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2020-07

Introducing the Psychedelic Soul Jazz Guitar of Joe Jones(The Mindbender)/Boogaloo Joe Jones - 1967.01.15 Sun









[sales data]
1967
[producer]
Cal Lampley
[member]
Joe Jones(g)
Ron Carter(b)
Alexander Witherspoon(b)
Ben Dixon(ds)
Bud Kelly(ds)
Richard Landrum(congas)
Limerick Knowles Jr.(org)

bjj1.jpg




1966年にブルース・ジャズのオルガン奏者ビリー・ホークスの「ニュー・ジニアス・オブ・ザ・ブルース」に
参加した頃よりプレステッジに重用され、まだ「ブーガルー」の冠がない頃にリリースされた
初ソロアルバム。

初のソロアルバムということの緊張もあってか、全体的に演奏が硬く
ブーガルーさんの良さは技巧やギターでなぞる歌メロの表現力にあるのではなく、
取り返しのつかない瞬間芸の「ノリ一発」だと思うので、やや大人しく感じますが
8曲中唯一のオリジナル曲「Right Now」ではノリの良い流石のギタープレイを披露しています。

グラント・グリーンさんがポピュラーな曲を演るとこうなるのだろうな感じで
(ドラムはグラントさんの相棒ベン・ディクソン)こういう作品にロン・カーターが参加するのは
珍しいと思うのですが、マイルスグループを離れてからは無数のセッションに貪欲に参加していたのですね。

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More of the Psychedelic Soul Jazz Guitar of Joe Jones(My Fire)/Boogaloo Joe Jones - 1968.01.15 Mon









[sales data]
1968
[producer]
Cal Lampley
[member]
Boogaloo Joe Jones(g)
Peck Morrison(b)
Bill English(ds)
Richard Landrum(congas)
Harold Mabern(p/el-p)

bjj2.jpg


プレステッジとしてはブルーノートのグラント・グリーンのようにジャズからソウル、
洋楽ヒット曲までギターの歌メロで聴かせるポピュラーアーチストとして売り出そうと考えたのか
(デビューアルバムではグラント・グリーンの相棒ベン・ディクソンを起用)
6曲中「Ivan The Terrible」のみオリジナルで他はカバー曲。

全体的に前作のような固さは取れ、「My Fire」のようなドア―スの「ハートに火をつけて」の
カバーを若さ溢れる溌剌としたプレイで聴かせたり「セント・ジェームス病院」のようなブルース古典を
ブルージ―に爪弾き、「Time After Time」のような名バラード曲はしっとり聴かせ、
表現力の豊富さをみせつけ、以後、「ブーガルー」の名を冠し、この後バーナード・パーディと組んで
ソウル・ファンク・ジャズのエンジンがかかります。

Boogaloo Joe/Boogaloo Joe Jones - 1969.08.04 Mon









[sales data]
1969
(Rec:1969/8/4)
[producer]
Bob Porter
[member]
Joe Jones(g)
Rusty Bryant(sax)
Sonny Phillips(org/el^p)
Eddie Mathias(b)
Bernard Purdie(ds)

boo.jpg


Prestigeのブーガルーさんの作品の扱いはぞんざいでサードアルバムは単独で
CD化されていないのか?市場で全く見かけないのでZYX MUSICという仏のレーベルが
出している「Right On Brother」と2 in 1で収録されている「Legends Of Acid Jazz」を
購入しました。



自分のテーマ曲?オープニングの「Boogaloo Joe」からノリノリです!
(ニックネームの「ブーガルー」というのは、この曲からつけられたとのことです)

「Dream On Little Dreamer」はイントロが「Sunshine Of Love」で中身は
ゾンビーズの「She's not there」という妙なアレンジ作品です。

ジャズファンクはオルガンが入ってくるとミュージシャンの個性の区別はつきにくいのですが(苦笑)

ジャズファンクギターの四天王
「グラント・グリーン」「メルヴィン・スパークス」「オドネル・リーヴィー」と比較すると
ブーガルーさんは一番ポピュラリティな歌心を持ったギタリストではないかと思います。

「ロックは好きだけどジャスは気難しそうで」と以前は敬遠していた自分が言うのもなんですが
そういう方の入口はジャズファンクはうってつけだと思います(私の場合はジョンスコでした)
ドラムがバーナード・パーディかアイドリアス・ムハマッドだったら迷いなく購入して間違いなし(太鼓判)

