2017-09

That's The Way God Planned It(神の掟)/Billy Preston - 1969.08.22 Fri









[sales data]
1969/8/22
[producer]
George Harrison
Wayne Shuler
[member]
Billy Preston(vo/p/org/etc)
George Harrison(g/moog/sitar)
Eric Clapton(g)
Keith Richards(b)
Ginger Baker(ds)
Doris Troy(bvo)
Madeline Bell(bvo)
John Barham(string arrangements)




1970年代のブリティッシュロックが好きな方に

「ロック系のミュージシャンの中で好きな鍵盤奏者は?」という質問をすると

ビリー・プレストン」「ニッキー・ホプキンス」「マックス・ミドルトン」をあげる人が
多いのではないかと勝手に思っています。
70年代の名盤といわれる類のアルバムセッションに多数参加しているので
「何か音が跳ねてるな」と思ってクレジットで鍵盤奏者を確認すると大体
上記の3人であることが多いです(笑)

その一人「ビリー・プレストンさんって誰?」という方、あのビートルズのルーフトップ・コンサートで
エレピを弾いてる小さいアフロの人です。



10歳頃から教会でゴスペルのオルガン奏者としてキャリアをスタートし
16歳の頃にはリトル・リチャードやレイ・チャールズ、サム・クック、キング・カーティスといった
大物ミュージシャンのバックバンドのメンバーとして活躍していたところ
ジョージ・ハリスンの目に止まり、ビートルズのゲット・バック・セッションに参加。

この頃のビートルズのメンバー間はギスギスしたもので口論も絶えなかったのですが
プレストンが加わるとスタジオの雰囲気が和らいだものになったということです。

リンゴ・スター談
「あの時ビリーが来てくれて助かったよ」

余談ですがシングル「ゲット・バック」にはThe Beatles with Billy Prestonと
ビートルズのレコードで唯一公式クレジットを得るという光栄を授かったアーチストです。

billy amd beatles

1969年に当時所属していた「キャピトル・レコード」から「アップル・レコード」への移籍に際し
ジョージ・ハリスンはキャピトルに移籍金を支払ってまでビリーを獲得するという
熱の入れようで(そのことを恩義に感じてかプレストンはハリソンのソロアルバムの殆どに参加)
この年の4月~7月にかけてアップルスタジオでレコーディングを行います。
(ほぼ並行して「アビイ・ロード・セッション」にも参加)

LET IT BE~アビイ・ロードの制作時期と同時並行だったためその関連性が話題になる
1枚なんだそうですが、ゴスペルを基調としたR&Bな楽曲に明らかにビートルズ調のメロディが
散りばめられているのが興味深いですね。

しかしバックを努めるジョージ・ハリスン、クラプトン、キース・リチャーズ、
ジンジャー・ベイカーという夢のような面子は後にも先にもないのではないでしょうか・・・

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Encouraging Words/Billy Preston - 1970.09.11 Fri









[sales data]
1970/9/11
[producer]
George Harrison
Billy Preston
[member]
Billy Preston(vo/org/p/etc)
George Harrison(g/moog/sitar)
Eric Clapton(g)
Delaney Bramlett(g/bavo)
Carl Radle(b)
Jim Gordon(ds)
Klaus Voormann(b)
Ringo Starr(ds)
Bobby Keys(sax)
Jim Price
(tp/trombone/horn arrangements)
The Edwin Hawkins Singers(bvo)
members of the Temptations'
tour band
members of Sam & Dave's
tour band




アップルからリリースされたソロ2枚目。

前作の「神の掟」はビートルズっぽい英国ロックな楽曲が多かったですが
本作はプレストンの本来の持ち味であるゴスペル、ソウル、R&B要素に加え
デラニー&ボニー、ディレク&ドミノス、テンプテーションズなど
スワンプな香りが漂う連中が参加し1曲目のRight Nowのもったりリズムから即KOです。



ジョージ・ハリズンの盗作問題でおなじみのMy Sweet Lordはハリスンよりも先行して
シングルでリリースされました。

my sweet road my_sweet_lord.jpg

この後、ビートルズ解散の余波を受けて、アップルの財政立直しのためアラン・クラインに
プレストンは追い出されるようにA&Mに移籍してR&Bな歌手としてメジャーになるのですが、
私的には音が垢抜けてプレストンの自然体のグルーヴ感が薄まってしまったように感じ
大変不満です(プンプン)

Live European Tour 1973/Billy Preston - 1974.04.03 Wed









[sales data]
1974/4/3
[producer]
Billy Preston
[member]
Billy Preston(vo/key)
Mick Taylor(g)
Hubert Heard(key)
Kenneth Lupper(key)
Manuel Kellough(ds/per)




ジャケットを見るとアフロが随分大きくなりました(笑)

このアルバムはとても面白いです。

stones 1973

ストーンズ在籍時のミック・テイラー最後のツアーとなった
The Rolling Stones 1973 European Tour(山羊の頭のスープ発売時の欧州ツアー)に
初めて参加したビリー・プレストンのオープニング・アクトをそのままレコーディングしたものです。

演奏は自身の3人キーボードバンドのThe God Squadに加えなんとミック・テイラーが参加していて
(ミック・テイラーのこういう気さくなところがとてもいいですね)前座とは思えぬ熱演に
会場大盛り上がりで、このあとにストーンズ絶頂期本ライヴが控えているとは何と贅沢な・・・
(本番は既にヘトヘトだったのではないかと(笑)



この1973年のストーンズのツアー音源はブートではラジオ音源(NASTY MUSIC)などが
流失していますが是非公式でリリースして欲しい所です。

stones nasty music 1973

尚1975~1976年頃のツアー映像を見るとストーンズのセットリスト中間にビリー・プレストンの
ソロコーナーが移動し(ストーンズをバックに演奏)前座から二つ目に昇格しています(笑)



The Kids and Me/Billy Preston - 1974.05.05 Sun









[sales data]
1974/5/5
[producer]
Billy Preston
[member]
Billy Preston(vo/p/key)
Tony Maiden(g)
Joe Walsh(g)
Bobby Watson(b)
Albert Perkins(banjo)
Kenneth Luper(key)
Hubert Heard(key)
Manuel Kellough(ds)




The Rolling Stones 1973 European Tour(山羊の頭のスープ発売時の欧州ツアー)に参加し
上昇気流のビリー・プレストンがその勢いのまま自身の3人キーボードバンドThe God Squadに
ルーファスのトニー・メイデンやジョー・ウォルシュを迎えてのアルバム。

ビリー・プレストンはこのA&M時代が彼の絶頂期だったそうで、今回初めて知ったのですが
収録曲の「美し過ぎて」は彼の作品だったんですね。
外面的にはファンキーミュージックの権化みたいなイメージですが、その実バラードの
作曲センスは秀逸だったんですね。



「美し過ぎて」は長年ジョー・コッカーの持ち歌と勘違いしていたので更に調べてみると
ジョー・コッカーのバージョンの同曲のピアノは何とニッキー・ホプキンスが
弾いているのがマニアならニヤッっとするところですね。



ご紹介の映像ではプレストンもジョー・コッカーも真っ青のパティ・ラベルの怪物ぶりが見物です(笑)

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