2017-09

Over The Top/Cozy Powell - 1979.10.15 Mon









[sales data]
1979/10
[producer]
Martin Birch
[member]
Cozy Powell(ds)
Gary Moore(g)
Clem Clempson(g)
Bernie Marsden(g)
Jack Bruce(b)
Don Airey(key)
Max Middleton(key)

cozy powell



私は自分でも気づいていなかったのですがアルバムを整理していくとギターに次いで
ドラムについて多大な関心を持っていることに気づきました。
(森高はドラマーとして好きなわけではありませんよ(笑)

moritaka.jpeg

思い起こせば幼稚園の時に初めて見た生バンドは「ピンキーとキラーズ」で
そのドラムさばきに感動してドラムを買ってくれと駄々こねて両親を困らせた
記憶があります(苦笑)

さてコージーが新生レインボーのDOWN TO EARTHと同時期に制作した初ソロアルバム。

これは思い出がありまして、当時高校生だった時にパチンコの出球で交換したアルバムです。
当時はパチンコの出球で希望のレコードを取り寄せてくれるサービスがあって
コージーのソロ3枚は高校在学中に全てパチンコ景品で取りました(笑)

ドラマーのソロアルバムはドラムを聴かせるだけで平凡な内容のものが多いのですが
コージーの場合もとにかく「ドラムを聴かせる」という作りですが
ドン・エイリーとマックス・ミドルトンという二人の鍵盤奏者の楽曲が
ロック&バラードとメリハリついてアルバム全体をバラエティなものに彩っています。
マックス・ミドルトンの楽曲は元々はジェフ・ベックのために作った楽曲で
お蔵入りになったものをデイヴ・クレムソンがジェフ・ベックに捧ぐのサブタイトルで
弾いています。
ちなみに1975年頃コージーはデイヴ・クレムソンとストレンジ・ブリューを結成しますが
アルバム制作に至りませんでした。

そして演奏陣の中で特に耳を引くのはジャック・ブルースのベースです。
楽曲こそ提供していないもののアルバム全曲でベースを担当して元気なところを
聴かせていますが、この頃のジャック・ブルースは不遇で



アルバムJET SET JEWELがSOレコードが売却先のPolyGramに発売を拒否されたため
発売が見送られてしまい(2003年にようやく陽の目をみました)コージーの他、
ゲイリー・ムーアやトレヴァー・ラビンの作品にゲスト参加して日銭を稼ぐといった感じで
もしかしたらこのアルバム参加は没アルバムの代わりにポリグラムから
回ってきたお仕事かもしれません。

又当時日本では知る人ぞ知る的ゲイリー・ムーアのギターがにわかに注目を浴びる
契機になったのもこのアルバムのThe Killerの鬼弾きだったと思います。
当時ゲイリー・ムーアはJet Recordの裁判でもめていたため、G-Forceの音源は
日本でなかなか耳にすることができず、大いなる野望(1982年)までの3年近い
沈黙期間にゲイリー・ムーアの名前を日本のロックファンに浸透させた貢献度大です。

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TILT(サンダー・ストーム)/Cozy Powell - 1981.06.15 Mon









[sales data]
1981
[producer]
Cozy Powell
Guy Bidmead
[member]
Cozy Powell(ds)
Elmer Gantry(vo)
Frank Aiello(vo)
Kirby Gregory(g)
Bernie Marsden(g)
Jeff Beck(g)
Gary Moore(g)
Chris Glen(b)
Neil Murray(b)
Jack Bruce(b)
John Cook(key)
Don Airey(key)
Mel Collins(sax)
David Sancious(synthes)




先にも書きましたがコージーのソロ3枚は高校時代、効率よくパチンコで獲りました(笑)

本作はレインボー脱退後にリリースされたソロ第二弾で、今はCDなのでダラダラ最後まで
聴いてしまうかもしれませんが、アナログ時代はA面が充実したインスト、
B面はセンスのない歌物と分かれていて私はB面は殆ど聴きませんでした。

アルバムトピックスは何と言ってもジェフ・ベックの参加でしょう。
Jeff Beck Group以来の共演で収録曲の「CAT MOVES」「HOT ROCK」はヤン・ハマー作で
WIREDの次のアルバム収録用に作られていた楽曲で1978年のスタンリー・クラークとの
来日公演
で新曲として演奏してましたが、アルバムのリリース間隔が空いてしまい
THERE AND BACKに収録されずお蔵入りするところこのアルバムに収録されました。
ゲイリー・ムーアの鳴きのSUNSETも収録されているのでギター小僧にもポイント高い作品です。

で、今となってはあまり聴きこんでないB面のボーカルパートに興味津々なんですが、
まずあまり知らない名前が並んでいるので調べてみると

[フランク・アイエロ]
ベドラム>ハマー時代のボーカリスト



[カービー・グレゴリー]
カーブド・エアーのギタリスト、後にエルマー・ガントリーとストレッチを結成



[エルマー・ガントリー]
60年代ELMER GANTRY'S VELVET OPERAでサイケロックを展開。今回はカービーの紹介で参加。



う~ん、意外と聴かせるボーカルじゃないですか。
コージー曰くは前作はインストアルバムだったので今回は皆が一緒に歌えるように
ボーカルを起用したらしいんですが、コージーの太い太鼓は歌って踊れるような
軽いPOPチューンには重すぎて、A面パートの楽曲クォリティと比較すると違和感ありありで、
コージーのライフワークだったお気楽セッションのForceFieldで展開すべきだったでしょうか。

