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2020-07

Live at The Fillmore '68/Santana - 1968.12.19 Thu









[sales data]
1997/3/11
[producer]
Bob Irwin
David Rubinson
[member]
Carlos Santana(vo.g)
Gregg Rolie(org/p)
David Brown(b)
Bob "Doc" Livingstone(ds)
Marcus Malone(congas)



サンタナさんは10歳から12歳の頃、メキシコから家族と米に違法入国したようで
その国境超えの手助けをした米人に性的虐待を受けたという話も残っています。
(1965年に米国に帰化)

サンフランシスコに移住し、食堂の皿洗いと路上ライブで日銭を稼ぐような境遇の
サンタナにビッグチャンスが訪れたのは1966年。

ある日曜の昼にポール・バターフィールドが出演する予定のフィルモア・ウエストに
客として出かけたところ、ポールの体調が優れず出演がキャンセルになってしまった穴埋めに
ビル・グラハムがグレイトフル・デッドやジェファーソン・エアプレインなどの
コネクションを通じてミュージシャンを集めて即席バンドを結成させ、その場にいた
サンタナも急遽そのセッションに加わることとなり、この時にビル・グラハムの目にとまり
音楽活動を本格化するためシスコのストリートミュージシャン(グレッグ・ローリーなど)と
「サンタナ・ブルース・バンド」結成し、フィルモアの常連となり
サンタナがその名を世界に轟かせるウッドストック出演の8ヶ月前の1968年12月(19,20,21&22)に
フィルモア・ウエストで行ったライヴ。

既にこの頃、サンタナさんの得意技であるロング・サスティーンも登場しますが
小慣れた感じはなく、新人らしく、やや堅く初々しい演奏です。

当時、サンタナが持ち込んだラテン要素を含んだブルースロックは珍しかったと思いますが
(不思議なことにこの頃のシスコに蔓延していたサイケなサウンド要素が全くない)
長いサンタナの音楽キャリアを振り返るとサンタナの個のスタイルがこのデビュー前から
かなり固まっていたことが伺えます。



尚、サンタナの初レコーディングは3か月前の9月にフィルモア・ウエストで行われた
アル・クーパーのライヴに参加した時の音源で「フィルモアの奇蹟」に収録されています。

al cooper
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1st/Santana - 1969.08.15 Fri









[sales data]
1969/8
[producer]
Santana
Brent Dangerfield
[member]
Carlos Santana(g)
Gregg Rolie(vo/hammond/p)
David Brown(b)
Michael Shrieve(ds)
Michael Carabello(congas/per)
José "Chepito" Areas
(timbales/congas/per)



ウッドストックでその名を世界中に轟かせたサンタナのデビュー盤。



今でこそサルサ、サンバリズムのラテン音楽は日常的に耳にすることができますが、
当時のロックはブルースの発展系だったので、もちろんサンタナも根本にはブルースフィーリングが
ありますが、ラテン系とロックの融合という新しいスタイルは画期的だったと思います。

新人らしからぬサンタナのギターも聴きものですがのちにジャーニーを結成する
グレッグ・ローリーのハモンドもいい味出していてデビュー盤とは思えない完成度です。
ハモンドが脚光を浴びた70年代にジミヘンが生きていれば同じようにラリー・ヤングと
いい感じのアルバムがリリースされたと思うんですよね・・・

個人的なことですが何故かサンタナのギターは私の琴線に響かないというか
一通りアルバムは聴き通しましたが、ギタリストとして探求したいという欲求がわかないのですが、
それは不慣れなラテン系のリズムにあるのかそれともフレーズなのか自問自答の日々・・・

Abraxas(天の守護神)/Santana - 1970.09.15 Tue









[sales data]
1970/9
[producer]
Fred Catero
Carlos Santana
[member]
Carlos Santana(g)
Gregg Rolie(vo/key)
David Brown (b)
Michael Shrieve(ds)
José "Chepito" Areas
(per/conga/timbales)
Michael Carabello(per/conga)
Rico Reyes(bvo)
Alberto Gianquinto(p)
Steven Saphore(tabla)
Mati Klarwein(illustrations)




