2017-06

或る日/ザリバ(feat 矢野顕子) - 1974.01.01 Tue









[sales data]
1974
[producer]
unknown
[member]
鈴木(矢野)顕子(vo/p)
キャラメル・ママ

zariba_aruhi.jpg


矢野顕子のプロ歌手活動の原点。

[矢野顕子さんの略歴](wiki抜粋)
父親の知人であった安部譲二の当時の妻であった遠藤瓔子が経営するジャズクラブ
「青山ロブロイ」で夜な夜なセッションを繰り広げ、その演奏が業界人の間で話題になり
高校を中退しプロの道を選び、アグネス・チャン、南沙織、荒井由実など様々な歌手の
アルバムに鍵盤&コーラスで参加していた1973年頃、
デビューアルバムを前提に細野晴臣、林立夫らとスタジオ録音をするもこの音源はお蔵入り。
(この時の音源の一部は後にJAPANESE GIRL等のアルバムに収録されます)

そして1974年ザリバというバンドでシングル「或る日」をリリース。
(筒美京平作曲/矢野誠アレンジ)
ザリバは当時、米軍キャンプ回りをしていたバンドで、レコード会社は矢野顕子を
プロデビューさせることしか興味がなかったようです。
(ジャケットには男性3人が写っていますがメンバー詳細は不明。
又演奏は矢野さん本人によるとキャラメル・ママの演奏だそうです)

矢野顕子の超個性が完全に封印され筒美先生の歌謡世界をそのまま歌いあげている
とても興味深い音源です。
ちなみにこの「或る日」は南沙織が当時のヒット曲をカバーしたアルバム「夏の感情」に
ティン・パン・アレイ&矢野顕子のバック演奏で収録されています。

zariba_aruhi2.jpg

この年、矢野誠とできちゃった婚(当時19歳)
「矢野」姓は矢野誠と婚姻関係にあったため、当時の本名を芸名に使い、
そのまま現在に至っています(旧姓は鈴木顕子)

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JAPANESE GIRL/矢野顕子 - 1976.07.25 Sun









[sales data]
1976年7月25日
[producer]
小東洋(=矢野誠)
矢野顕子
[member]
矢野顕子(vo/p)
リトル・フィート
*****
Paul Barrère(g)
Sam Clayton(per)
Lowell George(g)
Kenny Gradney(b)
Richie Hayward(ds)
****
細野晴臣(b)
林立夫(ds)
吉川忠英(g)
かしぶち哲郎(per)
鈴木博文(b)
鈴木慶一(shimedaiko)
武川雅寛(mandolin)
駒沢宏季(steel g)
堅田喜三久(tuzumi)
アンサンブル大野(strings)
山内喜美子グループ(koto)
山上進(taiko/fue)
小泉洋(haneto)
菊地まみ(haneto)
あがた森魚(haneto)
鈴木伸吾(haneto)
人種差別反対少年少女合唱団(bvo)



矢野顕子談
「私にとってのJAPANESE GIRLとは矢野顕子の肉体を通した肉体音楽です」

yanoakiko.jpg

デビュー以前からキャラメル・ママ~ティン・パン周辺で活躍するキーボーディストとして
注目された存在だった矢野顕子のデビューアルバム。

矢野さんが幼少時代を過ごした青森の民謡をカバーし、和楽器を多用し
日本の伝統音楽とロックのクロスオーバーを図るなどデビュー時から
今までの女性シンガー・ソングライターの概念を完全破壊した独創的な矢野ワールドが
300%展開!!!

アナログ時代A面はAMERICAN SIDEでリトル・フィートのメンバー
(鍵盤奏者のビル・ペインは不参加)とのロサンゼルス録音。
B面はJAPANESE SIDEであがた森魚の日本少年制作メンバーが参加。
(本作はあがた氏の日本少年のアンサーアルバム)

新人矢野+リトル・フィートの組み合わせは矢野さんと日本人プレイヤーの組み合わせに
物足りなさを感じていた三浦光紀さんの尽力で実現したそうです。
(丁度この頃リトル・フィートは「ラスト・レコード・アルバム」のプロモーションで
全米>欧州と精力的なツアー中<このツアーライヴは2014年にリリースされました)



リトル・フィートをただのバック・バンドとして使いこなしてしまう力量を物語るのに
ローウェル・ジョージが「十分に彼女の音楽をサポートできなかったのでギャラは受け取れない」
と発言したという伝説的なエピソードがあるようです(笑)
今までのあまり気にしてなかったのですが、AMERICAN SIDEに収録されている「クマ」
(矢野さんが幼少の頃、青森で飼っていた愛犬への追悼歌)の尺八は
東京に戻って日本人の尺八奏者の音を足したのだと思っていましたが
実はローウェル・ジョージの演奏だったことに驚きました)

