2017-06

Fish Out Of Water/Chris Squire - 1975.11.15 Sat









[sales data]
1975/11
[producer]
Chris Squire
[member]
Chris Squire(vo/b/etc)
Andrew Jackman(p)
Bill Bruford(ds)
Patrick Moraz(synthe/organ)
Jimmy Hastings(fl)
Mel Collins(dsx)
Barry Rose(pipe organ)
Adrian Bett(woodwinds leader)
Jim Buck(horns leader)
Julian Gaillard(strings leader)
John Wilbraham(brass leader)
Nikki Squire(bvo)




本日は予定を変更して故人を偲びこのアルバムを引っ張り出してきました。

去年、YESとして来日もしていたので懐メロバンドとしての演歌度はMAXだなと
嘲笑してましたが、亡くなればやはり寂しいものですね・・・

このアルバムはリック・ウェイクマンに代わりYESにパトリック・モラーツが加入した
リレイヤーの頃の初ソロ作品でこの時期、全メンバーがソロアルバムをリリースしました。
(ドラムに当時、無所属のビル・ブルフォードが参加)

YESの楽曲を聴けばクリスさんのベースラインは明確で、曲によってはRoundaboutのように
楽曲の歌メロをリズム楽器であるベースラインが食ってしまうという目立ちたがり屋(笑)

バンド活動が生涯YES一筋というのが凄いですが、一時、ジミー・ペイジと組んで
XYZなるバンドを組閣しようとしたこともありましたね(懐)

XYZ.png

個人的な思い出を書くと、2003年のフルサークルツアーを神奈川県民ホール前2列目という
絶好のポジションで鑑賞したのですが、ライヴ中盤、突然私の前の最前列空2席に
「場違いな外人のおばはん」二人が座ってきてぺちゃくちゃぺちゃくちゃ喋り始め
「煩せえなぁ」と鬱陶しく思っていたらいきなりそのご夫人がステージに手をふると
クリス・スクワイアが苦笑いしてたので多分、奥さん(Nikki Squire)だったんでしょうな。
その後、係員が来て丁重に退席をお願いしてシブシブ出て行きました。

クリスさんはベーシストというよりYESのバンマスでしたから、数え切れないほどの
メンバーチェンジを繰り返し、ごまかしごまかし生き長らえてきたYESは
これで本当の終焉を迎えた気がします。

勢いよく水槽から飛び出してロックの海を泳いでいた大魚は天に昇りました・・・お疲れ様でした。

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Wolf/Trevor Rabin - 1981.01.15 Thu









[sales data]
1981
[producer]
Trevor Rabin
Ray Davies
[member]
Trevor Rabin(vo/g/b/key)
Simon Phillips(ds)
Jack Bruce(b)
Mo Foster(b)
Manfred Mann(key)
John "Rabbit" Bundrick(key)
Chris Thompson(vo)
Stevie Lange(vo)
Noel McCalla(vo)




クリス・スクワイア亡き後も、老体に鞭打ちながらYES名義の懐メロツアーをしている裏で
沈黙していたジョン・アンダーソン、トレヴァー・ラビン、リック・ウェイクマン(ARW)という
YESの派閥の中でもお互いの信頼関係が一番疑問視される3人の来日が決定しました。
(詳細は画像をクリック)

ARW.jpg

リック・ウェイクマンはトレヴァー・ラビン体制になってからの9012YESとは縁遠く
1991年のReunion以来の顔合わせでトニー・ケイの軽い鍵盤パートをどのように料理するのか
少々興味あり。
(これでビル・ブルフォードが現役で参加してくれていればなぁと・・・)

YESのキャリアで最大のヒットを飛ばした9012YESは一般的には70年代のプログレ王道の
YESとは違うバンドと考えられており、そのため主犯格のトレヴァー・ラビンの好き嫌いは
YESファンの間でも分かれるところでしょうが、このアルバムはプログレ要素はなく、
9012YESでも聴けるラヴィン好みのドラマチックなバラード曲とR&Rの詰め合わせのソロ3rd。



1st~2ndはマルチプレイヤーぶりを発揮して殆どオールセルフだったのが、
本作はきっちりサイモン・フィリップスやモ・フォスターといった人気スタジオミュージシャンで
脇を固め(ジャック・ブルースの参加はイマイチ流れがよくわかりません)共同プロデュースには
キンクスのレイ・デイヴィスが名を連ねる力の入れようです。



この翌年(1982年)エイジアのプロジェクトが契機で(詳細は不明)元バグルズの
トレヴァー・ホーンやハンス・ジマーの知己を得て、ジミー・ペイジとのXYZ構想が実現しなかった
クリス・スクワイアから、新しいバンドシネマ(Cinema)の結成を打診され
更にジョン・アンダーソンが加入し、これが「ロンリー・ハート」な9012YESに発展します。

