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2020-05

Little Girl Blue(Jazz as played in an exclusive side street club)/Nina Simone - 1958.09.16 Tue









[sales data]
1958/9/16
[producer]
unknown
[member]
Nina Simone(vo/p)
Jimmy Bond(b)
Albert "Tootie" Heath(ds)



ニーナ・シモンさんはフォーク、ジャズ、R&B、ゴスペル何でも歌いこなせる万能歌手。

元々歌手を目指していたわけではなかったものの、家計が苦しく、大学の学費稼ぎのために
アトランティック・シティのアイリッシュ・バーでピアノの弾き語りのアルバイトを
していたところベツレヘムのスタッフの目にとまりデビューとなった初ソロアルバム。
女性にしてはかなり野太い声質なので好き嫌いはあるかもしれませんが、
歴史が証明した名盤は聴きごたえ十分です。



アルバム収録の「I Loves You Porgy」(オペラ「ポギーとベス」の挿入歌)が大ヒットし、
一気にジャズボーカルの第一人者に昇り詰めます。
(この曲タイトルの主語は一人称なのに三人称単数扱いでLovesの"s"が付いているのですが
理由をお知りの方は教えてくださると幸いです)



「ポギーとベス」は1957年にルイ・アームストロングとエラ・フィジェラルド、
1958年にはマイルスとギル・エヴァンスオーケストラによるアルバムが発売されるなど

p2_20190711134627540.jpg

黒人の公民権運動が盛んにだった背景があるのですが、彼女も黒人として人種差別された
苦い経験から、人権問題をテーマにした歌を歌い、公民権活動家、市民運動家としても
活動しました。

2003年4月21日没(享年70歳)

Kelly Blue/Wynton Kelly - 1959.02.19 Thu









[sales data]
1959
(Rec:1959/2/19&3/10)
[producer]
Orrin Keepnews
[member]
Wynton Kelly(p)
Nat Adderley(cornet)
Bobby Jaspar(fl)
Benny Golson(sax)
Paul Chambers(b)
Jimmy Cobb(ds)




ジャズの鍵盤物はいきなりビル・エヴァンスの難解さにつまずいて、
(一応、今後の対策としてジム・ホールとの共演盤と格闘する準備はできています)
それ以来管楽器に次いで苦手な分野なのですが、興味の枝葉から少しづつ聴いていこうと
今回はマイルスとモンゴメリーに配合されたウィントン・ケリーに挑戦(リーダー3作目)
(セクステット(2/19)とトリオ(3/10)編成による二つのセッションを収録)

この頃ウィントン・ケリーはビル・エヴァンスの後任でマイルスバンドで活躍しており
リズムセクションはマイルスバンドのポール・チェンバースとジミー・コブ。

Kelly Blueの「Blue」はマイルスの「Kind Of Blue」にひっかけているのでしょうか?
(ただしマイルスっぽい感じはこれっぽっちもなし(笑)
スイング系ではありますが、ブルージー&ファンキーな要素もあり私的には断然OKです。
(ただし黒人プレイヤー特有の粘りというか土臭さがないのが意外)
難解なプレイはなく、明快でシンプルなタッチでスイング感あふれるメロディックな演奏が
人気の理由なのでしょう。

マイルスが1960年のセットリストに「On Green Folphin Street」を入れていたのは
ウイントン・ケリー推しだったんですね。

Porgy And Bess/Miles Davis - 1959.03.09 Mon









[sales data]
1959/3/9
[producer]
Teo Macero
Cal Lampley
[member]
Miles Davis(tp/flugelhorn)
Ernie Royal(tp)
Bernie Glow(tp)
Johnny Coles(tp)
Louis Mucci(tp)
Dick Hixon(trombone)
Frank Rehak(trombone)
Jimmy Cleveland(trombone)
Joe Bennett(trombone)
Willie Ruff(horn)
Julius Watkins(horn)
Gunther Schuller(horn)
Bill Barber(tuba)
Phil Bodner(fl/clarinet)
Jerome Richardson(fl/clarinet)
Romeo Penque(fl/clarinet)
Cannonball Adderley(sax)
Danny Bank(b fl/b clarinet)
Paul Chambers(b)
Philly Joe Jones(ds)
Jimmy Cobb(ds)
Gil Evans(arranger/conductor)





