2017-09

Champion/Jeff Berlin & Vox Humana - 1985.03.15 Fri









[sales data]
1985
(Rec:1985/3)
[producer]
Ronnie Montrose
[member]
Jeff Berlin(b)
Scott Henderson(g)
Neil Schon(g)
T Lavits(key)
Steve Smith(ds)
Neil Peart(ds)
Ronnie Montrose(vo)
Clare Fischer(key)
Keith England(vo)
Roger Love(vo)




ジェフ・バーリンの初ソロアルバムはキャリアから考えるとかなり遅く1985年です。
Bruford解散後は目だった活動はなく幾つかのセッションに参加するだけで
マイナーな存在でしたが、ブルフォードとペアで渡辺香津美のspice of lifeに
参加したことでプログレファンを中心に日本での認知度もかなり上がりました。



Vox Humanaというのはバーリンと同レーベルPassportの若手3人衆
Scott Henderson、T Lavits、Steve Smithで又意外なのはプロデュースは
あのロニー・モントローズです・・・
(ゲストでニール・ショーンとニール・パートが参加)

ベーシストのソロアルバムの楽しみはその楽曲センスですが、
モントローズ色もあってかこれがバーリンの曲なの?というフュージョンとロックと
どっちつかずな中途半端感がありどこか迷いのあった頃の渡辺香津美チックな
感じがしないでもないです。

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Pump It!/Jeff Berlin - 1986.05.15 Thu









[sales data]
1986
(Rec:1986 May)
[producer]
Jeff Berlin
[member]
Jeff Berlin(b)
Bryan Rutter(bvo)
Chris Hughes(bvo)
Tris Imboden(ds)
Frank Gambale(g)
Paul Gilbert(g)
Ron Reinhardt(key)
Claire Fischer(key)
Brad Dutz(per)
Jeffrey Weber(bvo)
Jeff Porcaro(per)
Buddy Miles(vo)

pump it


出だしのタイトル曲Pump ItがかなりPOPな歌物でガクっとなるのですが、
2曲目からテクニカルフュージョン本線に戻り、ブリブリベース(笑)
(BRUFORD時代のJoe Frazierの再録が嬉しいですね)



クロスロードのクラプトンのギターソロをベースで完コピを披露するなど
前作よりバーリンの特徴が出ていると思いますが、参加メンバーとバーリンのつながりが
イマイチ分からない感じで(笑)ボーカル参加のバディ・マイルスの名前が
クレジットされているので凄く久しぶりだなと思って調べてみると、ドラッグ問題で
70年代後半から長年服役して出所直後で、昔のよしみでサンタナに拾ってもらい現場に
復帰できたようです。



覚えている方も多いかと思いますが、サンタナ、スティーヴ・ルカサー、ジェフ・ベックが
顔を揃えたSuntory Beer Sound Market '86 In Karuizawaでバディ・マイルスも
サンタナバンドのメンバーで来日してました。
どかかで見たような怪しげなおっさんだなと思ったらバディ・マイルスだったので
とても驚きました(笑)

Taking Notes/Jeff Berlin - 1997.01.15 Wed









[sales data]
1997
(Rec:1996/12-1997/1)
[producer]
Jeff Berlin
[member]
Jeff Berlin(b)
Cliff Almond(ds)
Captain Billy Lang(g)
Ron Eschete(g)
Scott Kinsey(key)
Clare Fisher(key)
Alex Acuña(per)
Rob Lockart(sax)
David Stout(trombone)
Roy Wiegand(trombone)
Howie Shear(tp)
Jose Soplar(tp)

Taking+Notes.jpg


約10年ぶりのソロ3rd。

前2作のようなテクニカル・フュージョンとは違うものにしようという意図で
管物を取り入れているのですが、是が非でも出したかったアルバムという熱意は汲み取れず
誰に向けての音楽なのかいまいち分からない内容です。
ベースの表現力に限度があるというか、今回もクラプトンやジョン・レノンの楽曲の
歌メロを超絶ベースラインで弾いているのですが、いっそギターで弾いてみたら
面白いんじゃないかと(笑)

バーリンさんの活動履歴には謎が多く、70年代のブルフォード、80年代のSpice Of Life
90年代初頭のA.B.W.Hへの客演などピン・ポイントでメジャーな活躍はしているのですが
他ミュージシャンとのセッション数を数えてもそんなに多くなく、活動期間も
空白があるようなのですが、例えば80年代にエドワード・ヴァン・ヘイレンにバンド加入を
誘われるも「デイヴィッド・リー・ロスが自分の事を気に入ってくれるとは思えないし、
彼にはビリー・シーンの方が似合ってる。それに自分の方向性を曲げてまで、
金を稼ぐためにプレイするのはバンドにとっても良くないだろう。」と固辞したエピソードも
あるのですが、一体どうやって生計を立てているんでしょうかね?

バーリンさんはビル・エヴァンスにその才能を見出され、エヴァンストリオ初のエレキベーシスト
としてマーク・ジョンソンの後任に迎えられる予定が、エヴァンスの死去で実現しなかったものの

ジャコ・パストリアス談「俺よりも優れたソロイスト」
ヴィクター・ウッテン談「地球上で最も上手いベーシスト」
ビリー・シーン談「彼のプレイを聴くと腕を切り落としたくなる」
又ラッシュのゲディ・リーが敬愛するベーシストとしても知られていたり同業者からの
支持は厚いものの、音楽ファンにはなかなかバーリンさんの良さが伝わってないのが
残念です。


in harmony's way/Jeff Berlin - 2001.09.15 Sat









[sales data]
2001/9
[producer]
Jeff Berlin
[member]
Jeff Berlin(b)
Richard Drexler(contrabass)
Danny Gottlieb(ds)
Mike Stern(g)
Clare Fischer(key)
David Liebman(sax)
Doug Webb(sax)
David Stout(trombone)
Howie Shear(tp)
Gary Burton(vibra)
Steve Shephard(vo)

51033MgjsCL.jpg


今まで聴いたジェフ・バーリンのアルバムの中では一番Jazzっぽい作品ですが
OPENINGから楽曲のリードパートをベースが突っ走る暴走モードです(笑)
ある意味ギターのようにベースを弾いてしまう馬鹿テクがバーリンの代名詞のようになってしまい
その点に注目して聴くと非常につまらない作品になりがちですがsongwritingも充実してます。

R.ドレクスラ(p)、D.ゴットリーヴ(ds)のトリオにゲイリー・バートン、マイク・スターン参加。
Runaway Trainは格好いいぞ(是非聴いてね!)

Lumpy Jazz/Jeff Berlin - 2005.01.01 Sat









[sales data]
2005
[producer]
Jeff Berlin
[member]
Jeff Berlin(b)
Danny Gottlieb(ds/per)
Richard Drexler(p/b/key)
Toots Thielemans(harmonica)
John Scott Richardson(per)




前作のin harmony's way同様のメンバーで今回はゲスト予算を削り(笑)
トリオ中心の演奏になっています。
そうなると自ずとベースがメロディラインをひっぱる楽曲が多く、つまりいつもの如く
ギターのようにベースを弾きまくるジェフ・バーリンという図式で「巧さ」以外に
伝わるものが少なくリズム楽器の表現力の限界を感じてしまいます。
バーリンは意図的にその限界突破を試みていると思うのですが、この手のアーチストは
好きな人だけ買って聴けばよいということに落ち着くのかもしれませんね。



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