムと同年にリリースされたビリー・プレストンのサードアルバム。

本作は1965年上半期にヒットしたポップス曲をオルガンで弾くというベタな企画物で
歌と踊りはありません(笑)

01 ライチャス・ブラザーズ「ふられた気持ち」
02 ビートルズ「エイト・デイズ・ア・ウィーク」
03 ぺトゥラ・クラーク「恋のダウンタウン」
04 シャーリ・バッシー「ゴールドフィンガー」
05 テンプス「マイ・ガール」
06 ムーディーズ「ゴー・ナウ」
07 ジェリー&ペースメイカーズ「マージー河のフェリーボート」
08 ジュニア・ウォーカー「ショットガン」
09 シュープリームス「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラヴ」
10 ロジャー・ミラー「キング・オブ・ザ・ロード」
11 ジュウェル・エイキンズ「ザ・バーズ・アンド・ザ・ビーズ」
12 ハーマンズ・ハーミッツ「ハートがドキドキ」

ビートルズの曲もカバーしていますが、この頃、数年後にビートルズと一緒にセッション
することになるとはプレストンさんも夢にも思っていなかったのではないでしょうか。



本作も詳細な録音データがなく誰がバックを務めているのか分かりませんが
1965年にはレイ・チャールズのバック・バンドに参加しワールド・ツアーに
サポート・メンバーとして同行しているのでその時のバックメンバーの面々かもしれません。



このダンス映像を見るとプレストンはオルガニストというよりもそのキャラクターが
レイ・チャールズに買われてのバンド参加だったかもしれませんね(笑)

Unity/Larry Young - 2020.05.24 Sun









[sales data]
1966/8
(Rec:1965/11/10)
[producer]
Alfred Lion
[member]
Larry Young(Hammond)
Woody Shaw(tp)
Joe Henderson(sax)
Elvin Jones(ds)



ブルーノートで2枚目にしてヤングさんの代表作。

私の知ってるオヤ?と思わせるヤングさんの不気味なオルガン音はこの作品からですね。

意外なことにヤングさんのオリジナル曲はなく、ウディ・ショウ3曲、ジョン・ヘンダーソン1曲に
セロニアス・モンクとシグムンド・ロンバーグのカバー曲という構成です。

大村幸則さんのライナーに面白いことが書いてあったので抜粋させていただきます。

「ビ・バップ革命の主役から外れモダン・ジャズの先端部分ではほとんど忘れられた状態の
オルガンという楽器をビ・バップフレーズを使ってモダンにスイングさせてしまった
ジミー・スミスはオルガンの「チャーリー・パーカー」だ。
その意味でハード・バップの壁を突き破り、一挙にいわゆるソウルフルなオルガンジャズから
脱するイディオムを確立したラリー・ヤングをオルガンのジョン・コルトレーンと
呼ぶのは間違いない」

ふむふむつまりはヤングさんはコルトレーンを研究していたと言われますが、両者に音楽性の
大きな共通点はなく、ジャズという土俵で発揮したその革新性に類似点があるということで
オルガンのコルトレーンと言われるのですね。

そういわれてみればロックを聴く方はピンと来ると思いますが、この作品以降の
ロック系の作品で聴かれるジャズのオルガンではない要素を多分に含んでいます。

ジミー・スミスさんがヤングを絶賛したお言葉が全ての真理を語っているのかもしれません。

「オルガンをキーボード的にプレイしたことが斬新である」

名プレイヤーのお言葉には重みがあります。

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