「ポーギーとベス」はジョージ・ガーシュウィンが1935年に作曲したミュージカルオペラで
1920年代初頭の南部の町に住む貧しいアフリカ系アメリカ人の生活を描いており、
ジャズや黒人音楽のイディオムを用いて作曲されており登場人物は1人の白人を除き全て黒人で
ミュージカルの先駆的なものなのだそうです。

前年(1957年)にはルイ・アームストロングとエラ・フィッツジェラルドのアルバム
「ポギーとベス」もリリースされそれに続く形でリリースされた作品です。



「ポーギーとベス」は知らなくても今やジャズスタンダードナンバーのように扱われている
「サマータイム」はご存知のはず。

常に時代に先駆けたものに興味を抱いていたマイルスがビッグバンド形式の
ジャズオーケストラに首を突っ込んでいたのは盟友ギル・エヴァンスのそそのかしだとは
思いますが、電化マイルス時代でも楽器が電気化したことで一つの楽器で大きな音が
出せるようになったことを考えれば、マイルスの頭に中にあった電化マイルスバンドの編成は
小人数制のジャズオーケストラだったのかもしれません。


Kind of Blue/Miles Davis - 1959.08.17 Mon









[sales data]
1959/8/17
(Rec:1959/3/2&4/22)
[producer]
Teo Macero
Irving Townsend
[member]
Miles Davis(tp)
Cannonball Adderley(sax)
John Coltrane(sax)
Bill Evans(p)
Paul Chambers(b)
Jimmy Cobb(ds)
Wynton Kelly(p)




1940年代に確立したビバップから1960年代終盤の「エレクトリック・ジャズ」直前までの
ジャズの総称「モダンジャズ」の決定盤。

ジャズの専門用語で言うモード手法を完成させた作品ということで1960年代の音楽シーンを占う
先駆けアルバムとして史上最多の売上枚数を誇るジャズアルバムでジャズファンなら
必ず通る定番中の定盤。

ちなみに個人的な新しい10年(70年代/80年代)を迎える時代を区切る名盤は
[1970年代] Sgt Peppers Lonely Hearts Club Band/Beatles(1967)
[1980年代] The Wall/Pink Floyd(1979)

実はこの頃バンドメンバーのベクトルはマイルスとは異なった方向を向いており
コルトレーンはとにかくマイルスバンドを抜けたいという思いが強く、
(このブログ筆者の「マイルス・デイヴィス・バンドの辞め際」でのコルトレーンが
なかなかマイルス本人に辞めると言いだせない件は面白いです(笑)

ビル・エヴァンスは白人ゆえの逆差別に苦しみ、録音当時、既にマイルスバンドから脱退し、
ウィントン・ケリーが後任になっていましたが、マイルスが本作録音のため、
モード手法への造詣が深いエヴァンスを一時的に起用しています。
(ウィントン・ケリーはFREDDIE FREELOADER1曲のみ演奏)

ビル・エヴァンスの脱退についてのマイルス談
「ビルがバンドを去る原因になったいくつかの事柄に、オレは本当に腹を立てた。
たとえば、バンドにいるたった一人の白人というだけで、何人かの黒人連中がした仕打ちだ。
ジャズ界最高のバンドで、ギャラも最高なんだから、黒人のピアニストを雇うべきだなんて考えてる野郎が
たくさんいたんだ。もちろん、オレはそんなことにかまっちゃいない。
いつだって最高のミュージシャンが欲しいだけだ。黒だろうが白だろうが、青でも赤でも黄でも、
なんだっていい。オレの望むことを演奏できるミュージシャンなら、それだけで良かった。
肌の色が原因で、ビルに馬鹿げたことが起きていて、居心地が悪いってことはわかっていた。
奴はとても傷つきやすい人間だったから、連中が奴を嫌な気分にさせるのは簡単なことだった。
それに、ビルの演奏は繊細すぎてスピード感や激しさが足りないと言う連中もいた。
こんなことやツアーの問題やらで、自分の音楽ができる自分のバンドをやりたいという気持ちが
強くなってしまったんだ。」

上記のような制作背景を聞き知った上でこの作品を聴くことは全く意味がないのと同様に
必ずこの作品評で使われる常套文
「マイルスがモード手法を完成させた名盤中の名盤」「1960年代を占う先駆け的アルバム」
ウンザリです・・・

この作品を聴く前に無駄なプレッシャーがありまして、それはこの作品の良さが分からなかったら
どうしようというジャズ素人丸出しのコンプレックスでして、こういう歴史的名盤を聴く時、
評論家の文章に書き写された音楽と違う感想を持ったらという恐怖は新しい音楽に切り込む時の
大きな弊害になります(特にマイルスは(笑)

