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2020-06

An Old Raincoat Won't Ever Let You Down/Rod Stewart - 1969.11.15 Sat









[sales data]
1969/11
[producer]
Rod Stewart
Lou Reizner
[member]
Rod Stewart(vo/g)
Ronnie Wood
(g/b/bottleneck g/harmonica)
Martin Pugh(g)
Martin Quittenton(g)
Mick Waller(ds)
Ian "Mac" McLagan(p/org)
Keith Emerson(org)
Michael d'Abo(p)



ジェフ・ベック・グループ解散後、ジェフ・ベックはカーマイン・アピスらとの
新バンド結成にロッド・スチュワートを誘いますが、参加せず、又ジェフ・ベックの交通事故で
そのプロジェクトが一端流れ、カーマイン・アピスが結成したカクタスからも誘いを受けますが、
最終的にロン・ウッドに誘われフェイセズに参加します。

引きて数多のロッドはソロ歌手としてマーキュリー・レコード、フェイセズとして
ワーナー・ブラザースと2つのレコード会社と契約しソロとバンドの並行活動をします。

フェイセス加入前にリリースしたソロデビューアルバム。
(シングルカットされたのはストーンズのカバー曲「Street Fighting Man」)

rod.jpg

結構面白い面子が集まっていてフェイセスつながりでロン・ウッドイアン・マクレガン
マンフレッド・マンのボーカル兼鍵盤奏者のマイク・ダボ
ドラムはスティームパケット~ブライアン・オーガーズ・トリニティ~ジェフ・ベック・グループなど
ロッドとの付き合いが長いミック・ウォーラー
ブルースバンドのスティ―ムハマーからマーティン・クインテントマーティン・ピュー
二人のギタリスト。
マーティン・クインテントはロッドの大ヒット曲「マギ―・メイ」の作者で、
マーティン・ピューはキース・レルフとアルマゲドンを結成したギタリスト。
そして一番驚いたのがキース・エマーソンの参加なのですが、まだナイスが
P.P.アーノルドのバックバンドだった頃(1966年)にロッドとアーノルドの
「Come Home Baby」を録音するなど少なからず縁がありました。
(ギターはキース・リチャード)



上記のように英国音楽の深い霧の一端を見たような興味深い面子による作品ですが
全く売れなかったので(苦笑)一般的にロッドのデビューアルバムは「ガソリン・アレイ」と
思われているような風潮がありますが、ヒット曲が収録されていないだけで
ロッドの基本的な魅力は十分備わった作品です。

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Gasoline Alley/Rod Stewart - 1970.06.15 Mon









[sales data]
1970/6
[producer]
Rod Stewart
Lou Reizner
[member]
Rod Stewart(vo/g)
Martin Quittenton(g)
Ronnie Wood(g/bottleneck g/b)
Ronnie Lane(b)
Mick Waller(ds)
Kenney Jones(ds)
Pete Sears(p/b)
Ian McLagan(p/org)
William Gaff(whistle)
Dennis O'Flynn(vl)
Dick Powell(vl)
Stanley Matthews(mandolin)
Jack Reynolds(bvo)



今でこそスーパースターのロッド・スチュワートも最初は米進出のために
試行錯誤していた状況でリリースされたセカンドソロアルバム。
フェイセズ加入後ということもありバンドメンバー全員が参加しています。
(「ユーア・マイ・ガール」のレコーディングにイアン・マクレガンが参加していない
理由は「バスのストライキにより参加できなかった」とのことです(笑)

ロッドの作品は米進出を目論み、米人好みのカバー曲が必ず収録され
本作はエルトン・ジョン、ボビー・ウーマック、ボブ・ディラン、さらにはスモール・フェイセズの
カバー曲(My Way of Giving)が収録されています。

その甲斐あってかこのアルバムは英国でのセールスは伸びなかったのに対し
米のビルボードでは27位を記録しています。

以下の音楽評がロッドの音楽性をよく表していいると思います。
「全編がアコースティック楽器により演奏されており、スチュワートはロックンロールの曲を
フォークソング風に処理して、それらの曲を個性的かつ予測困難な方法で再解釈した」

