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2020-03

ドリス・トロイ/Doris Troy - 1970.01.15 Thu









[sales data]
1970
[producer]
Doris Troy
George Harrison
[member]
Doris Troy
George Harrison
[member]
Doris Troy(vo/p)
George Harrison(b)
Klaus Voormann(b)
Ringo Starr(ds)
Billy Preston(p/key)
Stephen Stills(g)
Peter Frampton(g)
Alan White(ds)
Eric Clapton(g)
Delaney Bramlett(per)
Bonnie Bramlett(per)
Leon Russell(bvo)
Bobby Whitlock(bvo)
Jim Gordon(bvo)
Rita Coolidge(bvo)
John Barham
(string and brass arrangements)




あまり馴染みのない女性シンガーかもしれませんので簡単なご紹介を。

ブロンクス生まれで少女時代からゴスペルグループで歌っており20代の頃ハーレムの
アポロシアターで案内係りをしていたところジェームス・ブラウンに見いだされ
1963年に「Just One Look」をリリースして大ヒット(全米10位)
(この曲はリンダ・ロンシュタットもカバーしてヒットしました)



1969年にアップルと契約し、豪華ゲストを呼んで本アルバムを制作しますが、
この頃デラニー&ボニーの英国ツアーに同行したクラプトンやジョージ・ハリスンなど
正にスワンプブーム真っ盛りなアーチストが多数参加しているためか?
アップルの色ではないですね。

自信もプロデュサーに名を連ねていますが、演奏に歌が乗り切れてなく
自然体で発散される豪快さが無理やり抑えられている気がして仕方ありません。
どの程度プロモーションが行われたのか分りませんが、アルバムセールスが
不発で終わったのは「ドリス・トロイ」という人が見えにくかったからではないかなと。

この後アップルから移籍しますが、その歌唱力が買われ、最強のバックシンガーとして
複数のロック名曲John Lennon「Power To The People」Pink Floyd「Money」
Rolling Stones「You Can't Always Get What You Want」などにその恩名がクレジットされています。



尚、人気ミュージカル「MAMA」(ママ・アイ・ウォント・トゥー・シング)は教会のゴスペル隊から
スターの座に上り詰めたドリス・トロイの人生を舞台化したもので、
1983年ニューヨークのハーレムで誕生し全世界で2500公演を果たしたというロングランの
人気ゴスペル・ミュージカルとして日本では1988年の来日公演が大きな話題を呼び、
日本のゴスペルブームを巻き起こしましたが、ドリスさんは2004年に亡くなられました(合掌)

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Sentimental Journey/Ringo Starr - 1970.03.27 Fri









[sales data]
1970/3/27
[producer]
George Martin
[member]
Ringo Starr(vo)
George Martin Orchestra
(All instruments)



リンゴはビートルズメンバーの中で最も穏やかかつ人格者だったことで知られ
彼なしではビートルズの解散はもっと早かっただろうと言われています。
(実際、バンド解散後のジョンとジョージのソロアルバムにも参加し、
このアルバムにはポールがアレンジャーとして参加しています)

そんなリンゴも「ホワイトアルバム」制作時、出番が少ない上にスケジュールを他の3人に
あわせるため常にスタンバイさせられ自由な時間がなく不満が募っていたところ、
メンバーがギスギスし始めたセッションでポールにドラム演奏にキツメの駄目出しを食らい、
「僕はドラムも上手くないし、君達はとても仲が良くて居心地も悪いから抜ける」と言い放ち
録音を放棄する騒動が起こり、元々リンゴはバンドのデビュー直前に加入したこともあり、
他の3人とは距離を感じていたと思われ、実際その疎外感についてジョンとポール宅に出向き
悩みを相談したことがあったようです。

リンゴ
「君らは仲良しで僕はのけ者だし、プレイも良くないから辞める」

ジョンの返答
「仲が良いのは君ら3人だよ」
ポールの返答
「仲が良いのは君らだろ」
(この二つの返答から自ずとジョンとポールの距離感が分かります(笑)

