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2020-05

In Person Friday & Saturday Blackhawk Complete/Miles Davis - 1961.04.21 Fri









[sales data]
1961/8
[producer]
Irving Townsend
[member]
Miles Davis(tp)
Hank Mobley(sax)
Wynton Kelly(p)
Paul Chambers(b)
Jimmy Cobb(ds)




1961年4月4日~30日までの約1か月間、サンフランシスコのジャズ・クラブ「ブラックホーク」に
出演し、本作は1961年4月21日(金)&22日(土)録音。

本作のトピックスはプロデュサーがテオ・マセロではなく西海岸ということから?
西海岸支社のアーヴィング・タウンゼンドが担当。

アナログ盤や初期CDはVol.1 とVol.2の2枚に分かれ、それぞれ6曲を選曲した断片的な編集物でしたが、
2003年に2日間のライヴのほぼ全曲(全29曲4時間)を演奏順に収録した
4枚組Complete盤が登場しました(BOXに収録されているものも完全盤仕様です)

black hawk

「ブラックホーク」(1949~1963)はキャパ200人ということで、こんな小さな小屋に
マイルスが1か月も出ずっぱりというのも驚きですが、手を伸ばせば届きそうな近距離感覚で
楽しめるマイルスです。

マイルスのビバップと言えばコルトレーンが在籍した1950年代「黄金のクインテット」と
相場は決まっていますが、このライヴ音源はその定説を覆す素晴らしい内容です。

まず、コルトレーンと比べて評価が著しく低いハンク・モブレーさん。
このライヴ演奏のどこにケチの付けようがあるのかと?(>ジャズ評論家諸氏)
そして何と言ってもウィントン・ケリーのピアノのグルーヴ感が凄い。
マイルスはケリーを、レッド・ガーランドとビル・エヴァンスの「ハイブリッド」と語り
レッド・ガーランドのようなリズムドライヴを根底にしながら、ビル・エヴァンス流の
控えめな表現で演奏を行うというスタイルを高く評していたようです。
この後、ケリーはポール・チェンバース、ジミー・コブと共にマイルスのもとを去り、
このトリオはウェス・モンゴメリーと「Full House」など名演を生み出すわけで
興味の枝葉が更に伸びまたまた別の興味の枝葉とリンクするわけですね(喜)



マイルスの過渡期の作品と評された本作もコンプリートになって「黄金のクインテット」の演奏を凌ぐ名演と
言われるようになるのですから、多分、マイルスが未だに多くの音楽ファンを魅了するのは、
聴くごとに新しい発見があるからではないでしょうか。

Miles Davis at Carnegie Hall/Miles Davis - 1961.05.19 Fri









[sales data]
1962/7/16
[producer]
Teo Macero
[member]
[The Miles Davis Quintet]
Miles Davis(tp)
Hank Mobley(sax)
Wynton Kelly(p)
Paul Chambers(b)
Jimmy Cobb(ds)
[The Gil Evans Orchestra]
Gil Evans(arranger/conductor)
Miles Davis(tp)
Ernie Royal(tp)
Bernie Glow(tp)
Johnny Coles(tp)
Louis Mucci(tp)
Jimmy Knepper(trombone)
Dick Hixon(trombone)
Frank Rehak(trombone)
Julius Watkins(French Horn)
Paul Ingrahan(French Horn)
Bob Swisshelm(French Horn)
Bill Barber(tuba)
Romeo Penque(reeds/woodwind)
Jerome Richardson(reeds/woodwind)
Eddie Caine(reeds/woodwind)
Bob Tricarico(reeds/woodwind)
Danny Bank(reeds/woodwind)
Janet Putnam(harp)
Wynton Kelly(p)
Paul Chambers(b)
Jimmy Cobb(ds)
Bobby Rosengarden(per)




miles_201804291406158f1.jpg

サンフランシスコのジャズクラブ「ブラックホーク」での約1か月間の公演後
舞台代わって、格式高いカーネギーホールでのマイルスのクインテットと
ギル・エヴァンス・オーケストラとの共演の2ステージを収録したライヴ(1961年5月19日)

