2017-09

Bright Size Life/Pat Metheny & Jaco Pastorius - 1975.12.15 Mon









[sales data]
1976
(Rec:1975/12)
[producer]
Manfred Eicher
[member]
Pat Metheny(g)
Jaco Pastorius(b)
Bob Moses(ds)




本ブログでは何回か書きましたが、個人的に世間で騒がれる偉大さがイマイチ分からない
2大ギタリストがマイク・スターンとこのパット・メセニー。
(以前はジョン・マクラフリンもその一人でした(笑)

楽曲センス、メロディ、技巧的なことでは何も文句はないものの何か心の底から「良い」と
思えず、それはへそ曲がりな私の性格的に世間のあまりの高評価に抵抗感があるからという
個人的な理由なのか?それとも私の好きなギターの歪みがないからなのか?
(注)シンセギターが心底嫌いという理由はパットを否定する理由には当たらず)
アルバムは一通り聴いたもののなかなか「心の契約」ができずヤキモキしておりますが
マクラフリンのように何が契機でその良さに開眼するか分からないし、
マイク・スターンもGive and Takeを聴いて絆が結べそうなところまでようやく近づいたので
お次はパットということで、パットの場合は参加メンバーを切り口に少しづつ丁寧に
再聴することを心がけるつもりなんですが、パット同様ジャコ・パストリアスにとっても
プロデビュー作となるパットの初ソロアルバムを。

8曲中、7曲がパット自身による楽曲でストレートジャズです。
パットもジャコも既に特別な音感覚を持ったミュージシャンなことが十分伝わってきます。
タイトル曲は今でもライヴでジャコの再来と言わるリチャード・ボナさんのベースで
演奏されることもある人気曲。
パットのギターはPMGでの小慣れた縦横無尽に何でも弾けるみたいな感じではなく
収録曲にもあるように生まれ故郷のミズーリを「水彩画」で表現しているような
若く瑞々しいサウンドです。



又パット&ジャコのアナザーサイドな聴き方として同時期、複数のアルバムに参加している
恋多き女ジョニ・ミッチェルも要チェックかなと思って少し調べてみたら、
ジョニ・ミッチェルのこのジャズ活動期の恋人は何とジャコだったんですね(驚)
(当時ミッチェル33歳、ジャコ25歳)
これは是が非でも開拓せねばなるまい・・・

スポンサーサイト

Watercolors/Pat Metheny - 1978.01.15 Sun









[sales data]
1978
(Rec:1978/1)
[producer]
Manfred Eicher
[member]
Pat Metheny(g)
Lyle Mays(p/synthe)
Mark Egan(b)
Danny Gottlieb(ds)




グループで盟友となるライル・メイズさんと初めて共演したアルバム。
パットとライルさんの出会いは1974年頃のカンサス州ウィチタの大学対抗ジャズ祭で出会い、
その後マリーナ・ショウのツアーに二人が同行したことで意気投合し、一緒に活動を
共にするようになったようです。

アルバムコンセプトが「水」をテーマにしたものでパットが奏でるギター音は
マイナスイオンが充満した森林を流れる清流のイメージ。

音楽を一番吸収していた10代~20代にパットさんを聴いていなかったこともあって
(その原因は後日触れますが、パット作品で最初に聴いたのがシンセギター物だったことが
パットとの距離を遠ざけました)未だに苦手意識が強いのですが、近寄りがたい美人というのとも
少し違うんですが、パットの作品はあまりに完成度が高く、私がのめり込むギタリストの
エモーショナルな部分に物足りなさを感じてしまうのですが、聴き進めていけば
水が澱んだり、水かさが増して堤防周辺の住民を不安にさせるような音にも出会い
世間一般の高評価ぐらいの良さは分かるのかな?と気楽な気持ちでお付き合いしていこうと
思っています。

思い出のサン・ロレンツォ/Pat Metheny Group - 1978.01.15 Sun









[sales data]
1978
(Rec:1978/1)
[producer]
Manfred Eicher
[member]
Pat Metheny(g)
Lyle Mays(p/synthe)
Mark Egan(b)
Danny Gottlieb(ds)




Watercolorsの参加メンバーがそのままバンドとなったPMG名義の初アルバム。

パットのアルバムを時系列に整理していくとソロ名義とPMG名義で量産されているのですが、
私事で恐縮ですが、ソロとバンドのコンセプトの違いがよく分かりません(苦笑)
勿論、PMG名義であればバンドメンバーによる演奏ということは分かるのですが
曲質もサウンド質がそれほど変わらないので、ファンの皆さんはどのように
区別しているのでしょうか?