ポールの後日談
「普段は本人を前にして君が最高のドラマーだなんて言わないだろ。
だからリンゴは不安だったんだと思う。「君は最高」と伝える必要があったんだ」
ポールはリンゴのプレイを褒めちぎり、ジョンは励ましの電報を送り、ジョージはスタジオ中に
花を飾ってリンゴを迎えホワイトアルバムのセッションは再開されたそうです。

ビートルズが公式発表した楽曲のうちリンゴが作曲家としてクレジットされているものは5曲
(「ドント・パス・ミー・バイ」「オクトパス・ガーデン」「フライング」「ディグ・イット」「消えた恋」
そのうち、単独で作ったものは2曲「ドント・パス・ミーバイ」「オクトパス・ガーデン」

他の3人の並外れた作曲能力に劣ることにコンプレックスを抱えていた様子はなく、
むしろその事実を淡々と受け入れ「僕の曲はアルバムに最低でも1曲入っていればOK」
という立ち位置で自分(エゴ)を強く出さなかったことが他のメンバーとの対立を生まず、
リンゴがビートルズの接着剤と言われえる所以でもあります。

そんなリンゴの初のソロアルバムは彼が子供の頃から親しんできたアメリカのスタンダード・ナンバーを
ジョージ・マーティンのオーケストラをバックに歌い上げる歌物。



又同年12月には2枚目のソロアルバム「カントリー・アルバム」もリリースし



リンゴは1970年代前半、ジョン、ポール、ジョージらビートルズの元メンバーと同様、
コンスタントにシングル・ヒットを連発しました。
又他の3人のソロアルバムにもちょこちょこ名前が出てきます。

ringo1.jpg

Ringo Star - 1973.11.02 Fri









[sales data]
1973/11/2
[producer]
Richard Perry
[member]
Ringo Starr(vo/ds/per)
George Harrison(g)
Marc Bolan(g)
Vini Poncia(g/per)
Jimmy Calvert(g)
Robbie Robertson(g)
Steve Cropper(g)
John Lennon(p)
Billy Preston(key)
James Booker(p)
Nicky Hopkins(key)
Garth Hudson(accordion)
Paul McCartney(key)
Tom Hensley(p)
Klaus Voormann(b)
Jim Keltner(ds)
Milt Holland(per)
Lon & Derrek Van Eaton(per)
Tom Scott(horns and arrangements)
Chuck Findley(horns)
Bobby Keys(sax)
Levon Helm(mandolin)
Rick Danko(fiddle)
David Bromberg(banjo/fiddle)
Harry Nilsson(bvo)
Martha Reeves(bvo)
Merry Clayton(bvo)
Linda McCartney(bvo)
Richard Perry(bvo)



ビートルズ解散後のリンゴのアルバムはスタンダード・ナンバーのカヴァー集や
カントリー・アルバムだったのに対し、本作はオリジナル曲で構成されている
リンゴの本格的なソロ第1弾アルバム。

豪華な面子が参加したパーティーアルバムでビートルズ解散後、ビートルズメンバー全員の名前が
クレジット上に揃ったことから(レコーディングで顔を揃えたわけではない)
「ビートルズ再結成?」と話題になったそうです。



他にもザ・バンドのメンバーやリンゴが監督したT.レックスの映画「Born To Boogie」
つながりでマーク・ボランも参加)



いかにもほのぼのしたカントリー調の作風で「1970年代ビートルズ物語」の最後のフレーズ
「町に行ったら3人みんなに会いたいな」で締めるところにリンゴの温かい人柄が伺えます。



Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band(OST) - 1978.07.24 Mon









[sales data]
1978/7/24
[producer]
George Martin
[member]
Peter Frampton(vo/g)
The Bee Gees(vo)
Paul Nicholas(vo)
Dianne Steinberg and Stargard(vo)
Donald Pleasence(vo)
Jay MacIntosh(vo)
John Wheeler(vo)
Robin Gibb(vo)
Steve Martin(vo)
Frankie Howerd(vo)
George Burns(vo)
Aerosmith(vo)
Alice Cooper(vo)
Earth, Wind & Fire(vo)
Sandy Farina(vo)
Billy Preston(vo/hammond/org)
*****
Bernard Purdie(ds/per)
Max Middleton(synthe/key)
Robert Ahwai(g)
Wilbur Bascomb Jr(b)
Greg Adams(tp)
*****
Jeff Beck(g)
Larry Carlton(g)
Ray Cooper(per)
Victor Feldman(per)
David Hungate(b)
Stephen "Doc" Kupka(sax)
Francis Monkman(moog)
David Paich(key)
Jeff Porcaro(ds)
Tommy Reilly(harmonica)
Ray Russell(g)




