2018-07

The Revolutionary Piano of Nicky Hopkins/Nicky Hopkins - 1966.01.15 Sat









[sales data]
1966
[producer]
Shel Talmy
[member]
Nicky Hopkins(p)
The Mike Sammes
Singers & Orchestra




70年代、多くのギターヒーローが誕生した裏でブラックなファンキーミュージックの
引き立て役(鍵盤)のキーパーソンの一人、ニッキー・ホプキンス。

最初にニッキー・ホプキンスを意識したのはジェフ・ベック・グループ、その後は
ローリング・ストーンズのアルバムでしょうか。
個人的にニッキー・ホプキンスを強烈に意識したのはSTEVE MILLER BANDの
YOUR SAVING GRACEを聴いた時でした。



このアルバムがリリースされた1969年頃はジェフ・ベック・グループのベック・オラ、
ストーンズのLet It Bleedで名演を聴かせるなど油が乗ってきた時期ですが、
ニッキー・ホプキンスを更にステップアップさせたのは渡米後に参加した
ジェファーソン・エアプレインやSTEVE MILLER BAND、QUICKSILVER MESSENGER SERVICなど
シスコのフラワー&サイケなサウンドだったのですよね。

実はYOUR SAVING GRACEにニッキー・ホプキンスが参加しているのを全く知らなかったので
クレジットで名前を発見した時はとても驚きました。

とそんな感じで俄かにニッキー・ホプキンスブームが訪れ、参加アルバムを探しては
聴き漁った時期があったのですが、どうも腑に落ちないのがこのソロアルバムの出来です。

やはり興味のあるアーチストのソロアルバムは是非、聴いておきたいと思い取り寄せた
このデビューアルバムなのですが・・・

この頃キンクスのプロデュースをしていたシェル・タルミーがキンクスのバックで
演奏していたニッキー・ホプキンスに目をつけたのはいいのですが・・・
なんというか、1曲目って「渡る世間は鬼ばかり」のテーマ曲?と思わせるような
全体的にTVドラマのサントラ風のピアノと安っぽいオーケストラとコーラス編成で
ニッキー・ホプキンスの弾けるピアノが全く活きない妙チクリンなアレンジが耳障りで
本人もレコード会社の悪乗り企画にのせられ嫌々演奏したみたいなコメントを出しているので
消し去りたい汚点と考えているようです。

まぁ年に数枚こういう事故作品にも出会うわけですが、ニッキー・ホプキンスが好きなら
この作品はなかった事にして聴かない方がよろしいかと(苦笑)

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Soul Sounds/Soul Survival(feat Nicky Hopkins) - 1967.01.15 Sun









[sales data]
1967
[producer]
Derek Lawrence
[member]
Carlo Little(ds)
Chas Hodges(b)
Nicky Hopkins(org)
Dave Wendells(g)
Chris Lamb(tp)
Brian O'Shay(trombone)
Bob Mather(sax)
Dick Errington(sax)




ニッキー・ホプッキンスが参加しているとのことで購入してみましたが、
Swinging Londonを代表するモッズインストソウルの定番作品だそうです。

デレク・ローレンス(初期ディープ・パープルのプロデュースをつとめた後
Wwishbone Ashを育て上げたプロデュサー)が当時の売れっ子スタジオミュージシャンを集め
ブッカーT&MG'Sスタイルを真似た内容ですが、若さゆえそんなに奥深いソウルではありません。

ソウル(魂)そっちのけで上っ面をなぞってswingする演奏はそれはそれで60年代後期の
ブリティッシュロック的な一つのスタイルとして聴けるのが面白いです。

sock it to you one more time/The Senate - 1967.01.15 Sun









[sales data]
1967
[producer]
Derek Lawrence
Dave Parmor
[member]
Bob Mather(sax)
Alex Jackson(vo/g)
Max David(vo)
Tony Mumms(tp)
Mike Fraser(b)
Robbie Maclntosh(ds)




Soul SurvivalのSoul Soundsと同じくモッズ系ソウルの定番作品。

プロデューサーのデレク・ローレンスつながりで2in1のCDもあるようですが、
こちらは歌物入りライヴ盤です。
クレジット明記はないのですがオルガンはニッキー・ホプキンスなのかな?

