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2020-07

Peckin' Time/Hank Mobley Lee Morgan - 1959.12.15 Tue









[sales data]
1959/12
(Rec:1958/2/9)
[producer]
Alfred Lion
[member]
Hank Mobley(sax)
Lee Morgan(tp)
Wynton Kelly(p)
Paul Chambers(b)
Charlie Persip(ds)



ハンク・モブレーさんとブルーノート期待の新人としてガンガンアルバムを量産していた
リー・モーガンさんの共演盤。
(5曲中4曲はモブレーさんのオリジナル)

モブレーさんは「Poppin'」モーガンさんは「Candy」という代表作をリリースした直後ですが
両人の共演作は裕に20作近くあるそうです。

「Peckin' Time」とは直訳すれば「つつき合いの時間」なのですが、お互いに火花を散らすような
激しい演奏ではなく、若さと勢いのモーガンさんを8歳年上のモブレーさんが熟練の味わいで
包み込むようなお互いの持ち味を知り尽くした名コンビ(ツーカー)芸といって過言ではないでしょう。



この直後に行われたライヴ盤も是非聴いてみたいと思います。

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Soul Station/Hank Mobley - 1960.10.15 Sat









[sales data]
1960/10
(Rec:1960/2/7)
[producer]
Alfred Lion
[member]
Hank Mobley(sax)
Wynton Kelly(p)
Paul Chambers(b)
Art Blakey(ds)



「Workout」や「Roll Call」と並び称されるいわゆるモブレー三部作の1枚。

モブレーさんのテナーサックスを引き立てているのは、ウィントン・ケリーとポール・チェンバースの
マイルスバンドの常連に加えてジャズ・メッセンジャーズのアート・ブレイキー。
この面子でハズレなんてこと絶対ありえないでしょ。

モブレーさんのテナーサックスは柔和な音色なので(モコモコした音という人もいます)
ウィントン・ケリーのピアノとアート・ブレイキーのドラムの鋭敏な音で切り込みやすく
相性の良さを感じます。

「テナーサックス奏者のミドル級チャンピオン」という言い方はある意味、
二流ミュージシャンみたいな嫌味な言われ方なのでしょうが、いい意味でもこれ以上
モブレーさんにぴったりな形容詞もなかなかないような気がします。

とにかく体が自然と動くんですよ(笑)

コルトレーンを体育会系だと語っていた人が「前に出てこない突き抜けなさが良い!」と
モブレーさんを評していたのが印象に残っています。

随分歪んだ音やラウドな騒音も嗜みましたが、歳をとると自然とこういう優しい音色に
引き込まれていくようになるのですよ>今の若い方々(笑)

Roll Call/Hank Mobley - 1961.07.15 Sat









[sales data]
1961/7
(Rec:1960/11/13)
[producer]
Alfred Lion
[member]
Hank Mobley(sax)
Freddie Hubbard(tp)
Wynton Kelly(p)
Paul Chambers(b)
Art Blakey(ds)



「Workout」や「Soul Station」と並び称されるいわゆるモブレー三部作の1枚。

「Soul Station」録音時のメンバーに加えてフレディ・ハバードが参加。
この頃、リー・モーガンさんは薬物中毒でジャズ・メッセンジャーズを辞めてしまったので
デビューしたばかりのフレディ・ハバートさんにモブレーの相方役を譲っています。

アート・ブレイキーさんの豪快なドラムがリード楽器のようなタイトル曲ですが、
ブレイキーさんの雪崩れ込むような乱打ドラミングはナイアガラ・ロール」(Niagara Roll)
というそうで、そういえば昭和の歌謡ショーのバックバンドのドラマーはこんな感じで
叩いてましたけど、皆ブレイキーさんをマネしてたのでしょうか?

ってこれモブレーさんのアルバムでしたね(笑)
6曲中5曲がモブレーさんオリジナルでとにかくノリノリ。

「ハードバップ最高!!!」と叫びたくなる衝動を抑えながら家の中で体をふりふりする
そんな楽しい音が一杯つまった作品です。

前衛的なマイルスには分かるまい、保守的なモブレーさんの親しみのある分かりやすい音楽は(笑)

Workout/Hank Mobley - 1962.03.15 Thu









[sales data]
1962/3
(Rec:1961/3/26)
[producer]
Alfred Lion
[member]
Hank Mobley(sax)
Grant Green(g)
Wynton Kelly(p)
Paul Chambers(b)
Philly Joe Jones(ds)



