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2020-07

Hums Of The Lovin' Spoonful/Lovin' Spoonful - 1966.11.01 Tue









[sales data]
1966/11/1
[producer]
Erik Jacobsen
[member]
John Sebastian(vo/g/autoharp/p/etc)
Zal Yanovsky(vo/g/banjo/slide whistle)
Steve Boone(b/p/org/per)
Joe Butler(vo/ds/per)
Henry Diltz(clarinet)
Artie Schroeck(el-p)
Larry Hankin(Jew's harp)



60年代のアメリカンロックのことを調べていると「ブリティッシュ・インヴェイジョン」の
大波に乗ったバンドとして紹介されている「ラヴィン・スプーンフル」の4作目。

ジョン・セバスチャンとザル・ヤノフスキーが在籍していた「マグワンプス」という
フォーク・グループからキャス・エリオットとデニー・ドハーティーが脱退して
ママス&パパスを結成したため、新たにスティーブ・ブーンとジョー・バトラーを加えて
1965年に結成されたバンドです。

LS1.jpg LS2.jpg

このバンドはデビューシングル「魔法を信じるの?」や「デイドリーム」などヒット曲が多いので
アイドルバンドなのかと思っていましたが、音楽性は当時流行していたサイケやビートポップではなく
古き良きアメリカを思い出させる懐かしくハートフルなサウンドで、米国に憧れる英国人の
心もとらえ逆ブリティッシュ・インベイジョンとして英国でも人気を博しました。

ジョン・セバスチャンが学生時代ジャグ・バンド(開拓時代のアメリカで、身近にある生活用品
使って演奏するアメリカン・ポップスの原点)を研究していたことが色濃く出ており
郷愁を感じさせるバンドサウンドは「グッド・タイム・ミュージック」と呼ばれました。

順風満帆な見えたバンド活動でしたが、ザル・ヤノフスキーがマリファナ所持で逮捕されると
明るく健全な古き良きアメリカのイメージで売っていたことが裏目となり勢いは失速し
ジョン・セバスチャンが脱退するとバンドはあっけなく解散してしまいますが
2000年にロックの殿堂入りを果たし、現在もスティーヴとジョーを中心にリユ二オン
活動しているようです。

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John Sebastian - 1970.01.19 Mon









[sales data]
1970/1/19
[producer]
Paul A. Rothchild
[member]
John Sebastian
(vo/g/harmonica/p/per)
Stephen Stills(g/bvo)
David Crosby(g/bvo)
Graham Nash(bvo)
Dallas Taylor(ds)
Danny Weis(g)
Buddy Emmons(pedal steel g/moog)
Paul Harris(org/key)
Ray Neopolitan(b)
Reinol Andino(congas)
Harvey Brooks(b)
Burt Collins(horn)
Jose Cuervo(horn)
The Ikettes(bvo)
Bruce Langhorne(tambourine)
Gayle Levant(harp)
Buzzy Linhart(vibraphone)
Mr.&Mrs. Stanley Beutens and Friends
(fl/lute/viola/recorder)



ラヴィン・スポーンフル脱退後、ご挨拶とばかりにウッドストックに飛び入り参加するなど
今までの音楽活動の実績を考えればソロ活動はスムーズに事運ぶはずでしたが・・・



本作品は1968年後半に録音されたのですが、この頃、ジョン・セバスチャンは
C,S,Nのメンバーと懇意にしており「C,S,N&Young」ではなく「C,S,N&Sebastian」が
誕生する可能性もあったとされています。

ラヴィン・スポーンフル時代のようなジャグバンドフレーバーな作品もありますが
ソロならではのしっとり聴かせるバラード物、C,S,N周辺のメンバーが参加した軽快なR&Rと
かなり満足のいく内容の完パケを所属のMGMに持ち込むとMGMは落ち目とはいっても
ネームバリューのある「ラヴィン・スプーンフル」名義でリリースすることを要求。

過去を断ち切ってソロ活動に入りたかったセバスチャンはこの要求を拒否し
アルバムをリプリーズからリリースしてしまいます。

怒ったMGMはレコード販売権は我が社にありとジャケット違いの同じ内容のアルバムを
発売して対抗。
続いてセバスチャンに無許可でソロ・ライブ・アルバムまで発表。

JS_201901291104189b8.jpg js2_201901291104202b9.jpg

セバスチャンの訴えで全回収されたものの混乱をきたしスタートダッシュに失敗したことは
後のソロ活動に大きな影を落としてしまいました・・・

The Four Of Us/John Sebastian - 1971.01.15 Fri









[sales data]
1971
[producer]
Paul A. Rothchild
[member]
John Sebastian(vo/g/p/harmonica)
Kenny Altman(b)
John Barbata(ds)
Paul Harris(p/key)
Felix Pappalardi(b)
Greg Reeves(b)
Dallas Taylor(ds)
Dr. John(p)
The Esso Trinidad Steel Band
(steel drums)



