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2020-03

Boz Scaggs - 1969.08.15 Fri









[sales data]
1969/8
[producer]
Jann Wenner
[member]
Boz Scaggs(vo/g)
Duane "Skydog" Allman(g/dobro)
Eddie Hinton(g)
Jimmy Johnson(g)
David Hood(b)
Roger Hawkins(ds)
Barry Beckett(key)
Al Lester(fiddle/vl)
Joe Arnold(sax)
Charles Chalmers(sax)
James Mitchell(sax)
Floyd Newman(sax)
Ben Cauley(tp)
Gene "Bowlegs" Mille(trombone/tp)
Jeanie Greene(bvo)
Mary Holliday(bvo)
Donna Jean Godchaux née,
Thatcher(bvo)
Joyce Dunn(bvo)
Tracy Nelson(bvo)
Imma Routen(bvo)




スティーヴ・ミラー・バンドの2ndアルバムリリース後にバンドを脱退し
アトランティックに移籍しアラバマのマッスル・ショールズ・サウンド・スタジオで
録音したソロ第2弾。

1_2019121722215774f.jpg

ボズ・スキャッグスは「シルク・ディグリーズ」(1976年)でAORの権化となるまでは
売れないR&B歌手だったわけですが、スティーヴ・ミラーと確執があったという噂も聞きませんし、
何故グリン・ジョンズのプロデュースもあってメジャーへの道が開き始めていた
バンドを辞めてしまったのか?その理由がこの作品にあるのではないかと思います。

ボズ・スキャッグスはスティーヴ・ミラーやグリン・ジョンズが推し進めるシスコの空気を吸った
革新的なサイケロックではなく、保守的に心底ブルースをバラード調に歌いあげたいという
気持ちが強く、アトランティックレコードがR&Bのプライオリティアーチストとして
万全のサポート約束し、札束で頬を叩いて引き抜いたといったところでしょうか。

私はデュアン・オールマン経由でこの作品に辿り着いたのですが、AOR時代のボズ・スキャッグスの
作品群から遡ってこの作品に辿りついたファンの多くはあまりのスタイル違いに驚くと思いますが
ボズが持ち合わせている熱い歌心はAOR作品よりもむきだしになっており
このR&B命の純粋な気持ちが、のちのちスティーヴ・ミラーよりも最先端のAOR路線に
つながるのですから、本ブログの仮設である「全ての音楽はブルースに還える」というのも
あながち間違いではないのかなと(笑)

デュアン・オールマンはバッキングに徹し全体的に大人しいですが、Loan Me A Dimeの
ギタープレイは必聴です!


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Moments/Boz Scaggs - 1971.03.15 Mon










[sales data]
1971/3
[producer]
Glyn Johns
[member]
Boz Scaggs(vo/g)
James "Curley" Cooke(g)
John McFee(steel g)
Doug Simril(g/key)
Joachim Young(key)
Ben Sidran(key/vibraphone)
David Brown(b)
George Rains(ds)
Coke Escovedo(per)
Pete Escovedo(per)
Bill Atwood(tp/flugelhorn)
Pat O'Hara
(trombone/horn arrangements)
Mel Martin(sax)
Brian Rogers(string arrangements)
The Rita Coolidge(bvo)



あるミュージシャンがセールスで成功すると聴き手が過去作品を遡りたくなるのは世の常で
ボズ・スキャッグスが「シルク・ディグリ―ス」のヒットで一気にAORの帝王に昇り詰めた後
過去作品に手を出してその音楽性の大きな違いに多くのファンが驚いたことと思います。

出発点は「ビートルズとブルースの結婚」と評された「スティーヴ・ミラー・バンド」の
土臭いブルース、「ソロデビュー作」もアラバマのマッスル・ショールズ・サウンド・スタジオで
制作したちゃきちゃきのR&Bだったわけですが、アトランテイックからコロンビアに移籍しての
本作のプロデュースはスティーヴ・ミラー・バンドつながりで再びグリン・ジョンズが担当し
ボズのボーカルを活かすためブルース色を薄め、当時流行しつつあった軽快なスワンプ風味の
ブルー・アイド・ソウルな作品です。

AOR時代のボズと大きく違うのはバンドサウンドにボーカルが練り込んでいることです。
本作はバンド名義ではありませんが、本作の参加メンバーでボズ・スキャッグス・バンドに
発展するので、この頃のボズはこのバンドで歌うことにとても手応えを感じていたと思います。

