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2020-07

Jackson Browne - 1972.01.15 Sat









[sales data]
1972/1
[producer]
Richard Sanford Orshoff
[member]
Jackson Browne
(vo/g/p/etc)
David Campbell(viola)
David Crosby(bvo)
Jesse Ed Davis(g)
Craig Doerge(p)
Jimmie Fadden(harmonica)
Jim Gordon(key)
David Jackson(p)
Sneaky Pete Kleinow
(pedal steel)
Leah Kunkel(bvo)
Russ Kunkel(ds)
Albert Lee(g)
Leland Sklar(b)
Clarence White(g)
Graham Nash(bvo)




CSN結成に尽力したデヴィッド・ゲフィンが設立したアサイラム・レコードは
元々ゲフィンがジャクソン・ブラウン(以下JB)の才能に惚れ込んで売り込もうとしていたところ
ロサンゼルス周辺のアーチスト育成をアトランティック最高経営責任者アーメット・アーティガンから
一手に任され、アトランティック・レコードのバックアップで設立したレコード会社で
JBの他イーグルス、リンダ・ロンシュタット、J.D.サウザー、ジョニ・ミッチェルといった
ウエストコーストロックのスターアーチストを多数輩出します。

JBは60年代中期より多くのアーチストに楽曲を提供しており
満を持してリリースされたソロデビュー作品。
(アサイラムの第一回発売としてジョニ・ミッチェルの「バラにおくる」と同時発売)

(ローリングストーン誌評)
「1970年代で最も完成された作詞家」

JBはその柔和なイメージと異なり、自他共に認める完璧主義者で野心家です。
「(デビューアルバムで)いい印象を与えたかった。それは僕にとってすごく大切になった。
いつも目標を高く狙う。」

多くのアーチストは開花するまで下積み生活で苦労したというエピソードが多いのですが
JBの場合は音楽エリート街道一直線とでもいいましょうか、人間的にも周囲からの信頼も厚く
彼の「誠実な歌」はデビュー時から多くの人に愛されます。

JBの曲はメロディに加えて言葉が音符にならない音を持っていることが大きな武器となります。

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For Everyman/Jackson Browne - 1973.10.15 Mon









[sales data]
1973/10
[producer]
Jackson Browne
[member]
Jackson Browne(vo/g/p)
David Lindley(g/steel g/fiddle)
Sneaky Pete Kleinow(pedal steel g)
Doug Haywood(b/bvo)
Wilton Felder(b)
Leland Sklar(b)
Jim Keltner(ds)
Russ Kunkel(ds)
Gary Mallaber(ds)
Mickey McGee(ds)
Craig Doerge(p)
Elton John(p)
David Paich(p)
Bill Payne(p)
Joni Mitchell(el-p)
Spooner Oldham(org)
Mike Utley(org)
David Crosby(bvo)
Glenn Frey(bvo)
Don Henley(bvo)
Bonnie Raitt(bvo)




イーグルス関係、ジョニ・ミッチェル、ボニー・レイット、デヴィッド・クロスビー、
エルトン・ジョン(ロッカデイ・ジョニー)と豪華ゲストが参加してのセカンドアルバム。

私がジャクソン・ブラウンさんを強く意識したのは次作「Late For The Sky」の
哀愁漂うギターを聴いて「ジャクソン・ブラウンは味のあるギターを弾くんだな」と
勘違いしていたのですが、このギターは勿論ジャクソン・ブラウンの盟友デヴィッド・リンドレーさんです。

03.jpg
David Lindley/Bruce Springsteen/Jackson Browne

そのデヴィッド・リンドレーと初めて共演した作品で、グレン・フライとの共作で
イーグルスのデビュー・シングルとなった「テイク・イット・イージー」や
ブラウンさんが16歳のときに作った「青春の日々(These Days)」
(ニコがアルバム「チェルシー・ガール」で歌うなど多くのアーチストにカバーされていますが
本アルバムのセルフカバーはグレッグ・オールマンの「レイド・バック」のアレンジを採用)
などが収録されています。