Jamming with Edward - 1969.05.15 Thu









[sales data]
1972/1/7
[producer]
Glyn Johns
[member]
Ry Cooder(g)
Mick Jagger(vo/harmonica)
Charlie Watts(ds)
Nicky Hopkins(key/p)
Bill Wyman(b)




ニッキー・ホプキンスとライ・クーダーファンはマストアイテムです。

let it bleed


タイトルにあるエドワードとはニッキー・ホプキンスの愛称でストーンズの「Let It Bleed」の
セッション時、キース・リチャードがライ・クーダーと意見衝突して帰ってしまったため
残ったミック・ジャガー、ビル・ワイマン、チャーリー・ワッツ、ライ・クーダー、
ニッキー・ホプキンスの5人で行われたジャムセッション(1969年5月頃)

録音当時はレコード化する予定はなかったようですが、ファンの要望で
ストーンズ・レーベルからリリースされました。

上記通り商品化するためのものではないので、演奏はラフで音質もそんなに良くありませんが
ホプキンスの「ファンキーピアノ」とライ・クーダーの「スライドギター」は十分楽しめますし、
このライ・クーダーのスライドギターが後のキース・リチャードのギタープレイに
多大な影響を与えていることが分かります。

ストーンズファンにはストーンズの曲ではない音合わせ的な曲が収録されているため
「Let It Bleed」のOuttakesというよりも、マニア向けとされているようですが
むしろライ・クーダーとニッキー・ホプキンスの連名アルバムにストーンズのメンバーが
参加しているという逆転の発想で聴くとバランスが良いかもしれません。
(ジャケットはニッキー・ホプキンス画)


Sweet Thursday(feat Nicky Hopkins & Jon Mark) - 1969.08.15 Fri









[sales data]
1969/8
[producer]
Hugh Murphy
[member]
Nicky Hopkins(key)
Alun Davies(vo/g)
Jon Mark(vo/g)
Harvey Burns(per)
Brian Odgers(b)

sweet thursday


バンド名はジョン・スタインベックの同名小説から取ったという説が有力です。
(小説の舞台がロックフェスでヒッピーの聖地となったモンタレーのため
ニッキー・ホプキンスが命名したのではないかと)



1969年のJEFF BECK GROUPでの全米ツアー中、シスコサウンドの虜となり
クイックシルバー・メッセンジャー・サービスの正式メンバーになり
前後してスティーヴ・ミラー・バンドのレコーディングに参加しウッドストックでは
ジェファーソン・エアプレインのメンバーと共演、その他ロイ・ハーパー、ファミリー、
ストローブス、ドノバンなど10枚前後のアルバムセッションに参加したりと
超多忙な時期にロンドンに一時帰国して制作されたアルバムです。
(レコード会社(テトラグラマトン)が倒産したため日本でリリースされたのは
版権がCBSに移った1973年だったようです)

上記のように人気セッションマンとして各方面から引張り蛸のホプキンスの状態から考えて
バンドの継続的な活動を見越したバンドではないと思いますが、
(そのそもこのアルバムに1曲も提供していません)



このアルバムはミック・ジャガーと共同で初期のマリアンヌ・フェイスフルをプロデュースしたり
翌年CITY POPなマーク=アーモンドを結成するジョン・マークの色が強いフォークロックで
ホプキンスの好きなシスコサウンドとは異なりグルーヴ感が少ないため
ホプキンスの弾けるピアノがあまり活きていないのが残念。
(そんな中Side Of the Roadのピアノだけは弾けてます)

Shady Grove/Quicksilver Messenger Service - 1969.12.15 Mon









[sales data]
1969/12
[producer]
Unknown
[member]
John Cipollina(g/vo)
Nicky Hopkins(key/org/etc)
David Freiberg(b/vo/etc)
Greg Elmore(ds/per)




its a beautiful day

このアルバムジャケット画家はIt's a Beautiful Dayと同一人物のGlobe Propaganda
という方によるものだそうです。

いわゆるシングルヒット曲がないので日本での知名度は低いですが、グレイトフル・デッドや
ジェファーソン・エアプレインなどと同じくサンフランシスコのサイケデリック・ロックの
人気バンド。

