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2020-05

Jazz/Queen - 1978.11.14 Tue









[sales data]
1978/11/14
[producer]
QueenRoy
Thomas Baker
[member]
Freddie Mercury(vo/p)
Brian May(g/vo)
Roger Taylor(ds/per/vo)
John Deacon(b)



再びロイ・トーマス・ベイカーがプロデュースに復帰しますが、彼の参加は本作が最後と
なります。

クイーンが本格的な米進出を狙う準備段階で、大作志向が後退し全ての楽曲がヒット性のある
キャッチーな作りで(当時流行のディスコ調の曲も収録)ヒットを意識した曲作りに嫌らしい感じもしますが、
別にクイーンがジャズ演っているわけではなくタイトルの「ジャズ」とは「戯言」や「ナンセンス」を
意味したものだそうで、命名の理由としてもっともなものとされているのは、
フレディがモントルーで開催されるジャズ・フェスティバルをこよなく愛していたためとされており、
本作の録音で使用したレマン湖の眺望が美しいマウンテン・スタジオをフレディが痛く気に入り
自ら購入し「心の安らぎが欲しくなったら、モントルーに来ればいい」と避暑地としても頻繁に利用し、
湖畔には「Made In Heaven」のジャケットにも使用されたフレディのモントルー滞在を記念した銅像もあります。

q4_201810211150532c2.jpg

このアルバムからも「Bicycle Race」「Don't Stop Me Now」のヒット曲が誕生。
(「Bicycle Race」のシングルジャケットはエッチで良かったですね(笑)

q1_2018102111504987c.jpg q2_2018102111505046a.jpg

「Bicycle Race」は、ツール・ド・フランス初出場のベルナルド・イノール選手が
ステージ優勝を果たしたレースを見たフレディ・マーキュリーが触発されて
ニースで書いた曲。

この曲はウィンブルドン・グレイハウンド・スタジアムを65人のヌード・モデルが
自転車走行するというお下劣なPVが撮影され、アナログ時代はムフフなポスターが
封入されていました。

q3_20181021115051578.jpg

ビデオの撮影後、自転車を提供した販売大手ハルフォーズ社は使用サドルの引き取りを拒否し、
新品への取り替え費用をバンドに請求するという騒動もあったようです。
今ならネットオークションで高値で取引される気もしますが(笑)

又本アルバムツアーでは同曲演奏時にトップレス美女が自転車で乗って登場する演出もあったようです。

q5_20181021120223199.jpg

ある意味、欧州的なクイーンの様式美が感じられるサウンド作りはこのアルバムで一区切りつき、
来るべき80年代に向けよりPOPな音作りに変化して行きます。



Live Killers/Queen - 1979.06.22 Fri









[sales data]
1979/6/22
[producer]
Queen
[member]
Freddie Mercury(vo/p)
Brian May(g/vo)
Roger Taylor(ds/per/vo)
John Deacon(b)


live killers

1979年1~3月に行われた欧州でのJAZZツアーを収録した70年代クイーンを総括する
ベスト的公式ライヴ盤。

live_20181021151202518.jpg

初回LPはステージのライティングに合わせた赤と緑のカラー盤だったので
埃を取るのに煩わしい色でしたね(苦笑)

q1_20181021152520fec.jpg

ケチつける箇所がないエンターテインメントです。

1_20181021151155e37.jpg 3_20181021152221f51.jpg

日本ではタイミング良く4月25日の武道館追加公演が深夜放送され、正直これほどの完成度を
魅せつけられると、今後更にこの上に行くのは難しいだろうなと薄々思いもしました・・・









尚、ライヴ盤としては珍しくシングルカットした「ラヴ・オブ・マイ・ライフ」がヒットしました。

4_201810211511596c2.jpg

The Game/Queen - 1980.06.30 Mon









[sales data]
1980/6/30
[producer]
Queen
Reinhold Mack
[member]
Freddie Mercury(vo/g/p)
Brian May(g/key/vo)
Roger Taylor(ds/vo)
John Deacon(b/g/key)
*****
Reinhold Mack(key)



「Live Killers」で70年代の活動を総括したクイーンは本作から完全に米進出を意識した
POPなサウンドに変換し、。
This album includes the first appearanceof a synthesizer on a QUEEN album.
とクレジットがあるようにクイーンが初めて本格的にシンセを導入した作品としても
注目されました。

