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2020-03

The Piper At The Gates Of Dawn(夜明けの口笛吹き)/Pink Floyd - 1967.08.05 Sat









[sales data]
1967/8/5
[producer]
Norman Smith
[member]
Syd Barrett(vo/g)
Roger Waters(vo/b)
Richard Wright(org/p/etc)
Nick Mason(ds/per)



私のピンク・フロイドの入り口は定番の「狂気」だったので、そこから過去に遡って行き
このデビューアルバムを前知識なく聴いた時はとても奇異に感じました。



11曲中8曲がシド・バレットのオリジナル楽曲でサイケ色濃い作品で
タイトルは、ケネス・グレアムの児童文学作品「たのしい川べ」の第7章の題名から拝借したもの
だそうです。

syd.jpg

シド・バレットの音楽活動は5年程度だったにもかかわらずバンドメンバーのみならず
デヴィッド・ボウイやマーク・ボランなど多くの英国ミュージシャンに影響を与えた
最大の理由はシドが五感が未分化である「共感覚」の持ち主であったためと言われます。
(それが天性のものかLSDによるものかは分らず)

次作からLSD過剰摂取で精神分裂病を患ったシドに代わりデヴィッド・ギルモアが加入し
「狂気」的なプログレ道のフロイドサウンドが形成されて行くので、その意味でこのアルバムは
シド・バレットによるシド・バレットのためのLSDアルバムと捉えるのがよろしいのではないかと。
(このアルバムではロジャー・ウォーターズなど他の3人のメンバーは完全に黒子)





余談ですが、隣のスタジオでビートルズが「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」を
制作しており、メンバーはビートルズのレコーディングの様子を見学したとのことで、
その影響でピンク・フロイドも実験性の高いサウンド作りに取り組んでいくことになります。
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A Saucerful Of Secrets(神秘)/Pink Floyd - 1968.06.29 Sat









[sales data]
1968/6/29
[producer]
Norman Smith
[member]
Roger Waters(vo/b/per)
Richard Wright(p/org/hamond/etc)
David Gilmour(vo/g)
Nick Mason(ds/per)
Syd Barrett (vo/g)



帯叩き
「内的宇宙を壮大な構築力で呈示するピンク・フロイドの妖しさあふれる耽美的世界!」
(今後も時代背景のよく分かる面白い帯叩きは積極的に紹介します(笑)

前作のデビュー・アルバム「夜明けの口笛吹き」は高い評価を受けたものの、
バンドの中心人物だったシド・バレットが、過剰なドラッグ摂取のために
リアルな狂気の世界に行ってしまったため、シド・バレットの旧友である
デヴィッド・ギルモア(from ジョーカーズ・ワイルド)を迎え入れアルバム制作に入ります。

pink.jpg
(デヴィッド・ギルモア&シド・バレット)

当初、シド・バレットにはソングライティングに専念させ、ギルモアをライブ用の
サポートギタリストとして起用する構想だったようですが、結局、アルバム制作段階で
バレットは3曲の録音に参加したたでけでバンドを離脱してしまいます。

バンドは引き続き「シー・エミリー・プレイ」のようなサイケ路線の楽曲でヒットを狙いますが
バレットの書いた曲は「ジャグバンド・ブルース」1曲のみで(ロジャー3曲、リック3曲)
シングルヒットは不発でしたが、プロデューサーのノーマン・スミスがレコーディングの終盤に
「レコーディングのご褒美に、アルバムの12分間だけ、自分たちの好きなようにプレイしていいよ」と
言ったため、シドを除く4人共作で完成させたのが表題曲「神秘」です。

サイケな内容からコズミックな世界に方向転換したアルバムと感じるのはこの「神秘」の
サウンドアプローチのせいですが、ここにピンク・フロイドの新たな方向性が開けます。

More(幻想の中に)/Pink Floyd - 1969.06.13 Fri









[sales data]
1969/6/13
[producer]
Pink Floyd
[member]
Roger Waters(b/tape effects/per)
Nick Mason(ds/per)
Richard Wright(org/hamond/p/etc)
David Gilmour(g/vo)
*****
Lindy Mason(tin whistle)