QSMの中心人物、ディヴィッド・フライバーグは1964年頃ポール・カントナーとデュオを組み、
デヴィッド・クロスビー、ジェリー・ガルシア、ロバート・ハンターらとフォークを演奏していましたが
ビートルズの登場でバンドメンバーはそれぞれポール・カントナー(>ジェファーソン・エアプレイン)
クロスビーはロジャー・マッギンというパートナーを見つけてザ・バーズ結成、
ガルシアはグレイトフル・デッドを始動させます。

QSMもフラワー・パワー、ヒッピー・カルチャーや社会背景(公民権運動、反戦運動)から、
1966年以降顕著化したサンフランシスコのロック・ムーブメントで最初期から代表格でしたが
フライバーグがマリファナ所持で二度収監されるなど麻薬違反からメンバーを欠く不安定な状態で
それにまつわるマナーの悪さを問題視されたため、大手レーベルとの契約は遅く(1969年)
当時暗喩的にドラッグを扱った曲が相次いで放送禁止処分になるなど、契約したキャピトル・レコードに
とってもリスクの大きい問題児だったようです。

そんなシスコ臭がプンプンする危ないQSMに興味津々だったのがジェフ・ベック・グループの
全米ツアー中にシスコ音楽の虜になったニッキー・ホプキンス
です。
(ジェフ・ベック・グループはウッドストック出演予定でしたが、直前にホプキンスが
脱退してしまったため出演をキャンセルし、ホプキンスはしっかり
ジェファーソン・エアプレインのメンバーとしてウッドストックに出演)



さすがに加入して日が浅いので客演扱いだろうと思ってましたがオープニングから
ホプキンスのピアノが全開です。

ストーンズのLet It Bleedのセッション中に生まれたEdward以外の他の楽曲提供は
ニック・グラヴィナイツなどでホプキンスは他の収録曲の作曲に全くタッチしてないのに、
クイック・シルバーの初期から聴いて来た方にはガラっと英国風味が加わったサウンドに
戸惑ったと思いますが、ホプキンスが好きな人にはたまらない音香満載です。

私はホプキンスの弾けるイケイケピアノをポッポコーンピアノと命名したいと思います(笑)

Just For Love/Quicksilver Messenger Service - 1970.01.15 Thu









[sales data]
1970
[producer]
unknown
[member]
Dino Valenti(vo/g/congas/fl)
Gary Duncan(vo/g/maracas)
David Freiberg(b/vo/etc)
John Cipollina(g/vo)
Nicky Hopkins(key/org/etc)
Greg Elmore(ds/per)




バンドのオリジナルメンバーで麻薬問題で収監され2ndアルバム発売以降
バンドを離れていたディノ・ヴァレンティとゲイリー・ダンカンが復帰して
6人編成となったQSM。



特にフラワー・ムーブメントの賛歌の一つ「ゲット・トゥゲザー」(ヤングブラッズ)の作者
ディノ・ヴァレンティの復帰は大きく、バンドの弱点だった楽曲制作者不在は解消されますが
皮肉にもバンドに不和が生じてしまいます。



方向性が定まらなかったQSMが活路を見出しバンドを全国区の人気に高めたのは
ライヴ演奏だったのですが(セカンド・アルバム「Happy Trails」(ライブ盤)で人気に引火)
本作のスタジオ録音に集中するためライヴ本数を制限し
ハワイ州・オアフ島ハレイワのスタジオに篭り、ディノ・ヴァレンティの作る耽美的メロウな曲や
ラテン・ロック等のアプローチといったAOR的な要素満載の良作だったのですが、
AORブームが到来するには時期尚早で「ライヴバンド」という看板のQSMとしては
やや物足りない(大人しい)内容となってしまいました。



本アルバムでは見せ場の少なくなってしまったホプキンスは次作「What About Me」制作途中で脱退、
再びドラッグ所持で逮捕されたフライバーグはカントナー、グレイス・スリックらの
末期ジェファーソン・エアプレーンに合流。

 

残ったメンバーはディノ・ヴァレンティを中心に活動を継続しますが、1973年頃に
活動を停止、1975年に一度最盛期のメンバーで再結成アルバムを制作、ライヴも行いますが
反応が薄く、その後1980年代に入りグレイトフル・デッドの復活とともに
サン・フランシスコの音楽が活気づくとゲイリー・ダンカンがグループを復活させ
ゲイリー・ダンカン・クイックシルヴァーの名の下にサンフランシスコの
ローカル・シーンで活動を再開させているとのことです。

