2017-06

Fathoms Deep/Linda Lewis - 1973.01.15 Mon









[sales data]
1973
[producer]
Jim Cregan
Linda Lewis
[member]
Linda Lewis(vo/g)
Jim Cregan(g)
Domino(bvo)
Poli Palmer(bvo)
Danny Thompson(b)
Phil Chen(b)
Conrad Isidore(ds)
Richard Bailey(sd)
Bob Tench(g)
Lowell George(g)
Max Middleton(key)
Steve Gregory(key)
Allan Sharpe(per)
Larry Steel(per)
Chris Mercer(sax)
Mick Eve(sax)
Ron Carthy(tp)
Poli Palmer(woodwind)




リンダ・ルイスと言えば、故中村とうようさんがファンクラブ会長のごとくマイナー時代から
かなりプッシュしていましたが、その不可思議な歌声はレインボーボイスと呼ばれています。

1967年(16歳)にフェリス・ホイールというサイケデリック、フォーク・トラッド、
R&B、ジャズなど雑多なサウンドのバンドメンバーとしてプロデビュー。



1971年にフェリス・ホイールの人脈でファーストソロ「Say No More」



1972年にジム・クリーガンにより「Lark」をリリース。



本アルバムのプロデューサーも馬ジャケでおなじみのStudのジム・クーリガンですが
前作Larkよりファンキーになっている理由は単純明快、マックス・ミドルトンが
参加しているからです(なんとローウエル・ジョージも参加)
(このレコーディングセッションが契機となりハミングバードが結成されます)

humming.jpg

冒頭にも書きましたが当時は中村とうようさんが旗振りで一部玄人受けしていたものの
ヒットに恵まれず1994年頃の再ブーム到来まで長きに渡り全く一般の耳に届かなかった
という状況はちょっと不思議です。

売れ線重視のメディアの扱いが間違ったばっかりに売れてないけど掘り起こせば生き返る音源
というのは人知れずもの凄く埋もれてるんでしょうね・・・

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Humingbird - 1974.06.15 Sat









[sales data]
1974/6
[producer]
Ian "Sammy" Samwell
[member]
Bobby Tench(vo/g)
Bernie Holland(g)
Clive Chaman(b)
Max Middleton(key)
Conrad Isidore(ds)
Linda Lewis(bvo)




ジェフ・ベックの気まぐれでバンドからお払い箱になったメンバー3人
(マックス・ミドルトン、ボブ・テンチ、クライブ・チャマン)が中心となり

max.jpg
boba.jpgclib.jpg

ハイトーンでバックコーラスを務めるバンドのマスコットキャラ的な?リンダ・ルイスの
アルバムFathoms Deepでのセッションを契機に結成されたバンドです。

081077.jpg

ギターのバーニー・ホランドはフックフットのカレブ・クエイに見初められプロデビューを果たし
その後、Nucleus~Jody Grindなどジャズ・ロック系で活躍していたミュージシャン。
(同時期のツトム・ヤマシタのEast Windにも所属していたようです)

holand.jpg

ドラマーのコンラド・イシドアはステファン・スティルス、ポール・コゾフの
バック・ストリート・クローラーやテリー・リードなど渋い所で叩いていた人で
かなりマイナーですが、このアルバムの楽曲の半分以上はこの人が提供しています。
(2ndではバーナード・パーディに交代)

chanad i

元々実力者揃いのバンド(個人的に東のフックフット、西のハミングバード)ですから
演奏は言うまでもなく、ボブ・テンチが相変わらず哀愁漂うソウルフルな歌いっぷりで魅了します。



個人的にボブ・テンチの歌が結構好きなのですが、ハミング・バード解散後の80年代に
スティーヴ・マリオットのハンブル・パイに加入していたことを知って
このバンドのダブル・ボーカルの破壊力は一体どんなことになっちゃうんだろうと
期待に胸ふくらませていましたが、何とギタリストとしての参加で
マリオットに遠慮してか豪快な歌唱力を封印していたのでガッカリでした・・・

Another Sleeper/Max Middleton & Robert Ahwai - 1979.01.15 Mon









[sales data]
1979
[producer]
Max Middleton
Robert Ahwai
Dennis Weinreich
[member]
Max Middleton(key/synthe)
Robert Ahwai(g)
Kuma Harada(b)
Richard Bailey(ds/per)
Darryl Lee Que(per)
Steve Gregory(sax/fl)
Bud Beadle(sax/fl)
George Chisholm(tp)
Trevor Barber(tp)
Chris Rainbow(bvo)
Linda Taylor(bvo)
Christie Thompson(bvo)
The Martyn Ford String Section

ANOTHER SLEEPER MAX MIDDLETON


長らく未CD化だったのですが、同時期、英HARVESTからリリースされた姉妹盤
DICK MORRISSEY & JIM MULLENのCAPE WARTHとカップリングで
vocalionというところから2012年にリリースされました。

ANOTHER SLEEPER MAX MIDDLETON2
(ジャケット画作者が一緒だからといってジャケットまでもがカップリングされてる
粗悪さではありますが(苦笑)

ハミングバード的なファンキーR&B路線とは異なった、その昔PM23:00から始まった
NHKのクロスオーバー・イレブンを夢うつつに聴いている感じです。
裏方二人のタッグなのでお互いに控えめでそれはそれは奥ゆかしい感じのサウンドですが
マックス・ミドルトンのフェンダーローズフェチは必聴盤です。