又タイトル曲「フォー・エヴリマン」はCS&Nのデヴィッド・クロスビーが歌った
「Wooden Ships」のアンサーソングで「Wooden Ships」は放射能に犯された島を脱出する
というストーリーですが、ジャクソンは「残された人はどうするのか?」といった
問題提起を返歌しています。

[For Everyman]


[Wooden Ships]

Late For The Sky/Jackson Browne - 1974.09.13 Fri










[sales data]
1974/9/13
[producer]
Jackson Browne
Al Schmitt
[member]
Jackson Browne(vo/p/slide g)
David Lindley(g/lap steel g/fiddle)
Doug Haywood(b)
Larry Zack(ds/per)
Jai Winding(p/org)
Fritz Richmond(jug)
Joyce Everson(bvo)
Beth Fitchet(bvo)
Dan Fogelberg(bvo)
Don Henley(bvo)
Terry Reid (bvo)
J. D. Souther(bvo)
H. Driver(handclaps)
Henry Thome(handclaps)
Michael Condello(handclaps)
David Campbell(string arrangement)



無人島に持っていく3枚のうちの1枚です。

レコード時代、このお洒落なジャケットをレコードプレイヤーの上に立てかけて
レコード盤の埃をふき取って、静かに針を落とし、その内封されている素敵な音楽に
耳を傾け何度も涙しました。
(小さいCDジャケットの物足りなさはやはりこういうところに差が出てしまいますね(苦笑)

ジャクソン・ブラウンの黄昏るボーカルも良いですが、デイヴィッド・リンドレーの
スライドギターが秀逸です。



このアルバムタイトル曲は映画「タクシー・ドライバー」でロバート・デニーロがTV画面を見ながら
静かに狂って行く場面に使用され、この曲をこの場面にあてはめたスコセッシ監督の曲解釈が
見事ですので、映画も是非ご覧ください。



ジャクソン・ブラウンの人気はスパークし、ますます音楽活動に精を出し多忙なツアーの
合間を縫って次アルバム(プリテンダー)制作に取りかかるのですが
その最中取り返しのつかない大きな悲劇が起こってしまいます・・・

Warren Zevon - 1976.01.15 Thu









[sales data]
1976
[producer]
Jackson Browne
[member]
Warren Zevon(vo/p/harmonica/etc)
Jackson Browne(p/slide g)
Lindsey Buckingham(g)
Rosemary Butler(bvo)
Jorge Calderón(bvo)
Marty David(b)
Ned Doheny (g)
Phil Everly(bvo)
Glenn Frey(g)
Bob Glaub(b)
Don Henley(bvo)
Billy Hinsche(bvo)
Bobby Keys(sax)
David Lindley(banjo/fiddle/slide g)
Gary Mallaber(ds)
Roy Marinell(b)
Stevie Nicks(vo)
Bonnie Raitt (bvo)
Fritz Richmond(jug)
Sid Sharp(strings)
J.D. Souther(bvo)
Waddy Wachtel(g)
Carl Wilson(bvo)
Jai Winding(p/org/synthe)
Larry Zack(ds)
The Gentlemen Boys(bvo)
(Jackson Browne, Jorge Calderón, Kenny Edwards,
J. D. Souther and Waddy Wachtel)



ウォーレン・ジヴォンさんはロシア系移民で幼少時代からの波乱の人生が硬派な人格を形成し
爽やかさが売りの他のウエスト・コースト系アーティストとは異なったことが災いし



1969年にデビューするもセールスはさっぱりで音楽活動から離れていたところその才を惜しんだ
ジャクソン・ブラウンの旗振りで7年ぶりに再起を果たした作品(ソロ2枚目)