アナログ時代は収録時間の都合で「モア・ミュージック・フロム・カーネギー・ホール」と
切り売りされていたようですが、現在はコンプリート盤で楽しめます。



カルテット演奏は「ブラックホーク」の演奏よりも、テンションが高く力が入っているなと
(音が割れるのはマイクのせい?)思わせる演奏ですが、マイルス&ギル・エヴァンスの
ジャズ・オーケスト共演は「楽譜」という存在からか堅苦しいイメージが強く、
ロックとクラシックの融合の試みより相性が良いように思いますが、ジャズ本来のグルーヴ感が
オーケストレーションに飲み込まれてしまいマイルスの凄みは薄れている気がします。

「アランフェス協奏曲」はスタジオで根を詰めて録音したため、聴き返したくもないと
疲労困憊だったマイルスがあれから2年経って、ライヴではどのような思いで演奏しているのか
想像しながら聴くのが吉(笑)

Someday My Prince Will Come/Miles Davis - 1961.12.11 Mon









[sales data]
1961/12/11
[producer]
Teo Macero
[member]
Miles Davis(tp)
Hank Mobley(sax)
John Coltrane(sax)
Wynton Kelly(p)
Paul Chambers(b)
Jimmy Cobb(ds)
Philly Joe Jones(ds)



マイルスのアルバムジャケットに女性が登場する作品が何枚かあるのですが
本作がその走りの作品で画像の女性は当時の奥様「フランシス・テイラー」さん
(収録曲のPfrancingは彼女へ送った曲だということです)

miles7.jpg

Kind Of Blueの衝撃から早2年。

60年代初頭(黄金のクインテットメンバーが揃うまでの期間)はマイルスの体調が悪かったため
ライヴレコーディング作品が多いため、数少ないスタジオ録音です。

ビル・エヴァンスとジョン・コルトレーンがマイルスの元を離れ、コルトレーンの後釜として
ソニー・スティット~ハンク・モブレーと入れ替わるもどうもしっくり来ないことから
再びコルトレーンをゲストとして招集(これがコルトレーンが参加した最後のマイルス作品)

アルバム自体はマイルスの数多の作品の1枚という扱いですが、誰もが知っている
「いつか王子様が」は名演として語られることが多いですね。

「Teo」は勿論、マイルスの片腕、プロデューサーのテオ・マセロに捧げた曲です。

Seven Steps To Heaven/Miles Davis - 1963.07.15 Mon









[sales data]
1963/7/15
[producer]
Teo Macero
[member]
Miles Davis(tp)
***4/16 member***
George Coleman(sax)
Victor Feldman(p)
Ron Carter(b)
Frank Butler(ds)
***5/14 member***
George Coleman(sax)
Herbie Hancock(p)
Ron Carter(b)
Tony Williams(ds)




マイルス本の多くが「マイルスの分岐点はこのアルバムだ」と記しているように
後に黄金のカルテットと呼ばれるハービー・ハンコック、ロン・カーター、
そしてトニー・ウイリアムスが初めて顔を合わせた作品です。

ようやく知ってるミュージシャンの名前が複数出てきたおかげでジャズ素人の浅はかさとでも
いいましょうか、ミーハーな乗りでワクワク度が断然違いますね(笑)

1963年4月16日ハリウッドで録音と5月14日ニューヨーク録音の2本立てで
ハービー・ハンコック、ロン・カーター、トニー・ウイリアムスが参加したセッションは後者で
聴けば分かりますがハリウッド録音はバラード風味(静)ニューヨーク録音はバトル風味(動)で
スタンダードとアップテンポな楽曲が交互に繰り返される構成になっています。