スコティッシュの香りがするロッドのトラッドフォーク的な音楽性は「マギ―・メイ」の
大ヒットで花開くことになります。

Every Picture Tells a Story/Rod Stewart - 1971.05.15 Sat









[sales data]
1971/5
[producer]
Rod Stewart
[member]
Rod Stewart(vo/g)
Ronnie Wood(g/ pedal steel g/b)
Sam Mitchell(slide g)
Martin Quittenton(g)
Pete Sears(p/celeste)
Micky Waller(ds)
Ian McLagan(org/p)
Danny Thompson(b)
Andy Pyle(b)
Dick Powell(vl)
Long John Baldry(bvo)
Maggie Bell(bvo)
Madeline Bell and friends(bvo)
Lindsay Raymond Jackson(mandolin)
Kenney Jones(ds)
Ronnie Lane(b)



rod_2018091811431117d.jpg

ロッド自身の経験に基づく年上の女性との関係に葛藤する若い男の感情を歌った
「マギー・メイ」が大ヒット。
それに引っ張られるようにアルバムは英国と米国の両国でチャート1位に輝き、
ビートルズとサイモン&ガーファンクルと並ぶ快挙となりロッド人気が一気に高まった作品です。

ロッド談
「私は未だにこのシングルがどうしてここまで大きなヒットになったか分からない。
この曲にはメロディーがない。十分な個性と見事なコードはある、けれどメロディーはない」
と語っており、ロッド自身もここまでヒットは予想できてなかったようです。

アルバムの聴きどころは「マギー・メイ」だけではなく「楽器」そのもののロッドの独特の歌声で
ロックとトラッドフォークとブルースの融合という独自の歌世界を構築しており
ドタバタした感じの不安定なリズム感も一つの武器となりアコースティックセットと
エレクトリックセットのバランスも非常に良いと思います。
(もしかするとピーター・フランプトンが理想としていた音世界を実現できた相手は
マリオットではなくロッドだったのかもしれない・・・)

しかしこのロッドの大成功が二足の草鞋で活動するフェイセズの活動に悪影響を与えないわけがなく
いつしかフェイセズは不名誉なことにロッドの裏方(バックバンド)とみなされるようになり
バンドの均衡が崩れていきます。

Never A Dull Moment/Rod Stewart - 1972.07.21 Fri









[sales data]
1972/7/21
[producer]
Rod Stewart
[member]
Rod Stewart(vo/g)
Ronnie Wood(g/b)
Ronnie Lane(b)
Micky Waller(ds)
Kenney Jones(ds)
Ian "Mac" McLagan(org/p)
Neemoi "Speedy" Aquaye(congas)
Pete Sears(p/b)
Brian(chest p)
Spike Heatley(b)
Dick "Tricky Dicky" Powell(vl)
Martin Quittenton(g)
Gordon Huntley(steel g)
Lindsay Raymond Jackson(mandolin)



「マギー・メイ」の大ヒットで一気にスターダムにのし上がったロッド・スチュワートの
4枚目のソロアルバム。

OPの「トゥルー・ブルー」はフェイセス全員での録音だったり



フェイセスのライヴでも定番となったジミヘンカバー「エンジェル」やサム・クックの
「トゥイスティン・ザ・ナイト・アウェイ」が収録されていることからも
ロッドのソロ活動とフェイセスの活動の線引きが曖昧となり、ロッドのバックバンドと
思われるようになったフェイセスのメンバー特にロニー・レインは不満を募らせ、
又本格的なソロの米進出をめぐりフェイセスが所属するワーナーとマーキュリーで
ソロ契約の奪い合いがあったり(次作スマイラーはその影響で発売が遅延)ロッド周辺に
きな臭いゴタゴタが増えていきますが、アルバム内容には影響ありません(笑)