Lord Sutch & Heavy Friends - 1970.02.15 Sun









[sales data]
1970/2
[producer]
Jimmy Page
Lord Sutch Production
[member]
Lord Sutch(vo)
Jimmy Page(g)
Jeff Beck(g)
John Bonham(ds)
Nicky Hopkins(p/key)
Kent Henry(g)
Noel Redding(b)
Rick Brown(b)
Deniel Edwards(g/b)
Martin Kohl(b)
Carlo Little(ds)
Bob Metke(ds)




英国の深い霧の中の音楽をまさぐっている時にひっかかったアルバムです。



主役のロード・サッチさんの事は何も知りませんので調べてみると
1960年代前半にスクリーミング・ロード・サッチ & ザ・サヴェイジズを結成し
ホラー映画タイトルのようなシングル曲を量産し
(ジャック・ザ・リッパー,ドラキュラ・ドーターズなど)
軽快なロックン・ロールを歌い、音楽スタイル激変の60年代では何の捻りもない
サウンドの評価は低かったものの、サッチさん本人はそんなことは全く意に介さず
「ロックンロールを唄う芸人」としてステージを重視し、演劇感覚の寸劇(ストリップなど)を
交えた魅せるライヴの人気が高く、ビートルズデビュー以前イギリスで最も稼いだ
ライヴバンドだったようです。

ライヴはこんな感じ



そしてそのライヴをサポート演奏するバンドメンバーの選出能力に長け、
サヴェイジズの一員としてライヴメンバーに名を連ねたことがあるのは
リッチー・ブラックモア、ジミー・ペイジ、ジェフ・ベック、マシュー・フィッシャー、
ノエル・レディング、
ニッキー・ホプキンスはこのバンドがプロキャリアのスタートだったようです。
又リッチー・ブラックモアはサッチからステージングやプロ意識を叩き込まれたと
語っています。

そして1970年になって有名になった子分どもを集めて一儲けしようとした
セッションアルバムがこれです(笑)
まぁお世辞にも味のあるボーカルとは言えず、英国ミュージシャンの懐の深さというか
昔世話になったのでパッとしない兄さんのために人肌脱ぐかという観点で聴くと
ちょっと感動。

このスタジオアルバムには参加していませんが、同名義の1971年のライブアルバム
「ハンズ・オブ・ジャック・ザ・リッパー」にはリッチー・ブラックモア、
ノエル・レディング、キース・ムーンが参加しています。



さて何故B級ミュージシャンのサッチさんがこれだけ多くの大物ミュージシャンに
慕われていたかというと、サッチさんにはもう一つ政治家としての顔があり
(自身の政党を結成して90年代後半まで国会議員に立候補し続けるも全て落選)
ユニークな政治活動をしており(地方ラジオ局開設の規制緩和など)
最初は芸人のパフォーマンス的な活動と思われていましたが、サッチさんは音楽活動は
政治活動の一環と考えていたようで、そんな馬鹿馬鹿しくも真面目な主義主張が愛され
共感を集めたものと思われます。

そんなサッチさんも晩年自ら命を絶ち(1999/6/16)英国の多くの国民が彼の死を悲しんだとのことです。
ご紹介しきれない多数の面白エピソードがあるので興味のある方はwikiをご参笑ください。

Jerry Williams(with Nicky Hopkins) - 1972.01.15 Sat









[sales data]
1972
[producer]
David Briggs
[member]
Jerry Williams(vo/g)
Nicky Hopkins(p)
Cornell Dupree(g)
Nils Lofgren(g)
Bob Gordon(b)
Chuck Rainey(b)
Gordon Edwards(b)
Bernard Purdie(ds)
Bob Berberich(ds)
Bobbye Hall(per)




本ブログでは小まめに名前を出してきましたが、名前を聞いても「?」な人が多いと思いますので
ライナーからこの方の経歴をまとめておきます。

1965年16歳の時に21歳と偽ってリトル・リチャードのバンドでリズム・ギタリストとして
プロ活動を開始。
この時バンド・メンバーだったジミヘンにギターの手ほどきを受けていたそうです。
その後ハイ・マウンテン・ホーダウンで活動しマイナーながらスワンプ・ロック界で名を馳せます。
ウィリアムスさんの歌声は汗臭い南部のイメージにしてはハイ・トーンで線が細いのが特徴です。