それぞれがどういう経緯でマイルスの元に集まってきたのか調べてみると

[ハービー・ハンコック]
1960年にドナルド・バードに見出され、セッションマンとして実績を重ね、21歳になった
1962年に「Takin' Off」でデビューし、収録曲の「ウォーターメロン・マン」が大ヒット。
ブルーノート新主流派の中心アーティストにのし上がった時期、どちらからともなく
一緒に演りたいという気持ちが強かったのは間違いなし。

hh.jpg

[ロン・カーター]
バッハなどに傾倒し、初めチェロを習い、のちにクラシックのコントラバス奏者を目指し
猛練習をするも、人種差別の壁もありオーケストラへの入団を断念。
ジャズベーシストに転向するとポール・チェンバースやレイ・ブラウン、サム・ジョーンズなど
名ベーシストと交流を深め、キャノンボール・アダレイ、ボビー・ティモンズなどのグループで
活躍中、マイルスの目にとまりお声がかかったようです。

ron.jpg

[トニー・ウィリアムス]
アラン・ドーソン、サム・リヴァースに師事したのち、1962年にジャッキー・マクリーンの
グループに参加するためニューヨークに移る。
しっかりした基礎を学んでいたことを考慮しても若干18歳の無名のトニー・ウィリアムスが
何故、マイルスのお目にかなったのか・・・
それは天才同士だけがコンタクトできる周波数のようなものがあるからではないかと思ったりします(笑)

tonny.jpg

当時18歳だったトニー・ウィリアムスは、演奏を、自分のタイミングで勝手にやるので
マイルスに随分怒られたそうですが、トニーの加入以降のマイルスグループは同じ曲でも
年を追うごとにテンポが早くなっていくのは、トニーのスピードにマイルスが対抗する形で
どんどんテンポ設定が早くなっていったとマイルスが自伝に記しています。
(日野皓正にビンタはられた中学生も大きく成長して欲しいものです(笑)

60年代初頭、やる気のないマイルスに火をつけたのはトニー・ウィリアムスの未知なる
才能だったのではないでしょうか。

In Europe/Miles Davis - 1963.07.23 Tue









[sales data]
1964/7/13
[producer]
Teo Macero
[member]
Miles Davis(tp)
George Coleman(sax)
Herbie Hancock(p)
Ron Carter(b)
Tony Williams(ds)


miles_201804291919459a5.jpg



1963年7月の欧州ツアーからフランスのアンティーブ国際ジャズフェスティバルのライブ。
(1963年7月23日)

これは巷でも評判のよろしい作品で、中でも「枯葉」とか「Milesstone」「Walkin'」など
お馴染みの楽曲が収録されているのも自分のような俄か者には嬉しいところ。

ジョージ・コールマンはコルトレーンやウェイン・ショーターに比べるとマイルスメンバーの
中での評価はイマイチですが、私はハンク・モブレーもコールマンも普通にいいと思いますけど
裏返して言えばコルトレーンがずば抜けて良いと思っていないことはジャズ識者の皆様に
怒られるので内緒です(苦笑)

トニー・ウィリアムスのズンドコドラムはまだ影を潜めていますが、JoshuaやWalkin'のように
後ろから人を全速力で追いかけるような獣のようなスリリングなかっ飛びドラムにその予兆を感じます。
今までのジャズの常識ではドラムはベースと一緒にリズムを刻む引き立て役(裏方)と考えられており
まさかリズムの強弱&スピードでマイルスと同格の音の表現力を持つとは誰も思っていなかったのでは
ないでしょうか。

Quiet Nights/Miles Davis - 1963.12.16 Mon









[sales data]
1963/12/16
[producer]
Teo Macero
Irving Townsend
[member]
Miles Davis(tp)
Gil Evans(arranger/conductor)
Shorty Baker(tp)
Bernie Glow(tp)
Louis Mucci(tp)
Ernie Royal(tp)
J.J. Johnson(trombone)
Frank Rehak(trombone)
Ray Alonge(french horn)
Don Corrado(french horn)
Julius Watkins(french horn)
Bill Barber(tuba)
Steve Lacy(sax)
Albert Block(fl)
Ray Beckenstein(woodwind)
Jerome Richardson(woodwind)
Garvin Bushell(bassoon)
Bob Tricarico(bassoon)
Janet Putnam(harp)
Victor Feldman(p)
Paul Chambers(b)
Ron Carter(b)
Jimmy Cobb(ds)
Frank Butler(ds)
Willie Bobo(bongos)
Elvin Jones(per)