SGTA.jpg

本年(2017年)は「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」の
発売50周年ということでアニバーサリー企画アルバムがリリースされているのに便乗して
「サージェント・ペッパーズ」を題材にしたミュージカル映画ネタを。

「サージェント・ペッパーズ」が音楽史上どれほど重要かということは世界中の音楽ファンが
様々な視点で書きつくしているので割愛し、本ミュージカル映画がどのような経緯で
制作されることになったかについて整理しますと、二人のキーパーソンが登場します。

一人は「ビートルズビジネスに取り入ろうとしながら最後までその夢が叶わなかった」
ロバート・スティグウッド氏。
ビートルズが「サージェント・ペッパーズ」をリリースし音楽ビジネスの頂点に立った頃
スティグウッド氏もクリーム、ザ・フーなどのマネジメントで成功を収め
その勢いのままビートルズのマネジメントをしたいという大きな野望があり
当時のビートルズのマネージャー、ブライアン・エプスタインにすり寄ります。
エブスタインはビートルズがアルバム制作に集中するためツアーを停止してしまったため
実質仕事がなく、自分のマネジメント会社(ネムズ)が抱えるビートルズ以外のアーチストの
マネジメントが重荷になっていた窮状を肩代わりするという条件でスティグウッドの
マネジメント会社(RSO)と合併することになりますが、エプスタインの豊富な資金力を
スティグウッドの抱えるアーチストに充てるなどのやり方が反発を招き
ビートルズに関してのマネジメント一切にスティグウッドが関わることは許されず
なかなかそのチャンスが訪れなかったのですが、エプスタインが急死します。
そこで共同経営者の権利を行使しビートルズのマネジメントに名乗り出ますが
ビートルズメンバーに拒否されここにスティグウッドの夢は絶たれます。
その後、ネムズの新社長にエプスタインの弟が就任するとスティグウッドは
ネムズからビージーズを受け継ぎ再び独立しロックのミュージカルに着手し
「ヘアー」「ジーザス・クライスト・スーパースター」がヒットし
更にその手法を映画に持ち込み「サタデーナイト・フィーバー」「グリース」が
世界規模で大ヒットとなります。
そしてこれらの豊富な資金力を元に忘れ形見のビートルズのミュージカル映画を
制作することになったのです。

そしてもう一人は「ビートルズサウンドを知りつくした男」ジョージ・マーティン氏。
スティグウッド氏としてはこのミュージカル映画の核となるサウンドは
ジョージ・マーティン氏が不可欠と考え、莫大な契約金を提示したといわれますが
サウンドの全権を委任するという条件に魅力を感じたマーティンと契約。
「サージェント・ペッパーズ」と「アビイ・ロード」の収録曲を中心に選曲し
当初から映画の主役として決定していたピーター・フランプトン、ビージーズを軸に
バーナード・バーディ、ウィルバー・バスカス、マックス・ミドルトン、
ロバート・アーワイというほぼハミングバードなメンバーを基本ユニットに
ホーン・セクションにタワー・オブ・パワー
ゲストにジェフ・ベック、ラリー・カールトン、toto、エアロスミス、
アース、ウインド&ファイアーなどなど。
サウンドは全く深みのないパロディ物で「サージェント・ペッパーズ」の重みに
こだわりがある方には全く物足りないと思います(笑)

ここにスティグウッドの構想にあった三部作
50年代のR&Rを題材にした「グリース」
60年代を代表するビートルズを題材にした「サージェント・ペッパーズ」
70年代のディスコサウンドを題材にした「サタデーナイト・フィーバー」

