FC2ブログ
A D M I N
topimage

2020-07

Tons Of Sobs/Free - 1969.03.14 Fri









[sales data]
1969/3/14
[producer]
Guy Stevens
[member]
Paul Rodgers(vo)
Paul Kossoff(g)
Andy Fraser(b/p)
Simon Kirke(ds/per)
*****
Steve Miller(p)




メンバー全員が10代という若さでデビューを果たしたフリーのデビュー盤。
(スティーヴ・ミラーがピアノで参戦)

4人の馴れ初めはアイドル売りを強いられヤードバーズを脱退したエリック・クラプトンの
ブルースギターに魅了されたポール・コゾフとサイモン・カークが在籍していた
「ブラック・キャット・ボーンズ」とポール・ロジャースが在籍していた「ブラウン・シュガー」が
共演したことが契機で新バンド結成の話が持ち上がり、ベーシストを探していることを知った
その頃ポール・ロジャースが師事していた英国ブルースの巨匠アレクシス・コーナーから
自分の娘と交際していたアンディ・フレイザーを紹介され、
アレクシス・コーナーのヒット曲「Rosie」のバックバンド「Free at Last」から名前をもらい
「フリー」が誕生します。



当時、英国では積極的に米国の著名なブルースマンを招聘しブルースブームが作られつつありましたが
ビートルズやキンクス、ストーンズなどのビートPOPが猛威を振るっている中で
ブルース一辺倒の内容は一般的には受け入れられにくくセールス的には失敗しますが
驚くべきは新人バンドの殆どはアルバム収録曲数を埋めるためカバー曲中心でアルバム制作していたのに
フリーの場合「Goin Down Slow」「The Hunter」を除き全曲オリジナルです。
(ロジャースが5曲、ロジャース&フレイザーが2曲、フレイザー&コゾフが1曲)
10代でこんなに密度の濃いブルースフィーリングを体得していることがまず恐ろしいのですが、
フリーの一番の功績は「ブルースはワインのように枯れた熟練の味わいが肝」という根底を覆し、
若者ならではのフレッシュさと力強さで新しいブルースの形=ホワイトブルースを
進化させたことでしょう。

フリーのファンはこの地味でブルージーな1stアルバムを愛聴する傾向にありますが
それは米国から持ち込まれたブルースとは明らかに違う湿気を含んだ独特の英国ブルースの香りを
感じ取っているからでつまりは「全ての音楽はブルースに回帰する」のです(笑)



(余談)
アレクシス・コーナーの紹介でこぎつけたアイランドとの契約条件が、バンド名を
「ヘヴィ・メタル・キッズ」に変更するというものだったそうですが、メンバーが猛反発し
Freeに落ち着いたとのことです(笑)

サイモン・カーク談
「水と油だよ、絶対にノー!それに第一、ヘヴィ・メタル・キッズなんて最悪な名前だと思ったからね、
会議室のテーブル越しに お互い睨み合って、重い沈黙が続いたよ・・・」
スポンサーサイト



2nd/Free - 1969.10.15 Wed









[sales data]
1969/10
[producer]
Chris Blackwell
[member]
Paul Rodgers(vo)
Paul Kossoff(g)
Andy Fraser(b/g/p)
Simon Kirke(ds/per)
*****
Chris Wood(fl)



デビューアルバムは完成度が高かったものの、ロジャースの嗜好の強いブルース色が強く
シングルヒット曲も生まれなかったこともあり、セールスが散々だったことを反省し
本作は9曲中8曲がロジャース&フレイザーコンビ(「Trouble on Double Time」のみ全員)で
セールス向上を狙いPOPな要素を取り入れています。
(元トラフィックのマルチプレイヤー、クリス・ウッド参戦)

フリーといえばロジャーズの味あるボーカル、コゾフの泣きのギターにスポットが当たりがちですが
フリーサウンドの要は実はアンディ・フレイザーだったわけで本作はべースラインが
とても印象に残る曲が多数収録されています。

このアルバムからもヒット曲は出ませんでしたが、ロジャースのソウルフルな歌声、
フレイザーのうねるベースにドタラバタラともたつきながら絡みつくサイモン・カークの
粘着リズムはフリーのスタイルとして確立します。