収録曲のJACOはジャコ・パストリアスに捧げた曲でマイク・イーガンのベースソロが
聴き物。

New Chautauqua/Pat Metheny - 1979.04.15 Sun









[sales data]
1979/4
[producer]
Manfred Eicher
[member]
Pat Metheny(g/b)




本作は5種類のギターオーバーダブによる一人多重録音作品でギターの多角的な表現方法の
可能性を追求したアルバム。

「ニュー・シャトークァ」とはニューヨーク州の地名なんだそうで、パットは土地土地の
思い入れや印象を曲に記録していく傾向が多いですね。
又まっすぐ伸びる道のジャケットのようなイメージはパットの心象を表現するものと
捉えると面白いかと(1982年のOFFRAMPでは左折します(笑)



バンド物ではないのでグルーヴ感はありませんが、清涼感のある緊張感が延々続きます。
ギターの音色がそう感じさせるのでしょうが、パットによる水彩画アルバムです。

American Garage/Pat Metheny Group - 1979.06.15 Fri









[sales data]
1979
(Rec:1979/6)
[producer]
Pat Metheny
[member]
Pat Metheny(g)
Lyle Mays(p/synthe/etc)
Mark Egan(b)
Dan Gottlieb(ds)




「わかりやすく、やさしくて、明るい音楽」

上記がPMGのコンセプトだそうで、ジャズ・チャートばかりでなくPOPチャートにも
長くランクインしてパットの名を世界に知らしめたアルバムと位置付けられているようです。

録音は気分転換にマサチューセッツ州ロングビュー農場という知人の農場で行われたようで
その効果もあって開放感に満ちたサウンドが展開されています。

このアルバムのライナーにシンセギターを使うようになった興味深い話しがあるのですが
パット曰く
「シンセGを使うようになったのは、あくまで僕の音楽に必要になったから。
音楽的なものがしっかりしていないとシンセに振り回されてしまう。
音楽が素晴らしければ、カシオトーンだってスタインウェイよりもいい音が出せるんだ。
同じように僕が素晴らしいギタリストなら、どんなに安いギターを使ってもみんなが
喜んでくれるサウンドが出せるはずだ。僕は今どんどん移り変わるシンセに非常に興味を
持っている。なぜなら僕はある域に達したミュージシャンだと自負できると思っている。
だけど、僕はすばらしい楽器を、すばらしいシンセをまず求めようとは思わない。
なによりも音楽があってのことなんだ。世界的にオーディオ技術が発達して
どんなミュージシャンでも、スタジオに入るとすばらしい音で自分の演奏が楽しめるように
なった。ところが、自分の家でレコードとなった音楽を聴くとみんながっかしてしてしまう。
この錯覚は大変危険なんだ。」

「僕の音楽に必要になった」という件から推測するに女性的な音を出すライル・メイルの
波長に合うのがシンセGの音色だったのではないかなと。

ただシンセGが苦手な私はパットの音楽と和解するのにかなり時間を要しましたが(苦笑)