本アルバムからプロデュースを担当するエンジニアのラインホルト・マックが
クイーンのスタジオアルバム制作技術を格段にパワーアップするのに貢献。

ブライアン・メイ談
「何もかもがこれまでと違っていた。ある意味僕らは、スタジオ・テクニック全体の
方向転換を行ったんだ。というのも、マックは僕らとは異なるバックグラウンドの
出身だったからね。マックが最初にしてくれた貢献は、
「そんなことはしなくていいんだ。どこでも差し替えればいいんだから。
30秒やった所で行き詰まったとしても、そのテンポのまま演奏してくれれば、
そこは編集するから続けてくれ」って言ってくれたことだね」

Q1_20181022145850fbf.jpg

注目すべきはシングルヒットしたのが、今までのドラマチックな展開のクイーンサウンド
(例「プレイ・ザ・ゲーム」「セイヴ・ミー」)ではなく、今までのクイーンになかった
ロカビリー調の「愛という名の欲望」とディスコティックな「地獄へ道づれ」の2曲が
全米ナンバーワンになったことです。

Q2_201810221458528d0.jpg Q3_201810221458536de.jpg

「愛という名の欲望」はフレディがホテルの風呂場で思い付いたそうです。
フレディ談
「「Crazy Little Thing Called Love」は5~10分で出来上がったんだ。
ギターで書いた曲なんだけど、僕はギターがからきし駄目でね。でもある意味、それが功を
奏したんだ。ほんの数コードしか知らないという制限があったからだよ。狭い枠組みの中で
シンプルに書かなくてはならなかったわけで、それが良い意味での規律になる。
あまり多くのコードを使いこなせなかったからこそ、その制約のおかげで良い曲が
書けたんじゃないかと思う」



ジョン・ディーコンが作った「地獄へ道づれ」が米で受けた一番の理由は
今までクイーンとは全く無縁だったブラックミュージックマーケットに刺さったからです。

この曲はシックの「グッド・タイムス」と密接な関係があり、ジョン・ディーコンがこの頃
同曲作者のバーナード・エドワードと接触していたことも明らかにされています。





今までのクイーンになかった魅力が開花したことでファン層は更に拡大し
アルバムは意図した通り全米で初のアルバムチャート1位を獲得(米で一番売れた作品)
英チャートでも首位に立ち、全世界で約1,200万枚を売り上げるなどセールス的な成功を収め
主要マーケットを米に移します。
(6月から始まった7回目の全米ツアーは30都市45公演と大規模に拡大)



個人的にはシングルヒット曲重視の80年代以降の商業音楽全般は体質に合わないアレルギーとなり、
今まで作り込んだアルバムをリリースしてきたクイーン作品と比較すると味気なく
この頃からクイーンのアルバムはとりあえず買うがあまり聴き込むことはなくなっていくのですが
今聴くと毛嫌いするほど悪くないですよね?リヴァイ兵長(笑)

RIVAI.jpg

Flash Gordon/Queen - 1980.12.08 Mon









[sales data]
1980/12/8
[producer]
Brian May
Reinhold Mack
[member]
Freddie Mercury(vp/synthe/p/key)
Brian May(g/synthe/p)
Roger Taylor(ds/per/synthe)
John Deacon(b/g/synthe)
*****
Howard Blake
(orchestral arrangements)



映画を見ていないので(STRA WARSのコメディ物?)「フラッシュゴードンのテーマ」を
PVでちょろっと見た程度で、今回アルバムを再聴するまで存在すら忘れていました(苦笑)



あくまでサントラなのでクイーンの1枚と捉えていいのか分かりませんが、
ライナーからネタを拾うと「最初のロックサウンドトラックだと自負している」とのコメント通り
片手間に作ったという代物ではないようです。
(インパクトを与えるため映画のプレミアム試写会までクイーンが音楽を担当していることは
秘密になっていたそうです)



日本では1981年2月劇場公開となり、銀座で行われたプレミア・ショーには
丁度来日中だったメンバーも出席したとのことです。



米進出のこの頃からシンセを多用するようになり、このアルバムの効果音に使いまくっています。
今度レンタルで映画を見てみようと思います。



本ツアーは初の南米ツアーが組まれ、サンパウロでは13万人を動員するなどまさにワールドワイドな
人気を証明しました。



(おまけ1)
ジョン・レノンが暗殺されたのはまさに本アルバムの発売当日で翌日、ロンドンで行われた
ウェンブリー・アリーナ公演でクイーンは「イマジン」を演奏し哀悼の意を表しました。