そしてコゾフが次作でロック史に残る名曲の必殺ギターリフを誕生させることとなります。

Fire & Water/Free - 1970.06.26 Fri









[sales data]
1970/6/26
[producer]
Free
Roy Baker
John Kelly
[member]
Paul Rodgers(vo)
Paul Kossoff(g)
Andy Fraser(b/p)
Simon Kirke(ds/per)



fr3.jpg

若手バンドの中では実力&人気は備わっていたので欲しいのはバンドを代表するヒット曲で
そんな喉から手がでるほど欲しかったヒット曲としてポール・コゾフの豪快なギター・リフで始まる
「All Right Now」が誕生。



このアルバムは「All Right Now」の他にもコゾフの冴えたギターリフの曲が多く
急激にコゾフがバンド内で存在感を増した作品です。

最近、某所でこのアルバムについて以下のような書き込みを目にしました。

「フリーを聴いてみようと思って、まずこのアルバムを買ってみたのですが、
歴史的名盤扱いされている所以が全くわかりませんでした・・・」

この人が普段どんな音楽を聴いているのか分かりませんが、私も時々あることなのですが
他人の作品評などの文字から推測した「期待過多」は聴き手にもアーチストにも不幸を招きます。

音楽は嗜好物ですので、感じ方は人それぞれでその時その音楽を受け付けない理由は
普段聴いている音楽の傾向と異質に感じることが大きな原因です。

しかし加齢と共に、色々な音楽を聴いて耳も肥え、合わないと思っていた歴史的名盤を
聴き返してみると今まで気がつかなかった音を発見することがあり、
何かの記事に「歴史が証明した名盤は良さがわかるまで聴け!」と大口叩いたこともありますが
世代を超えて支持される名盤の多くは必ず気づいていない音(アルバムトータルのそれ相当の重み)を
含蓄していますので名盤という肩書に惑わされることなく、気の向いた時に思い出したように
聴いてみることをお勧めします。

諦めなければ名盤は必ず今まで聴こえなかった音で貴方に語りかけてくるはずです。

Highway/Free - 1970.12.15 Tue









[sales data]
1970/12
[producer]
Free
[member]
Paul Rodgers(vo)
Paul Kossoff(g)
Andy Fraser(b/p)
Simon Kirke(ds/per)





「Fire & Water」リリース後にタイミングよく出演したワイト島フェスのパフォーマンスで
高評価を得たため、鉄は熱いうちに打てとばかりに急遽レコーディングされた作品で
短い制約時間内でメンバーがどこまで満足の行く仕上がりになったのか分かりませんが、
この頃ザ・バンドなどの影響を受けたスワンプっぽい曲やヘヴィさを抑えたバラードなど
楽曲幅を広げライヴの重要なレパートリー曲が多数収録されている好盤です。
このことはバラエティ感を増したとも受け取れますが、フリーが不幸だったのは、
英国や日本での人気に比べて米では全く人気がなかったため、念願の米進出のための
ロジャースとアンディの音楽的相違が見え隠れしているとも言えます。

このアルバムは同時期に録音したザ・バンドの影響をモロに感じるシングル曲「My Brother Jake」が
何故か収録されていないのですが、後発の「Free Live」に収録されました。

free s1

フリーの特徴としてアップテンプの楽曲は演らないもののついつい先走りそうな疾走感を
アンディ&サイモンの思わせぶりなモタモタ感(ミディアムテンポ)でタイトに抑え
そこにロジャースとコゾフの個が重なる唯一無二のバンドサウンド。



「ザ・スティラー」はフェイセズもライヴでカバーしていましたね。



急速に成長し順風満帆に思えたフリーですが、ボール・ロジャースとアンディ・フレイザーは
口を利かなかいほど関係は悪化しており、ポール・コゾフはドラッグ&酒の依存度が高まり
バンドとして体を成さないことから解散を決意し、日本を含むワールド・ツアーに出向きます。

Live/Free - 1971.09.15 Wed









[sales data]
1971/9
[producer]
Andy Johns
[member]
Paul Rodgers(vo)
Paul Kossoff(g)
Andy Fraser(b)
Simon Kirke(ds)



フリー解散1か月後にリリースされたライヴ名盤。

1970年サンダーランド(1/1)とクロイドン(9/13)の2箇所のライヴ音源に
Highwayに収録されなかったシングル曲「My Brother Jake」と1971年3月に新録した
「Get Where I Belong」を収録した変則盤です。