いわゆるmusician's musicianとして評価が高く、ニール・ヤング、ボブ・ディラン、
ブルース・スプリングスティーン、グレイトフル・デッドなどにジヴォンさんの作品が
ライヴで取り上げられるなど多くの音楽仲間に慕われていたようです。

全ての楽曲はジヴォンさんのペンよるものですが、声質に好き嫌いはあるかもしれませんが
確かにサウンド的にウエストコースト系でジャクソン・ブラウンのスタイルに非常に
似ていますが、爽やかさの裏にどこか暗い部分が隠されている非常に独特なジヴォンの世界が
展開されています。
(2003年9月肺がんで死去)

Pretender/Jackson Browne - 1976.11.15 Mon







[sales data]
1976/11
[producer]
Jon Landau
[member]
Jackson Browne(vo/g)
Craig Doerge(p)
Roy Bittan(p)
Bill Payne(org/p)
Michael Utley (org)
David Lindley(slide g/vl)
Lowell George(slide g)
Roberto Gutierrez(guitarron/vl)
Luis Damian(g)
Fred Tackett(g)
John Hall(g)
Albert Lee(g)
Waddy Wachtel(g)
Leland Sklar(b)
Chuck Rainey(b)
Bob Glaub(b)
Russ Kunkel(ds)
Jim Gordon(ds)
Jeff Porcaro(ds)
Gary Coleman(per)
Arthur Gerst(harp/arrangements)
Chuck Findley(tp)
Richard Hyde(trombone)
Jim Horn(sax/horn arrangements)
Quitman Dennis(sax)
David Campbell(string arrangements)
Rosemary Butler(bvo)
Bonnie Raitt(bvo)
Don Henley(bvo)
J.D. Souther(bvo)
David Crosby(bvo)
Graham Nash(bvo)


「Late For The Sky」のヒットで上昇気流に乗ったジャックソン・ブラウン(以下JB)は
ある種覚醒状態でツアーに明け暮れ、その多忙なスケジュールの合間にアルバムレコーディングと
持てる音楽的才能をフル発揮しているまさに絶好調の時にその悲劇は起きました。

アルバム制作に没頭するあまり、奥さんのフィリス・メイジャーと夫婦で話をする時間が無くなり
奥さんが寂しさの余りJBの気を引こうと狂言自殺を図るも本当に死んでしまいます・・・

phyllis major

悲しみに明け暮れ音楽に集中できない状況下でレコーディングは2年を要し、
「絶望の淵から立ち上がり心から歌いあげた鎮魂歌」と帯叩きにありますが
収録曲は基本的に奥さんの死とは関係ない曲で構成されていますが、
1曲目の「フュース」から重苦しい雰囲気が漂います。



JBは言葉に音を持つアーチストのため、その悲しみは隠しようがなく、それが全体的に
くぐもった感じを与えています。

完璧主義のJBにとって大きな痛手は人生初めての大きな挫折感から無責任に「愛は勝つ」的な
明るい楽曲が作れなくなり、外向きの明るさは提示するものの内面の陰鬱な部分が楽曲に
反映することになる転換点で又プロデュサーがB・スプリングスティーンの「明日なき暴走」を
手掛けたジョン・ランドーということで外部ミュージシャンを多数起用し、ソロからバンドサウンドへの
転換も図られています。
(又JBの再起のために実に多くのお仲間ミュージシャンが参加しています)
ラッセル・カンケル、ジム・ゴードン、ジェフ・ポーカロー、リーランド・スカラー、
チャック・レイニー、ボブ・グローブ、クレイグ・ドールジ、ロイ・ビタン、ビル・ペイン、
マイク・アタレー、デヴィッド・リンドレー、ロウエル・ジョージ、フレッド・タケット、
ジョン・ホール、アルバート・リー、ワディ・ワクテル、ボニー・レイット、J・D・サウザー、
ドン・ヘンリー、デヴィッド・クロスビー、グラハム・ナッシュ