どことなくマイルス・デイヴィスのビッチェズ・ブリューやライヴ・イヴルのジャケットタッチに
似ていると思ったらアブドゥル・マティ・クラーワインさんという同じ画家さん作でした。

bitches brew

衝撃的なデビューを飾ったアーチストのその後の成否の分岐点はセカンドアルバムの
出来次第という気がしないのでもないのですが、今やサンタナのオリジナル曲と
勘違いされるまでになったフリートウッド・マックのカバー曲「Black Magic Woman」が大ヒットし
サンタナの知名度が世界的に一気に高まった作品。
(ファーストアルバムの質も高かったですが、さらにその格段上を行く内容です)

ボーカル曲とインスト曲がほぼ半々でアルバムの流れが非常に練られていて、
(サンタナなギターを際立たせるグレッグ・ローリーのハモンドが極上です)
特にブラック・マジック・ウーマン~ジプシー・クイーンのようにロック、ブルースとラテンが
非常に巧くブレンドされていて、一部マニアが好むブルースを一般の音楽ファンの多くが
ブルースと意識せず聴き易くした功績は大です。

Santana Ⅲ/Santana - 1971.09.15 Wed









[sales data]
1971/9
[producer]
Santana Musicians
[member]
Gregg Rolie(vo/key/p)
Carlos Santana(vo/g)
Neal Schon(g)
David Brown(b)
Michael Shrieve(ds/per)
José "Chepito" Areas(per/conga/ds)
Mike Carabello(per/conga/ds)
*****
Rico Reyes(per/vo)
Thomas "Coke" Escovedo(per/vo)
Luis Gasca(tp)
Mario Ochoa(p)
Tower of Power(horn)
Linda Tillery(bvo)
Greg Errico(tambourine)



グレッグ・ローリー談
「バンドのユニークな可能性を表していると思うんだけど、創った音楽をピタリと
言い表す名前がないんだ。「ワールドビート」「ラテンロック」という名前も考えたけど
サンタナの音楽はあまりも異なった材料を持ち寄ってこしらえたものだから名前のつけようが
ないんだよね。だからこそ誰もサンタナのようなプレイはできなかったんだ。」

現在は「ラテンロック」のカテゴリに収まっているようですが、グレッグが語っているように
ラテンと英米ロックのミックス、ジャズ、ブルース、R&B、ファンク、アフロ、キューバン、
ブラジリアン、スパニッシュ、メキシカンを併せ持ったワールドチャンプルーなサウンドです。

サンタナはバンド活動で常にツインギター体制に興味を持っていたところグレッグ・ローリーの
紹介でニール・ショーンが加入。
当時は「17歳の天才少年現る!」と大変話題になったのだそうです。

NEIL_20190915165012334.jpg

ニール・ショーンが加わりツインリード体制となった第一次黄金時代は盤石かと思いきや
実はこの頃既にバンド内に分裂の動きがあり

サンタナ談
「バンドの中に方向性の違いという意味での分裂は芽生え始めていたよ。
それはこれまで蜂蜜だと信じていたものが酢に変わってしまったという感じかな。
だんだん気持ちが離れ始めていた。グレッグとニール・ショーンはすでに新バンド(ジャーニー)を
結成する方向に目を向けていたしね。思うにリズムだのラテンだのアフリカンだのは十分やったから、
違う種類の自分たちのロックンロールをやりたくなったんじゃないかな」

Caravanserai/Santana - 1971.10.11 Mon









[sales data]
1972/10/11
[producer]
Carlos Santana
Michael Shrieve
[member]
Carlos Santana(vo/g/per)
Neal Schon(g)
Gregg Rolie(org/el-p/p)
Douglas Rauch(b/g)
Douglas Rodrigues(g)
Wendy Haas(p)
Tom Rutley(b)
Michael Shrieve(vo/ds/per)
José "Chepito" Areas(per/congas/etc)
James Mingo Lewis(per/congas/etc)
Armando Peraza(per/bongos)
Hadley Caliman(sax/fl)
Rico Reyes(vo)
Lenny White(castanets)
Tom Coster(el-p)
Tom Harrell(orchestra arrangement)



サンタナがヒンドゥー教のシュリ・チンモイに傾倒し、宗教色が増すことを嫌った
デイヴ・ブラウン、マイケル・カラベロがアルバム制作前にグレッグ・ローリー、ニール・ショーンが
アルバム制作後に脱退してしまったためマイケル・シュリ―ヴとサンタナの二人が中心となり、
多数のゲストミュージシャンやオーケストラを使うなど新章に突入したサンタナ。