ライヴ時期は「Fire & Water」リリース前(6月のワイト島のライヴより半年前)ですが
アルバム収録曲は既にプロトタイプではなく完成型として入念にみっちり演奏されています。

お気づきの方も多いと思いますが、ライヴの雰囲気がフィルモアの雰囲気に非常に似ていますので、
アンディ・ジョーンズが時流だったフィルモア物を意識したのではないかと思います。







尚、最近のライヴ盤はアナログ盤でカットされていたライヴ音源4曲
(Woman/Walk in My Shadow/Moonshine/Trouble on Double Time) +スタジオ未発表曲を
収録したものがリリースされているようです。

Kossoff/Kirke/Tetsu/Rabbit - 1972.01.15 Sat









[sales data]
1972
[producer]
Kossoff
Kirke
Tetsu
Rabbit
[member]
Paul Kossoff(vo/g)
John "Rabbit" Bundrick
(vo/p/el-p/oeg/etc)
Tetsu Yamauchi(b)
Simon Kirke(vo/ds)
*****
B.J. Cole(steel g)



free_2019110708062860f.jpg

1971年の日本公演後の解散理由はポール・ロジャースとアンディ・フレイザーの不仲と
されており、ポール・ロジャースは「ピース」アンディ・フレイザーは「トピー」という
新バンドを立ち上げます。
(余談ですがポールはワールドツアーを終了すると日本にトンボ帰りし、清水マチさん
(女優野添ひとみさんの実妹)と電撃結婚しています)

paul_201910241044208f8.jpg

取り残されたような形のコゾフとカークはフリーでの来日時にスタジオリハーサルで
出会った山内テツと米人鍵盤奏者のラビットの4人でスタジオアルバムを制作します。
(ラビット5曲、カーク2曲、コゾフ2曲、カーク&コゾフ1曲)

まず1曲目の「Blues Grass」からびっくりしますがフリーです(笑)



いや当たり前と言えばそうなのですが、本家フリーの楽曲制作はポールのアンディの二人で
回していたので、アルバムに5曲提供したラビットがフリーのサウンドを意識した曲作りした上に
テツさんのベースはアンディの奏法をコピーしているためインスタントな疑似フリーが
出来上がったという感じです。

ボーカルはラビットが殆ど歌っていますが、カークがボーカルを取る曲もあり、
コゾフのギターはフリー同様十分弾いていますし、多分ソロも含めて唯一ではないかと思いますが
コゾフが歌う曲もあります(「Colours」)のでフリーファンには興味のつきない内容です。



3派に分かれて新たな活動を開始したフリーのメンバーでしたが、どれもこれも
商業ベースに乗らず、結果「アルバム制作の進まないコゾフ救済」の名目で
1年も経たないうちにフリーの再結成という流れになります(苦笑)

Free At Last/Free - 1972.05.15 Mon









[sales data]
1972/5
[producer]
Free
[member]
Paul Rodgers(vo/p)
Paul Kossoff(g)
Andy Fraser(b)
Simon Kirke(ds/per)



ロックバンドにありがちな商業的成功によるメンバー間対立の激化>解散。

ところがフリーの場合、解散後のポールとアンディのそれぞれの新バンドは
録音済のアルバムもリリースできないという苦境に立たされ、楽曲制作で
苦しんでいたコゾフ救済目的で僅か1年で再結成という安直な流れで制作された
オリジナルメンバーでの最後の作品。
(楽曲は全曲バンド名義ですが、4人が合流してすぐ作ったとはとても思えず
多分ポールの「ピース」アンディの「トピー」の没テイクを流用したものと思われます)

free s

タイトルが思わせぶりなタイトルですが、これは元々バンド名の元になった
アレクシス・コーナーのヒット曲「Rosie」のバックバンド「Free at Last」のことで
バンド再起にあたり、原点に戻ろうという決意表明のようなものではないかと思います。



アンディとカークのあのフリー独特のリズム感が薄れ、ポールのボーカルもどこか
感情が籠っていないサラとした感じで、コゾフもこれぞというギターリフが飛び出さず、
再起をかける意気込みがどれほどだったのか分かりませんが期待には到底及ばない
低セールスを記録し、お約束のようにアンディとコゾフが脱退。

