2017-09

Ashton,Gardner & Dyke - 1969.01.01 Wed









[sales data]
1969
[producer]
unknown
[member]
Tony Ashton(vo/key)
Kim Gardner(b)
Roy Dyke(ds)

AGD.jpg


トニー・アシュトン、キム・ガードナー、ロイ・ダイクによるトリオバンドデビュー作。
(曲によってはギターが入っているのですが誰が演奏しているのかクレジットでは不明)

ディープ・パープル準会員と称される「トニー・シュアトン」と「エディ・ハーディン」に
俄然興味が沸き、少ない情報を元にこの二人のアプローチを開始したのですが、
このバンドは1968年の結成当初はP.P. Arnoldのバック・バンドを兼任していたそうで
クラプトンやジョージ・ハリスンがこのバンド絶賛していて、

agd_20150830213413c7d.jpg

2ndのThe Worst of Ashton, Gardner and Dykeにこの二人が変名で参加していたり、
ハリスンのALL THINGS MUST PASSにアシュトンが参加したり
ディレク&ドミノスの前座をこのバンドが演ったりという親交があるようです。

前半はオルガンをメインとしたファンキーなR&B系ジャズ・ロックで
後半はプロコルハルムのようなドラマチックな展開の楽曲が占め
数多のオルガントリオのようにプログレハードに押し捲るタイプではないので
インパクトは薄いですが多くのミュージシャンに慕われるアシュトンの人柄を
感じさせる面影はあります。

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Gemini Suite Live/Deep Purple and the orchestra of the Light Music Society - 1970.09.17 Thu









[sales data]
1993
(Rec Live:1970/9/17)
[producer]
unknown
[member]
Ian Gillan(vo)
Ritchie Blackmore(g)
Jon Lord(key)
Roger Glover(b)
Ian Paice(ds)
The Orchestra
of the Light Music Society

17522_deep_purple_gemini_suite_live.jpg



私は長年このアルバムはジョン・ロード主導のConcerto for Group And Orchestra(1969年)の
未発表音源を収録したパワーハウスのデラックス・エディションだと勘違いしていたのですが、
1970年9月17日ロイヤルフェスティヴァルホールで行われBBC放送用に録音された
「ジェミニ組曲」の初演。

IN ROCK以降、バンドの主導権をブラックモアに奪われバンド色をHRに方向転換したため
ジョン・ロードはメンバーとの対立を避けるためオーケストラとの共演活動はソロ名義で
行うこととなり、パープルレコードの記念すべき第一弾として「ジェミニ組曲」スタジオ盤が
リリースされました(ただしスタジオ盤にリッチーは不参加)

gemini.jpg

このスタジオ盤のプロモーション目的のライヴ音源は商品化する予定はなかったのですが
リッチー名義のオムニバスアルバムRock Profile Vol.2に初めてこの「ジェミニ組曲」
第1楽章のライヴ音源が収録されたのを契機に1993年全曲パートのライヴアルバムとして
RPMレコードというインディーズレーベルからリリースされました。



前作のConcerto for Group And Orchestraより各メンバーの見せ場が増えしっくり来ますが
どうしてもクラシックの音楽の中にロックが組み込まれているという主従関係は解消されず
お互いの魅力がクロスアップしていないためなかなかその良さを見出すのは難しいのですが
ジョン・ロードは我関せず、亡くなるまでライフワークとして意欲的に取り組みました。

Pick Up a Bone/Rupert Hine - 1971.01.15 Fri









[sales data]
1971
[producer]
Roger Glover
[member]
Rupert Hine
(vo/g/harmonica)
Simon Jeffes(g)
David MacIver(g)
Peter Robinson(key)
Pete Morgan(b)
Terry Cox(ds)
*****
Clive Hicks/Eric Ford&Joe Moretti(g)
Steve Hammond(g)
Paul Buckmaster
(Cello)
Eddie Mordue
Roy Willox
(sax/fl)
Raul Mayora(Congas)
Roger Glover
(Tambourine)
Barry de Sousa(ds)




アンソニー・フィリップスのアルバムを聴いていてルパート・ハインの名前を見つけ
懐かしくなってソロ作品を聴いてみました。

ルパート・ハインと言えば名プロデューサーとしての成功事例ばかりで
(カフェ・ジャックス、ハワード・ジョーンズ、フィックス、ティナ・ターナー、ロバート・パーマー等
初めてルパートさんがプロデュースした作品はケヴィン・エアーズの「夢博士の告白とその他の物語
だったのをご存知でしたか?