主人公のハンク・モブレーさんは「テナー・サクソフォンのミドル級チャンピオン」と
呼ばれていたそうで、この隠喩は、コルトレーンほど鋭くもなければスタン・ゲッツほど
円やかでもない音色を指しているのだそうです。
共演したマイルス本人の評価が低かったため長い間、正当に評価されなかった
不遇のミュージシャンだそうですが、ジャズ歴の浅い私にはそんな小さなことは全く問題ありません(笑)

1_20200606155444952.png 2_20200606155445f5c.png

この時期録音された「ソウル・ステーション」「ロール・コール」と本作「ワーク・アウト」は
モブレー三部作と言われているそうで「Someday My Prince Will Come」録音時のマイルスバンドの
メンバー+グラント・グリーンという夢のような組み合わせです。

1_202005181717198c0.jpg

ジャズを聴き続けていると興味あるメンバーを起点に色々な関連作品を辿ってみたくなり
ジャズの無間地獄に陥ることしばしなのですが、グラントさんがこのようにマイルスメンバーと
がっぷり四つで共演していたことを聴き知ることで興味の点と点が線で結ばれるのも
ジャズを大きな楽しみ方のひとつです。
グラントさんがこの頃のマイルスメンバーにこっそり入ってもおかしくなかったと思うのですが
残念ながらマイルスはこの頃ギタリストには全く興味ありませんでしたからね(苦笑)

グラントさんは自分の出番以外は全くでしゃばってませんが(バッキングは全くしていない?)、
いつもの気心知れた連中とは違うアウェイ感漂う雰囲気の中、しっかり自分のお仕事は
完遂しています。



同時期に録音したグラントさんをのけ者にした「Another Workout」という作品が
1985年に発掘されたちまち名盤扱いされているとのことです。

No Room for Squares/Hank Mobley - 1964.06.15 Mon









[sales data]
1964/6
(Rec:1963/3/7&10/2)
[producer]
Alfred Lion
[member]
Hank Mobley(sax)
Lee Morgan(tp)
Donald Byrd(tp)
Andrew Hill(p)
Herbie Hancock(p)
John Ore(b)
Butch Warren(b)
Philly Joe Jones(ds)



「頭の固い奴は俺たちの音楽を聴くな!」というような間接的に挑発した?タイトルが
オシャレ(笑)

3月と10月の二つの異なるセッションをカップリングしたもので

[3月]
モブレー、ドナルド・バード、ハンコック、ブッチ・ウォーレン、フィリ―・ジョー・ジョーンンズ

[10月]
モブレー、モーガン、アンドリュー・ヒル、ジョン・オレ、フィリ―・ジョー・ジョーンンズ

モブレーさんとモーガンさんの数多い共演盤の中でも人気の1枚なのですが、
実は1961年を境に二人とも薬物治療のため2年近く療養生活を送っており、ひとまず先に復帰を
果たしていたモブレーさんのこの作品でモーガンさんも復帰を遂げたという内容です。
(モブレーさん4曲、モーガンさんも2曲提供)

久々の録音ということで全員気合入りまくりで病み上がりの二人を豪快に祝している
「フィリー・ジョー・ジョーンズ」の太鼓がやたら凄いのですが
特に注目すべきは「Me 'n You」のモーガンさんの吹きっぷりでこれは2か月後に録音する
あの「サイドワインダー」への号砲といえるかもしれません。

Dippin'/Hank Mobley - 1966.08.15 Mon









[sales data]
1966/8
(Rec:1965/6/18)
[producer]
Alfred Lion
[member]
Hank Mobley(sax)
Lee Morgan(tp)
Harold Mabern, Jr.(p)
Larry Ridley(b)
Billy Higgins(ds)



現在マイブームのジャズファンクで興味の沸いたハンク・モブレーさんの作品に
リー・モーガンさんが参加している作品があったので購入してみました。
モブレーさんとモーガンさんの共演作は多数ありとても良好な関係だったようです。

d_20200611195844b4f.jpg
1958年のこの共演作(Peckin' Time)が人気!

マイルスになじられたり、コルトレーンと比較されジャズファンに「芋テナー」なる
酷い言われ方をされ悔しい思いもしたことでしょうが、モブレーさんの分かりやすい
メロディラインは縞梟的にはとても親しみを感じます。

収録曲の「リカード・ボサ・ノヴァ」が当時のジャズ喫茶のリクエスト定番となるほど人気となり
モーガンさんの最大ヒット作品となり以後、ジャズロック路線になっていく転換期だそうですが
この作品を聴いただけでモブレーさんを分かったようになってはいけないという戒めが
とあるジャズブログに書いてありました(メモメモ)

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