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2020-07

Affinity - 1970.01.15 Thu









[sales data]
1970
[producer]
John Anthony
Gerry Bron
Affinity
[member]
Linda Hoyle(vo)
Lynton Naiff(hammond/p/etc)
Mike Jopp(g)
Mo Foster(b)
Grant Serpell(ds)




英国カルトミュージックの掘り出し物です。

このアルバムはモ・フォスターのディスコグラフィーを遡って見つけた作品ですが
英国カルトミュージックは興味あるミュージシャンが意外な感じで関連していて
一度足を踏み入れるとなかなか出てこれなくなる底無しの魅力があります(笑)

このバンドは1968年に結成されたのですが、ボーカルのリンダ・ホイルが声帯手術を受けたため、
復帰するまでインスト・バンドとして活動していたそうで彼女の復帰を待ち3年越で
リリースされました。

陰鬱なジャケットはヒプノシスやロジャー・ディーンと並び印象的な作品が多いキーフさん作で
いかにもって感じなんですが、リンダ・ホイルの気だるくまとわりつくようなボーカルが
手術の影響もあるのか?ハスキーでちょっとエロチック。
Mr Joyはアーネット・ピーコックみたいだなと思ったらピーコックの曲でした(笑)

linda hoyle In-Germany-with-Affinity.jpg

バンドのリード楽器はギターではなくリントン・ネイフのハモンドオルガンで
プログレというよりもジャズロックでさらにジャズ寄りという感じです。

linda hoyle2

シングルでリリースされたEli's Comin'はローラ・ニーロの提供曲で
又ZEPPのジョン・ポール・ジョーンズが"I am and so are you"と"I wonder if I'll care as much"
の2曲のブラス&ストリングスのアレンジを担当している事にちょっと驚きました。
このバンドはこのアルバム1枚なのですが、未完成の2ndアルバム用の楽曲がdemoとして残っており
CDにボーナストラックとして収録されています。

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Rock Workshop(feat Ray Russell) - 1970.06.15 Mon









[sales data]
1970/6
[producer]
Ray Russell
[member]
Ray Russell(g)
Alan Greed(vo)
Alex Harvey(vo)
Brian Miller (keyboards)
Daryl Runswick (bass)
Alan Rushton(ds)
Robin Jones(ds)
Bud Parkes (trumpet)
Harry Beckett (trumpet/flugelhorn)
Tony Roberts (trumpet/woodwind)
Bob Downes (saxophone)
Derek Wadsworth (trombone)




ジョージ・フェイムのブルー・フレイムスやグラハム・ボンド・オーガニゼイションで
活躍していたジャズロック系ギタリスト、レイ・ラッセルを中心に結成された
ロックワークショップのデビューアルバム。

ジャズギタリストとしてのレイ・ラッセルは「テクニカル不足のマイナーギタリスト」と
評価は高くないのですが、ワークショップ~ランニングマン~ショパンとマイナー街道を
驀進する音楽キャリアを今ではヨーロピアン・ジャズ・ギターのモード開拓者と
評価されることもあるようです。

このバンドはアレックス・ハーヴェイをボーカルに配し、後にアイソトープに加入する
ブライアン・ミラーなどのロックフォーマット+管楽器の11人編成と大所帯で
整合性のない猥雑なブラスロックが展開されています。

尚、本プロジェクトのとりまとめはレイ・フェンウィックが行っています。

The Running Man - 1972.01.15 Sat









[sales data]
1972
[producer]
unknown
[member]
Alan Greed(vo/key)
Ray Russell(g/b)
Alan Rushton(ds)
*****
Gary Windo(sax)
Harry Beckett(tp/fl)




セッションミュージシャンのレイ・ラッセルがJAZZからロックに近接していく過程の
複数プロジェクトのひとつで前ワークショップのメンバー
レイ・ラッセル(g)アラン・グリード(key)アラン・ラシュトン(ds)のトリオ作品。

the_runnning_man2.jpg

レコード・コレクターにはマニアックなバンドを扱ったRCAのネオン・レーベルの
最後のカタログとして有名なんだそうですが、ネオン・レーベルの終焉と共に活動停止に
追い込まれバンド活動実態は1ヶ月程度しかなかったため長期的な活動を視野に
入れていたかどうかは懐疑的です。

クリームのようなパワフルさはないし、当時流行のハモンドがバンドを引っ張っている
わけでもなく全体的に楽曲も演奏も中途半端で巷で「幻の名盤」と持ち上げられていることに
縞梟的には懐疑的です。

Grand Slam/Chopyn - 1975.01.15 Wed









[sales data]
1975
[producer]
Ann Odell
John Punter
[member]
Ann Odell(vo/key/per)
Simon Phillips(ds)
Ray Russell(g/sitar)
Klyde McMullin(b)
Denny McCaffrey(per)
Simon Colclough(per)