Right On Brother/Boogaloo Joe Jones - 1970.02.16 Mon









[sales data]
1970
(Rec:1970/2/16)
[producer]
Bob Porter
[member]
Boogaloo Joe Jones(g)
Rusty Bryant(sax)
Charles Earland(org)
Jimmy Lewis(b)
Bernard Purdie(ds)



Prestigeを代表するジャズファンク系ギタリスト「ブーガルー・ジョー・ジョーンズ」さんの
代表作(ソロ4作目)
ブーガルーさんのPrestige期のCDカタログは2in1のような安易な形で世に出ているのですが
本作は単独で常時在庫しているので、比較的入手しやすい作品です。

バックメンバーにコッテリしたメンバー勢揃いで
「深みのない軽薄な格好よさ」(=鯔背)
満載です。

大きな声では言えませんが、ブーガルーさんの手癖というのでしょうか、
ギターフレーズは聴いたことのあるような同じものが多いのですが、まぁ細かいことは
あまり気にせず、ノリだけで一気に聴けます(笑)

バーナード・パーディーは何が契機でメジャーになったのか知りませんが、
私の聴く限りだとメジャーになる前のこの時期が一番良かったんじゃないでしょうか。

もうこの手のジャンルでパーディー又はムハマッドが叩いている作品でハズレはないと思います

No Way!/Boogaloo Joe Jones - 1971.01.15 Fri









[sales data]
1971
(Rec:1970/11/23)
[producer]
Bob Porter
[member]
Boogaloo Joe Jones(g)
Grover Washington Jr.(sax)
Sonny Phillips(org/el-p)
Butch Cornell(org)
Jimmy Lewis(b)
Bernard Purdie(ds)

ib1.jpg


現在、プレステッジ期のブーガルーさんのCDアルバムはAcid Jazz vol.1&vol.2という
タイトルの2in1の形でのみ発売されていて(「Right On Brother」のみ単独発売)
Vol.2には「No Way!」と「What It Is」が収録さています。

本作はOPのオリジナルのキラーチューン「No Way」と「Holdin' Back」以外はカバー曲で
(ジャクソン5の「I'll Be There」や「George On My Mind」など)
ヒット曲の歌メロ部分をギターでなぞる安っぽさはありますが
全体のウキウキ度をキープしてブーガルーさんのギターをその気にさせているのは
パーディ―さんのやんちゃドラムに他なりません。

そして同時期にデビューし現在ではスムースジャズの父と言われるようになった
グローヴァー・ワシントン・ジュニアさんのジャズファンク期のサックスも元気いっぱいです。



「深みはないが単純に恰好いい」ブーガルーさんのギターは最高です!

What It Is/Boogaloo Joe Jones - 2020.06.28 Sun









[sales data]
1971
(Rec:1971/8/16)
[producer]
Bob Porter
[member]
Boogaloo Joe Jones(g)
Grover Washington Jr.(sax)
Butch Cornell(org)
Jimmy Lewis(b)
Bernard Purdie(ds)
Buddy Caldwell(congas/bongos)

ib2.jpg


現在、プレステッジ期のブーガルーさんのCDアルバムはAcid Jazz vol.1&vol.2という
タイトルの2in1の形でのみ発売されていて(「Right On Brother」のみ単独発売)
Vol.2には「No Way!」と「What It Is」が収録さています。

多分、当時この手のジャズファンク物は大量に市場に出回っていたので
前作「No Way」とほぼ同じ面子で作った本作もオリジナル3曲、カバー曲3曲という構成は
適度に歌物ヒット曲を混ぜて、ジャズファン以外のリスナーの気を引くという
安直なレコード会社の販売戦略に乗っ取ったフォーマットなのだと思いますが、
テンプテーションズの「Ain't No Sunshine」~キャロル・キングの「I feel the earth move」の
カバー曲連発で陽気にスタート。
以前も書いたと思いますけど、この頃のグローヴァー・ワシントン.Jrさんは
かなりファンキーで「Winelight」大ヒット以降スムースジャズの父と言われるような
イメージ全くなし(笑)

ブーガルーさんはプレステッジ期、自分の意志にかかわらず、レコード会社の意向で
売れるアルバム制作を強要されたことで、オリジナリティを爆発させる機会を失い
無難な演奏に仕上げてしまたっために自分を表現しきれず、ファンク5大ギタリストと
評される中でもイマイチ個性が分かりにくいタイプです。

現在、ブーガルーさんの「素」が垣間見れる?ライヴ盤を探索中です。

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