(おまけ2)
このツアーの「We Will Rock You」でフレディはスーパーマンではなくダース・ベイダーに肩車されて
出てくるニクイ演出がありました(笑)

q0.jpg

Fun in Space/Roger Taylor - 1981.04.18 Sat









[sales data]
1981/4/18
[producer]
Roger Taylor
[member]
Roger Taylor(vo/ds/g/b/synthe)
David Richards(synthe)



アルバムタイトルは「ロジャー・テイラーが好きな宇宙人のファン」ということで
ヒプノシスのジャケットはどこぞのエイリアンが惑星で発行されているロジャーが表紙の音楽雑誌を
読みふけっているもので、裏側はロジャーが「Creedy」という宇宙人雑誌を読みふけっている
ものになっています。
(ロジャー・テイラーはSF好きで知られ「世界に捧ぐ」のジャケットもテイラーの提案で描かれたものです)

RT.jpg

ロジャー・テイラーの初ソロアルバムはロジャーのマルチ演奏録音によるもので
Queenの音世界はフレディとブライアン・メイの二人だけで構築されていると思われがちですが
これだけ曲が書けて、ドラム叩きながら歌も上手いという人が裏を支えていたのですから
Queenのポテンシャルの高さは本当に恐ろしいです・・・

そのためQueenとは全く違うロジャーの音世界が展開されているのですが、
人気バンドのメンバーのソロアルバムの多くが、個人趣味で好きな音楽を適当に録音して
バンドイメージとかけ離れているために殆どが低評価を受ける中、この作品はロジャーという
個人の作品として十分な高評価を得たものでした。
(ただし、アルバム1枚を埋めるまでの楽曲が揃っているかと言えばそうとも言えず
全曲シングルヒットを求めるような米でのセールスは低調だったようです)

Queenのイメージと異なるのに何故、高評価を得たのかというとQueenの主要曲の殆どは
フレディが歌うことを想定した楽曲であるのに対し、ロジャーは自分が歌うための楽曲を
作っているため、1977年にも「I Wanna Testify」というシングル曲を自費制作するなど



ソロ作の創作意欲はメンバーの中で一番強く、ロジャーの最大ヒット曲「Radio Ga Ga」が
80年以降下降線を辿っていたQueenという環境下から誕生したのは必然だったわけですね。

Hot Space/Queen - 1982.05.21 Fri









[sales data]
1982/5/21
[producer]
Queen
Arif Mardin
Reinhold Mack
David Bowie
[member]
Freddie Mercury(vo/p/etc)
Brian May(g/vo)
Roger Taylor(ds/vo)
John Deacon(b)
*****
David Bowie(vo)



80年代に入りクイーンが新しいスタジオ・アルバムを発表するまで2年近く時間が空いたものの、
その間に発売された「Greatest Hits」が世界中で馬鹿売れしていたため、
制作時間に余裕を持ってアルバム制作に取り掛かれたようです。



米マーケットを席捲した「愛という名の欲望」「地獄へ道づれ」に味をしめたバンドは
フレディ・マーキュリーとジョン・ディーコンを中心に「クイーン流ブラックミュージック」を推進。
サウンド的に初めてホーンを導入し、ファンクへの傾倒を打ち出した大きなサウンド転換は
多くのクイーンファンの反発を招きました(私もその内の一人でした(笑)

ホーンを取り入れた「ステイング・パワー」は雑誌「ミュージックライフ」の読者アンケートで
日本だけシングル・カットされたり

q9.jpg

シンセサイザー・ベースを取り入れた「ボディ・ランゲージ」のPVが猥褻理由で
MTVで放送禁止になったり(笑)



「ライフ・イズ・リアル」はフラッシュ・ゴードン発売日に射殺されたジョン・レノンへの
追悼歌だったりとネタも多いのですが、本アルバムのトピックスは何と言っても
デヴィッド・ボウイの参加です。

q7.jpg

長年の友人であるデヴィッド・ボウイがモントルーのスタジオを訪れアルバム制作に参加したのは、
「Cool Cats」のバッキングボーカルを録音するためだったのですが、自分の歌唱の出来に満足いかず
結局採用されなかったのですが、当時制作中だったロジャー・テイラーの「Feel Like」(仮)の
ベースラインに興味を持ち、フレディとボウイの間で曲のアイディア交換を繰り返し生まれたのが
「アンダー・プレッシャー」で、クイーンにとって「ボヘミアン・ラプソディ」に次ぐ
全英NO.1ヒットを記録します。

q8.jpg

デヴィッド・ボウイは自分のライブではほとんど歌いませんでしたが、1992年のフレディの
追悼公演で歌ったのを皮切りに1995年の「アウトサイド」ツアーからセットリストに加わりました。