が完成するわけですが、この映画は1,200万ドルを掛けた大作でしたが
興行的には大失敗に終わり、又してもスティグウッド氏のビートルズの掛ける想いは
空振りとなります。

その失敗の原因についてジョージ・マーティン談
「サージェント・ペッパーズを演じることができるバンドは後にも先にも唯一つしかない」

映画は失敗しましたが、サントラは参加ミュージシャンの豪華さからシングルヒットも生まれ
バカ売れしましたことを追記しておきます(笑)

抱きしめたい(ビートルズカバーアルバム) - 1988.04.06 Wed









[sales data]
1988/4/6
[producer]
石坂敬
[member]
高中正義&松任谷由実
NOBODY
安部恭弘
THE WILLARD
加藤和彦
アースシェイカー
ちわきまゆみ&
岡野ハジメ
佐藤隆
忌野清志郎&
仲井戸麗市
VOWWOW
伊藤銀次
鈴木康博
SHOW-YA
チューリップ




「オリジナルにまさるカバーなし」

これは何度もブログに書いている絶対的な音楽真理なのですが、
カバーする側がどのように原曲をリスペクトし、どう曲解釈しようがオリジナルを超えることは
ありえないことは十分に理解しているつもりなんですが、ついカバーしている演奏者の名前に
釣られて買ってしまいそのうちの殆どが1回しか聴いてない残念な内容のものが大半ですが、
そんな中でもちょっと気になる1枚です。



ビートルズの公式録音未発表27曲を収録したPAST MASTERS発売に合わせて
東芝EMI所属の邦楽アーチストが集結したアルバムです。
私は当時このアルバムでしか聴けなかったVOWWOWのヘルタースケルター目当てで
購入したのですが、ちわきまゆみ&岡野ハジメコンビも東芝プライオリティアーチストとして
当時としては画期的なラップでカバーしてます。



ビートルズともなれば当時の邦楽ロックアーチストで多かれ少なかれ影響を受けていない
ミュージシャンはいないと思うのですが、まだカバーアルバムが今ほど乱発されていなかった頃
だったので当時の東芝EMI専属アーチストの充実ぶりを証明するように
選出もしっかりしているので「遊び心」よりも「ビートルズへのリスペクト感」を
感じる内容です。
何よりプロデューサーが石坂敬さんということに本気度を感じます。





(余談)
ビートルズ楽曲カバーといえば大瀧詠一プロデュースの「イエローサブマリン音頭」(金沢明子)が
有名ですが、ビートルズの楽曲著作権管理は非常に厳しく歌詞の変更(替え歌及び訳詩)が
認められないのが常識だったようですが、松本隆の訳詩で曲を聴いたポール・マッカトニーが
この曲には特別に歌詞変更許可を与えたという逸話があります。

ノルウェーの森Ⅰ&Ⅱ/L.A.Workshop - 1988.11.01 Tue









[sales data]
[1]1988/11/1
[2]1989/
[producer]
兼松光
[member]
[1]
Steve Lukather(g)
Lee Ritenour(g)
Ray Parker Jr.(g)
Emanuel KIriako(g)
John Pierce(b)
Vinnie Coluita(ds)
Tom Scott(sax)
Randy Waldman(key/p)
Joe Pasquale(synthe)
Paulinho Da Costa(per)
Timothy Schmot(bvo)
Maxine Waters(bvo)
Jullia Waters(bvo)
[2]
Steve Lukather(g)
Jeffery Vanstyon(synthe)
Joe Sample(key)
Abraham Laboriel(b)
Jeff Pocaro(ds)
Erinie Watts(sax)
Lee Ritenour(g)
Richard Tee(key)
Brenda Lee Eager(vo)
Ron Carter(b)
Eric Gale(g)



LA.jpg




同タイトルの村上春樹作品をイメージしたオマージュ作品として発表された
L.A.WORKSHOPのシリーズ作品(Part2はL.A.WORKSHOP with New Yorker)

さすがにディストーションで歪んだギター演奏する人はいないだろうと思ってましたが
ルークだけギンギンです(笑)