シド・バレット脱退後、4人体制となったピンク・フロイド初のプロデュース作品で
曲はウォーターズ4曲、メイソン&ライト1曲、ギルモア1曲、全員6曲で
ドラッグ&セックスに溺れ男女の破滅をテーマにしたバルベ・シュローダー監督の
同名映画のサウンドトラック(私は未鑑賞)



ピンク・フロイドは様々なサウンドエフェクトを用いた実験性の高い音楽を演るバンドとしての
認識だったからか、サントラ制作の依頼が多く、実は前年(1968年)スタンリー・キューブリック監督の
「2001年宇宙の旅」の音楽制作の依頼が来ていたようなのですが、交渉がまとまらず、
このキューブリックとの仕事がなくなった直後に本作の制作依頼があったようです。

サントラなので小粒な楽曲で占められ(日本では「ナイルの歌」がシングル・カット)

pink floyd

楽曲は実験音楽のようなものは少なく、ブルース、カントリー、フラメンコ(A Spanish Pieceは
ギルモアが初めて単独で提供した楽曲)などが収録されているため聴きやすく、
ピンク・フロイドの一連の大作に隠れがちですが、日本では四人囃子が「Cymbaline」を
ライヴでカバー演奏していたので?意外と人気が高い作品です。

Ummagumma/Pink Floyd - 1969.11.07 Fri









[sales data]
1969/11/7
[producer]
Pink Floyd
Norman Smith
[member]
David Gilmour(vo/g)
Nick Mason(de/per)
Roger Waters(vo/b)
Richard Wright(org/hamond/p)
*****
Lindy Mason(fl)



私の拙い記憶ではピンク・フロイドで一番初めに聴いた曲は何かのFM音楽番組のリクエストで
オンエアされた「ユージン、斧に気をつけろ!」だったと思います。
(私は長年、この曲は「友人、斧に気をつけろ!」だと勘違いしていました(苦笑)

1枚目がライブ盤で、2枚目がスタジオ盤という変則的な内容で
ライブは、1969年のバーミンガムのマザーズいうクラブとマンチェスター・メトロポリタン大学での音源。
この頃、バンドは「The Man and The Journey」というプロジェクト名でライヴを行なっており
(前半が〈The Man〉後半が〈The Journey〉というコンセプトに分かれた2部形式)

pink_20190402175930fa0.jpg

後々コンセプトアルバムとしてリリースする予定があったと思われますが、結果的には未完となり
演奏楽曲は「More」と「Ummagumma」に分離した不完全な形で収録されていますが
BOX「1969 Dramatis/Ation」に1969年9月17日アムステルダムで行われた
「The Man and The Journey」のフルセットのライヴ音源が収録されています。



2枚目のスタジオ盤は各メンバーの4人のソロ作品(演奏もセルフ)が収録されており、

・シシファス組曲(リチャード・ライト)
・グランチェスターの牧場(ロジャー・ウォーターズ)
・毛のふさふさした動物の不思議な歌(ロジャー・ウォーターズ)
・ナロウ・ウェイ三部作 - The Narrow Way)(デヴィッド・ギルモア)
・統領のガーデン・パーティ三部作(ニック・メイスン)


曲というよりも当時の最新録音技術をあれやこれや試したという実験要素の高いサウンドで
ライヴと実験音楽の詰め合わせの2枚組で、ラジオでかけられない長曲が多く
とても売れる代物ではないと思うのですが、これが売れました(全英5位)
60年代後半、英国ではビートポップスが終焉を迎え、実験性の高い音楽が好まれたということを
如実に表していると思います。



このジャケットを手がけたのはヒプノシスですが、ジャケ内のGiGiとクレジットのあるアナログ盤は
「恋のてほどき」という映画のサントラで興味のある方はDVDも出ています。

Zabriskie Point(砂丘)/Pink Floyd - 1970.03.15 Sun









[sales data]
1970/3
[producer]
Carlo ponti
[member]
Pink Floyd
Kaleidoscope
Grateful Dead
Patti Page
The Youngbloods
Jerry Garcia
Roscoe Holcomb