「肉体は溶けて宇宙に変わる
 宇宙は溶けて静寂の音に変わる
 音は溶けてまばゆい光りに変わる
 そして光りは無限の歓喜に抱かれる」
(from "形而上学的瞑想" by Pramahansa Yogananda)

確かに日常会話で普通に宇宙とか語るようになったら「こいつはやべえ奴」と
逃げ出したくなる気持ちも分からなくありませんがバンドメンバーが逃げ出すほど
宗教色は強くありませんが、精神的な探究心というか神秘的な雰囲気は
何かしらヒンドゥー教の教義に影響されたものであると思われます。

虫の音のSE音から始まる本作はラテンロックからインスト中心のフュージョン系に
シフトしており、シングルヒット狙いではなくアルバム全体で音楽を聴かせる目的で
制作されたコンセプトアルバム(ファンの間では多分、一番人気が高い作品です)

「えっ?ベースがいいね!」って、そうですこの作品からベースがダグ・ローチなんです。
(殆どの楽曲でダグのスラップベースが唸っています)

Doug Rauch

このアルバムのサンタナの良いところはギターを弾きすぎず、適切な場所に適切な音を
置いて行くというセンスの良さが光っており、ギターアルバムという以上に音表現が豊かで
「キャラバンサライ」というコンセプトイメージが伝わってくる作品ではないでしょうか。

Carlos Santana & Buddy Miles! Live! - 1972.01.01 Sat









[sales data]
1972/6/7
[producer]
Carlos Santana
Buddy Miles
[member]
Carlos Santana(/g/vo)
Buddy Miles(vo/ds/per/congas)
Neal Schon(g)
Bob Hogins(org/el-p)
Ron Johnson(b)
Greg Errico(ds)
Richard Clark(ds/per/congas)
Coke Escovedo(ds/per/timbales)
Mike Carabello(per/congas)
Mingo Lewis(per)
Victor Pantoja(per/congas)
Hadley Caliman(fl/sax)
Luis Gasca(tp)



サンタナがミュージシャンとしてエネルギッシュに一番創造的な活動していたのは
シュリ・チンモイのヒンドゥー教に入信した1972年でしょう。
(「キャラバンサライ」とマクラフリンとの「魂の兄弟たち」をリリース)

santana caravan santana_20190921133218c37.jpg

薬の影響か?この頃あまり主だった音楽活動をしていなかったバディ・マイルスと
サンタナが共演した理由はバディがジミヘンとマイルス・ディヴィスと共演した経歴に
着目したからだと思いますが、歌って叩ける逸材なのでサンタナバンドへの加入も
誘っていたかもしれませんね。

santana 3

1972年1月1日、ハワイで行われた「Sunshine '72" Festival」での
サンタナ&バディ・マイルスの共演ライヴ。

という触れ込みで長年流通していましたが、実際は後日スタジオで録り直した
疑似ライヴということが分かりました。
観客の不自然な拍手をオーバーダブしてわざわざ「ライヴ盤」としてリリースしている
理由がよく分かりませんが、可能ならオーバーダヴを削除して普通のスタジオ盤として
再リリースして欲しいですね(ついでに何らかの理由で没テイクになったと思われる
当日のライヴ音源とセットで)

サンタナバンドは元々パーカショニストを複数起用してリズムを厚くしているので
バディ・マイルスならではのバチさばきの特色はあまり出ていませんが、
(バディのボーカルは格好いい)疑似ライヴにもかかわらずこの頃のサンタナバンドの勢いは
そのまま収録されています。

Lotus(ロータスの伝説)/Santana - 1973.07.03 Tue









[sales data]
1974/5
[producer]
Carlos Santana
Richard Kermode
Michael Shrieve
Doug Rauch
Tom Coster
Armando PerazaJosé Areas
[member]
Carlos Santana(g/per/echoplex)
Leon Thomas(vo/maracas)
Tom Coster(hammond/el-p/org)
Richard Kermode(hammond/el-p)
Doug Rauch(b)
Armando Peraza
(congas/bongos/per)
José "Chepito" Areas
(timbales/congas/per)
Michael Shrieve(ds/per)