今回このフュージョン系アーチストによるカバー演奏を聴いて気づいたことがあるのですが
それは管楽器の歌メロは映えるがギターの歌メロは一歩間違えると演歌チックな流しのバタヤンに
なってしまうということです。

ギターはジャスの世界ではサイド楽器としての歴史が長く、ロックの楽曲でも
歌パートの重要な中間要素を担うギターソロが聴きどころということもあり
ギターによるカバー演奏はアレンジにひねりがないとかなり退屈です。

カバー物企画全てを否定するものではありませんが、例えば人知れず埋もれてしまっている
楽曲に新たな息吹を与えるという目的でのカバーはありだと思うんです。
ロジャー・マッギンやライ・クーダー、ヴァン・ダイク・パークスのように
トラディショナルフォークを掘り起こし現代によみがえらせる手法などは
「歌い継がれなくなったものを繋ぎ直す」という意味で非常に重要な作業であると
考えています。

ただビートルズの楽曲のような時代が経っても現役バリバリの主要曲は
楽曲自身が死んでいない(埋もれていない)ので商業意図がミエミエで
ありきたりなカバーだとはっきりいってアルバム買ってまで聴くまでの
価値はなかなか見出しにくいです・・・

Ringo Starr and His All-Starr Band - 1989.09.03 Sun









[sales data]
1990/10/8
[producer]
Joe Walsh
Jim Nipar
[member]
Ringo Starr(vo/ds)
Joe Walsh(vo/g/per)
Nils Lofgren(g/accordion)
Billy Preston(key)
Dr. John(p)
Garth Hudson(accordion)
Rick Danko(b)
Levon Helm(ds/per)
Jim Keltner(ds/per)
Zak Starkey(ds)
Clarence Clemons(sax/per)

ringo2.jpg


本ブログではビートルズメンバーで圧倒的に登場回数の少ないリンゴさん(苦笑)

解散直後の70年代は元ビートルズメンバーの肩書も手伝ってそこそこのヒットに
恵まれましたが、1976年にEMIからアトランティックに移籍した頃からセールスが低迷し
アトランティックとの契約を打ち切られたり、ジョー・ウォルシュがプロデュースした
「オールド・ウェイブ」(1983年)は本国やアメリカではリリースされなかったりと

ringo_201812091451196c1.jpg

冴えない状況が続き、元ビートルズの肩書きでポールやジョージのアルバムや
チャリティコンサートでドラムを叩いて日銭を稼ぐような音楽活動が中心となり
私生活は荒れアルコール依存症に悩むなど苦難の時期が続いていたようです。

そんなリンゴの転機になったのが、英国の皇太子が主催する若者失業者向け基金で
定期的に開催される「プリンストラストコンサート」(1987年)にジョージと一緒に出演し
大トリで豪華メンバーに囲まれ「With A Little Help From My Friends」を歌うと



今までの迷いが吹っ切れ、アルコール依存症患者更生施設での治療に専念し
カムバックすると豪華なバックメンバーを揃えた「リンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンド」を
結成しビートルズ解散後、初の本格的なワールド・ツアーを敢行し23年ぶりの
来日も実現しました。

このバンドのライヴアルバムは山のようにリリースされていて、どんどん評判を落としている
ようですが(苦笑)このライヴは第一期メンバーのロザンゼルス、グリークシアターのライヴです。
(1989/9/3&4)

まぁ面子の豪華さでなんとかなっているようなものの(リンゴ、レボン・ヘルム、ジム・ケルトナーの
ドラムトリオが無駄に豪華(息子のザック・スターキーも参加した日もあり)参加メンバーの持ち歌は
きっちり収録されているもののこのアルバムの最も残念なことは権利関係で肝心のビートルズソングが
カットされているというマヌケさです・・・

その楽曲に縁遠い人の場合は仕方ない場合もありますが、レコード会社は曲を管理しているだけで
バンド活動の趣旨を理解せず、利権を振りかざし首を縦に振らないというのは、自分の取り分の
楽曲使用料が何%になるかしか興味がなく、音楽が生き物だということが理解できないんでしょうね。