前作の作風をそのまま踏襲していますが、変わったことと言えばトラッドフォークな
ナンバーが減り、全体的に8ビートなR&Rです。

ボーカルだけで聴かせてしまうロッド・スチュワート、そのあり余る才能が
バンドを崩壊させてしまう皮肉・・・トホホ・・・

Smiler/Rod Stewart - 1974.10.04 Fri









[sales data]
1974/10/4
[producer]
Rod Stewart
[member]
Rod Stewart(vo)
Elton John(vo/p)
Ronnie Wood(g/b)
Paul McCartney(bvo)
Pete Sears(p/harpsichord/celeste)
Rick Grech(vl)
Ray Jackson(mandolin)
Ian McLagan(org)
The Memphis Horns
Irene Chanter(bvo)
Ray Cooper(per)
Spike Heatley(b)
Andy Newmark(ds)
Dick Powell(vl)
Martin Quittenton(g)
Tropic Isles Steel Band
Micky Waller(ds)
Willie Weeks(b)
Kenney Jones(ds)
Chris Barber's Jazz Band



ロッド・スチュワートがスタ―ダムにのし上がった裏でマーキュリーとワーナーで
露骨な引き抜きの裁判闘争が行われており、その影響もあってリリースが遅れてしまった
ロッドのソロ5作目(マーキュリー期最後の作品)

いつもの英国仲間の連中+今回はエルトン・ジョンとポール・マッカートニーが
書き下ろし曲を提供しています。

「レット・ミー・ビー・ユア・カー」はエルトン・ジョンが作曲した楽曲でレコーディングにも参加。
(エルトン本人が歌唱したデモ・ヴァージョンは「イエス・イッツ・ミー~レア・トラックス」に収録



「マイン・フォー・ミー」は、ポール・マッカートニー&リンダ・マッカートニーが提供した楽曲。
ポールはバックコーラスで参加。



マーキュリー時代のソロアルバムは演者の顔が見え、そこかしこに英国独特のトラッドフォークの
香りがしたのですが、本アルバムリリース後、フェイセスは解散を表明し、ロッドは晴れて
ワーナー・ブラザースに移籍し、ソロ活動に専念し米国風味の作品でビッグセールスを連発し
更にビッグになって行くのですが、マーキュリー時代のように遡って聴きたい思わせる作品は
圧倒的に少なくなります。

Atlantic Crossing/Rod Stewart - 1975.08.15 Fri









[sales data]
1975/8/15
[producer]
Tom Dowd
[member]
Rod Stewart(vo)
Pete Carr(g)
Jesse Ed Davis(g)
Steve Cropper(g)
Fred Tackett(g)
Jimmy Johnson(g)
Barry Beckett(key)
Albhy Galuten(key)
Booker T. Jones(hammond)
Donald "Duck" Dunn(b)
Lee Sklar(b)
Bob Glaub(b)
David Hood(b)
David Lindley(mandolin/vl)
Al Jackson, Jr.(ds/per)
Roger Hawkins(ds/per)
Nigel Olsson(ds/per)
Willie Correa(ds/per)
The Memphis Horns
Cindy & Bob Singers(bvo)
The Pets & The Clappers(bvo)



よく英国No.1作品という冠作品を目にしますが、英国は日本のオリコンよりマーケットが
小さいのをご存知でしたか?

世界を狙うには世界音楽市場40%シェアの米進出を夢見るのは野心に燃えるアーチストとしては当然で
マーキュリーからワーナー移籍が完了し、念願のアメリカ録音を実現させた心機一転
タイトル通りロッドが大西洋を一跨ぎするジャケット画が力強い米進出第1弾。

ロッドの独特のボーカルを活かしながら米でのヒットノウハウを熟知したトム・ダウトが
細部にわたりプロデュースに精を出し、マッスル・ショールズの名スタジオミュージシャンや
メンフィスの名アーチストをバックに英国時代の時のようなルーズさは消えたものの
大ヒット曲「セイリング」を生み出します。

sailing.jpg

ロッド・スチュワートは、米の商業音楽の荒波に突進して行く過程で純粋なロケンローラー
ではなく、米人好みの見栄えのする華やかなスーパースター的な扱いになっていくのですが
置き去りにされた感じの英国人達はどう感じたんでしょうね?

