2017-08

The Six Wives of Henry VIII(ヘンリー八世の六人の妻)/Rick Wakeman - 2017.08.11 Fri









[sales data]
1973/1
[producer]
Rick Wakeman
[member]
Rick Wakeman(key/p/etc)
Bill Bruford(ds)
Steve Howe(g)
Chris Squire(b)
Alan White(ds)
Mike Egan(g)
Dave Cousins(electric banjo)
Dave Lambert(g)
Ray Cooper(per)
Chas Cronk(b)
Barry de Souza(ds)
Les Hurdle(b)
Laura Lee(vo)
Sylvia McNeill(vo)
Judy Powell(vo)
Frank Ricotti(per)
Barry St. John(vo)
Liza Strike(vo)
Dave Winter(b)




リック・ウェイクマンの初のソロアルバム制作の構想は早い時期からあり
YES加入直後の1971年12月、購入した一冊の本「ヘンリー八世の私生活」に
(痛快豪快、無類の女好きで精力絶倫、離婚を禁じる教会に反抗して妃を6人も交換した王様人生を
描いたもので映画化もされています)



インスパイアされたコンセプトアルバムの制作を思い付き翌1972年2月から制作に入りますが
この頃のYESは多忙で2回の米公演と「危機」のレコーディングの合間に制作を行いますが
なかなか作品としてまとまらず、一時はデモテープを全焼却して制作を断念したそうですが、
期限も予算も付けないというA&Mの後押しもあり8か月かかってようやく完成。
(YESのメンバーの他、ストローブスからもディヴ・カズンズ、デイヴ・ランバートなどが参加)

1曲目の「アラゴンのキャサリン」はYESの「こわれもの」にウェイクマンのオリジナル楽曲
「ハンドル・ウィズ・ケア」としてを録音していたようですが、この頃のウェイクマンは
ストローブスのメンバーとしてA&Mレコードとの契約が残っていたため、契約の関係で
アルバムに収録できず、いくつかのパートを追加録音した上で本作に収録されたようです。
(ブルフォードの名前がクレジットされているのはそのためです)

ウェイクマン談
「YESに深い関心を持っている人たちがこのアルバムを買うことは明らかだ。
その点では、彼らにこのアルバムからYESサウンドとは違ったものを聴き取って欲しいと思う。
とにかく僕はこのアルバムを誇りに思う。かなりの時間をかけているからね。
それとこのアルバムについての批評だけど、どんなものでも受けて立てる。
何故ならこの作品に関してはとても満足しているからね」

YESライヴのウェイクマンのソロ演奏時間に収録楽曲のおいしい所をMIXしたダイジェスト版を
演奏していたので彼の膨大なソロアルバムの中でも一番YESのファン向きです。


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Live In Japan 1973(昭和48年)/YES - 2017.08.11 Fri

[tour data] Close To The Edge Tour

YES2.jpg

3月 8日 新宿厚生年金会館ホール
3月 9日 渋谷公会堂 
YES39.jpg
3月10日 神田共立講堂(追加公演)
YES310.jpg
3月11日 名古屋市公会堂
3月12日 大阪厚生年金会館ホール
3月14日 京都会館第一ホール

[この頃の時事news]
・2月25日 - 桜田淳子、『天使も夢みる』で歌手デビュー
・3月13日 - 国鉄高崎線上尾駅で上尾事件発生
・3月20日 - 熊本地方裁判所、水俣病訴訟で、チッソ水俣工場の廃液が原因と認める判決
・3月29日 - ベトナム戦争、アメリカ軍の最後の兵士が南ベトナムから撤退

[set list] (3/12日大阪.厚生年金会館ホール)
1. Firebird
2. Siberian Khatru
3. Heart of the Sunrise
4. Sakura Sakura
5. Mood for a Day
6. Clap
7. And You And I
8. Close to the Edge
9. Rick Wakeman Solo
10. Roundabout
11. Your Is No Disgrace
12. Starship Trooper