レイ・フェンウィックさんを起点に始まった70年代英国カルトロック探求の旅は
アン・オデールさんとの出会いで更に興味の枝葉が分岐し、レイ・ラッセルという
新たなターゲットを発見し、当時不幸にも英国の深い霧におおわれ市場に出回らなかった
凄いお宝アルバムがまだまだ埋もれているものだなと今更ながら
70年代英国ロック事情の奥深さに畏怖さえ感じながらこの作品との出会いを嬉しく思っております。

一聴してとにかく私の音楽秘孔をケンシロウ並みにビシバシ突いてきます(笑)

hokuto.jpg

アン・オデールは以前在籍していたセッションバンドのブルー・ミンクのような
ファンキー&ソウルなサウンドを模索しており又JAZZ畑にいたレイ・ラッセルも
NUCLEUS、ロックワークショップ、ランニングマン、マウスなどでロックな分野を
模索していたことがお互いの音楽感に合致したようです。

基本、ファンキーミュージックなんですが、アン・オデルとレイ・ラッセルのやりたい音楽が
微妙にズレていることが独特なB級サウンドに仕立てています(笑)

知名度があればもっと人気が出ると思うのですが、「ショパン」などとたいそうな名前を
つけてしまったばっかりにネットで検索するのが困難で(英字表記はchopinではなくchopyn)
せめてアン・オデル&レイ・ラッセル、又はfeatサイモン・フィリップスを
サブタイトルにつけた方がいいんじゃないかなと思います。
(まぁコアなファンはどうやってでも自分で努力して探すから問題ないでしょうけど(笑)

尚、サイモン・フィリップス(当時18歳)は本作品がバンドデビュー作となるようです。



Centennial Park/RMS - 1982.01.15 Fri










[sales data]
1982
[producer]
Mo Foster
Ray Russell
[member]
Ray Russell(g)
Mo Foster(b/key)
Simon Phillips(ds)
*****
Henry Lowther(tp/fl)
Derek Watkins(tp)
Malcolm Griffiths(trombone)
Ronnie Asprey(sax)
Peter Van Hooke(per)
Kim Goody(vo)
*****
Mark Isham(synthe/tp)
Gary Husband(ds)
Nigel Warren-Green(cello)
Mel Gaynor(congas)




(R)レイ・ラッセル(M)モ・フォスター(S)サイモン・フィリップスの
頭文字をとったRMSの唯一のスタジオアルバム。

RMS.jpg

いずれも人気スタジオミュージシャン達の馴れ初めはレイ・ラッセルとサイモン・フィリップスは
Chopyn、モ・フォスターはAffinityという女性ボーカルバンドを経て
サイモン・フィリップスとモ・フォスターはジェフ・ベック、MSGなど数多くのアルバムで
リズム隊の名コンビを組むことが多くなり、1979年にジュディー・ツークのアルバムで
この3人が顔を合わせバンド結成の話が進んだのだと思います。



全曲オリジナルでこのメンバーから想像されるような超絶プレイの応酬は殆どなく、
(バトル演奏はHoover the DuvetとJuna the Lastぐらいです)やや拍子抜けするかもしれません。

推測するにこの3人はとても性格が良いのだと思います。
セッションマン気質で他人の要求に合わせるのが巧いことがトリオになった時に
プラスになっていないというか、お互いがお互いを尊重しすぎて誰も前に出てこないという(笑)
この3人のうちの一人でも「俺様」タイプの人がいてグイグイ引っ張れば、バンドはもっと
輝きを放ったのではないかと思います。

ボーナストラックにはマーク・アイシャムやゲイリー・ハズバンドも参戦したライヴ音源が
収録されています。
(2007年にRMSのUKツアーが行われたのですが、サイモン・フィリップスがtotoの活動で
不参加のためゲイリー・ハズバンドが代役を務めたようです)

Live at the Venue 1982/RMS - 1982.09.24 Fri









[sales data]
2004
[producer]
Mo Foster
Ray Russell
[member]
Ray Russell(g)
Mo Foster(b/key)
Simon Phillips(ds)
*****
Mark Isham(synthe/tp)
Henry Lowther(tp/fl)
Malcolm Griffiths(trombone)
Ronnie Asprey(sax)




1982/9/24 London Venueでのライヴ。

実際のライヴのセットリストは分りませんが、スタジオアルバムの収録順に
Truckを除いた8曲が収録されています。
(ゲストにマーク・アイシャムが参加)

今ひとつこのバンド編成が良く分らないのはホーンを加えビッグバンドスタイルにしているのに
何故かトリオ編成以上の音の広がりを感じないのです。
マーク・アイシャイムをゲストではなく正式メンバーに加えておけばバンドサウンドの輪郭が
もうちょっとくっきりしたのではないかと思います。
ただGroup87との線引きは曖昧になってしまいますが(笑)