 




前作「欲望」でハービー・ハンコックを使い好感触を得たイタリア映画の巨匠
ミケランジェロ・アントニオーニ監督がピンク・フロイドを用いた初の米映画サントラ。
(興行的には失敗作)



アントニオーニ監督は「ユージン、斧に気をつけろ」を聴いて映画のシーンに合うと思い
ピンク・フロイドに楽曲制作を依頼し、バンドは1969年の12月、10日間ローマに滞在し楽曲を制作。

ピンク・フロイドの曲は3曲で他にジェリー・ガルシア、パティ・ペイジ、ヤングブラッド、
カレイドスコープ(feat デヴィッド・リンドレー)の楽曲も収録されています。

バンドは3曲以外にも録音しますが、結果的に監督のイメージに合わなかったために
不採用となりますが、この時のアウトテイクスは「Cre/Ation - the Early Years 1967-1972」に
収録されています。



ロジャー・ウォーターズ談
「スケジュールの厳しさとアントニオーニによる独特の注文方法の為、地獄だった」

ニック・メイスン談
「アントニオーニの音楽の使い方はイモ。最悪だ」

総じてバンドメンバーには不評のようです(苦笑)



尚、同セッションで「The Violent Sequence」を録音し、ライヴでも演奏していましたが
この楽曲は後に「Us and Them」として生まれ変わることになります。
(音源は「狂気(コレクターズ・ボックス)」に収録されています)

Atom Heart Mother(原子心母)/Pink Floyd - 1970.10.02 Fri









[sales data]
1970/10/2
[producer]
Pink Floyd
Norman Smith
[member]
Roger Waters(vo/b/g)
David Gilmour(vo/g/b/ds)
Rick Wright(vo/key)
Nick Mason(ds/per)
*****
EMI Pops Orchestra
Haflidi Hallgrimsson(cello)
John Alldis Choir(bvo)
Alan Styles(voice/sound effects)




全英1位を記録し、批評家筋からも絶賛されるなど初めてピンク・フロイドが
音楽的、商業的に成功を収めた牛ジャケットでお馴染みの初期代表作。

高校時代のS君がピンク・フロイドの大ファンで,、特にこの「原子心母」が
いかに偉大なアルバムかということを休み時間延々語っていました。
市民会館で自分のバンドでライヴ演るから観に来てくれというので気乗りせず行ったら
アニマルズの楽曲をヨレヨレでしたが一生懸命カバー演ってました(笑)

当時EMIの名物プロデューサーだった石坂敬一氏が命名したタイトルの「原子心母」
という直訳の意味が分からないので、調べてみると
英題の「Atom Heart Mother」となるまでも紆余曲折あり、元々はギルモアがライヴで
思いついたインスト曲(Theme from an Imaginary Western)をプロトタイプに
ライヴで演奏を繰り返しながら曲を練り上げ、バンドは「The Amazing Pudding」と呼び、
ライブの定番曲として演奏していましたが、正式なタイトルは決まっておらず、
1970年7月16日「BBCインコンサート」出演の際、DJのジョン・ピールから
「お客さんに紹介するためにタイトルが必要」と言われた際、本作のオーケーストラアレンジを
担当した前衛音楽家のロン・ギーシンが持っていた当日のイブニング・スタンダード紙に
「Atom Heart Mother Named」という見出しで
atom.jpg

原子力電池駆動の心臓ペースメーカーの植込み手術に成功した56歳の女性という
タイトル記事を見て
「Atom Heart Mother」というタイトルが決定したとのことで、調べてみるとあっけないくらい
適当なネーミングだったことに驚きです(笑)

確かにS君が休み時間に熱弁していたように一般的に「ピンク・フロイド」がポピュラリティな賛同を
得たのはこのアルバムからですが、本作がロックとクラシックの融合として体を成しているのは
不完全だった楽曲の殆どをロン・ギーシンがオーケストラアレンジを施したためで
ピンク・フロイドがバンドとして完成させたサウンドではないことを一筆加えておきます。

