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2020-07

空色帽子の日/Zelda - 1985.10.21 Mon









[sales data]
1985/10/21
[producer]
白井良明
[member]
小嶋さちほ(b)
高橋佐代子(v)
石原富紀江(g)
小澤亜子(ds)



日本フォノグラムからCBSソニーに移籍第1弾(3rd)

どこか乗り切れないヘタウマ加減がバンドの味となり(カテゴリー的にはニューウェイヴ系に
分類されるようです)同時期のメジャーなギャルバン「プリプリ」「SHOW-YA」などとは
一線画したフワフワした存在感があります。

高橋佐代子さんの不思議少女世界観に感情移入できるか否かがこのバンドの好き嫌いの分かれ目に
なるのかもしれませんが、以後のサウンドがストレートなロック~ファンク&ブラックミュージックに
変化していくことを考えるとゼルダがバンドの一番オリジナル性を発揮していたのはこのアルバム
かもしれません。



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ぷりぷり/ローザ・ルクセンブルグ - 1986.02.21 Fri









[sales data]
1986/2/21
[producer]
ローザ・ルクセンブルグ
山口州治
[member]
玉城宏志(vo/g/etc)
永井利充(vo/b/sax)
久富隆司(どんと)(vo/g/harmonica)
三原重夫(ds/per)




「どんと」は何が出会いの契機だったか記憶がないのですが、
最初の印象は「妙な人」だなという感じでした(笑)

ローザ・ルクセンブルグ結成の経緯は1983年頃に京都のライヴハウス「拾得」で
どんとと玉城宏志氏が知り合ったことからスタートし、
翌1984年NHK「YOUNG MUSIC FESTIVAL」で「在中国的少年」で金賞を受賞、
審査員が矢野顕子&細野晴臣だったことから?MIDIからメジャーデビューした1st。
(在中国的少年はシングルでも発売)
ROSA LUXEMBURG

見た目はイカ天に出てきそうな色物バンドですが、全く違うのは、今でも劣化しない
高品質な楽曲を生み出すクリエイティヴなバンドだったことです。
どんとのフラワーなコミック性と玉城氏のロックテイストも併せ持つという
双方の演りたいことが微妙にズレながらからみあっているそんな感じです。
80年代の音楽は商業拡大の渦に巻き込まれて、あっとういう間に劣化していきましたが、
90年代に花開く音楽の種はしっかり蒔かれていたんですね。
ローザもボ・ガンボスもCDが廃盤で入手難の状態が続きましたが、
どんとの死後、再発運動が活発になり殆どの作品が再び陽の目を見ました(喜)

Rosa Luxemburg Ⅱ/ローザ・ルクセンブルグ - 1986.12.20 Sat









[sales data]
1986/12/20
[producer]
ローザ・ルクセンブルグ
山口州治
藤井丈司
伊東俊郎
[member]
玉城宏志(vo/g)
永井利充(vo/b)
久富隆司(どんと)(vo/g)
三原重夫(ds/per)
*****
近藤達郎(b/org/etc)
EPO(bvo)
川上KYON(hamondo/etc)
高木親(sax)
妹尾隆一郎(blues harp)




どんと says "This album is just only「the greatest rock」album"

どんとと玉城氏の相異バランスをうまく保ち、バンド2枚目にして最高のアルバムを
クリエイト。
(kyonやEPO、チャクラ時代から小川美潮さんと活動を共にする近藤達郎氏などが
ゲスト参加)

ファンの方は皆同じことを感じているようですが、このハイテンションでもう1枚作って
欲しかったなと。
全体的にどんとが11曲中9曲に関わり創作意欲が花開き、ボ・ガンボスな香りが
既に漂い始めています

C-Rock Work/Zelda - 1987.04.01 Wed









[sales data]
1987/4/1
[producer]
佐久間正英
[member]
小嶋さちほ(b)
高橋佐代子(v)
石原富紀江(g)
小澤亜子(ds)



前作「空色帽子の日」までは巷で言われるように高橋佐代子さんの少女漫画的な詩世界と
ヘタウマ演奏の併せ技がゼルダの独特な世界感を醸し出していたと思うのですが、
本作は元四人囃子の佐久間正英プロデュースということもあって急にメジャー感のある
ニューウェイヴメルヘンPOPに仕上がっています。