「Pretender」の意味は「何かのふりをする人」ですが、裏読みすれば
「本当の自分の気持ち(悲しみ)を隠して生きる」というJBの悲壮な決意表明とも
考えられます。

Running On Empty(孤独のランナー)/Jackson Browne - 1977.12.06 Tue









[sales data]
1977/12/6
[producer]
Jackson Browne
[member]
Jackson Browne(vo/g/p)
Rosemary Butler(vo)
Craig Doerge(key)
Danny Kortchmar(g)
Russ Kunkel(ds/cardboard box/hi hat)
David Lindley(lap steel g/fiddle)
Leland Sklar(b)
Doug Haywood(bvo)
Joel Bernstein(bvo)



プライヴェイなトラブルの影響で2年半の長い沈黙を破ってリリースされた「プリンテンダー」に
次ぐ作品は「プリテンダーツアー」を収録したライヴアルバムの予定でしたが
最終的にライヴ音源の他、ホテルの部屋やリハーサルルーム、ツアーバスの中で
レコーディングされたテイクなどライヴツアー周辺の音を編集したユニークな内容で
オリジナル楽曲は10曲中2曲だけで(孤独なランナー&You Love The Thunder)
他はカバー曲という決して持ち歌が少なくないJBにしては珍しいアルバムです。

JBはプリテンダーツアー(3月)で2度目の来日を果たしていますが
(4月には「ローリング・ココナツ・レビュー・ジャパン」で再来日)




[date]
3/16 東京 中野サンプラザ
3/18 東京 中野サンプラザ
3/20 東京厚生年金会館
3/23 横浜 神奈川県民ホール
3/24 大阪フェスティバルホール

JB_20180824165120c58.jpg

[member]
Jackson Browne(vo)
Bryan Garofalo(b)
John Mauceri(ds)
Mark Jordan(key)
David Mason(key)
David Lindley(g)

[set list](3月24日大阪厚生年金ホール)

1.Take It Easy
2.The Fuse
3.Rock Me On The Water
4.Fountain Of Sorrow
5.For Everyman
6.For A Dancer
7.Late For The Sky
8.Song For Adam
9.Doctor My Eyes
10.These Days
11.The Only Child
12.Walking Slow
13.The Road And Sky
14.Before The Deluge
15.The Pretender
16Do You Wanna Dance
17.Red Neck Friends
18.Sweet Little Sixteen
19.Cocaine

本ツアーは前期[2/3~4/9]と後期[8/12~12/31]に分かれセットリストとメンバーが大きく変更され
8月から再開した後期ツアーメンバーはデヴィッド・リンドレーとザ・セクションのメンバーという
(ダニー・コーチマー、リーランド・スカラー、ラス・カンケル、クレイグ・ダーギー)
豪華な布陣で新曲は8月以降のライヴから演奏されています。

[set list](8月22日 Pine Knob Music Theatre, Clarkston, MI, USA)

1.Running on Empty
2.The Road
3.Doctor My Eyes
4.You Love the Thunder
5.Here Come Those Tears Again
6.Cocaine
7.Jamaica Say You Will
8.Rosie
9.Nothing but Time
10.My Opening Farewell
11.The Pretender
12.Love Needs a Heart
13.Shaky Town
14.For Everyman
15.Take It Easy
16.The Load-Out
17.Stay

力強いビートで疾走するタイトル曲に引っ張られるように、本作はJB作品の中で
一番売れた人気アルバムです。


Hold Out/Jackson Browne - 1980.06.24 Tue









[sales data]
1980/6/24
[producer]
Jackson Browne
Greg Ladanyi
[member]
Jackson Browne(vo/g/p)
Rosemary Butler(bvo)
Craig Doerge(org/synthe/etc)
Bob Glaub(b)
Doug Haywood(bvo)
Danny Kortchmar(maracas)
Russ Kunkel(ds)
Joe Lala(per)
David Lindley(g/lap steel g)
Rick Marotta(hi-hat/tom toms/ds)
Bill Payne(org/synte)