スタジオミュージシャン系のバンドにありがちなことですが、スタジオバージョンと同じ演奏が
ライヴで披露されているため、ライヴならではの躍動感とかフラというものが欠けているのが
ちと残念。
まぁツアー音源ではなくアルバム発売用のプロモーションライヴなので仕方ありませんが・・・

Bel Assis/Mo Foster - 1988.01.15 Fri









[sales data]
1988
[producer]
Mo Foster
[member]
Mo Foster(b/key)
Simon Phillips(ds)
Gary Moore(g)
Ray Russell(g)
Stan Sulzman(sax)
Frank Ricotti(vibraphone)
Peter Van Hooke(per)
Rod Argent(key)
Dave Defries(tp)
Sal Gallina(wind Instruments)




モ・フォスターの初ソロアルバム。
モ・フォスターって誰?って方にキャリアを簡単にご紹介。

mo foster

1968年に女性ボーカルのAffinityというジャズロック系のバンドでデビューし
ゲイリー・ムーア、フィル・コリンズ、エリック・クラプトンなど複数のメジャー系アーチストの
アルバムに400枚近くベーシストとして名を連ね、一般的にロックファンに名前が知られたのは

There and Back/Jeff Beck
Wolf/Trevor Rabin
帰ってきたフライングアロー/MSG


上記3作品にサイモン・フィリップスと参加し(その筋のロックファンからはモ・フォスター&
サイモン・フィリップス三部作と言われることもある)Mo Foster/Ray Russell/Simon Phillipsの
トリオ編成でRMSというバンドでも活躍していた人気セッション系ベーシストです。

このアルバムもRMSの三人が軸になっており、全曲モ・フォスターのオリジナルで
(2曲がレイ・ラッセル、サイモン・フィリップスとの共作)勿論ベースがリードを取る曲も
ありますが、全体的には良質のイージーリスニング系でモ・フォスターさんの優しい感じの
幻想的な音色がギュウギュウに詰まった極上フュージョンです。

又このアルバムはゲイリー・ムーアが2曲(The Light In Your Eyes & Pump Ⅱ)参加しており、
泣きのギターを聴かせているのもポイント高いです。
(PumpⅡというのはジェフ・ベックのThere and Backに収録されたThe Pumpの続編です)

Southern Reunion/Mo Foster - 1991.01.15 Tue









[sales data]
1991
[producer]
Mo Foster
[member]
Mo Foster(b/key)
Gary Husband(ds/key)
Gary Moore(g)
Ray Warleigh(fl/piccolo)
Iain Ballamy(sax)
Stan Sulzman(sax)
Ray Russell(g)
Frank Ricotti(vibraphone/per)
Stuart Brookes(tp)
Greg Knowles(per)
Geoff Castle(key)
Julian Littman(mandolin)
Snail's-Pace Slim(slide g)
Karen Bates(voice)




最近、乱雑に重ねられて埃をうっすらかぶったCDを整理しようと背部分を表にして
並べて気づいたことなのですが、最近の購入は何故かANGEL AIRレーベルの作品が異常に多い。
イアン・ギラン・バンドを筆頭にはめられた感もありますが(笑)これも「好きな音楽が円になる」を
実証しているのかなと。

でこれもAngel Airの作品で「モ」さんのセカンドソロアルバムです。

Bel Assis同様ゲイリー・ムーア、レイ・ラッセルが参加してますが、サイモン・フィリプスの
代わりにゲイリー・ハズバンドが太鼓を叩いています。
(2007年にRMSのUKツアーが行われたのですが、サイモン・フィリップスがtotoの活動で
不参加のためゲイリー・ハズバンドが代役を務めたようです)

作風も前作同様ベースをゴリゴリ引き倒すアルバムではなくジャケットイメージのような
優しい音風景がひろがる内容です。

Bass Themes/Mo Foster - 2011.01.15 Sat









[sales data]
2011
[producer]
Mo Foster
[member]
Mo Foster(b)
Ray Russell(g)
Mark Isham(tp)
Tony Hymas(key)
Ralph Salmis(ds)




モ・フォスターさんのお仲間レイ・ラッセル/マーク・アイシャム/トニー・ハイマスの名前は
いつものようにクレジットされていますが珍しくサイモン・フィリップスの名前が見当たりません。

1983年~2009年までに録りためたデモ音源集です(ソロ通算6枚目)
(デモのため1曲1曲が短く30曲も収録されています)

タイトルにあるように一応ベースが歌メロをとるような楽曲が多く技巧物ではなく
あくまで作曲者としてのメロディセンスをメインにしたイージーリスニング系です。

(PS)
私このアルバムをamazonさんで新品購入したのですがお値段たったの581円・・・
何か変だなとは思ったのですが、どうやら発売の価格表示を誤っていたようで
私が購入後担当者が気づいたらしく正常価格に修正されていました。
買い手のないマイナーな作品ってこういう手違いがあるんですね(笑)

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