こういうサウンド変化を当時のファンはどのように受け止めたのか興味あるところで
ZELDAのファンの方で当時の様子をご存知でしたら教えていただけると幸いです。





Stay But Eat/ローザ・ルクセンブルグ - 1987.07.21 Tue









[sales data]
1987/7/21
[producer]
山口州治
藤井丈司
[member]
玉城宏志(vo/g)
永井利充(vo/b)
久富隆司(どんと)(vo/g)
三原重夫(ds/per)
*****
藤井丈司(programing)
近藤達郎(key)
高橋佐代子(bvo)
小嶋さちほ(bvo)
小澤亜子(bvo)




ローザ最後のスタジオミニアルバム(ファンの間の通称は「ステバチ」)
バンドの解散が既に決まっており、完全にどんとと玉城氏のやりたい音楽が違うことが
はっきりした感じです。
ZELDAのメンバーがゲスト参加しており、この頃よりどんととさちほさんは
同棲生活(>後結婚)をしていたそうです。

donto sachiho

どんと・永井はkyon&岡地明とボ・ガンボスを結成、玉城氏はソロ>マチルダロドリゲスと
別々の道を歩みますが、どんとがソロに転向した後どんとと玉城氏は時々ライヴで
共演していました。

Live August/ローザ・ルクセンブルグ - 1987.09.15 Tue









[sales data]
1987/9/15
[producer]
ローザ・ルクセンブルグ
[member]
玉城宏志(vo/g)
永井利充(vo/b)
久富隆司(どんと)(vo/g)
三原重夫(ds/per)




1987年8月6日(渋谷エッグマンでのラストライブ)
1日目(8/5)をビデオ化、2日目がレコード(3枚組)化(8/6)されました。

ローザも一度、生で見たかったですね(シミジミ・・・)

ラストライヴのわりには悲壮感がなく、全速疾走での25曲完走。
だらだら惰性でバンド存続させずあっさり解散した潔さはどんとが目指す
次の桃源郷(約束の地をめざす?)「ボ・ガンボス」に受け継がれていきます。

ポンパラス/ローザ・ルクセンブルグ - 1987.12.31 Thu









[sales data]
1989/10/21
[producer]
Hiroshi Okura
[member]
どんと(vo)
玉城宏志(g/vo/etc)
永井利充(b/vo)
三原重夫(ds)
*****
藤井丈司(synthe)
近藤達郎(key)
KYON(key)
WHACHO(per)
EPO(bvo)




私の場合、ローザ・ルクセンブルグはボ・ガンボスからの後追いだったので、
当時、ローザのオリジナルアルバムは全廃盤でこのベストだけでローザを聴き知ることが
できました。

ローザ入門編という位置づけですが、デビュー前同志社大学放送局主催による
「僕、ボッキ」ファースト・コンサート(700人動員)記念に発売され即日完売した

rosa lukenburg
rosa lukenburg2
rosa lukenburg3

"ROSA LUXEMBURG"の自主制作盤(ソノシート)の楽曲が収録されているので
コアなファンも買わなければならない仕組みになっています(笑)

Live at 磔磔 1988.07.11/ボ・ガンボス - 1988.07.11 Mon









[sales data]
2000/12/8
[producer]
松井元
瀬戸英夫
BO GUMBOS
[member]
どんと(vo/g)
KYON(g/key/vo)
永井利充(b/vo)
岡地曙裕(ds)




どんとの死後、リリースされたメジャーデビュー前の貴重なライヴ蔵出し音源。
(録音は村八分の草臥れて、ゲイター・ワブル事件で有名な?松井元氏)

ボ・ガンボスは1987年9月13日に結成後、1987年11月22日明治大学生田祭の
初ライヴ以降、メジャーデビュー前に全国の比較的小さな小屋で100回以上
ライヴを行っており、本ライヴは1988年7月11日、京都磔磔で行われた
通産66回目のライヴで有料入場者数206名とデータが記されています。

まだ色とりどりのボ・ガンボギャルがステージに踊りに上がってくるようなお祭状態の
雰囲気はなく、サウンド一極集中時代でボ・ガンボスの絶頂期はメジャーデビュー前だ!
なんて言う人もいるぐらいテンションの高い演奏です。
初期の頃はお馴染みの楽曲でも歌詞やアレンジが違うプロトタイプなので面白いですね。