「アンダー・プレッシャー」を筆頭に踊れる「ディスコクイーンアルバム」という感じで
好意的な言い方をすれば「クイーンの時代の変化への応用力の高さ」を証明した1枚ですが
セールスは伸びず、常に上昇していたクイーンが初めて壁にぶち当たった作品でもあります。

On Fire Live At The Bowl/Queen - 1982.06.05 Sat









[sales data]
2004/10/25
[producer]
Brian May
Roger Taylor
Justin Shirley-Smith
[member]
Freddie Mercury(vo/p/etc)
Brian May(g/vo)
Roger Taylor(ds/vo)
John Deacon(b)
*****
Morgan Fisher(key/p)



q1_20181024075143dbf.jpg q2_20181024075144e3b.jpg

1982年6月5日英国郊外のミルトン・キーンズ・ボウルで行われた「ホット・スペース」
全英ツアー最終日。

q4_20181024075854157.jpg

クイーンは今までライヴの演奏サポートはつけませんでしたが、多重録音のシンセ楽曲が
多いためモーガン・フィッシャーがサポートしています。

クイーンは長時間インタープレイするようなバンドではなく、スタジオテイクを大きく崩した
フラのある演奏というのがないので海賊盤には興味がなかったのですが
クイーンはアルバムツアーごとにセットリストが変わるので続々リリースされている
公式ツアー音源に興味津々なのですが、特に「Hot Space」の楽曲は
アルバムのセールス不振で「アンダー・プレッシャー」以外の曲はこのツアー後、
演奏されなくなるので、このセットリストは今となってはとてもレアです。



この日のブライアン・メイのメインギターは度々弦が切れてしまいサブ・ギターに切り替えて
演奏していますが、映像を観ると「Get Down Make Love」から突入するブライアンのハイライトの
ギターソロパートで再び弦が切れ演奏が中断してしまい、ロジャー・テイラーが
即興のドラムソロを行い、次の曲「アンダー・プレッシャー」に繋いでいますが
CDではこの空白は編集で3秒に短縮されています。

多分、このライヴの一番の聴きどころは日本のみシングル化された「Staying Power」で
テンポが速くロック調に変更されておりとても格好良いです。
そしてこの曲を歌う前のフレディのMCは当時批判に晒されていたクイーンの窮状を記録しています。

フレディMC
「新しいアルバムから演奏するよ。ファンク、ブラック、何と呼んでも構わないけど
だからといって僕らがロックンロールのフィーリングを失ったなんてことは決してないんだ。
たかがレコードでみんな騒ぎすぎだよ・・・」



アルバムの不評&批判を浴びながら1982年4月から始まったHOT SPACEツアーは

q3_201810240753308dc.jpg

12か国全70公演が行われ、大トリとなった11月3日「西武球場」公演を最後に
バンド活動はしばし休止期間に入り一時解散説も流れます・・・

Star Fleet Project/Brian May & Friends - 1983.10.24 Mon









[sales data]
1983/10/24
[producer]
Brian May
[member]
Brian May(g/vo)
Eddie Van Halen(g)
Alan Gratzer(ds)
Phil Chen(b)
Fred Mandel(key)
Roger Taylor(bvo)


b1_20181024073924349.jpg



Hot Spaceツアー終了後、しばし長い休暇期間に入り、その間にブライアン・メイが
リリースした初ソロアルバム。



永井豪原作の「Xボンバー」が特撮人形劇(日本版サンダーバード)としてTV放送され
その後「STAR FLEET」のタイトルで英国でも放送され、大人気となりブライアン・メイの息子が
この番組の大ファンだったことから主題曲のカバーやヴァン・ヘイレンとジャムった
音源を収録したブライアン・メイの初ソロミニアルバム。



なかなかCD化されませんでしたが、1993年のBack To The Lightツアー来日時に発売された
来日記念ミニアルバム「華麗なる復活」に収録されました。



尚、日本で放送された「Xボンバー」オリジナルアルバム(主題歌「ソルジャー イン ザ スペース」など)は
BOW WOW名義のタイトルアルバムがあるのですが、

b3_20181024073927cc0.jpg

劇中使用曲は殆ど収録されておらず、マニアックなファンには評判が悪いですが
BOW WOWのアルバムとしては何の問題もありません(笑)