私は頭が固いのでアーチストの新しい挑戦を吸収するまでかなり時間を要すタイプなんですが(苦笑)
ブリティッシュ臭(不健康な酒臭さ(笑)を完全払拭してまでして大スターになった
ロッドにがっかりした酒臭いファンも多かったんじゃないでしょうか(笑)

Night On The Town/Rod Stewart - 1976.06.15 Tue









[sales data]
1976/6
[producer]
Tom Dowd
[member]
Rod Stewart(vo/g)
Steve Cropper(g)
Billy Peek(g)
Joe Walsh(g)
Jesse Ed Davis(g)
David Lindley(g)
Fred Tackett(g)
Donald Dunn(b)
Bob Glaub(b)
David Hood(b)
Willie Weeks(b)
Lee Sklar(b)
Roger Hawkins(ds)
Andy Newmark(ds)
Al Jackson(ds)
Rick Shlosser(ds)
Tommy Vig(per)
Joe Lala(per)
John Jarvis(key)
David Foster(key)
Barry Beckett(key)
J. Smith(key)
Booker T. Jones(key)
Jerry Jumonville(sax)
Plas Johnson(sax)
Jimmy Horowitz(string arrangements)
Mel Lewis(string arrangements)
Arif Mardin(string arrangements)
Tower of Power horn section



ワーナーに移籍しての米進出第2弾。

バラード曲にロッドの神髄を見出したトム・ダウトはロックではなくポピュラーミュージックな作りに
するためストリングスを導入し、ブリティッシュ臭を抜いたアメリカナイズされたサウンドは
販売網を広げ「Tonight The NIght」などのヒット曲が生まれます。

前半はどこかロッドのボーカルを枠に収めようという窮屈さを感じますが
後半はいつもながらノリノリです(笑)

前作とほぼ同じベテランミュージシャンが脇を固めますが、本作はジョー・ウォルシュ、
デヴィッド・フォスター、ウィリー・ウィークスラ、ジョー・ララ、タワー・オブ・パワー
といった新顔も参戦。

何よりギタリストの面子が凄いのですが、一つ面白い事実はこの頃同じワーナーに属し
トム・ダウトと吊るみ、英国の同郷であるクラプトンが参加していないことです。
2005年に「ブルー・ムーン」で初共演が実現しましたが、クラプトンはロニー・レインと
仲が良かったため、ロッドのことを快く思っていなかったのではないかと思います。
(ロニー・レインの難病救済コンサート(ARMS CONCERT)のロッド参加をクラプトンが
断ったと言われています)

Foot Loose & Fancy Free(明日へのキック・オフ)/Rod Stewrt - 1977.11.04 Fri









[sales data]
1977/11/4
[producer]
Tom Dowd
[member]
Rod Stewart(vo)
Jim Cregan(g)
Gary Grainger(g)
Steve Cropper(g)
Billy Peek(g)
Fred Tackett(g)
Phil Chen(b)
Carmine Appice(ds)
Roger Bethelmy(ds)
John Jarvis(key)
David Foster(key)
Nicky Hopkins(key)
Paulinho Da Costa(per)
Tommy Vig(per)
John Mayall(harmonica)
Phil Kenzie(horns)
Richard Greene(vl)
Mark Stein(bvo)



私にとってロッド・スチュワートをオンタイムで聴くようになったアルバムで
多分ロッドのファンの間で一番人気が高いアルバムだと思います。

okudera.jpg

このアルバムが発売された頃、日本人で初めてプロサッカー選手となった奥寺選手が
古河電工から西ドイツの1FCケルンに移籍した頃で、その関係だったかどうか忘れましたが、
サッカー雑誌でロッド・スチュワートがイングランドの弱小クラブ(ブレントフォードFC)で
プロサッカー選手として活躍したことがあるという記事を読み、
(音楽雑誌はロッドの好色魔としてのプレイボーイぶりの記事ばかりでしたらかね(笑)

rod_20180928235211083.jpg

音楽仲間を集めてはプロサッカー選手とのチャリティー試合を開催するほどサッカー好きで
熱狂的なセルティックファンとしても有名で(中村俊介選手がセルティックに在籍している時、
もの凄くベタ褒めしてましたね(笑)2012年のチャンピオンズリーグでバルサを撃破した試合終了後、
涙する姿が印象的でした。