この作品が時代やジャンルを超えて実に多くの音楽ファンに愛されているのは
個人的に未だによく分からない「モード奏法を完成させた」とか「時代を先駆けている」という
陳腐な形容ではなく、ジャズの知識が無くても音に選ばれた猛者達の演奏に何かを感じるからです。

ある方のブログには「「文脈」で捉える表現から最も遠い場所にいるべき音楽」と書かれており
私も全くその通りだと思います。
(かくいう私もダラダラと長文になってしまい申し訳ありません(苦笑)

無駄な情報を全て取り払いジャズ評論家のオナニー評論には「So What?」(だから何だ?)な気分で
素っ裸な気分で本作を心ゆくまでお楽しみください!

The Wes Montgomery Trio - 1960.01.01 Fri









[sales data]
1960
(Rec:1959/10/5–6)
[producer]
Orrin Keepnews
[member]
Wes Montgomery(g)
Melvin Rhyne(org)
Paul Parker(ds)




ウエス・モンゴメリーがギターを始めたのは18~19歳頃で、その演奏技術修得方法は、
彼自身の耳を介した独学で、「チャーリー・クリスチャン」の演奏を研究し
ジャズ・ギターの礎を築き上げ、現在までのジャズ・ギター・シーンに多大な影響を与えている
偉人であるがため、コルトレーン同様近づき難い存在でスイング系のジャズの良さが
分かるようになったら一気に聴こうと思って主要アルバムは揃えていたのですが、
今がその時かどうか分からないのですが、とりあえず慣らし運転で聴いてみることにしました。

親交のあったミュージシャンがウエスを語る時、皆が同じように
「ウエスは心優しく、穏やかで決して天才を振りかざさない人格者」と語り
ジャズ演奏者は気難しい奇人・変人が多い中、その人格がまろやかなサウンドに現れている
のでしょう。

ウエスの大きな特徴と言えば
(1)親指弾き
   ウエス談
   「ピックで弾くよりサウンドが静かでまろやかで気分的にもすっきりきた」

(2)オクターブ奏法
   単音のラインを弾くのと同じ感覚で1オクターヴ離れた二つの弦を鳴らし
   ユニゾンによりメロディ表現に取り入れる

(3)コード奏法
   複雑なコードを駆使しながらリズミックなフレーズをコードで綴ってゆく

しかし独学で高度なギターテクニックを持つウエスの存在は地元のインディアナポリス以外では
全く知られておらず、この初リーダー作を録音したのは36歳の時です。

リバー・サイドと契約に至ったのは、キャノン・ボール・アダレイがインディアナポリスに
巡業で訪れた時、たまたまクラブで演奏するウエスの演奏を聴いて驚愕すると速攻、
プロデュサーのオリン・キープニュースに契約するよう進言し、キープニュースもすぐ
インディアナポリスを訪れ即日契約完了(1959年9月23日)

今までになかったこの「ギターを慈しむムーディーな調べ」とメルビン・ラインのオルガンとの
ブレンドが素晴らしい音色を醸し出していて、管楽器全盛ジャズの中で世界中の多くの
ファンの心を鷲掴みにしたことは想像にたやすいです、それもたった10年で・・・

尚、この初リーダー作の録音はケニー・バレルのギターとアンプを借りたとのことで
機材にはあまりこだわりがないんでしょうね、ウエスさんは(笑)


Portrait in Jazz/Bill Evans - 1960.01.15 Fri









[sales data]
1960
(Rec:1959/12/28)
[producer]
Orrin Keepnews
[member]
Bill Evans(p)
Scott LaFaro(b)
Paul Motian(ds)



md_202005050854146dd.jpg

「カインド・オブ・ブルー」はマイルスがモード手法を完成させた名盤中の名盤と評されていますが、
その中心的な役割を果たしたのがビル・エヴァンス。

エヴァンスはマイルスバンドというビバップのバンドで、モード(旋法)するのではなく、
新しいモードジャズをするためのコンボを実現するためバンドを離れ(マイルス大怒(笑)
トリオ編成で録音した作品。