70年代に興ったS.S.Wブームの波に何故、ジョン・セバスチャンは乗り切れなかったのか?
大体の音楽本にはソロデビューの際のMGMとのゴタゴタが影響しているとあるのですが
それだけが理由なのかな?とこれだけの良質の音楽がヒットしなかったのは大きな謎ではあります。



シンプルそうに思える楽曲もそれなりに癖があり、ストレートにその良さが伝わり難い
ということも災いしたのかもしれません・・・
遠回りしないと(時間をかけないと)良さに気づかない楽曲というのは
消費スピードの早い現在は不幸な扱われ方ですよね・・・

16分を超える組曲形式なタイトル曲はヴァン・ダイク・パークス関連でおなじみの
スティールパンバンド「エッソ・トリニダート・スティールバンド」が躍動し
トロピカルな間奏を聴かせてくれます。

Tranzank Kid/John Sebastian - 1974.01.15 Tue









[sales data]
1974
[producer]
John Sebastian
Paul Rothchild
Erik Jacobsen
[member]
John Sebastian(vo/g/Harmonica/etc)
Buddy Emmons(pedal steel g)
Emmylou Harris(bvo)
Ry Cooder(g/mandokin/slide g)
David Lindley(vl)
The Pointer Sisters(bvo)
Amos Garrett(g)
Russell DaShiell(g)
Phil Everly(vo)
Lowell George(vo/g/steel g)
Jim Gordon(ds)
Bobbye Hall(per/congas)
Kenny Altman(b)
Jerry Gordon(g)
Peter Granet(mandolin)
David Grisman(mandolin)
Milt Holland(ds)
Ron Koss(g)
Donn Landee(g)
Jerry McKuen(g)
Richie Olson(clarinet)
Kelly Shanahan(ds)




今回、ジョン・セバスチャンに興味を抱いて手を伸ばした理由はこの作品にあるのですが
見てください、参加ギタリストの面々を!

ローウェル・ジョージ、ライ・ク―ダ―、エイモス・ギャレットですよ(驚)
(デヴィッド・リンドレーも参加していますが本作ではバイオリン担当)

セバスチャンはソロ活動を本格化させると主要な活動拠点を東海岸から西海岸のロサンゼルスへ移し、
L.A.の名ミュージシャン達とも親交を深めた結果の作品といえます。

特にローウェル・ジョージとは仲が良かったようで、「Face Of Appalachia」を共作したり、
リトル・フィートの「Dixie Chicken」のカバーではジョージがギターを弾いています。

この頃ウエストコーストブームに毒されたのか?ヴァン・ダイク・パークスやライ・ク―ダ―など
「グッドタイムミュージック」の探究者と接点があったものの学生時代からのめりこんでいた
ジャグバンド熱は冷めてしまったのか?彼らと共に「グッドタイムミュージック」を
再構築するという動きはなく、「過去の人」としてこのまま消えゆくところ
最後にもう一花咲かせます。

Welcome Back/John Sebastian - 1976.04.19 Mon









[sales data]
1976/4/19
[producer]
Steve Barri
John Sebastian
[member]
John Sebastian
(vo/g/p/harmonica/autoharp)
David Hungate(b)
Richard Bell(p/clavinet)
Jeff Porcaro(ds)
Jeff "Skunk" Baxter(pedal steel g)




ソロ活動になっていまいちしっかりした方向性が見えずすっかりマイナー臭が染みついた
セバスチャンに一度だけメジャーに浮上するチャンスが巡ってきました。

1976年、音楽を担当したTVドラマ「ウェルカム・バック」が大ヒットしたため
主題歌は勿論アルバムも大ヒット、全米ナンバー1に輝きます。



翌年「ローリング・ココナツ・レビュー」で初来日を果たすなど勢いを取り戻したかにみえた
セバスチャンですが、新しい作品を発表する場のレコード会社が見つからず
(豊富な音楽キャリアも実力もあったセバスチャンがこの苦境に陥っていた事情が謎)
ウッドストックに移住するとボブ・ディランのような隠匿生活を送るようになり
すっかり忘れられた存在となった1992年、16年ぶりに「Tar Beach」をリリース。



その後ジョン・セバスチャン&The J-Bandを結成し自身のルーツであるジャグ・バンド・ミュージックを
探究するようになり「I Want My Roots」「Chasin' Gus Ghost」をリリースしています。

 

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