The Works/Queen - 1984.02.27 Mon









[sales data]
1984/2/27
[producer]
Queen
Reinhold Mack
[member]
Freddie Mercury(vo/key/sampler)
Brian May(g/vo)
Roger Taylor(ds/synthe/vo)
John Deacon(b/synthe)
*****
Fred Mandel(synthe/p)
Reinhold Mack(programming)



最初、発売された時、クイーンの今までのアウトテイク集だと勘違いしていました(苦笑)
というのも前作「Hot Space」は駄作ではないものの、あまりにサウンド転換が激しかったため
ファンの多くから批判を浴び、解散説も流れていたからです。

米の販売網がエレクトラ・レコードからキャピトル・レコードに移っての第一弾アルバムで
日本ではワーナー・パイオニアから東芝EMIに販売が移りました。
(ツアーメンバーのフレッド・マンデルが参加)

q6_20181024093643289.jpg

ロジャー・テイラー最大のヒット曲「レディオ・ガ・ガ」の他ブライアンのハードロック路線、
ジョンのラテン物、フレディのバラードとかなりバラエティな作品で「Hot Space」で
ファンを置き去りにした反省からか、往年のクイーンらしい楽曲が収録され今まで構築してきた
サウンドの総点検のような作品と言えます。







シングルヒットばかりが重要視される中、クイーンはアルバムではそれなりに新しいことを
やろうとしていたことが伺えますが、一言で言うのは難しいですが80年代の音楽は
クイーンだけではなくビジュアル面に比重が移ってしまった分、サウンド面で驚くべき発見は
少なくなったと思います。

q5_201810240938108a5.jpg q7_20181024093644b92.jpg 

そしてこの年のクイーンは個人的に思い出深いのですが、「The Works」ツアーの
国立代々木競技場(5/11)が私の初クイーンでした。

 

80年以降のクイーンに興味を失いつつあったので、友人に誘われるまま気乗りせず行ったのですが
「レディオ・ガ・ガ」の手拍子や「伝説のチャンピオン」は我を忘れて大声で歌ってましたね(笑)
そして「We Will Rock You」の前奏でフレディが纏った英国国旗が日本国旗に裏返った時の
感動は今でも鮮明に瞼に残っています。



このツアーは日本での最後のライヴになってしまったのですが、
ウェンブリー・スタジアムで行われた「ライブ・エイド」やブラジルで行われた「ロック・イン・リオ」で
「クイーンのライヴは別格」という好パフォーマンス全世界に披露し、陰っていたクイーン人気が
一気に盛り返した年でもありました。



A Kind Of Magic/Queen - 1986.06.03 Tue









[sales data]
1986/6/3
[producer]
Queen
Mack
David Richards
[member]
Freddie Mercury(vo/key/sampler)
Brian May(g/synthe/sampler/vo)
Roger Taylor(ds/synthe)
John Deacon(b/synthe/sampler)
*****
Spike Edney(key)
Joan Armatrading(bvo)
Steve Gregory(sax)
National Philharmonic Orchestra



「Hot Space」で散々叩かれたクイーンが、1985年のライヴエイドの好演によって
今までの栄光と自信を取り戻すと、その勢いのまますぐレコーディングに入ったものの
発売まで2年ものインターバルが空いてしまった作品で
1986年は販売枚数ベースでCDがLPを追い抜いたこともあり、クイーンにとって
初のデジタル録音で制作された初めてのCDアルバムです。

このCDには3曲のボーナストラックが収録されているのですが、現在は収録時間穴埋めのため
当たり前のように付いてくるボーナストラックもこの頃は認識が異なり
アナログよりも3曲も多いという差別化が功を奏しCDプレイヤーに買い替える人も多かった
のではないかと思います。

本作は映画「アイアン・イーグル」の主題歌として先行シングルで発売された「One Vision」や
ラッセル・マルケイ監督が手掛けた映画「ハイランダー(悪魔の戦士)」の



サウンドトラック用のインスト曲をアルバム用に録音し直し、更に数曲を追加して
アルバムの体裁を整えたもので、主題曲「Princes Of The Universe」や「A Kind Of Magic」などが
映画挿入歌として使用されていますが映画とアルバムではバージョンが異なるようです。

q6_20181025075048605.jpg q7_201810250750503b6.jpg q5_20181025075051620.jpg

私はこの頃まだ高価だったCDプレイヤ―を持っていなかったのでレンタル店でレコ―ドを借りて
カセットテープにダビングしたと思うのですが、あまり聴いておらず今聴いても全くピンと
来るものが無くクイーン作品の中では「フラッシュ」と同じぐらい印象が薄い作品です・・・





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