「キャラバンサライ」ツアーで実現した初来日公演。

santana j

UDO ロック・エクスプロージョン'73 スペシャル

6/27 福岡九電記念体育館
6/28 広島郵便貯金ホール
6/30 名古屋市公会堂
7/1 名古屋市公会堂
7/2 大阪厚生年金会館
7/3 大阪厚生年金会館
7/4 大阪厚生年金会館
7/5 京都会館第一ホール
7/6 日本武道館

santanaj4.jpg

7/7 日本武道館
7/10 北海道厚生年金会館
7/11 北海道厚生年金会館

santanaj2.jpg

アルバム「ウエルカム」制作メンバー(ツインキーボード8人編成)での来日で
本ライヴ盤は(1973年7月3日&4日(大阪厚生年金会館)を収録したものです。
ディープ・パープルの「Live In Japan」で世界的にブームになっていた武道館ライヴ
ではないことがちょっとしたこだわりです。

ジャケットデザインは横尾忠則氏が担当し、アナログ盤は22面という大がかりなもので、
2006年には世界最大LPジャケットとしてギネス記録にも認定されました。

lotus.jpg

演奏内容も充実していてとても良いですが、ダグ・ローチのベース音の処理が
ちょっと不満(もっと実際はスラップしているはず)

「Going Home」などの歪んだギターエフェクトや不気味なオルガンの使い方などの
演奏の雰囲気が凄くこの頃のマイルスバンドと似ています。

実はこの頃マイルスはマクラフリンと吊るんだサンタナを好んで聴いていて、
バンド加入の誘いをかけるも実現しませんでした。

サンタナ談
「オレのバンドでやらないか? マイルスからこんな申し出を受けたのは、忘れもしない1970年のことだった。
私はいたく感動したが、辞退するしか方法はなかった。 なぜなら、この私があの偉大なマイルスに
貢献できるとは、とうてい思えなかったからだ。 音楽的にも、私が一緒にやれるスペースはなかった。
当時のマイルス・バンドにはキース・ジャレットやジャック・デジヨネツトがいて、トータルな音楽性は
フリー志向で、私がやりたいこととくい違っていた。 もっとも、正直に告白すれば、あのときの私には
マイルスと対等にやっていけるだけの自信がなかったのだ。 」

そんなこともありマイルスの1975年の来日公演を収録したアガ・パンこと「アガルタ」「パンゲア」の2枚は
この「Lotus」の好セールスの影響もあって、二つ返事でアルバム化OKが出たとのことです。
(「アガルタ」は「Lotus」と同じく大阪公演を録音したものでで、ジャケットも横尾忠則さん)

miles_20190918124815ba9.jpg

[おまけ]
(日本の楽器店でのサンタナ&タグ・ローチ目撃談

尚、2013年に来日40周年記念としてサンタナ、初来日時のドキュメンタリー映像
サンタナの軌跡」上映会が開催されました



John McLaughlin & Carlos Santana Live Chicago 1973 - 1973.09.01 Sat









[live data]
1973/9/1?
[member]
John McLaughlin(g)
Carlos Santana(g)
Doug Rouch(b)
Billy Cobham(ds)
Larry Young(key)
Armando Peraza(per)

j_s.png


サンタナ&マクラフリンの「Love Devotion Surrender」(魂の兄弟たち)ツアー音源。

love_201909141847111eb.jpg

Bootlegのクレジットには1974年シカゴでのライヴと記されていますが、
1974年にシカゴでは公演を行っていませんので、場所がシカゴだと仮定すると
1973年9月1日、International Amphitheaterでのライヴだと思われます。
(元ネタはFM放送音源だと思われます)

santana4_20190919203343524.jpg

実は私はサンタナさんを見下していたところがあり、所詮「ブラック・マジック・ウーマン」や
「哀愁のヨーロッパ」的な歌メロな商業ギタリストだと思っていたのですが
このライヴでの演奏を聴いたらちょっと考えを変えなくてはいけなくなりました。

サンタナさんはこの頃「キャラバンサライ」で一区切りついたと思っていたのですが
ネクストステージの「Welcome」からの選曲「Flame Sky」のサンタナとマクラフリンの
炎のギターバトルは半端ないです。
このブート音源の良いところはリズム隊のコブハム&ローチの低音をよく拾っていて
激グルーヴが上質な状態で再現されており、マハビシュヌのブートもこのぐらいの音圧で
コブハムのドラミングが録音されていればもっと迫力があるのになと。

