2017-09

Small Faces(1966 album) - 1966.05.11 Wed









[sales data]
1966/5/11
[producer]
Ian Samwell
Kenny Lynch
Don Arden
[member]
Steve Marriott(vo/g)
Ronnie Lane(vo/b)
Kenney Jones(ds/per)
Ian McLagan(key)
Jimmy Winston(key/g)
Kenny Lynch(bvo)




スティーヴ・マリオット、ロニー・レイン、ケニー・ジョーンズ、イアン・マクレガン
(ジミー・ウィンストンは2ndシングルリリース後に脱退)尖がったやんちゃな悪がきどもの
デビュー盤。
(1966 albumと副題がついているのは、この後デッカからイミディエイトに移籍して
リリースする3rdアルバムのタイトルもSmall Facesと同名のため区別する便宜上です)

当時のモッズバンドで人気を二分したThe Whoがモッズイメージをあっさり捨てて
米で人気を博し、世界に名を轟かせたのに比べ英国内限定の人気にとどまりどちらかと言うと
マイナー扱いのバンドですが、最近は再評価が高まりCMなどでシャラ・ラ・ラ・リーなどが
使われることも多くなりました。

アルバムの最初から最後までとにかく音が活き活きしていて、メンバーが楽しく演奏する
雰囲気がダイレクトに伝わってきます(デッカ時代はオシャレなビートポップ一直線)
small facesは倒産したイミディエイト時代の音源がたらい回しにされて、ベスト盤が
複数枚出ていますが、シングルヒット曲をつまみ食いするようなバンドではないので
是非オリジナルアルバムをじっくり聴いて頂きたいと思います。

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Small Faces(1967 album) - 1967.06.23 Fri









[sales data]
1967/6/23
[producer]
Steve Marriott
Ronnie Lane
[member]
Steve Marriott(vo/g/p)
Ronnie Lane(vo/b)
Kenney Jones(ds/per)
Ian McLagan(key/b/etc)




ウエスト・エンドの「ザ・フー」の対抗馬スティーヴ・マリオット/ロニー・レイン/
ケニー・ジョーンズ/イアン・マクレガンの4人によるイースト・エンドのモッズ・バンド
「スモール・フェイセス」

デッカでの待遇を不満に思っていたバンドはイミディエイトに移籍することになるのですが、
人気バンドにありがちな契約上のゴタゴタでイミディエイトでの移籍第一弾の本作リリース時に
デッカもシングルと未発表曲を寄せ集めたバンド非公認のFrom The Begining(2ndアルバム扱い)を当て、



大規模な宣伝を打ったりとあからさまな営業妨害があったようですが、心あるファンは
全曲マリオット&レインの黄金コンピのオリジナルが収録された本作(3rd)に飛びつき
事なきを得たようです(苦笑)

又タイトルがバンド名を冠しただけのデッカ時代のデビューアルバム(Small Faces)と同じなので
購入時はしっかりジャケットで区別しましょう!

Small Facesはシングルヒット曲も多いのでベスト盤が複数リリースされているので
シングル志向のバンドだと思われている節がありますが、しっかりオリジナルアルバムを聴けば
アルバム収録曲のバランスがしっかりしていてアルバムの流れを意識した楽曲作りをしていたことが
分ります。

Troublemaker/Ian McLagan - 1979.01.15 Mon









[sales data]
1979
[producer]
Geoff Workman
Ian McLagan
[member]
Ian McLagan(vo/p/hamond/g/etc)
Johnny Lee Schell(g)
Paul Stallworth(b)
Jim Keltner(ds)
*****
Bobby Keys(sax)
Ronnie Wood(g/sax)
Keith Richards(g)
Stanley Clarke(g)
Zigaboo Modeliste(ds)
Darryl Keys(sax)
Steve Madaio(tp)
Ringo Starr(ds)
Geoff Workman(accordion)
Jaime Segal(vo)




ストーンズのアルバムの楽しみ方の一つに参加しているファンキーな鍵盤奏者の名前を
確認して視聴するというのがありますが、中でもニッキー・ホプキンス、ビリー・プレストン、
イアン・スチュワートの名前がクレジットされていると味わい深さ倍増ですが
もう一人忘れられないのが元small facesのイアン・マクレガンさんです。

丁度このソロアルバム制作時期にはSome Girlsに参加し、ツアーサポートも行っています。



本作品の楽曲の殆どがイアン・マクレガンのオリジナルで鍵盤を前面に出した作風ではなく、
ギターを弾いたり歌ったりとマルチな才能を披露しています。

本作の売りの一つがイアンも参加したニュー・バーバリアンズ(キース・リチャード、ロン・ウッド、
スタンリー・クラーク、ボビー・キーズ)のバンド唯一のスタジオ曲TRULYが
収録されていることでしょうか。



ひとつ残念なのはサウンド的に70年代風のルーズな感じの方がしっくり来るんですが
80年代風のクリアなサウンドで仕上げてしまっているのでSAMALL FACESやFACESをイメージすると
ちょっと違和感を感じるかもしれません。