Octopuss/Cozy Powell - 1983.01.01 Sat









[sales data]
1983
(Rec:1982/9-10)
[producer]
Nick Griffiths
Cozy Powell
[member]
Cozy Powell(ds)
Mel Galley(g)
Jon Lord(key)
Colin Hodgkinson(b)
Gary Moore(g)
Don Airey(key)
London Symphony Orchestra

cozy_powell.jpg


高校時代のパチンコ出球交換三部作もといコージーのソロ3rd。
(MSG脱退~WHITESNAKE加入前時期)

前作ボーカル入りだったことの評判が悪く、今回は制作前から全曲インストにする
予定だったとのことでコージーのドラムをドラマチックに全面に出す作りにしています。
(タイトルやジャケが手数の多さを物語ります)

アルバムはおおまかに3つのレコーディングで構成されていて

1)ゲイリー・ムーア&ドン・エイリー
2)ロンドン交響楽団との共演
3)メル・ギャレイ、コリン・ホッジキンソン、ジョン・ロードの白蛇組
(このメンバーで録音したThe Rattlerはコージーとカヴァーディルの共作です)

全体的にメル・コリンズのトラピーズ的なカラっとしたアメリカンサウンドで
このアルバムの流れを白蛇のSlide It Inに持ち込んだという感じです。

コージー談
「今までのセッション活動は腰が座っておらず、白蛇では腰を落ち着けて活動するため
最低5年間は在籍したい」

とは言うものの結果的に白蛇在籍も短期間でこの人は死ぬまで渡り鳥人生でしたけどね(笑)

ロンドン交響楽団との共演でコージーのドラムソロのクライマックス1812の導入部分の
633爆撃隊が収録されコージーらしさは楽しめますがドラムというリズム楽器の限界とでも
いいましょうかsongwritingの力を抜いた分、内容はやや平凡です。

The Drums are Back/Cozy Powell - 1992.05.25 Mon









[sales data]
1992/5/25
[producer]
Cozy Powell
[member]
Cozy Powell(ds)
Neil Murray(b)
Steve Makin(g)
Geoff Nicholls(key)
Brian May(g)
Don Airey(key)
Jamie Page(g)
John Sinclair(key)
Gerry Lane(vo)
Billy Sheehan(b)
Steve Lukather(g)
Jeff Francis(key)
Jon Lord(org)
Lawrence Cottle(b)
Ray Fenwick(g)
John Deacon(b)




サバス脱退後にリリースされた9年ぶりのソロ4th。

お気楽セッションのForce Fieldシリーズにはスカされた苦い思い出もあり(苦笑)
あまり期待してなかったのですが有名所(スティーヴ・ルカサー、ブライアン・メイ、
ジョン・ロード、ビリー・シーン、ドン・エイリー・レイ・フェンウィック等)を集めて
無難にまとめた1枚かなと。

*****



同時期、一緒にサバスを脱退したTony MartinもソロアルバムBACK WHERE I BELONGを
リリースしたため同時プロモ展開でCOZY POWELL'S HAMMER '92として活動しています。

[member]
Cozy Powell(sd)
Neil Murray(b)
Mario Parga (g)
Tony Martin(vo)

この音源は複数のブートで聴く事ができます
ホワイトスネイク、レインボー、サバスなセットリストはこんな感じ(笑)

1. Walking in the Shadow of the Blues (WHITESNAKE)
2. Shout(Cozy Solo)
3. Stargazer (RAINBOW)
4. Long Live Rock'n'Roll (RAINBOW)
5. Back Where I Belong (Martin Solo)
6. Guitar solo
7. Anno Mundi (BLACK SABBATH)
8. If It ain't Worth Fighting for (Martin Solo)
9. It ain't Good Enough (Martin Solo)
10. Crying in the Rain (WHITESNAKE)
11. Ride to Win (Cozy Solo)
12. Drum solo (incl. 1812 Overture)
13. Headless Cross (BLACK SABBATH)
14. Since You Been Gone (RAINBOW)



*****

収録曲のRide To Winはブライアン・メイの初ソロアルバムBack To The Lightに



ブライアン・メイの歌入りでResurrectionというタイトルでも収録され
1993年ブライアン・メイ・バンドの一員として来日も果たしました。



実に数多のHRバンドを渡り歩いたコージーは1998年イングヴェイの
Facing The Animalに参加し



このアルバムツアーで来日が予定されていましたがツアー準備中に事故死しました
(1998/4/5)
私はたまたま数日後、渋谷のロックカフェで飲んでいたのですが、曲のリクエストは
コージー関連の曲ばかりでした。
(合掌)

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