アンディはこんなことも言っています
「フリーは単なるビジネスパートナーの集合体にしか過ぎない」

フリーはこの2か月後、E,L&Pとダブルヘッダーで二度目の来日公演(後楽園&甲子園)
決まっていたため、急遽山内テツとラビットを合流させた急造のフリーで来日することになります。
山内テツの凱旋コンサートとして話題にはなりましたが、コゾフのギターをポールが
担当するというかなり悲しいパフォーマンスでした・・・

1_201911030918327e7.jpg 2_20191103091834cb9.jpg

Heartbreaker/Free - 1973.01.15 Mon









[sales data]
1973/1
[producer]
Free
Andy Johns
[member]
Paul Rodgers(vo/g/p)
John "Rabbit" Bundrick(org/p)
Tetsu Yamauchi(b/per)
Simon Kirke(ds/per/g)
*****
Paul Kossoff(g)
"Snuffy" Walden(g)
Rebop Kwaku Baah(per)



一度解散を挟み、再びオリジナルメンバーが集結し「Free At Last」を制作リリースしますが
もはや絶頂期のような勢いはなく、セールスも散々でポールとアンディの関係は
修復されないどころか更に亀裂が深まり、アンディとコゾフが脱退。

free5.jpg

2度目の来日公演を控えていたため、山内テツとラビットを加入させなんとか急場を凌ぎ
KOSSOFF/KIRKE/TETSU/RABBIT」が「RODGERS/KIRKE/TETSU/RABBIT」に取って代わった
AKBのメンバーシャッフルもびっくりの珍編成でフリーを名乗った最後のスタジオ作品。

ポールは再びコゾフに声をかけ5曲に参加していますが、ドラッグ症状が悪化し
レコーディングに支障が出始めたためラビットの紹介でスナッフィ・ウォルデンが参加しており
コゾフはクレジットではゲスト扱いなのが悲しいですね・・・

もはやフリーとは言えないと批難するファンもいますが、ポールが7曲、ラビットが2曲で
ポールが主導権を握りメロディ重視で内容的に各段に明るくなり、
この後ポールの「バッド・カンパニー」が米で成功する予兆を感じさせます。

しかしこのアルバム完パケには苦労話があり、メンバーがミックスダウンしたアルバムは
酷い代物だったそうで、アイランド幹部は急遽アンディ・ジョーンズを呼んで、
突貫工事で再編集してもらいます。

アンディ談
「長距離マラソンみたいな大変な仕事だった(苦笑)メンバーをスタジオから追い出して
作業に集中した。メンバーの意見を聞きながら民主的にやってる余裕はなかったからね」

スタジオを追い出されたメンバーは扉外をうろうろしており

テツ談
「僕たちはまるで病院で子供の誕生をまってる気弱な父親みたいだったよ」

このアルバムの仕上がり具合の60%強はアンディ・ジョーンズの手柄と言っても
過言ではないでしょう(笑)



「Wishin Well」US mix version



この後コゾフの後任ギタリストにウェンデル・リチャードスンが加入しツアーに出ますが
1973年2月17日のフロリダ州ハリウッド・スポータトリアムで全米ツアー終了させると
全英ツアーをキャンセルしバンドは再び解散してしまいます。

ポール談
「フリーは解散したとううよりも、自然消滅したと言った方が正しいんじゃないかな。
その成り行きが自然なものだったか、そうじゃなかったか、その点は何とも言えないけども」

ロジャース&カークは「バッド・カンパニー」テツは「フェイセス」
ラヴィットはセッションミュージシャンとして活躍し80年代はザ・フーと多くの仕事をこなします。

コゾフも「バックストリート・クロウラー」という新バンドで活動を開始しますが・・・

First Water/Sharks - 1973.04.15 Sun









[sales data]
1973/4
[producer]
unknown
[member]
Steve Parsons(vo/g)
Chirs Spedding(g)
Andy Fraser(b/key/p)
Marty Simon(ds)



フリーのアンディ・フレイザーとニュークリアスのクリス・スぺディングを中心に
結成された「シャークス」。

sharks.jpg

このバンドの残念なところはスティーヴ・パーソンズのボーカルが
ポール・ロジャースのような(ところどころはロッド・スチュワートのような)しゃがれ声の
シャウト型なこととクリス・スぺディングがコゾフみたいなギターリフを真似て
没個性で弾いていて全体的にフリーっぽくしているところです(苦笑)
クリスは1本立ちできるほどのキャラなのだからもっと前に出て自分本位にガンガン弾けば
良かったのに・・・