話がそれましたが、独特の歌声で歌い上げるバラードで米進出の成功を掴んだロッドの本作は
前半は軽快なR&Rで(後半はバラード編)ドラムがドスバスと楽曲に強烈なアクセントを
刻んでいてやたら恰好いいんですが、その要因はカーマイン・アピスさんです。
(ヴァニラ・ファッジの「キープ・ミー・ハンギン・オン」のカバー収録には
マーク・スタインも参加)

rod_201809301224107c1.jpg

その昔、ジェフ・ベック・グループを脱退したロッドにカクタスへの参加を打診するなど
やっとアピスのラブコールが実った共演ですが、この頃のロッドはカーマイン・アピスを中心に
ジム・クリーガン、ゲイリー・グレンジャー、ビリー・ピーク、ジョン・ジャービス、
フィル・チェインという多分、歴代のロッドのバックバンドで最強の布陣のレギュラーバンドで
ツアーを行っており(このトリプルギターの編成はフリート・ウッド・マックを手本にしているようです)
同面子での1976年のライヴ音源は「ライヴ・ベスト1976~98」で聴くことができます。



私はこの「Hot Leg」のPVを見るまでこの曲はサッカーに関係する歌だと勘違いしていました・・・
だってアルバムタイトルが「明日へのキック・オフ」なんですもん(苦笑)

Blondes Have More Fun(スーパースターはブロンドがお好き)/Rod Stewart - 1978.11.24 Fri








[sales data]
1978/11/24
[producer]
Tom Dowd
[member]
Rod Stewart(vo)
Gary Grainger(g)
Billy Peek(g)
Jim Cregan(g)
Philip Chen(b)
Carmine Appice(ds)
*****
Duane Hitchings(key/synthe)
Roger Bethelmy(ds)
Paulinho Da Costa(per)
Nicky Hopkins(p)
Gary Herbig(fl)
Phil Kenzie(horn)
Steve Madaio(tp)
Tom Scott(sax)
Fred Tackett(g)
Tommy Vig(per)
Mike Finnigan(bvo)
Max Gronenthal(bvo)
Linda Lewis(bvo)
Catherine Allison(p)
Del Newman(string arrangements)



ロッドが抱きしめているのは浪花のヒョウ柄おばさんじゃありませんよ(笑)

前作同様、カーマイン・アピスを中心としたレギュラーバンドによる録音ですが
当時流行していたディスコ要素を取り入れた「アイム・セクシー」が大ヒット。
(ロッド、アピスそしてカクタスのデュアン・ヒッチングスの共作)

rod_20180929141230bef.jpg
(翌1979年3月ソロで初来日)

しかしアイム・セクシー」には盗作騒動が勃発し、そもそも最初訴えたのはロッド側で
ブラジルのミュージシャン、ジョルジ・ベンの「タジ・マハール」が「アイム・セクシー」の
盗作だと訴えるのですが、裁判の結果、この曲はジョルジの「タジ・マハール」を
転用していることが立証されロッドはこの曲の印税を国際連合児童基金に寄付することに
同意します。



何故、自分でパクっておいてわざわざ訴訟を起こしたのか謎・・・

このアルバムから他に「あばずれ女のバラード」「スーパースターはブロンドがお好き」と
シングルヒット連発で商業的な成功をすればアンチが騒ぐのが世の常で(笑)
ストーンズの「Miss You」同様ディスコ音楽に迎合したことに対して音楽評論家の批判も多く

rod6.jpg

来日時のミュージックライフインタビュー

Q:今度のニューアルバム(スーパースターはブロンドがお好き)には
批判的な意見も聞かれますが・・・・?