80年代最初のJB作品はSSWを意識させるシンプルな作品質からシンセを導入し
バンドサウンドのように音の厚みを付けています。

ls.jpg

このアルバムが全体的に明るい理由は'76~'77のワールドツアー中のオーストラリアで
新しい恋人「リン・スウィーニーさん」(当時21歳)と出会ったからです。
悲しみを乗り越え再び愛の歌を歌えるようになり、ほぼリンさんに捧げた愛の賛歌集という内容で
「CALL IT A LOAN」の歌詞なんて「君から受けた愛をローンで返済させてくれ」ですよ(甘~い(笑)



又79年6月に親しい友人だったローウェル・ジョージが亡くなってしまい
「Of Missing Persons」はローウェル・ジョージがリトル・フィート時代に残した
「Long DIstant Love」の歌詞をヒントに作った楽曲だそうです。



この頃からJBは環境問題や社会問題に大きな関心を寄せ、歌の世界だけに閉じこもらず
反核運動などの大きなチャリティコンサートや様々なアーティストとのジョイント・コンサートに
積極的に参加しスタジオワークよりもコンサート・ツアーに比重が置かれるようになり
アルバムリリースのインターバルが長くなります(3年おきぐらい)


No Nukes(原子力発電所建設反対運動)

El Rayo-X(化けもの)/David Lindley - 1981.04.15 Wed









[sales data]
1981/4
[producer]
Jackson Browne
Greg Ladanyi
[member]
David Lindley(vo/g/b/fiddle/etc)
Curt Bouterse(hammer dulcimer)
Jackson Browne(vo)
Jorge Calderón(vo)
Bob Glaub(b)
Garth Hudson(horn/key)
Reggie McBride(b)
Bill Payne(org/key)
William D. "Smitty" Smith
(org/key)
Ian Wallace(ds)
George "Ras Baboo" Pierre
(per/accordion)




何故、「化けもの」という奇妙な邦題になったのか気になる方も多いと思うのですが、
ライナーによると彼の音楽仲間のイーグルスやジャクソン・ブラウンの間で
最もポピュラーな日本語だったためだったそうです(笑)
(つまりタイトルは富士山、芸者、寿司になる可能性もあったんですね(笑)

この彼の初ソロアルバムは75年頃からリリース準備があったもののリリースしてくれる
レコード会社が見つからず6年間も放置されジャクソン・ブラウンの協力もあって
1981年にやっとアサイラムから発売されたようです。

Late for the skyで聴かせた黄昏たギターを期待すると戸惑うかもしれませんが
ZAPPAがBe-Bopへの興味を持たせてくれたように彼の音楽を聴いていると
未知のレゲエ&スカの世界も覗いてみたくなる衝動に襲われます。

ライ・クーダーとのジョイントでの来日(1979)も実現しましたが、その音楽性の共通項から
この二人は比較されることが多いようですが、彼の場合より直感的なフィーリング任せという
自由度が高いサウンドだと思います。
(それが原因でセールスに結びつかないのではないかと思うのですが(笑)

Lawyers In Love(愛の使者)/Jackson Browne - 1983.08.02 Tue









[sales data]
1983/8/2
[producer]
Jackson Browne
Greg Ladanyi
[member]
Jackson Browne(vo/g)
Craig Doerge(synthe/p)
Bob Glaub(b/org/g)
Doug Haywood(org/b)
Danny Kortchmar(arrangements)
Russ Kunkel(ds)
Bill Payne(org)
Rick Vito(g)