自分なりに「モード手法」というのを解釈すると今までのジャズで和音(コード)進行で行う即興演奏は、
多くの美メロを産み出した半面、コードから外れた音が使えないなど制約があるため
繰り返せば繰り返すほどパターン化したアドリブがマンネリに陥るという現象が起こるようになったため
コード進行を主体としない、モードに基づく旋律による進行に変更した結果
飛躍的に演奏の自由度が増し、メロディの選択肢も増えた。
(現代ジャズの発展という視点ではエヴァンスとコルトレーンがマイルスを離れる契機となった手法)

という感じでしょうか(自信なし)

「モードの原理を理解していなければ現代ジャズはわからない」という評論家の方もいますが
まぁ堅いこと抜きで、音楽は楽しめればそれでOK!です。



「ブルー・イン・グリーン」は「カインド・オブ・ブルー」のセルフカバーですが
「カインド・オブ・ブルー」は、マイルスが作ったことになっていますが実質的には
エヴァンスの貢献が大きい曲であり、本作ではエヴァンスとマイルスの共作として
クレジットされています。

The Incredible Jazz Guitar of Wes Montgomery - 1960.01.26 Tue









[sales data]
1960
(Rec:1960/1/26&28)
[producer]
Orrin Keepnews
[member]
Wes Montgomery(g)
Tommy Flanagan(p)
Percy Heath(b)
Albert Heath(ds)




ウエス・モンゴメリーを聴くなら取り合えず聴いとけというジャズの鉄板盤。

ウエスさん独自のギター奏法は既に完成しているものの、それに満足せず常に研究を重ね
ギターの極上の表現力の追及に余念がなかったそうですが、
私はウエスさんが歌物を歌ったりするのかどうか知りませんが、ウエスさんに
奏でられるギターは全て幸せ者と思えるほどのギターのツボを押さえた歌心は
決してマネのできるものではないと思います。
最近、素人でもギターが巧い人は沢山いるのですが、歌心をダイレクトにギターに
乗せられる人はなかないません。

ウエスさんは多くのジャズギタリストが「ブルース」を基調にしているのに対して
影響を受けたのが「チャーリー・クリスチャン」だけということも幸いし
何者にも縛られず独自の研究で幅広い音楽観を自然に実につけたことで
(あまりに研究熱心で模索している音が出ず悩み苦しんだという話も聞きますが)
多彩な歌メロをギターに乗せられたのだと思います。

ウエスさんはリバー・サイドが倒産したことでVerveへ移籍するとストリングスを多用した
イージーリスニング調に変化してさらに大衆の支持を受けることになるのですが、
個人的にはスゥイングの次にグルーヴなギター作品を量産して欲しかったなと・・・

The Final Tour: The Bootleg Series Vol.6/Miles Davis & John Coltrane - 1960.03.21 Mon









[sales data]
2018/3/23
[producer]
Steve Berkowitz
Michael Curscuna
Richard Seidal
[member]
Miles Davis(tp)
John Coltrane(sax)
Wynton Kelly(p)
Paul Chambers(b)
Jimmy Cobb(ds)




マイルスのBootlegシリーズの第6弾としてリリースされた作品です。

エレクトリックマイルス以前はほとんど興味がなかったので、私のジャズ師匠から
この作品が強制視聴(ノルマ)のように送られてきた時は正直困ったなと思いましたが(笑)
最近はマイルス物は何でも聴きたいという傾向になっており、時期をみてプレステッジも
ワーナー時期も挑戦したいと思います。

1960年のマイルス&コルトレーン揃い踏みの最後の欧州ツアー
(Jazz At The Philharmonic European Tour)で
フランス(3/21)、スウェーデン(3/22)、デンマーク(3/24)の3公演5ステージが
収録されています。
(最後にコルトレーンのインタビューが収録されているのですが、内容をご存知の方
ご一報いただけると幸いです)

よくよく調べてみると「Kind Of Blue」メンバーの1960年のライブ盤というのは
今まで正式にリリースされていなかったので、今頃こんな貴重な音源が出てくることに驚きです。

神盤「Kind Of Blue」の再現というわけにはいきませんが、アルバムからは
So Whatが3回、All Bluesが2回演奏されています。

マイルスとコルトレーンの化学反応なんちゃらとか二人の合わせ持つパワーが頂点にあった瞬間とか
作品紹介にあるのですが、私は未だいわゆるスウイング系は耳で聴いてしまい、
メロディとして認識してしまっている点でこの二人の組み合わせの良さは世間一般の
それではありません。
それはあまりにもコルトレーンが「神の音楽」と奉られている重さのせいで近寄りがたい
イメージがあるからなのですが、きっとマイルスと同じようにダラダラ聴き流しながら
接していけばいいんだろうなと思いつつ、今はなかなかコルトレーンに手が出ません(笑)
(今の興味がウィントン・ケリー>ウエス・モンゴメリーに推移していることが自然かなと)