本作がボズを聴き込んだファンに一番人気がある理由はしっとり歌いあげるAOR作品では
あまり感じることのできないボズの自然体で楽しそうに歌う様子を感じることができるからでは
ないかと思います。

Boz Scaggs & Band/Boz Scaggs - 1971.12.15 Wed









[sales data]
1971/12
[producer]
Boz Scaggs
Glyn Johns
[member]
Boz Scaggs(vo/g)
David Brown(b)
Chepito Areas(conga/timbales)
Michael Carabello(per/conga/timbales)
Lee Charleton(saw/harp)
Mel Martin(sax)
Pat O'Hara(trombone)
Tom Poole(tp/flugelhorn)
George Rains(ds/per)
Doug Simril(g/p)
Joachim Young(org/p/key/vibraphone)
Rita Coolidge Ensemble(bvo)
Dorothy Morrison(bvo)



前作「Moments」のバンドサウンドに大きな手応えを感じ、このテンションのまま
勢いでもう1枚作ってしまえと8人編成という大所帯のバンド名義作品。
(「Moments」と並んでボズを聴き込んだファンに大変人気のある作品です)

プロデューサーは前作同様グリン・ジョンズですが「ヒア・トゥ・ステイ」「ホワイ・ホワイ」
の2曲はボズの初セルフプロデュース作品です。

他はバンドとしての楽曲が多く、「Flames Of Love」では参加メンバーが次々と
ソロパートを紡いでいくビッグバンド形式でライヴではかなり盛り上がったのではないでしょうか。

作風は前作とほぼ同じですが、「We Are All Alone」で花開くボズのバラード作曲能力が
「Love Anyway」で垣間見れます。

「AOR」とはアダルト・オリエンテッド・ロック(「大人向けのロック」)という意味で
主に「シルク・ディグリース」以降のサウンドを指しますが、ボズの楽曲はブルースや
ファンキーな楽曲も含め初期の頃から「AOR」と言っていいと思います。

Silk Degrees/Boz Scaggs - 1976.03.15 Mon









[sales data]
1976/3
[producer]
Joe Wissert
[member]
Boz Scaggs(vo/g/)
Fred Tackett(g)
Les Dudek(slide g)
Louis Shelton(g/slide g)
David Hungate(b)
Jeff Porcaro(ds/per/timbales)
Joe Porcaro(per)
David Paich
(p/key/synthe/arrangements)
Plas Johnson(sax)
Jim Horn(sax)
Bud Shank(sax)
Chuck Findley(flugelhorn)
Sid Sharp(string conductor)
Tony Terran(horn)
Vincent DeRosa(horn)
Jim Horn(horn)
Paul Hubinon(horn)
Dick Hyde(horn)
Plas Johnson(horn)
Tom Scott(horn)
Bud Shank(horn)
Jim Gilstrap(bvo)
Maxine Green(bvo)
Augie Johnson(bvo)
Marty McCall(bvo)
Pepper Swenson(bvo)
Carolyn Willis(bvo)



流石に「We're All Alone」は聴いたことはありますが、アルバムを通して聴くのは今回初めてです。



ボズ・スキャッグスは前作「スロー・ダンサー」のヒットでラブバラードに強い手応えを感じ
本作の大ヒットで一気にAORの頂点に立ってしまうのですが、スティーヴ・ミラー・バンド時代前後の
泥くさいR&B魂が微塵も残っていないことに少々がっかりです・・・

面白いなと思ったのはAORはアサイラム軍団を中心としたウエストコースト物がフュージョンと
リンクして変化したものと考えていましたが、ボズの場合、その流れと全く関係なく
(出身も南部のテキサス)この作品もスタジオ技術の進歩のおかげでローカル色に縛られることなく
誕生した作品なのですね。

このアルバムはボズ・スキャッグスへの興味で購入したというよりtotoがボズのアルバムを
踏み台に人気バンドになったというシナリオの序章を聴いてみたいと思ったからなのですが
ギターがどうもスティーヴ・ルカサーと違うなと思い、クレジットを知らべてみると、
このアルバムにはルカサーは参加していないんですね(苦笑)

totoがバックバンドを務めていたのではなくデヴィッド・ペイチ、ジェフ・ポーカロ、
デヴィッド・ハンゲイトといった人気セッションマンがボズのアルバムセッションを繰り返す内に
totoの結成に至ったという流れで本作はデヴィッド・ペイチとボズ・スキャッグスの二人三脚の作品ですが
「ダウン・トゥー・ゼン・レフト」「ミドルマン」と続くAOR3部作にもtotoメンバーが深く関わっています。

 

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