Meddle(おせっかい)/Pink Floyd - 1971.11.11 Thu









[sales data]
1971/11/11
[producer]
Pink Floyd
[member]
David Gilmour(vo/g/b/harmonica)
Roger Waters(vo/g/b)
Nick Mason(vo/ds)
Rick Wright(p/hammond)



hakone.jpg

バンドはアルバム発売前の1971年8月に初来日し「箱根アフロディーテ」などに出演し
(エコーズもお披露目)本アルバムのジャケットのデザインとアルバムタイトルは
来日時の滞在ホテルで決定したものだそうです。

ニック・メイスン談
「『エコーズ』ではじめてピンク・フロイドがスタートした」

前作「原子心母」成功の殆どはロン・ギーシンのオーケストラアレンジの功績によるもので
ニックが言う通り、ピンク・フロイドというバンドとして強烈な個性を発揮し始めたのは
このアルバムからでしょう。

シド・バレット脱退後はサイケ色が弱まり、かといってプログレでもなく
「ピンク・フロイドはプログレはではない。ピンク・フロイドミュージックなのだ。」
という記述をどこかで読んだことがあるのですが、確かにそんな感じです。

この際ジャンルはあまり関係ないのですが、本作収録の大作「エコーズ」の表現力は壮大で
(人間の神経を魅きつけるあの”ピン”のイントロは反則でしょう(笑)50年近く経った今でも
大きな影響力を持っているのは、もはやサウンド質はロックなどという小さな範疇では
ないからではいかと思います。




余談ですが日本ではロジャー・ウォーターズのベースが炸裂する「吹けよ風、呼べよ嵐」が
当時人気レスラーだったアブドーラ・ザ・ブッチャーの入場曲として使用されヒットしました。、



「Fearless」に挿入されている感動的な合唱はプレミアリーグのリバプール応援歌
「You'll Never Walk Alone」です。


Obscured By Clouds(雲の影)/Pink Floyd - 1972.06.02 Fri









[sales data]
1972/6/2
[producer]
Pink Floyd
[member]
David Gilmour(vo/g/pedal steel g/
synthe)
Nick Mason(ds/per)
Roger Waters(vo/b)
Richard Wright(vo/key)




「おせっかい」のツアーが終了すると、バンドは早速新しいアルバム制作に取り掛かり
ウォーターズが、新作のアルバムテーマとして「人間の内面に潜む狂気」を描くことを提案し
バンドは1972年1月20日(Brighton Dome)の初演から
「A Piece for Assorted Lunatics」(狂気のプロトタイプ)というタイトルで実に1年近く
楽曲のプロトタイプをライヴで演奏し、客の反応を伺いながら組曲を練り上げ、
「狂気」を形作っていきます。

pink_20190406173023d57.jpg

(1972年3月に2回目の来日を果たし、ここでも狂気のプロトタイプを披露しています)







バンドはこの「狂気」の制作を一時中断させバーベッド・シュローダー監督の映画
「La Vallée」のサントラ制作を担当し完成させたのが本作「雲の影」(映画は未鑑賞)



映画のシーンに合わせて楽曲が作られていると思いますが、同時並行で制作していた
「狂気」の合間(片手間)に作った割には1曲1曲丁寧に作られており、
狂気のサウンドに近いものもありますが、「The Gold It's In The?」のように
今までのピンク・フロイドでは考えられないようなストレートなロックナンバーも収録されています。



超モンスター級のアルバム誕生前ということで、嵐の前の静けさとでもいいましょうか
アルバムジャケットもピンボケな感じで本作について書いているブログ記事は少ないのですが、
ファンの間では意外にも人気のアルバムです。

pink single

シングルカットされた「フリー・フォア」はウォーターズの祖父が1944年にイタリアで戦死した
ことについて言及しており、後に「会ったことのない父親を戦争で亡くした
精神不安定なロック・スター」というキャラクターを生み出しあの「The Wall」が
誕生することになります。