しかしそんな神格化されているコルトレーンですが、実はマイルスバンドを辞めたいことを
マイルス本人に長い間なかなか言い出せず、うじうじしている人間味ある様子が
こちらの方のブログ」に記されているのでご紹介しておきます。

このツアー中のコルトレーンの心境は「やっとマイルスから解放される」というもので
演奏はきっちりこなしていますが、嬉しさのあまり?力み過ぎてパリ公演ではブーイングも
しっかり頂戴しています(笑)


Sketches of Spain/Miles Davis - 1960.07.18 Mon









[sales data]
1960/7/18
[producer]
Teo Macero
Irving Townsend
[member]
Miles Davis(tp/fluegelhorn)
Gil Evans(arranger/conductor)
Ernie Royal(tp)
Bernie Glow(tp)
Louis Mucci(tp)
Taft Jordan(tp)
Johnny Coles(tp)
Dick Hixon(trombone)
Frank Rehak(trombone)
Jimmy Buffington(french horn)
John Barrows(french horn)
Earl Chapin(french horn)
Joe Singer(french horn)
Tony Miranda(french horn)
Jimmy McAllister(tuba)
Bill Barber(tuba)
Al Block(fl)
Eddie Caine(fl)
Harold Feldman(fl)
Romeo Penque(oboe)
Harold Feldman(clarinet/oboe)
Danny Bank(b clarinet)
Jack Knitzer(bassoon)
Janet Putnam(harp)
Paul Chambers(b)
Jimmy Cobb(ds)
Elvin Jones(per)




この頃、マイルスはスペイン音楽に興味を持っておりロドリーゴの「アランフェス協奏曲」の
メロディを気にいったことからアルバム制作が決まり「マイルス・アヘッド」「ポーギーとベス」に次ぐ
マイルス&ギル・エバンスのコンビによるジャズオーケストレーション第三弾です。

本作制作には細部まで神経をとがらせ並々ならぬエネルギーを費やしたようで

マイルス談
「スケッチ・オブ・スペイン」をやり終えると、オレには何も残っていなかった。
すっかり空っぽになってしまった。完璧に、何もかもだ。感情のすべてを吐き出して、
難しい演奏を全部やり終えた後は、もう聴き返したくもなかった。」

フラメンコを基本とするスペイン歌曲の歌部分をトランペットの即興にするのが
一番難しかったとのことで、ステージで自由奔放に吹きまくるマイルスとは異なり
完璧主義のギル・エヴァンスの楽譜と難しい顔でにらめっこしながら吹いているマイルスを
想像しながら聴くのも一興(笑)




Here 'Tis/Lou Donaldson - 1961.01.23 Mon









[sales data]
1961
(Rec:1961/1/23)
[producer]
Alfred Lion
[member]
Lou Donaldson(sax)
Baby Face Willette(org)
Grant Green(g)
Dave Bailey(ds)



ルー・ドナルドソンが自身のアルバムに初めてオルガンを導入した作品です。

Lou Donaldson

「今回参加している奴らは、長い間R&Bを演奏してきた連中だから、ソウルが何かをしっている。」

オルガンに「ベイビー・フェイス・ウィレット」ドラムに「デイブ・ベイリー」
そして個人的な目玉の「グラント・グリーン」。

音楽を顔で弾く「ベイビー・フェイス・ウィレット」もグラント同様ドナルドソンに見出された
新人ミュージシャンで、両人共にドナルドソンに遠慮してか?かなり控えめなバッキングですが
この二人はゴスペルフィーリングで共鳴し、互いのソロアルバムで複数回共演します。

ドナルドソン学校はこの後、ジョージ・ベンソン、ジミー・スミス、チャールズ・アーランド、
メルヴィン・スパークス、アイドリアス・ムハマッドなどジャズファンクなメンバーを
数多く輩出し、後のオルガンブームもあり、ドナルドソンをジャズファンクの祖と考える
音楽評論家も多いようです。



ドナルドソン&グリーン名義の「Cool Blues」は「Here 'Tis」にブラザー・ジャック・マクダフとの
セッションを追加したものです

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