R:「俺達はたくさんのロックンロールをやってきた。その時その時でベストだと思う曲を
作り歌ってきたわけさ。7曲のロックンロールを1枚のアルバムに入れるかどうかかっていう
問題じゃないわけよ。第一、ワイルドなロックンロールだけ並べてアルバムは作れないんだぜ!
俺はアップテンポのバラードを歌いたいね。」

Q:ワイルドなロックンロールを望んでいるファンも多いと思うんです・・。

R:「君たちの言うワイルドなロックンロールっていうのは一体どんなものを
さしているのかってことも問題なんじゃないの?多分、俺の考えているロックンロールとは
また違った意味があるのかもしれないな。」

尚このインタビューでのロッドの英語はスコティッシュなまりが強く全然言ってる意味が
わからなかったそうで、なんとか質問だけして後は録音したテープをネイティヴスピーカーに
聞かせて訳させたようですが、その彼にも通じないほどなまっていたそうです(笑)

ロッド・スチュワートのイメージがロケンローラーから数々の女性と浮名を流す
フランク・シナトラのようなポピュラー歌手になってしまい
個人的にはこの作品を境に殆どロッドに興味が無くなってしまいました・・・

Live 1976-1998 Tonight's The Night/Rod Stewart - 2014.03.14 Fri









[sales data]
2014/3/14
[member]
Rod Stewart(vo)
Jim Cregan(g)
Gary Grainger(g)
Billy Peek(g)
Phil Chen(b)
Carmine Appice(ds)
John Jarvis(key)
Tina Turner(vo)
etc





渡米後の絶頂期ロッド・スチュワートのライヴは1982年の「Absolutely Live」だけで、
80年以降のロッドのライヴはショーマン化してしまい、ロックというより歌謡ショーの様相で
ヒット曲を聴きたいばっかりの観客のためにカラオケで十分なメドレー形式で歌ったりして
カーマイン・アピスを中心としたパーマネントバンドの高い演奏力が全くの無駄になっていたのですが、
ここに来て歴代最強バックバンドと名高い1976年のライヴ音源を含む秘蔵ライヴ音源が
RHINOから発売されました。

本CDは1976年~1998年の約20年間のライヴ音源をざっくり年代順に並べたもので
音源の出所、選曲、編集など公式なのか非公式なのかも分からないのですが
何にしろ渡米後の70年代のライヴ音源が複数聴けるというのはポイント高いです。
(私は本作の80年以降のライヴはまだ聴いてませんが、元は十分取れています)



本CDの全内容はこちらのロッドマニアな方が詳細にレビューされていますのでご参照ください。
Every Picture Tells a Story

本作のレビューなどを読むと多くの方が指摘していますが、このような寄せ集めではなく
年代ごとにきっちり分けてフルセットのライヴ盤として出して欲しいものです。
特に76年~79年物で更に音質が向上した音源が他にもあると嬉しいですね。



おまけ
「幻のロッド・スチュワート札幌公演怪事件」

私が札幌に在住していた頃ですからもう20年近く前の話なのですが、
突然、ロッド・スチュワート札幌公演の案内がアナウンスされ、しかもゲストでJEFF BECKの名が
クレジットされており、何でもロシア公演の延長で日本は札幌のみという振れ込みで
とても興奮してチケット予約発売日を心待ちにしておりました。
ただあまり道内の興行を仕切っている呼び屋さんではなかったことは気になっていましたが
発売前にJEFF BECKは参加しないと訂正が入りなんとその代役の名前はなんと

イングヴェイ・マルムスティーン・・・

おいおい・・・

どこに音楽的な接点があるんだといぶかしく思っている内に公演は延期~中止となりました。

これって今でいう大型の振り込め詐欺って奴なのでしょうか?

どこまで現実味のある話だったのか今となっては全く分かりませんが、人を騙すにしては金取る前に
中止になっているので、もしかすると興行の協賛スポンサーになって騙された会社が複数あったかも
しれませんね・・・今は亡き拓殖銀行とか・・・

takugin.jpg

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