本アルバムの収録5曲がカバー曲ですが、全て自分の楽曲のように歌いあげてしまっているのが
凄いところです。



本作の肝は丁度JEFF BECK GROUPの米ツアー中にサンフランシスコのフラワーな香りに魅了されて
脱退したニッキー・ホプキンスの参加で、連名でもいいんじゃないかと思うほど
ファンキーなピアノがウィリアムスのボーカルを引き立てています。
(意外なところではコーネル・デュプリーやチャック・レイニー、バーナード・バーディなども参加)

このアルバムでのウィリアムスとホプキンスの愛称の良さを買ってプロデューサーのデヴィッド・ブリッグスは
ホプキンスのソロアルバムの制作に乗り出します。

nicky hopkins

その後ウィリアムスさんはデイヴ・メイスンの「黄金の蝶」に楽曲を提供するなど
徐々にSONGWRITINGの才能を開花させていくのですが、その実力が世間に正当に評価されたのは
クラプトンへの楽曲の提供でした。

dave.jpg

ミュージシャンとしてはなかなかメジャーになる機会に恵まれませんでしたが
クラプトンのおかげで富と名声を得られて良かったですね。

clapton1.jpg claptons_20171112095831be9.jpg

とまぁ上記のような経歴の方でスワンプロックの歴史を調べていくと面白いように興味ある作品が
彼と関連していることを発見します。
最近どうしているのかなと思って調べてみたら2005年12月25日闘病生活の末お亡くなりになっていました。
(享年57歳)合掌。

The Tin Man Was a Dreamer(夢みる人)/Nicky Hopkins - 1973.04.23 Mon









[sales data]
1973/4/23
[producer]
Nicky Hopkins
David Briggs
[member]
Nicky Hopkins(vo/p/org)
Klaus Voormann(b)
Ray Cooper(congas/per)
Prairie Prince(ds)
Jerry Lynn Williams(vo)
George O'Hara(=George Harrison)
Mick Taylor(g)
Bobby Keys(sax)
Chris Rea(g)
Mike Egan(g)
Chris Spedding(g)
Jim Horn (sax)
Jim Price(tp)
Del Newman
(string and brass arrangements)




ソロデビューアルバムのThe Revolutionary Piano of Nicky Hopkinsが日本で発売されたのは
かなり後だったので長年これが唯一、ニッキー・ホプキンス名義で楽しめるソロアルバムだったようです。
(3rdのNo More Changes(副題「ロック魂を永遠に」は未CD化)

nh.jpg

1972年のストーンズのツアー参加後にリリースされたソロ2ndで
ジョージ・ハリスン、ミック・テイラー、クリス・スペディングなどが参加。
特に注目なのはジェリー・ウィリアムスの参加で(共作がなんと4曲も)

Jerry Williams

今ではスワンプな世界では有名ですが、HIGH MOUNTAIN HOEDOWNや
ソロアルバムに参加したホプキンスは当時無名のウィリアムスの作曲能力を高く買っており、
後にデイヴ・メイスンやクラプトンに曲を提供するまでに才能を開花させます。

このアルバムを聴いて改めて思ったのはニッキー・ホプキンスに期待すべきはsongwritingではなく
完成間近の他人のサウンドに適材適所に音を置くこと(足すこと)に物凄い能力があるのではないかと。
例えば出来が70%ぐらいの楽曲にホプキンスの弾ける鍵盤が入ると100%に数値が急上昇する
サウンドマジックを感じます。



このCDのライナーを読むまで知らなかったのですが、ニッキー・ホプキンスは
クローン病のため長いツアーは困難だったためスタジオワークに比重を置かざるをえないという
ハンデがあったようですが、よくまぁ病弱な身で好き好んでヒッピーの巣窟のシスコなんかに
行ってたなと(笑)

nh1.jpg nh2.jpg nh3.jpg

ホプキンスさんは80年代から表立った活動をやめ、ロスに居を構え映画音楽に仕事に携わり
90年代には日本のTVドラマ(フジテレビ系)「逃亡者」「パ★テ★オ」「並木家の人々」の
サントラを手がけニッキー・ホプキンス名義でリリースされていますが
翌1994年9月6日に死去されています。
(合掌)

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