XYZ/Jimmy Page,Chris Squire,Alan White - 1981.01.15 Thu









[sales data]
1981年未発売
[producer]
Jimmy Page?
[member]
Chris Squire(vo/b/key)
Alan White(ds)
Jimmy Page(g)

xyz_1_2017031712453654a.jpg


[music]
1.Mind Drive
2.Fortune Hunter
3.Can You See
4.Telephone Secrets

MTVを軸にした米商業音楽の影響を受け80年代に崩壊したのはブリティッシュハードロック
だけではなくプログレッシヴロックも同様に70年代の化石サウンドとして没落していくのですが
元ZEPPのジミー・ペイジと元YESのクリス・スクワイア&アラン・ホワイトの3人で
どこまで本気だったか分かりませんが、XYZというプロジェクト名でセッションを行います。

xyz_2_201703171245359ac.jpg

ジミー・ペイジ談
「仲介人から申し出があったんだ。アラン・ホワイトとクリス・スクワイアとプレイするってものだった。
イエスの音楽はものすごくリスペクトしていた。なんて厳密なんだってね。一緒にやってみたよ。
彼らは興味深いものを持っていた。僕にとって挑戦ではあったけど、うまく行った。僕も曲を持ち込んだ。
いいシンクロだったよ。クリスが素晴らしい名前を思いついたんだ。
XYZだ。元イエス(ex-Yes)と元ツェッペリン(ex-Zeppelin)だからね。
それで、仲介人がプラントに聴きに来ないかって話を持っていった。
もちろん、彼は全く興味を示さなかったよ(笑)
でも、曲はよかったんだ。いくつか持っている。いつか日の目を見ることを願っている。」

XYZとして4曲がデモ音源として録音されブート盤で聴くことができますが


「Fortune Hunter」はThe Firmの「Mean Business」に収録され


「Mind Drive」はYESの「Keys To Ascension」


「Can You See」はYESの「Magnification」に「Can You Imagine」とタイトルを変更して
リリースされています。


このプロジェクト後、クリス&ホワイトはトレヴァー・レヴィン&トニー・ケイの
4人でシネマを結成しそこにジョン・アンダーソンが加わり90125YESが誕生します。

Fly From Here/YES - 2011.06.22 Wed









[sales data]
2011/6/22
[producer]
Trevor Horn
[member]
Benoît David(vo)
Steve Howe(g/vo)
Chris Squire(b/vo)
Geoff Downes(key)
Alan White(ds)
*****
Oliver Wakeman (key)
Trevor Horn(key/g/bavo)
Luís Jardim(per)
Gerard Johnson(p)




近日、YES人脈の組み合わせの中でもお互いの信頼関係が最も希薄と思われる
アンダーソン、ラビン&ウェイクマン(A.R.W)が来日するので刺激されて比較的最近の
スタジオアルバムを購入してみました。

arw_20170314092409af4.jpg

度重なるメンバーチェンジで懐メロ歌謡バンド活動が活発化し、時代錯誤も甚だしいオーケストラとの
コラボ作マグニフィケイション(2001年)以降、全くバンド活動に興味を失っていたのですが
10年ぶりにリリースされた本作のトピックスはボーカルのジョン・アンダーソンが外れていることと
バグルスのジェフ・ダウンズ&トレヴァー・ホーンが参加していることです。

アルバムの制作経緯をwikiで調べてみると2003年に黄金期メンバーで行われた35周年ツアー終了後、
心臓病を抱えていたウェイクマンがバンド活動を辞退し代わりに息子のオリヴァー・ウェイクマンが
ゲストで参加することになり、2008年に計画された40周年ツアー前にジョンが急性呼吸不全で
バンドを離れたことから、新たなメンバー探しが急務となりクリスがYouTube上にアップされていた
イエスのコピーバンド、Close To The Edgeの演奏を視聴し、



同バンドのヴォーカリスト、ベノワ・ディヴィッドをスカウトし、
Steve Howe, Chris Squire, and Alan White of Yesという名義でツアーが行われます。

その後、ツアー時はゲスト扱いだったオリヴァーとベノワが正式メンバーとなり
2010年にフロンティアーズ・レコードと契約を締結し、同年秋からレコーディングが開始されますが
オリヴァーはゲストに格下げされ、ジェフ・ダウンズに交代しており、プロデュースも
トレヴァー・ホーンが担当し、ドラマ期のYESメンバーが顔を揃えることとなりました。

アルバムタイトルの組曲Fly From Hereはドラマには未収録でしたがライヴでは演奏された
We can fly from hereが元になっています。



又Life On A Film SetはバグルスのRiding A Tideが元ネタです



ベノワはYESのコピーバンドを演っていただけあって、ジョンの歌心をしっかり抑えており
久々に非常にYESらしい作品でプログレ全盛期なら必ずや高評価された作品だと思います。

購入特典で録音風景を収録したDVDが付いているのですが、もしバンド愛が深い方は
この映像は見ない方が良いと思います。
往年のYESサウンドに反してメンバーの老いの激しさに衝撃を受けると思いますので(苦笑)

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