[member]
Jon Anderson(vo)
Steve Howe(g)
Chris Squire(b)
Rick Wakeman(hammond/p/synthe/etc)
Alan White(ds/per)

[memo]
YESはデビュー当時から米アトランティック・レコードの高プライオリティバンドだったため
日本公演の計画は1970年と1972年にあったようですが、日本での人気はまだ低かったため
時期尚早との事でお流れになっています。

そして「これわもの」「危機」というモンスターアルバムを引っ提げての
ロック・エクスプロージョン'73第2弾で初来日。

来日直前にロンドンの倉庫からアンプ3台、ミニ・ムーグ2台、セントラル・コントロール・パネル、
ハウとクリスのギブソン・ペダル・ボードセッなど総額3万ぽんどの盗難被害にあい
新たな機材を購入しての日本、オーストラリア、ニュージーランド公演だったようです。

「こわれもの」「危機」を中心としたセットリストなのでドラムがブルフォードではない点を
のぞいて幸運にも絶頂期のYESのライヴを生で体験された方々が羨ましい・・・



YESはワールドツアーのセットリストにファンサービスでその国、地域にちなんだ楽曲を
演奏することが多く、日本公演は「さくら」が神田共立講堂、大阪厚生年金会館で披露され、
予想以上に受けが良かったためジョン・アンダーソンは来日のたびに日本の童謡を歌うのが
定番となりました。

YES3.jpg

この時のブート物もいくつかありますが「危機」ツアーは決定打が公式に発売されたので
ざわざ買うまでもないかと(笑)



又東洋哲学に深く傾倒していたジョンによると次アルバムの「海洋地形学の物語」のコンセプトを
この日本滞在中に考えついたとのことです。

Yessongs/YES - 2017.08.11 Fri









[sales data]
1973/5/18
[producer]
Yes
Eddie Offord
[member]
Jon Anderson(vo)
Chris Squire(b)
Steve Howe(g)
Rick Wakeman
(synthe/org/p/mellotron)
Bill Bruford(ds)
Alan White(ds)




1972年に行われた「こわれもの」&「危機」ツアーを収録したアナログ時代3枚組ライヴ。
(録音場所は北米ツアーやロンドンのレインボーシアターなど複数箇所)

今、この長編アルバムを通しで聴こうという気にはなかなかなれませんが
一時期は毎日このアルバムを聴いていました。
YESの演奏はE,L&P同様、スタジオテイクに忠実なので面白みには欠けますが
絶頂期のYESを知るには最適盤だと思います。
(今でもオープニングの火の鳥~シベリアン・カートルの流れにはゾクゾクします)



ブルフォード脱退後にリリースされたためアラン・ホワイトが参加した「危機」ツアーの
音源が中心ですが「遥かなる思い出~ザ・フィッシュ」と「パーペチュアル・チェンジ」は
ブルフォードが叩いた「こわれもの」ツアーの音源が採用されています。
ブルフォードの脱退が「危機」ツアー直前だったため、契約上印税がブルーフォードとホワイトで
折半という形にされたためブルフォードの音源も採用されたとのことです。

ブルフォードが叩いている「こわれもの」ツアーは109ステージも行われているものの
公式音源はこれしかなく、ブート物も数が少ない上に(THE WHITE ALBUMが有名)音が悪く
ファンの多くはブルフォードが叩いた「こわれもの」ツアーの公式フル音源を待望している状態です。
(ちなみに「こわれもの」ツアーのオープニングは火の鳥~ラウンドアバウトという流れです)



又同時期の演奏を収録した同名のライブ映像がリリースされていますが



1972年12月15、16日にロンドンのレインボーシアターの編集映像のため
「危機」及び「スターシップ・トゥルーパー」以外はCDと別音源で楽しめますが
そんなに違いはありません。



又2015年に「危機」ツアーの14CD(7公演フルセット)ボックスがリリースされたことを記念して
YES公式YouTubeチャンネルにてフル映像が公開されています。



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