Live At Pompeii/Pink Floyd - 1972.09.15 Fri









[movie]
1972/9
[producer]
Adrian Meiben
[member]
David Gilmour(vo/g)
Nick Mason(ds/per)
Roger Waters(vo/b)
Richard Wright(vo/key)



エイドリアン・メイベン監督はウッドストック・フェスティバルのような
大観衆のいる大規模なコンサートとは全く逆の状態でのコンサートを具現化するという趣旨で、
ピンク・フロイドがイタリアのポンペイ遺跡で無人の観客で行ったライブ映像映画。
(1971年10月に撮影され、映画は1972年9月に公開)

pink2_2019040520190373f.jpg

日本ではNHKのヤング・ミュージックショーでも放送され、大曲「エコーズ」が
映画のオープニングとエンディングを飾る形でPart1 & Part2に分かれており
大げさな言い方をすれば「エコーズ」の長編プロモビデオでもあります。

ルックス的に映えるメンバーではありませんが(笑)映像として観るピンク・フロイドは
相当恰好いいです。
この頃のピンク・フロイドを生で体験された方は本当に羨ましい・・・

「Dark Side of the Moon」(狂気)の制作過程の映像も挿入されていて興味をそそられますが
ポンペイの演奏内容が圧倒的に良いだけに若干邪魔な感じもします。





私は「エンケンの武道館無観客ライヴ映画」はこの映画に影響されたのではないかと思っています。

enken_20190405202124dcb.jpg

The Dark Side Of The Moon(狂気)/Pink Floyd - 1973.03.01 Thu









[sales data]
1973/3/1
[producer]
Pink Floyd
[member]
David Gilmour(vo/g/synthe)
Nick Mason(ds/per/tape effects)
Roger Waters(vo/b/tape effects)
Richard Wright(org/p/synthe)
*****
Dick Parry(sax)
Clare Torry(vo)
Doris Troy(bvo)
Lesley Duncan(bvo)
Liza Strike(bvo)
Barry St. John(bvo)



pink3_20190406173025e1f.jpg

「おせっかい」ツアー終了後、新アルバム制作に取り掛かり、1972年1月20日(Brighton Dome)の
初演から「A Piece for Assorted Lunatics」(狂気のプロトタイプ)というタイトルで
楽曲のプロトタイプを演奏し、実に9か月に渡り観客の反応を伺いながら、楽曲を練り直し
アルバムコンセプトを構築していきます。
(制作途中でバーベッド・シュローダー監督の映画「雲の影」のサントラを制作)

pink floyd 72 pink floyd 72 a

プロデュースはピンク・フロイドが担当し、エンジニアはアラン・パーソンズ、
ミキシングにはクリス・トーマスという最強の布陣。

アルバムタイトルは当初「Eclipse(日食)」の予定でしたが、その後何度も変更され
現タイトルに決まったようです。

アルバムコンセプトは「人生におけるストレスと疲労」としウォーターズが「運転者の狂気」
というテーマにまとめ書いた日本人でもわかる感覚的に意味をつかむことができる英歌詞の
おかげで難解さが和らぎ、又全員が作曲に携わった楽曲群もライヴで演奏しながら、
無駄な贅肉がそぎ落とし、完璧なまでの組曲に仕立て上げられています。



このアルバムがどれだけ売れたかという例として、1973年から1988年にかけて
741週間、全米アルバムチャート・インという脅威のロングランということよりも、
日本では当時トップアイドルだった天地真理さんのアルバムを首位から引きずり降ろした
といえば分かりやすいでしょうか(笑)

amachi.jpg

リリース40周年記念の6枚組BOXがリリースされ、ドキュメント映像により練り直されながら
成熟して行くアルバムの制作過程がより明確になりました。
欲を言えばブートでもお馴染みの1974年11月15日ウエンブリーのライヴ音源は
ほぼスタジオの完成型と同じなので、DVD-Audioやリミックス物で枚数を稼ぐのではなく
初期のプロトタイプのライヴ演奏を編集して時代ごとの楽曲の変化が分かるように
して欲しかったと思います。

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