1曲目の「world park junkies」からフリー節全開で、アンディのべ―スは
そのまま「All Right Now」に移行できるベースライン(笑)
元々フリーの楽曲はアンディが殆ど作っていたわけですからアンディっぽいというか・・・
アルバム収録曲はアンディとスティーヴ・パーソンズの曲が交互に収録されていますが
なんかスティーヴの曲もフリーっぽい・・・

アンディはポールと反目していたのだから新バンドのボーカルはもっと違うタイプの
ボーカリストを起用すれば良かったのにと思うのですが、元々このバンドの構想は
アンディがボーカルをとるトリオ編成だったらしいのですが、アンディのボーカルは
弱いということでレコード会社の指図でボーカルを加えた経緯があるようです。
(フリーっぽいのもレコード会社の指示だったのかもしれません)



この後バンドはロキシー・ミュージックのツアーに同行しますがツアー終了後
自分の意図する方向性ではないことを理由にアンディは脱退し、自分のパーマネントバンドを
結成します。

afb1.jpg

シャークスはこの後メンバーを入れ替えてセカンドアルバムをリリースして解散しますが
私は未聴ですがセカンドアルバムの方が個性的で良いという意見が多数あります

Back Street Crawler/Paul Kossoff - 1973.10.15 Mon









[sales data]
1973/10
[producer]
Paul Kossoff
Bob Potter
Richaed "Diga" Digby Smith
Jean Roussel
[member]
Paul Kossoff(g)
Trevor Burton(b)
Alan White(ds)
John "Rabbit" Bundrick(key/org/etc)
Alan Spenner(b)
Jean Roussel(key)
Jess Roden(vo)
Tetsu Yamauchi(b)
Simon Kirke(ds)
John Martyn(g)
Paul Rodgers(vo)
Andy Fraser(b)
Conrad Isidore(ds)
Clive Chaman(b)



フリー名義の最後のアルバム「Heartbreaker」ではドラッグで体調を崩し殆ど演奏ができず
客演扱いだった心身共に危うい状態のコゾフのソロアルバム

paul_201911070805073a7.jpg

収録5曲と少ないわりにバックメンバーが異なるセッションの寄せ集めのような内容なので、
コゾフの体調に合わせてスケジュールの都合のつくメンバーが参加したのかな?と
思っておりましたらコゾフが作った「Molten Gold」にはポール、アンディ、カークと
フリーメンバー勢揃いなので、解散直後なのに全員集合?と妙に思っておりましたら
「Free At Last」のアウトテイクを含んでいるようです。
(他にも山内テツ、ラビット、イエスのアラン・ホワイトやハミングバードの
コンラッド・イシドアやクライヴ・チャプマンなどが参加)



フリー末期のコゾフのギタープレイは冴えないと言われていますが、ドラッグ幻聴とでも言いましょうか
独特のブルージーなフレーズは健在でむしろ死期が近いが如くギターが咽び泣いています。

この頃は相当体調は悪化していたと思いますが、1曲目(Tuesday Morning)から
17分30秒と弾きまくりでただただ圧巻!