Prev «  | TOP |  » Next

ブログ案内

縞梟

Author:縞梟
ブログ概要はこちらをご参照ください

検索フォーム

最新コメント

カテゴリ

洋楽 (1037)
Live In Japan(黒船襲来) (44)
Albert Lee (3)
Allman Brothers Band (11)
Andy Summers (7)
The Band (13)
The Beatles関連 (9)
The Byrds (10)
Bill Bruford (16)
Bill Laswell (3)
Billy Preston (4)
Bob Dylan (17)
Cactus (2)
Caleb Quaye/ Hookfoot (5)
Camel (2)
Colosseum/Tempest (12)
Cozy Powell (4)
Cream (8)
C,S,N & Young関連 (10)
Curved Air (1)
David Bowie (42)
Dave Mason (5)
David Sylvian (7)
Deep Purple関連 (15)
Delaney & Bonnie (7)
Eagles (5)
Emerson Lake and Palmer(E.L.P) (33)
Electric Light Orchestra(E.L.O) (4)
Emmylou Harris (6)
Eno (8)
Eric Clapton (13)
Faces/Small Faces (4)
Focus (15)
Frank Zappa (19)
Frank Zappa関連 (2)
Frankie Miller (7)
Fred Frith (2)
Free (1)
Gary Moore (11)
Genesis (4)
Gong (14)
Gram Parsons (4)
Grand Funk Railroad (3)
Gurvitz Brothers (3)
Humble Pie (2)
Ian Gillan Band (10)
Jack Bruce (12)
Jackson Browne (2)
Jan Akkerman (11)
Jeff Beck (8)
Jimi Hendrix (42)
Joni Mitchell (7)
Kevin Ayers (6)
King Crimson (48)
King Crimson関連 (16)
The Kinks (6)
Led Zeppelin (9)
Little Feat (11)
Lou Reed (7)
Lynyrd Skynyrd (5)
Magma (4)
Max Middleton (7)
Mick Ronson (5)
Mike Bloomfield (7)
The Mountain (3)
Neil Larsen (1)
Neal Schon (3)
Neil Young (4)
Nicky Hopkins (10)
Nico (6)
Nucleus (4)
Paul Butterfield (7)
Peter Banks (8)
Peter Frampton (2)
Peter Gabriel (10)
Peter Green (3)
Phil Manzanera (20)
Pink Floyd (2)
Pink Floyd関連 (2)
Poco (5)
Procol Harum (11)
Queen (4)
Rainbow (17)
Ray Fenwick (8)
RMS(Ray Russell/Mo Foster/Simon Phillips) (10)
Robin Trower (6)
Rolling Stones (8)
Rolling Stones関連 (4)
Roxy Music (7)
Roy Buchanan (4)
Renaissance (4)
Santana (4)
Soft Machine (7)
Spencer Davis Group (5)
Steve Hackett (16)
Steve Hillage (8)
Steve Miller Band (3)
Terry Bozzio (8)
Tommy Bolin (10)
UK (6)
Velvet Underground (9)
Whitesnake (16)
Wishbone Ash (1)
The Who (9)
Yardbirds (7)
YES (28)
YES関連 (30)
カテゴリ外(洋楽) (56)
ジャズ・フュージョン (443)
Al Di Meola (11)
Allan Holdsworth (22)
Billy Cobham (15)
Brecker Brothers (12)
David Torn (7)
Frank Gambale (4)
Grant Green (2)
Herbie Hancock (7)
Idris Muhammad (2)
Jean-Luc Ponty (8)
Jeff Berlin (6)
John Coltrane (1)
John Mclaughlin (30)
John McLaughlin関連 (2)
John Scofield (35)
John Tropea (7)
Jonas Hellborg (6)
Larry Coryell (6)
Lee Ritenour (3)
Lenny White (5)
Mark Nauseef (4)
Mahavishnu Orchestra (15)
McCoy Tyner (3)
Mike Stern (13)
Miles Davis (18)
Pat Metheny (11)
Pat Metheny関連 (3)
Return To Forever (13)
Stanley Clarke (12)
Steve Khan (5)
Stuff (8)
Tony Williams (9)
Weather Report (25)
大村憲司 (6)
パラシュート (8)
深町純 (5)
増尾好秋 (6)
マライア (7)
森園勝敏 (10)
渡辺香津美 (19)
渡辺貞夫 (4)
カテゴリ外(ジャズ・フュージョン) (48)
邦楽 (600)
あがた森魚 (5)
荒井由実 (4)
井上陽水 (12)
ウエスト・ロード・ブルース・バンド(山岸潤史) (4)
遠藤賢司 (28)
小川美潮 (11)
大瀧詠一 (6)
久保田麻琴(サンディー&ザ・サンセッツ) (3)
カルメン・マキ (13)
クラムボン (5)
クリエイション/竹田和夫 (27)
コシミハル (9)
ゴールデン・カップス/エディ藩 (11)
サディスティック・ミカ・バンド/サディスティックス (16)
サンハウス/シーナ&ザ・ロケッツ (11)
鈴木慶一 (3)
鈴木賢司 (6)
鈴木茂 (10)
ズボンズ (5)
ソウル・フラワー・ユニオン/ニューエスト・モデル (28)
高中正義 (4)
ちわきまゆみ (8)
陳信輝 (6)
戸川純 (9)
西岡恭蔵(ザ・ディランⅡ) (8)
人間椅子 (7)
BOW WOW (10)
はっぴいえんど~ティン・パン・アレイ関連 (33)
ハプニングス・フォー (7)
早川義夫(ジャックス) (6)
浜田麻里 (6)
パンタ/頭脳警察 (18)
ヒート・ウェイヴ/山口洋 (22)
フラワー・トラベリン・バンド (6)
ボ・ガンボス/どんと (27)
細野晴臣 (22)
Boat/Natsumen (12)
紫(沖縄ロック) (10)
村八分(山口冨士夫) (7)
ザ・モップス (6)
柳ジョージ (6)
矢野顕子 (13)
山内テツ (3)
山下達郎 (6)
Lazy~Loudness (18)
YMO/坂本/高橋関連 (19)
wha-ha-ha~はにわちゃん (4)
日本のプログレバンド (11)
岡野ハジメ (4)
成毛滋 (6)
ファー・イースト・ファミリー・バンド (6)
柳田ヒロ (7)
四人囃子 (15)
アニメ (10)
カテゴリ外(邦楽) (21)
その他(戯言・雑記) (88)
縞梟的笑論文 (12)
パチスロ (54)
お悔やみ (15)

記事画像

リンク

このブログをリンクに追加する