Arms Concert(1983/9/20 Royal Albert Hall, London)/Eric Clapton,Jeff Beck,Jimmy Page & Ronnie Lane - 1983.09.20 Tue









[sales data]
2004/3/24
[member]
Eric Clapton(vo,g)
Jimmy Page(g)
Jeff Beck(g,vo)
Charlie Watts(d)
Bill Wyman(b)
Steve Winwood(vo,key)
Ronnie Lane(vo)
Ray Cooper(per,ds)
Andy Fairweather-Low(g,vo)
James Hooker(key)
Kenny Jones(ds)
Fernand Saunders(b)
Chris Stainton(key)
Tony Hymas(key)
Simon Phillips(ds)




話は1977年頃に遡るのですが、このコンサートの主役であるロニー・レインは
旧友のピート・タウンゼントと共作で名盤「ラフ・ミックス」をリリース。



このアルバムに参加したクラプトンと親交を深め、夏にはクラプトンの
欧州ツアーの前座で演奏しています。



更に過去を遡ること1967年、ストーンズのサタニック・マジェスティーズから
シングル・カットされたIn Another Landはビル・ワイマンの数少ない持ち歌で
丁度、隣のスタジオで録音していたsmall facesのスティーヴ・マリオットとロニー・レインが
参加した縁もあり、親交を深めフェイセズのリユニオンでは
ビル・ワイマンがロニー・レインの代役で演奏しました。



そしてsmall facesの再結成の噂もあった1977年に、多発性硬化症と診断され、
多くの音楽仲間の協力を得ながら音楽活動を継続していたものの
苦痛で楽器も持てないという状態まで悪化してしまい、特殊な病気ゆえ
高い治療費で財政的に逼迫していたロニーの困窮状態を見かねた
エリック・クラプトンとビル・ワイマンの音頭でレインのための
ベネフィット・コンサートとしてARMSコンサートが開催されました。
(ARMSとは「多発性硬化症の研究を推進するアクション」という自助団体名)

というようなレインとクラプトンやビル・ワイマンとの関係やコンサート目的は
後から調べて知ることになるのですが、とにかく大きな話題になったのは
クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジの三大ギタリスト揃い踏みということで、
一番初めに耳にしたのは1983/9/20に行われた
ロイヤル・アルバート・ホールの3枚組ブートだったと思いますが、



後にVHSで発売され(当時確か1万円ぐらいしたはず)友人がダビングした映像を
見た記憶がありますが、実はあまりにも大人数の演奏でゴミゴミしていて
演奏者の準備不足もあり、内容的には興奮MAXとまでいかないのですが、
それでもロック三大ギタリストが顔を揃えたという事実に驚いたのは確かです。

このARMSコンサートは英米で6回行われ

・1983/9/20  the Royal Albert Hall,London
・1983/12/1-3 the Cow Palace,San Francisco
・1983/12/8-9 Madison Square Garden,N.Y
(注)
・1983/9/21のロイヤル・アルバート・ホールで同じメンバーによるコンサートが
 開かれているのですが、こちらはTHE PRINCE'S TRUST ROCK GALAという
 英チャールズ皇太子が主催する若年失業者支援基金のチャリティイベントとして
 行われています。

コンサートは5部形式になっていて

(1)クラプトンは新曲Everybody Oughta Make A Change + ライヴ定番
(2)ウインウッドは何とスペンサー・デイヴィス・グループ時代のGimme Some Lovinを熱唱
(3)ベックが一番安定していますがべースはモ・フォスターではなくFernando Saunders
  大嫌いだったはずのHi Ho Silver runningの演奏はちょっと意外でした。
(4)ジミー・ペイジはロサンゼルスの曲を中心に天国の階段のインストを演奏
(5)お決まりの大セッション大会 > ロニー・レイン登場

3大ギタリストのセッションでジミー・ペイジだけ妙に浮いているのは
取り直しOKのスタジオセッションマン出身だからフリーセッションの
アドリブに慣れてないんでしょうかね?



米公演はスティーヴ・ウインウッドに代わりジョー・コッカーが参加し、
ジミー・ペイジのステージにポール・ロジャースが加わりTHE FIRMな関係が構築され、
最終日はこれまたロニーと仲の良かったロン・ウッドも参加したので、
内容的には米のMSG公演の方が圧倒的に良いと思います。
(アンコール曲のジョー・コッカーのWith A Little Help From My Friendsのアレンジは
ジミー・ペイジですしね)



イベント収益金のおかげでレインは治療を受けながら、同じ病で苦しむ人のために
ARMSのアメリカ支部の立ち上げに関与するも1985年に会計管理をめぐる
金銭スキャンダルで機関は閉鎖され、ロニー・レインもこの事件に巻き込まれるという
後味の悪いオチがついてしまいました・・・

レインはその後も車椅子姿でステージに立ち音楽活動を続けていましたが
(1990年にはイアン・マクレガンと初来日)1997年6月他界(享年51歳)
ロニー・レインのアルバムは入手難で手こずっていますが、
いずれプチ特集で聴き直したいと思っています。

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