この後コゾフは表舞台からしばらく遠ざかり1975年にバンド「Back Street Crawler」を結成し
再起しますが・・・

NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

ブログ案内

縞梟

Author:縞梟
ブログ概要はこちらをご参照ください

検索フォーム

最新コメント

カテゴリ

洋楽 (2172)
Live In Japan(黒船襲来) (74)
Albert Lee (4)
Allman Brothers Band (16)
Andy Summers (7)
Anthony Phillips (3)
Asia (4)
Atomic Rooster (5)
The Band (16)
The Beatles (18)
The Beatles関連 (9)
Black Sabbath (23)
Blood,Sweat & Tears (5)
The Byrds (15)
Bill Bruford (16)
Bill Laswell (3)
Billy Preston (10)
Bob Dylan (32)
Boz Scaggs (4)
Brian Eno (14)
Carmine Appice(Vanilla Fudge~Cactus) (27)
Caleb Quaye/Hookfoot (5)
Camel (2)
Carly Simon (5)
Carole king (7)
Claire Hamill (4)
Colosseum/Tempest (15)
Cozy Powell (6)
Cream (13)
C.C.R(Creedence Clearwater Revival) (9)
C,S,N & Young関連 (24)
Curved Air (11)
Danny Kortchmar (9)
David Bowie (44)
Dave Mason(Traffic) (20)
David Sylvian (7)
Deep Purple (23)
Deep Purple関連 (16)
Derek Trucks (8)
Delaney & Bonnie (8)
The Doobie Brothers (8)
Dream Theater (4)
Eagles (10)
Emerson Lake and Palmer(E.L.P) (33)
Electric Light Orchestra(E.L.O) (0)
Emmylou Harris (5)
Eric Clapton (25)
Faces/Small Faces (19)
Family (12)
Focus (13)
Frank Marino & Mahogany Rush (15)
Frank Zappa (64)
Frank Zappa関連 (5)
Frankie Miller (7)
Fred Frith (2)
Free (18)
Gary Moore (12)
Genesis (27)
George Harrison (12)
Gong (15)
Gram Parsons (4)
Grand Funk Railroad (13)
Gurvitz Brothers (4)
Humble Pie (17)
Ian Gillan Band (10)
Jack Bruce (27)
Jackson Browne (13)
Jan Akkerman (31)
Janis Joplin (6)
Jeff Beck (32)
Jimi Hendrix (44)
Joe Walsh(James Gang) (3)
John Lennon (10)
Johnny Guitar Watson (7)
Joni Mitchell (12)
Journey(Neal Schon) (3)
Karla Bonoff (5)
Kevin Ayers (6)
King Crimson (48)
King Crimson関連 (20)
The Kinks (29)
Led Zeppelin (29)
Linda Ronstadt (11)
Little Feat (15)
Lou Reed (27)
Lovin' Spoonful(John Sebastian) (5)
Lynyrd Skynyrd (9)
Magma (2)
Marcella Detroit (4)
Marshall Tucker Band (5)
Max Middleton (6)
Michael Schenker Group(MSG) (10)
Mick Ronson (6)
Mike Bloomfield (9)
The Mountain (12)
Neil Larsen (5)
Neil Young (46)
Nicky Hopkins (11)
Nico (7)
Nucleus (4)
Paul Butterfield (9)
Paul McCartney (15)
Peter Banks (9)
Peter Frampton (8)
Peter Gabriel (16)
Peter Green (5)
Phil Manzanera (19)
Pink Floyd (23)
Pink Floyd関連 (21)
Poco (9)
Procol Harum (12)
Queen (29)
Rainbow (17)
Ray Fenwick (8)
RMS(Ray Russell/Mo Foster/Simon Phillips) (9)
Robin Holcomb (5)
Robin Trower (14)
Rod Stewart (10)
Rolling Stones (38)
Rolling Stones関連 (12)
Rory Gallagher(Taste) (12)
Roxy Music (10)
Roy Buchanan (10)
Renaissance (17)
Santana (16)
Soft Machine (11)
Spencer Davis Group (5)
Steely Dan (7)
Steve Hackett (40)
Steve Hillage (10)
Steve Miller Band (10)
Stevie Ray Vaughan (1)
Ten Years After~Alvin Lee (13)
Terry Bozzio (9)
Terry Reid (5)