マイルスの数多あるアルバムの中では異質の「シングル」寄せ集め?編集盤です。

勿論、現在のようなヒットシングル曲を集めて作ったアルバムとは制作事情は異なり
60年代初頭のマイルスは体調がすぐれなかったこともあり時間制約のあるスタジオでの
アルバム制作に乗り気ではなく、演奏活動も活発ではなかったようなのですが、
数字を稼ぎたいレコード会社は当時ブームになっていたボサ・ノヴァの録音を提案し、
マイルスは交換条件としてギル・エヴァンスとの共演でシングル盤のみの発売ということで同意し
アントニオ・カルロス・ジョビン作「コルコヴァード」と「アオス・ペス・ダ・クルーズ」の
2枚のシングルをリリース(ヒットせず)

miles single1 miles single2

その後、マイルスとギルはボブ・ドローさんをゲストに彼のカバー曲「デヴィル・メイ・ケア」をシングル化し
(この時のボブとの他のセッション曲は何故か1967年になって脈絡もなくSorcererに収録されます)
(ボブ・ドローさんは2018年4月23日に94歳でお亡くなりなったそうです)


(Devil May Care Original)

発売を前提としない形で「ソングNo.2」や「ワンス・アポン・ア・サマータイム」の
録音を終え、セッションを終了させます。

レコード会社はなかなかエンジンのかからないマイルスの新作アルバムを欲していたため
上述のセッション音源と「セヴン・ステップス・トゥ・ヘヴン」の「サマー・ナイト」
(ジョージ・コールマン不参加)を抱き合わせ、本作「クワイエット・ナイト」と題した
アルバムを発売してしまいます。

シングル企画とリハーサル音源を寄せ集めたアルバムが勝手に発売されたことに
激怒したマイルスはテオ・マセロとこの後2年半にわたって口をきかなかったという逸話が
残っています。
次にマイルスとテオ・マセロが顔を合わせるのは「Miles Smiles」(1967)になります。

My Funny Valentine/Miles Davis - 1964.02.12 Wed









[sales data]
1965/2/23
[producer]
Teo Macero
[member]
Miles Davis(tp)
George Coleman(sax)
Herbie Hancock(p)
Ron Carter(b)
Tony Williams(ds)




Live at Philharmonic Hall of Lincoln Center, New York City February 12, 1964

この日のライヴはコンセプト別に2作品に分離しており本作は表題曲を含む
スローバラードのスタンダード集で躍動感のある楽曲は「Four & More」に収録されています。

タイトル「マイ・ファニー・バレンタイン」の語感から甘いメロウなバラード集だと思った方も
多いと思いますが、全く甘くありません(笑)

マイルスの心の闇全開です。
出だしのタイトル曲から静寂を切り裂いて響くマイルスのトランペットはゾクゾクします。
音の行間から察するにマイルスの内にあった演奏コンセプトは「孤独」だったのではないかと。

ハンコック、カーター、ウイリアムスの最強リズム隊やマイルスの演奏も凄いのですが
とにかく「演奏の間(ま)」の取り方が絶妙。

気を抜く瞬間がない「会場の張り詰めた緊張感」も手伝って気安くBGMで聴き流せない
「音宝」です。


Four & More/Miles Davis - 1964.02.12 Wed









[sales data]
1966/1/17
[producer]
Teo Macero
[member]
Miles Davis(tp)
George Coleman(sax)
Herbie Hancock(p)
Ron Carter(b)
Tony Williams(ds)




Live at Philharmonic Hall of Lincoln Center, New York City February 12, 1964

My Funny Valentine」と同日のライヴ録音から躍動感ある楽曲群が選曲されています。

このアルバムは「男のジャズ」という評があるようなのですが一言で言えば、
「トニー・ウィリアムスを聴きたかったらこのアルバムを聴け!」という内容です。
マイルスはボクシングにも興味があったそうですが、マイルスとトニー・ウィリアムスの
ノーガードのボッコボッコの打ち合い。

「生きている音楽」というものがあれば、それは聴くたびに新しい発見がある
こういう音楽を言うのはないかと思うのですが、ジャズをあまり聴かない人でも
Hancock~Carter~Williamsのリズム・セクションの凄さは一発で分かると思います。