ザ・セクションはこの頃既に解散していますが、クレイグ・ダーニー、ラス・カンケル、
ダニー・コーチマーやビル・ペインがサポート。

ジャケットやタイトルは甘い感じなので、前作の「ホールド・アウト」同様二人目の奥様
リン・スウィーニーさんへの愛の賛歌Part2?と思いきや既にこの頃離婚していて、
サウンドはシンプルでソリッドなロッケン・ロール物。

jb_20180826113735306.jpg

「For A Rocker」は盟友のブルース・スプリングスティーンに捧げた曲で
この頃のJBはスタジアム級の会場で大観衆を前にしたスプリングスティーンの
圧倒的なライヴパフォーマンスに影響を受けていたらしく、
環境問題や社会問題に首を突っ込み始めため?自分の言葉をもっと大きな音で伝えなければ
ダメだと思ったかどうか分かりませんが、歌詞にシニカルな物はありますが、
今までの内向き(内省)な世界の殻を破り、外部への訴えかけの手段として
80年代の音に合わせ弾き語りからバンドサウンドにシフトし音に厚みが加わった反面、
JBの言葉の内面に宿していた音は薄くなりました。



この頃からMTVでJBのPVが流れるようになるのですが「Tender is the Night」のPVに
美しい女性が出演しますが、この方は当時JBがお熱だったダリル・ハンナさんです。

jb2.jpg

JBはその爽やかなイメージの裏で実は女ったらしな一面が露呈し始め、
狂言自殺してしまったフィリス・メイジャーさんとはできちゃった婚で自ら望んだものはなかったことや
リン・スウィーニーさんとはダリル・ハンナさんとの出逢いでポイ捨て、
そのダリル・ハンナさんとは約10年ほど付き合うも結局破局。
原因はJBが暴力をふるったふるわないの騒ぎになったのは記憶に新しいところ(笑)

Lives In The Balance/Jackson Browne - 1986.02.18 Tue








[sales data]
1986/2/18
[producer]
Jackson Browne
[member]
Jackson Browne(vo/g/p/etc)
Kevin Dukes(g)
Bernie Larsen(g)
David Lindley(g)
Steve Lukather(g)
Kevin McCormick(g)
Gary Myrick(g)
Rick Vito(g)
Waddy Wachtel(g)
Jorge Strunz(nylon string g)
Danny Kortchmar(g/seqencing)
Jorge Calderón(b)
Phil Chen(b)
Jennifer Condos(b)
Bob Glaub(b)
Jim Keltner(ds)
Russ Kunkel(ds)
Stan Lynch(ds)
Ian Wallace(ds)
Walfredo Reyes, Jr.(congas)
Craig Doerge(synthe)
Ian McLagan(org)
Bill Payne(synthe/p)
Jai Winding(p/synthe)
Enrique "Quique" Cruz(zampona)
Phil Kenzie(sax)
Hugo Pedroza(charango/tiple)
Debra Dobkin(bvo)
Doug Haywood(bvo)
Bonnie Raitt(bvo)
Mindy Sterling(bvo)



黄金のアサイラム期最後のアルバム。
80年代に入り、ロケンロールな外向きのサウンドに転換したまま
ブルース・スプリングスティーンのアメリカ賛歌「Born In The U.S.A.」を強く意識して
作ったと思われる「フォー・アメリカ」で辛辣なアメリカ批判を展開。



アルバムは全体的に政治色が強くなり、保護主義的な米人が触れたない米の闇をつつかれたことへの
嫌悪感からかセールスは格段と落ちます。

私が女ったらしのJBの一番好きなところは「セールスに左右されず歌いたい歌を歌う」という
SSWとしての軸がぶれていないことです。

スプリングスティーンと同じように「アメリカ万歳!」と歌えばセールスは確約されていたが
JBはあえてそれをしなかった。
残念ながら日本のメジャー級の歌手でこれだけ骨のあるシンガーはいません。

事務所縛りで聴衆に本当に伝えたい歌を歌わない(作らない)歌手って一体何なんでしょうね?
スポンサーに怒られない程度のポイ捨ての安っぽい恋愛歌が今日もどこかで量産されている・・・

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