Thin Lizzy (21)
Tommy Bolin (10)
toto (1)
UFO (22)
UK (6)
Uli Jon Roth(Scorpions) (13)
Velvet Underground (9)
Whitesnake (16)
Wishbone Ash (14)
The Who (20)
Yardbirds (8)
YES (28)
YES関連 (31)
ZZ Top (5)
カテゴリ外(洋楽) (90)
ジャズ・フュージョン (830)
Al Di Meola (11)
Allan Holdsworth (48)
Baby Face Willette (3)
Bernard Purdie (5)
Big John Patton (2)
Bill Evans (3)
Billy Cobham (15)
Bobby Hutcherson (2)
Boogaloo Joe Jones (8)
Brecker Brothers (13)
The Crusaders (1)
David Torn (7)
Didier Lockwood (4)
Donald Byrd (3)
Frank Gambale (4)
Grant Green (25)
George Benson (12)
Hank Mobley (6)
Herbie Hancock (10)
Herbie Mann (3)
Herbie Mason (1)
Idris Muhammad (5)
Ike Quebec (1)
Jaco Pastorius (5)
Jack McDuff (2)
Jean-Luc Ponty (8)
Jeff Berlin (6)
Jim Hall (2)
Jimmy McGriff (2)
Jimmy Smith (2)
Joachim Kuhn (3)
Joe Pass (16)
John Abercrombie (4)
John Coltrane (2)
John Mclaughlin (52)
John McLaughlin関連 (8)
John Scofield (54)
John Tropea (7)
Jonas Hellborg (9)
Johnny Hammond Smith (3)
Keith Jarrett (0)
Kenny Burrell (3)
Larry Carlton (0)
Larry Coryell (13)
Larry Young (2)
Lee Morgan (3)
Lee Ritenour (3)
Lenny White (7)
Lonnie Smith (2)
Lou Donaldson (10)
Mark Nauseef (6)
Mahavishnu Orchestra (18)
McCoy Tyner (1)
Melvin Sparks (9)
Mike Stern (13)
Miles Davis (56)
Miles Davis関連 (7)
O'donel Levy (1)
Oregon (1)
Pat Martino (7)
Pat Metheny (0)
Pat Metheny関連 (3)
Paul Humphrey (3)
Pharoah Sanders (3)
Philip Catherine (9)
Return To Forever (15)
Stanley Clarke (15)
Steve Khan (13)
Stone Alliance (2)
Stuff (10)
Tony Williams (13)
Wayne Shorter (6)
Weather Report (21)
Wes Montgomery (9)
大村憲司 (10)
高中正義 (19)
パラシュート (8)
深町純 (8)
プリズム (4)
本多俊之 (4)
増尾好秋 (6)
マライア (10)
森園勝敏 (9)
渡辺香津美 (37)
渡辺貞夫 (3)
カテゴリ外(ジャズ・フュージョン) (51)
邦楽 (894)
あがた森魚 (5)
荒井由実 (4)
井上陽水 (29)
ウエスト・ロード・ブルース・バンド(山岸潤史) (5)
遠藤賢司 (39)
小川美潮 (12)
大瀧詠一 (8)
加藤和彦 (11)
カルメン・マキ (14)
久保田麻琴(サンディー&ザ・サンセッツ) (3)
クラムボン (5)
クリエイション/竹田和夫 (32)
子供ばんど (11)
コシミハル (9)
ゴールデン・カップス/エディ藩 (11)
斉藤哲夫 (4)
サディスティック・ミカ・バンド/サディスティックス (14)
サンハウス/シーナ&ザ・ロケッツ (18)
シアターブルック(佐藤タイジ) (14)
鈴木慶一 (3)
鈴木賢司 (6)
鈴木茂 (10)
ズボンズ (5)
ソウル・フラワー・ユニオン/ニューエスト・モデル (47)
近田春夫 (4)
チャー(Pink Cloud/Psychedelix) (46)
ちわきまゆみ (9)
陳信輝 (6)
戸川純 (9)
西岡恭蔵(ザ・ディランⅡ) (8)
The News (7)
人間椅子 (12)
バウワウ(Bow Wow/山本恭司) (22)
はっぴいえんど~ティン・パン・アレイ関連 (34)
ハプニングス・フォー (7)
早川義夫(ジャックス) (6)
浜田麻里 (6)
パンタ/頭脳警察 (34)
ヒート・ウェイヴ/山口洋 (25)
フラワー・トラベリン・バンド (6)
ボ・ガンボス/ローザ・ルクセンブルグ/どんと関連 (43)
細野晴臣 (40)
Boat/Natsumen (12)
三上寛 (6)
ミッキー・カーチス (6)
ミッキー吉野(ゴダイゴ) (3)
紫(沖縄ロック) (10)
村八分(山口冨士夫) (4)
ザ・モップス (6)
森高千里 (34)
柳ジョージ (6)
矢野顕子 (13)
山内テツ (4)
山下達郎 (7)
レイジー~ラウドネス(高崎晃) (21)
YMO/坂本/高橋関連 (18)
wha-ha-ha~はにわちゃん (7)
日本のプログレバンド (12)
岡野ハジメ (4)
成毛滋 (6)
ファー・イースト・ファミリー・バンド (6)
柳田ヒロ (7)
四人囃子 (16)
アニメ (11)
カテゴリ外(邦楽) (32)
その他(戯言・雑記) (130)
備忘録 (25)
パチスロ (65)
お悔やみ (31)
メディア番宣(テレビ、ラジオ、映画など) (8)

リンク

このブログをリンクに追加する