Welcome/Santana - 1973.11.09 Fri









[sales data]
1973/11/9
[producer]
Carlos Santana
Mike Shrieve
Tom Coster
[member]
Carlos Santana(vo/g/b/kalimba/per)
Tom Coster(org/hammond/el-p/etc)
Richard Kermode(hammond/mellotron/el-p/etc)
Douglas Rauch(b)
Michael Shrieve(ds)
José "Chepito" Areas
(per/congas/timbales)
Armando Peraza
(per/congas/bongos/cabasa)
Leon Thomas(vo/whistling)
*****
Alice Coltrane(p/org/etc)
Wendy Haas(vo)
Flora Purim(vo)
John McLaughlin(g)
Joe Farrell(fl)
Bob Yance(fl)
Mel Martin(fl)
Douglas Rodriguez(g)
Tony Smith(ds)
Jules Broussard(sax)
Greg Adams(strings arrangements)



マクラフリンとの「Love Devotion Surrender(魂の兄弟たち)」制作直後
メンバーを刷新しツインキーボード体制による8人編成の第二期サンタナバンドの第一弾。
(「Flame Sky」は「魂の兄弟たち」ツアーでも演奏していたので多分「魂の兄弟たち」の
アウトテイクに鍵盤の音を足したものだと思われます)



小ネタですがゲスト参加しているアリス・コルトレーンさんはジョン・コルトレーの未亡人で
インドの指導者サティヤ・サイ・ババの信者だそうで、宗教つながりでの参加でしょうか
翌年(1974)「啓示」という共演アルバムをリリースしています。



ドヴォルザークの「家路」をアレンジした「Going Home」は4か月前に行われた日本公演の
OPで演奏され、他に「君の瞳」「輝ける瞳」「聖なる光」「マントラ」が先行で披露されました。

全体的にラテンフレーバーの「情熱」を少々抑え、宗教的な「神秘性」を混合させ、
ジャズ要素も取り込んだ非常にリラックスして落ち着いた感じのアルバムです。

サウンド的には鍵盤楽器がメインでサンタナは殆どギターソロを弾いておらず
「サンタナは他人のレコ―デイングの横でお香を焚いていただけだ」と陰口叩くファンもいます(笑)

シングルヒット曲がないのでセールス的にはよくなかったようですが
「キャラバンサライ」~「魂の兄弟たち」~「ウエルカム」一連の流れには
歌メロギターの耳心地良い商業音楽縛りではないサンタナの自由な音アイディアというものが
楽しめると思います。

Illuminations(啓示)/Carlos Santana & Alice Coltrane - 1974.09.15 Sun









[sales data]
1974/9
[producer]
Alice Coltrane
Carlos Santana
Tom Coster
[member]
Alice Coltrane(p/harp/synthe)
Carlos Santana(g)
Dave Holland(b)
James Bond(b)
Jack DeJohnette(ds/per)
Tom Coster(el-p/hamond)
Jules Broussard(fl/sax)
Phil Brown(tanpura)
Armando Peraza(congas)
Phil Ford(tablas)
Murray Adler(vl/concert master)
Ron Folsom(vl)
Bill Henderson(vl)
Nathan Kaproff(vl)
Gordon Marron(vl)
Paul Shure(vl)
Charles Veal(vl)
Anne Goodman(cello)
Glenn Grab(cello)
Jackie Lustgarten(cello)
Fred Seykora(cello)
Marilyn Baker(viola)
Myer Bello(viola)
Rollice Dale(viola)
Alan Harshman(viola)
Myra Kestenbaum(viola)
David Schwartz(viola)



当時、東洋思想と精神世界にはまっていたサンタナとアリス・コルトレーン
(コルトレーンの奥さん)の共演盤。

santana_20190928134609332.jpg

アリスさんつながりとはいえ、ジャズ畑のデイヴ・ホランド&ジャック・ディジョネットという
マイルスのリズム隊とサンタナの組み合わせは興味深いですね。

ラテンロックの要素は皆無でアリスさんの精神世界にサンタナがつきあっているような
スピリチュアルジャズ?とでもいうものでしょうか、ストリングス中心の現代音楽風の曲もあり
サンタナの一連の作品の中では異色ですが、アリスさんのソロ作品としては普通?

マクラフリンとの共演、名盤「キャラバンサライ」など宗教色がつきまとっていた
サンタナですがこの作品で自分の中で一応区切りをつけたのか以降はこのような作品は
リリースしていません。

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