宇宙サウンド/ボ・ガンボス - 1989.02.19 Sun









[sales data]
1989/4/21
[producer]
Ikuro Meguro
Ikko Shimizu
[member]
どんと(vo/g)
KYON(g/key/vo)
永井利充(b/vo)
岡地曙裕(ds)


bo gumbos ucyu sound



本作は1989年2月19日浅草常盤座でのライヴ。
ローザ・ルクセンブルグ解散後、どんとが凄いバンドを作ったという評判は
音楽業界では既に話題になっていたそうで各社争奪戦の末、エピック・ソニーと契約し
100回以上の肩慣らしのライヴ活動を通じボ・ガンボギャルと呼ばれる
派手な格好の女性ファンが増殖していた頃の映像です。

もう既に新人らしからぬ圧倒的なパワーを発揮し、タイトル通りの「宇宙サウンド」です。
エキセントリックなんて形容詞が当てはまる日本人はそういないと思うのですが
まさに「どんと」にぴったりな言葉なんじゃないかと思う次第です。
(PS)
余談ですがボ・ガンボギャルをやっていた友人がいたのですが、
当時の衣装&鳴り物は結婚後も箪笥の奥に大事にしまってあるそうです(笑)

Bo & Gumbo/ボ・ガンボス - 1989.04.21 Fri









[sales data]
1989/4/21[producer]
Bo Gumbos
[member]
どんと(vo/g)
KYON(g/key/vo)
永井利充(b/vo)
岡地曙裕(ds)
*****
Bo Diddley(vo/g/etc)
AlFred Roberts(conga)
Kenneth Williams
(conga/timbales/etc)
Cyril Neville(conga/timbales/etc)
Scott GouDeau(g)
松井元(Claves)
Charles Ellam III(bvo)
Pamela B Jordan(bvo)
Terry DeGruy(bvo)
Jackie Mayfield(bvo)
etc




ボ・ガンボスはデビューアルバム、シングル、ビデオ(宇宙サウンド)を同日発売

bo gumbos jidaiwokaeru 

「さぁ皆さんも一緒に時代を変える旅にでよう!」

どんとにによる「ボ・ガンボス取り扱い説明書」(レコード店向け資料)抜粋

「Xdayの日、大喪の礼と、お上の事情で簡単に音楽が消されたのをおいらは
見てしまいました。社会的にはどの程度の影響があったのかは、
おいらには全くどーでもよいですが、音楽の無限のパワーを信じるおいらには
全く腹立たしい出来事でした。その日を堺に、
おいらは音楽で世界をぶっ飛ばしてやろうと決意したんです。
だからビデオ、シングル、アルバムなどやれる事は
全部やっておいらたちの色で地球の色を少しでもカラフルに自由に
好き勝手に塗り替えてやろうと思います。」

新人にあるまじき海外(ニューオリンズ)レコーディングによるデビューアルバム。
元々演奏力の高いメンバーが集い1987年結成以来、実に100回以上のライヴを行い、
楽曲をシェイプアップし、やる気が充満した制作現場にボ・ガンボスのメンバーが
師とするボ・ディドリーが参加。
(ボ・ディドリーと初競演したどんとは彼の怪獣ぶりに圧倒されたとライナーに
記しております(笑)

ボ・ガンボスの本来のノリの良さを殺さず、スタジオ録音でこれだけ緻密で
完成度の高いアルバム(収録曲の殆どがボ・ガンボスのライヴ定番代表曲)は
制作に関わる全ての好条件が揃わないと誕生しないのではないでしょうか。



*****追記*****
ボ・ガンボス1989(BOX)



[sales data]
2015年1月28日

デビューアルバム「BO & GOUBO」発売25周年記念(3CD+DVD)

オリジナルアルバムにシングル4曲の最新リマスター音源、
アルバムセッションから初蔵出しの別テイク音源、
浅草常盤座ライヴ(1989年2月19日)を収録した「宇宙サウンド」に
同ライヴ未収録映像追加
豪華別冊ブックレット付

■別冊ブックレット内容(全84P)
・故ヒロ伊藤氏撮影、ニューオリンズ未発表カラー写真多数
・初出音源解説(Dr.kyOn)
・どんとによるニューオリンズレコーディング写真日記
・どんとによるボ・ガンボス取扱い説明書(1989年ディーラー資料復刻)
・書き下ろしライナーノーツ(湯浅学)、インタビュー(丸山茂雄)
・当時の担当ディレクターによる制作覚え書き(名村武)
・ボ・ガンボス1989年活動記録

単なる未発表音源集で終わらせるのではなく「どんと」という稀有のアーチストの
音楽的功績を後世に語り伝えていく上で当時の資料もよく整理してあり
(90年代以降のアーチストは映像が残っているのが強みですよね)
新旧ボ・ガンボスファンは躊躇無く買いです!!!

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