尚、2008年にメンバー中唯一サインに応じる元ビートルズとしての生活に嫌気が差したとし
「10月20日以降サインはしない。ファンレターも読まないので送らないで」とアナウンスしています。
リンゴは死ぬまでビートルズの幻影に追われるんですね・・・

Come Together/guitar tribute to The Beatles - 1993.11.10 Wed









[sales data]
1993/11/10
[producer]
Mike Mainieri
[member]
Roland Guerin(b)
Dowell Davis(ds)
Mark Whitfield(g)
Thomas Dawson(org)
Toninho Horta(g/vo)
James Genus(b)
Naná Vasconcelos(per)
Mike Mainieri(vib/syn/etc)
Violin – Rudy Berger(vl)
Ralph Towner(g)
Marc Johnson(b)
Peter Erskine(ds)
Steve Khan(g)
Naná Vasconcelos(per/voice)
Zachary Breaux(b/dsg/)
Rex Rideout(key)
Adrian Belew(g/ds/synthe)
John Abercrombie(g)
Peter Erskine(ds)
Allan Holdsworth(g)
Gary Willis(b)
Kirk Covington(ds)
Gordon Beck(key)
Leni Stern(g/tiple)
Larry Coryell(g)
Toots Thielemans(g/harmonica/etc)
Jay Anderson(b)
Adam Nussbaum(ds)
Kenny Werner(p/synthe)




ビートルズカバー物はそれこそ星の数ほど発売されていますが、
本作はマイク・マイニエリ監修でギタリスト11人が参加した全曲別ユニットによる
ギターインストによるカバー集。

「このアーチストはビートルズをどのように解釈しているんだろう」とギターファンなら
つい触手が伸びる面子なんでBGMとして聴く分には吉ですが
どんなに豪華な演奏人でどんなにまとまったコンセプトでも所詮カバーはカバーという感想に
落ちついてしまいます。



このシリーズはPart2もあるようですが、もっと聴きたいという欲求が沸かず手が伸びません(苦笑)

Vertical Man/Ringo Starr - 1998.06.15 Mon









[sales data]
1998/6/15
[producer]
Mark Hudson
[member]
Ringo Starr (ds/key/vo)
[Roundheads]
Mark Hudson (g/b/har/bvo)
Gary Burr
(g/md/bvo)
Steve Dudas (g/b)
Jim Cox (org/key/bvo)
Scott Gordon
(per/har)
*****
Paul McCartney
Linda McCartney
George Harrison
Joe Walsh
Ozzy Osbourne
Steven Tyler
Alanis Morissette
Brian Wilson
George Martin
Timothy B. Schmit
Tom Petty



プロデューサーのマーク・ハドソンを中心とする「ラウンドヘッズ」というバックバンドを基に
(この面子で3枚のアルバムをリリース)ポール&ジョージのビートルズな面々の他に
オジー・オズボーン、スティーヴン・タイラー、ジョー・ウォルシュ、トム・ペティなど
「えっ!」って感じの豪華ゲストが多数参加。
(ジョー・ウォルシュは半数以上の楽曲に参加しているのでゲスト扱いというのもどうかと
思いますが・・・)

リンゴ・スターは他の3人のビートルズメンバーに比べると音楽活動は地味ですが
1989年にアルコール依存症を克服して以降、豪華面子を従えたオールスター・バンドで復活。

歌唱力は下手ウマの類ですがこういう人柄がにじみ出るボーカルアルバムはいいですね。

「これはリンゴにとってのサージェント・ペパーズだ」という宣伝文句で販売元のマーキュリーは
相当ヒットすると自信を持っていたようですが、セールスは振るわなかったようです。

何度もこのブログでは書いてますが売れてないから駄目ってことはないわけで、
ビートルズファンはアナザーサイドな部分で聴いて十分楽しめる作品だと思います。



ポール・マッカートニーの来日(高額なフェアウェル来日ツアーは何回やるのかと(苦笑)は
メディアも大きく取り扱いますが、リンゴも結構な面子で人知れず4回も来日しているので
いっそ二人で一緒に来日すれば良いのにと思っているビートルズファンも多いのではないでしょうか?

paul_20180821102629bbb.jpg ringo.jpg

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