「大いなる椎の木」は幻のデビューアルバムとして細野&林と録音し
発売にいたらなかった時の蔵出し音源(73年5月録音)

長月神無月/矢野顕子 - 1976.12.05 Sun









[sales data]
1976年12月5日
[producer]
矢野誠
[member]
矢野顕子(vo/p)
駒沢宏季(steel g)
平野融(b)
上原裕(ds)
かしぶち哲郎(和太鼓/チャンチキ/
ティンパニー/鈴)
堅田喜三久(つづみ/虫笛)
山上進(津軽三味線/囃子笛)




デビュー作JAPANEASE GIRLでその天才ぶりを十二分に発揮した矢野顕子のデビューコンサート
(1976年9月12日渋谷公会堂)と10月の芝郵便貯金ホールのライヴ音源の編集盤。

前半がピアノ弾き語りによるものと後半は邦楽のバンド演奏。

初期の彼女はまさに捉え所のないぶっ飛び具合が魅力で作曲センスもさることながら
アレンジャーとしての高い能力も聴き逃せません。
彼女の特徴でもある童謡のジャズアプローチのようにジャンル違いの音楽の融合は
多くのミュージシャンがトライして失敗するのですが、このサウンド融合のイメージが
矢野さんの中で十分に消化されていて、不思議なオリジナル性を発揮しています。


いろはにこんぺいとう/矢野顕子 - 1977.08.05 Fri









[sales data]
1977/8/5
[producer]
矢野誠
[member]
矢野顕子(vo/p/etc)
細野晴臣(b)
林立夫(ds)
鈴木茂(g)
高中正義(g)
伊藤銀次(g)
駒沢裕城(steel-g)
かしぶち哲郎(moog ds)
松武秀樹(programming)
大野グループ(strings)
RICK MAROTTA(ds)
WILL LEE(b)
DAVID SPINOZZA(g)
NICKY MARRERO(vibra slap)
浜口茂外也(しめだいこ他)




なんですかねこの妙なジャケットワークが意味するところは?
「大間のマグロ漁ったど~!」って感じでしょうか(笑)
(掲げているのはイルカですけど)

JAPANESE GIRLリリース以前のお蔵入りになっていた音源(1973年頃)が収録されるなど
年数を跨ぎ少なくとも5箇所以上で行われたセッション集です。

アルバムタイトル曲だけウィル・リーやリック・マロッタ、デヴィッド・スピノザなどが
参加しています。
このメンバーは同時期、マイク・マイニエリのLove Playに参加しているので
深町純氏経由でセッションが実現したのでしょうか?



このアルバムの特徴は松武秀樹が参加したため後のYMO参加やコンピュータープログラミングを
全面導入することになる電気矢野時代の音作りに大きな影響を与えます。

又実子、風太君がカタルン カラランで作詞に挑戦。
ちなみに本作品に収録されているやませ(東風)は鈴木晶子のペンネームで小坂忠に提供した
楽曲「つるべ糸」(ほうろう収録)と同曲です。

ト・キ・メ・キ/矢野顕子 - 1978.09.05 Tue









[sales data]
1978/9/5
[producer]
矢野顕子
[member]
矢野顕子(vo/p/synthe/etc)
Rick Marotta(ds)
Wikk Lee(b)
David Spinozza(g)
Armen(per)
松武秀樹(synthe/programing)
NIcky Marrero(per)
Steve Jordan(ds)
Frank Blair(b)
WIll Boukware(org)
Shigeru(voices)
David Baker(voices)
Roger Powell(programing)




矢野顕子の初のセルフ・プロデュース作品。

ニューヨークで録音が行われ、基本的にはウィル・リー&リック・マロッタチームと
スティーヴ・ジョーダン&フランク・ブレアチームと矢野&松武コンビの3つのセッションで
構成されています。

前作「いろはにこんぺいとう」に続き、松武秀樹が参加し電気矢野色を強め
同年、坂本氏の「千のナイフ」や細野氏の「イエロー・マジック・オーケストラ」もリリースされており
松武氏から見ればほぼ同時並行的に制作されていることになりますが、この時点で矢野さんと
YMOメンバーとの音楽接点はなくYMO色は薄く矢野さんは独自に電子楽器の応用を
目指していたことになります。
もっとも本アルバムの「ト・キ・メ・キ ツアー」(「東京は夜の7時」(1978/9)を
YMOメンバーがサポートしその後YMOとの協働関係が急速に展開することになります。

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