ルパート・ハインが細々とアーチスト活動していたことを知っているのはプログレ系の
コアなファンばかりかもしれませんね(笑)

1965年Rupert & David名義でサイモン&ガーファンクルのカバー曲「Sound of Silence」



(ギターはジミー・ペイジ、ベースはハービー・フラワーズ)でデビューするもヒットしなかったのですが
デイープ・パープルのロジャー・グローバーの耳に止まりジョン・ロードのGemini Suiteと一緒に
記念すべきPurple Records第一弾作品としてリリースされます。



HR?

いやいや、アコースティックとストリングスを基調とした歌物でジャンルではプログレに
分類されることが多いですが、いわゆる斬新(or偏狭)という意味でプログレ(ひねくれ)の
カテゴリーで語られるのかなと(笑)
(ペンギン・カフェのサイモン・ジェフス参加)

決して一般向けではありませんが1971年という時空間は軽く飛び越えている音作りが
素晴らしいと思います。

Gemini Suite/Jon Lord - 1971.01.15 Fri









[sales data]
1971
[producer]
Jon Lord
[member]
Jon Lord(p/org)
Albert Lee(g)
Ian Paice(ds)
Roger Glover(b)
Yvonne Elliman(vo)
Tony Ashton(vo)
Malcolm Arnold(conductor)
London Symphony Orchestra




第二期の黄金のラインナップとなったディープ・パープルはイン・ロックが成功を収めたことで
ブラックモア主導のハードロック路線に転換となったため、第一期でジョン・ロードが
目指していたクラシックとロックの融合はバンドとは別でジョン・ロードのソロ活動で
行われるようになります。

1970年代に起こったロックと他ジャンルとのクロスオーバーブームは
ジャズロック、プログレッシブロックなどの新ジャンルを創出するも
かなり多くのミュージシャンが取り組んだロックとクラシックの融合というテーマは
未だ誰も成し遂げていないような気がします。

それは以前も指摘しましたが、ロックが真正面からクラシックに挑んでいくと
そのサウンドがクラシックに飲み込まれてしまうということです。

電気楽器をフルボリュームにして音の大きさのバランスは調整できますが
複数のクラシック楽器の音の重ね合わせとバランスをとるのは非常に難しいと考えます。

仮にストリングスやホーンを音の厚みという目的でオーケストラを導入する程度であれば
プログレバンドがシンセ1台で表現することも可能でこれらは融合というよりも音の補完
という手段に他なりません。

そこでこの問題の一番の大きな点はクラシック側からロックへの歩み寄りが
なされなかったということなのではないと。
クラシックをかじったロックミュージシャン主導ではなく、クラシック本家側から
作曲から編曲、構成までをロックとの融合を考えて取り組んだ人材が一人もいないためでは
ないかと。
もしかしたら不勉強で現代音楽家でそのようなことをされている方がいらっしゃるかも
しれませんが(例えばステーィヴ・ライヒとか)ロックとクラシックの融合に風穴を開けた
とまではたどり着いていないのではないかなと。

最近、注目しているのはクラシック側からのロックミュージックへのアプローチで
すでにピンク・フロイドやELPの楽曲をフルオーケストラで演奏するという企画が数多く行われ
それなりの人気を博しています。
もしかするとロック心を十分に備えた21世紀のバッハさんやベートーベンさんが
登場する頃合いかもしれません。

You Are The Music...We're Just The Band/Trapeze - 1972.01.01 Sat









[sales data]
1972
[producer]
Neil Slaven
[member]
Glenn Hughes(vo/b/p)
Mel Galley(g)
Dave Holland(ds/per)
*****
B. J. Cole(steel g)
Rod Argent(p)
Kirk Duncan(p)
John Ogden(per)
Frank Ricotti(vibraphone)
Jimmy Hastings(sax)




邦題「連動」
グレン・ヒューズ、デイヴ・ホランド、メル・ギャレーのトリオ編成になっての3rd。
このバンドは元々プログレ指向で初期5人編成時期のサウンドは全然違うので
購入時は要注意です。

古き良き時代のブリティッシュ・ハードロックのお手本のようなサウンドですが
(メル・ギャレーのエッジの効いたギターが良いぞ)メンバーそれぞれが
グレン・ヒューズ>ディープ・パープル
デイヴ・ホランド>ジューダス・プリースト
メル・ギャレー>ホワイトスネイク
に分岐して解散。
(バンドは1992年にジェフ・ダウンズを入れて再結成しているようです)



特に注目なのは第3期のパープルが新たなサウンド転換のためデビカバとヒューズの
ファンキー色を取り入れた見返りにリッチーを失うのは皮肉なものです・・・

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