このアルバムに参加しているメンバーを書いていて面白いことに気づいたんですが
このメンバーは同時期にリリースされたたアーネット・ピーコックのThe Perfect Release
参加メンバーとほぼ同じなので同時並行で制作していたものと推測されます。

The Perfect Release/Annette Peacock - 1979.11.15 Thu









[sales data]
1979
[producer]
Annette Peacock
[member]
Annette Peacock(vo)
Max Middleton(key)
Robert Ahwai(g)
Richard Bailey(ds)
John McKenzie(b)
Daryl Lee Que(per)
Lennox Langton(per)




前作同様、エロボイスで押し捲るんですが、この作品はマックス・ミドルトンの色が
濃く出ていて、サウンドが明るくボブ・テンチの代わりにアーネット・ピーコックが
歌っているハミングバードみたいな感じです。
殆どが同時期にリリースされたミドルトン&アーワイのAnother Sleeperの参加メンバーで
他にベースのジョン・マッケンジーはGong脱退後のスティヴ・ヒレッジのバンドで
活動していた人です。

80年代に入ると自主レーベルironicrecordsを立ち上げ、
約2年置きにアルバムをコンスタントにリリースしますが日本では殆ど見かけません。

Annette Peacocka
Sky-skating (ironicrecords(1981)

Annette Peacockb
Been in the Streets Too Long (ironicrecords(1983)

Annette Peacockc
I Have No Feelings (ironicrecords(1986)

Annette Peacockd
Abstract-Contact (ironicrecords(1988)

90年代はしばらく表舞台から遠ざかっていたようですが



2000年にECMレーベルから弦楽四重奏をバックに彼女のピアノの弾き語りという内容の
An Acrobat's Heartをリリースし現役で活躍されているようです。

The Journey 1978-2009/Chris Rea - 2011.01.01 Sat









[sales data]
2011
[producer]
Alan Robinson
[member]
Chris Rea(vo/g/etc)
Robert Ahwai(g)
Jim Mullen(g)
Max Middleton(key)
etc




私がクリスさんを知ったのはMAX MIDDLETON & ROBERT AHWAIのANOTHER SLEEPERのことを
調べていたらマックス・ミドルトン周辺のミュージシャンと関係が深いことを知り
日本でもヒットしたらしいOn the Beachを取り寄せてみたんですが、



wikiに記されいる「ジョー・ウォルシュに憧れてギターに熱中しブルースをルーツに
スライド・ギターを得意とし過去にはデヴィッド・カバーディルとMagdaleneというバンドを
組んでいたとこともあったSSW」というイメージは微塵もないAOR歌物だったので
撃沈してしまったのですが(苦笑)もう少し別のアルバムも聴いてみようと思いながら
手付かずだったのですが、たまたま約30年に渡るキャリアを集約したらしい
ベスト盤を見つけたので購入してみました。

クリスさんは日本ではマイナーですが、欧州での人気はすさまじく2009年までに世界中で
アルバムセールス3,000万枚を達成しているようなので、アルバムのセットリストは
曲の流れを重視したもののようで欧州の人にはまさにベスト盤だと思いますが
年代順に聴くことができないので自分でアルバム収録曲を調べてmp3で並び替えようと思ったら
一番聴きたい初期の頃の楽曲は3曲しか収録されてませんでした(苦笑)

一聴して思ったのは随分、独特な歌声だなと。
米アーチストには絶対に醸し出せない英国特有の「陰」の部分が魅力といえば魅力ですが
好き嫌いがはっきりするボーカルかもです。
(日本で言えば柳ジョージさんにイメージが近い気がします)



1978年にエルトン・ジョンを育てたガス・ダッジョンのプロデュースでデビューするも
エルトン・ジョンやビリー・ジョエルのようなPOPS系音楽で売ろうとするレコード会社に
ブルースの要素を取り払われるのを感じ、セールスも低調だったことから
双方あまり友好的な関係ではなく契約解除寸前で低予算で
デモテープのままリリースした5枚目の「ウォーターサイン」が欧州で想定外の大ヒット。



その後「オン・ザ・ビーチ」(1986)「ダンシング・ウィズ・ストレンジャー」(1987)が
立て続けに大ヒットし、スタジアム級の会場チケットが売り切れるほどに急成長。
(ロンドンのウェンブリー・アリーナで2回公演を実施)



しかし、90年代に健康状態が悪化し、膵炎と診断され予後50%と予想された手術を受け
死の淵に立った経験から、原点のブルース・ロック回帰を決意し


復帰後ブルースを追求したオリジナルの137曲を11枚のCDコレクションとして
18ヶ月間で録音したアルバムBlue Guitarsをリリースし(個人的にはこの辺の曲が
一番しっくりきます)2005年に一度引退を表明しますが、2007年頃に復帰し
現在もマックス・ミドルトンらとツアーを行っているうようです。



又クリスさんは自身もレーサーとして参加するほどモーターレースの熱狂的なファンで、
ベスト盤の最後に収録されている「サウダージ」という曲は1994年に事故死した
アイルトン・セナさんへの追悼曲だそうです。

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