一つ謎なのは最初からMy Funny Valentineとコンセプト別でリリースする計画だったとして、
発売がライヴから2年後で既にウェイン・ショーターが加入して
黄金のクインテットが名を轟かせていた頃にわざわざリリースしたのは何故でしょうか?
私が推測するのはデオ・マセロがマイルスの薬中の進行具合を不安視していて、
近いうちに活動に穴を開けるのではないか?と考えその穴生め用に準備していたものの
想像以上にマイルスの絶好調が続いたので、リリースのタイミングうがなくなって
しまったのではないかと思います(見当違いだったらすみません)



このコンサートがコンプリートの形で聴けるようになればよいのにと多くのファンの
要望に応えてMCなどもノーカットでライヴの雰囲気を再現する形でリリースされた
「The Complete Concert 1964」もあります。


Miles in Tokyo/Miles Davis - 1964.07.14 Tue









[sales data]
1969/6/6
[producer]
Kiyoshi Itoh
[member]
Miles Davis(tp)
Sam Rivers(sax)
Herbie Hancock(p)
Ron Carter(b)
Tony Williams(ds)




1964年、マイルスの初来日公演(東京厚生年金/7/14)

1964年のマイルスは「My Funny Valentine」と「Four & More」の名演で分かるようにまさに
絶頂期の初来日を収めた音源なのですが、ファンの間ではいまいち評判がよろしくありません。



その理由として指摘されるのは春に脱退したジョージ・コールマンの代わりに
トニー・ウィリアムスの推薦でクインテットに迎えられたサム・リヴァースの力不足と言われ
マイルスは本当はウェイン・ショーターを加入させたかったのですが、スケジュールが合わず
結果的にサム・リヴァースはマイルスの演奏と噛み合わないままこの時期の代役を務め
わずか1カ月ほどでこのクインテットを去ることになります。
(帰国後ショーターの移籍が実現し黄金のクインテットが完成します)

ただ私的にはショーターを持ち上げるために不当にサム・リヴァースを貶しているのでは?
と思える節があってそんなに悪い印象はありません。
むしろマイルスの演奏そのものがマイルスを神格化するファンをのぞいて最高のパフォーマンスと
評価する人が少ないことがその最たる原因だと思います。



しかし、近年聴けるようになった7月15日雨の中での京都円山公園野外音楽堂のステージは、
日本での最高のステージとも言われているようなので機会があったら聴いてみたいと思います。

Miles in Berlin/Miles Davis - 1964.09.25 Fri









[sales data]
1965/2/1
[producer]
Rudy Wolpert
[member]
Miles Davis(tp)
Wayne Shorter(sax)
Herbie Hancock(p)
Ron Carter(b)
Tony Williams(ds)




1964年のマイルスがいかに充実していたかを物語るようにこの年のライヴ音源は
非常に多いのですが、日本での初来日公演から2ヶ月後、サム・リヴァースに代わり
新メンバーにウェイン・ショーターを迎えた「黄金のクインテット」になってのライヴです。
(September 25, 1964 at Philharmonie Hall, Berlin, Germany)

miles shorter

選曲がすべて1950年代に演奏されたもので初っ端のMilestonesから飛ばし気味の
トニー・ウィリアムスに引っ張られるようにテンポが数段速く
「常に新しい方法で表現しろ!」というマイルスの号令の元、各メンバーが刺激しあい、
単にリズムにソロを乗せるのではなくソロでリズムをひっくり返すような迫力ある
演奏を聴かせてくれます。



この時マイルス38才、ウェイン・ショーター31才、ロン・カーター27才、
ハービー・ハンコック24才、トニー・ウイリアムス19才

1968年前半までこの「黄金のクインテット」メンバーで活動することになるのですが、
マイルス自身も「偉大なバンド」と高く評しており、4人から学んだことも多かったと
語っています。

当時、ロックがまだ踊れるダンス音楽程度だったことを考えれば、刺激のある音楽を
欲した若者がマイルスの音楽に夢中になったのは必然だったと思います。

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