2017-06

Buffalo Springfield - 1966.12.05 Mon









[sales data]
1966/12/5
[producer]
Charles Greene
Brian Stone
[member]
Richie Furay(vo/g)
Dewey Martin(ds)
Bruce Palmer(b)
Stephen Stills(g/vo/key)
Neil Young(g/voharmonica/p)




日本でははっぴいえんどをはじめ70年代初頭のフォークロックのお手本となった
バッファロー・スプリングスフィールドのバンド結成の経緯をまとめますと
1964年頃Cafe Au Go Goというナイトクラブを本拠地とする9人編成のコーラス・グループ
Au Go Go Singersにスティーヴン・スティルスとリッチー・フューレイが在籍していて
その後ザ・カンパニーというバンドでカナダツアーをした時にニール・ヤングと
出会ったのが3人の馴れ初だったようです。

このバンドは元々ニール・ヤングとスティーヴン・スティルスの強烈な個性を
売りにしていたわけではなく、Au Go Go Singers同様にハーモニーをメインにした
カントリーフォークに若干ニール・ヤングのサイケ色を混ぜたようなサウンドで
初期のリードボーカルをリッチー・フューレイが担っていたのが面白いですね。
(一説にはプロデュサーがヤングの声を気にいらなかったという話もあります)

今さらですがヤングやスティルスの個性に気を取られた偏った聴き方ではなく
60年後期デビューバンドという聴点で普通にアルバムを聴き直すと
次作名盤のagainと比べると地味ですが今まで聴こえてなかった音が聞こえて
物凄く新鮮です。

buffalo1.jpg buffalo2.jpg

ちなみにバンド名は、スティルスとフューレイが居候していたプロデュサーの家の外に
停めてあった蒸気ローラーのメーカー名(Buffalo-Springfield Roller Company)から
つけたそうです。

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Again/Buffalo Springfield - 1967.01.15 Sun









[sales data]
1967
[producer]
Buffalo Springfield
[member]
Stephen Stills(g/key/vo)
Neil Young(g/vo)
Richie Furay(g/vo)
Bruce Palmer(b)
Dewey Martin(ds)
*****
Don Randi(p)
James Burton(dobro/g)
Jack Nitzsche(key)
Charlie Chin(banjo)
Jim Fielder(b)
Bobby West(b)
*****
Jim Messinaが
エンジニアで参加






ロック革命年とも言われる1967年のアルバムでビートルズの「サージェント・ペッパーズ」
ドアーズの「ハートに火をつけて」ジェファーソン・エアプレインの「Surrealistic Pillow」の
3枚をマジック・サマー(又はサマー・オブ・ラヴ)と呼ぶようですが、
この頃、殆どのロックミュージシャンが最新機材を駆使してスタジオ制作ならではの
実験性の高い音作りに果敢に挑むも成功することなく消えていった数多のバンドの一つが
バファロー・スプリングフィールドでしたがバンドメンバーのその後の活動から
後追いでファンが急増し長い年月をかけて名盤に昇りつめました。

前作は殆どスティーヴン・スティルス主導で制作されましたが
本作はスティーヴン・スティルス4曲、ニール・ヤング3曲、リッチー・フューレイ3曲と
主要メンバーそれぞれが持ち味を発揮し、三者三様のサウンドが不思議とトータルにまとまり
当時のバンドの勢いがいい形でそのまま音になったのかと思いきや、BOX資料を読むと
バンド崩壊は既に始まっており、セカンド・アルバム用の新曲録音を完了し
タイトルも「Stampede」 に決定しジャケットも印刷完了していたのですが

stampede buffalo springfield

1stの売り上げが伸びてきたことを考慮して発売が延期され、この間にブルース・パーマーが
麻薬問題で国外退去になったり、メンバー間の確執でニール・ヤングは一時バンドを
脱退してしまうのですが、再び復帰して再レコーディングし直しジャケも差し替え
この「AGAIN」としてリリースされたという複雑な経緯があったようです。

まぁそんな事は知らなくても視聴に影響ありませんが、決してスムーズに出来上がった
アルバムではないことを頭にインプットして聴くと「いとおかし」です。

Butterfly/The Hollies - 1967.01.15 Sun









[sales data]
1967
[producer]
Ron Richards
[member]
Allan Clarke(vo/g)
Graham Nash(vo/g)
Tony Hicks(vo/g)
Bernie Calvert(b)
Bobby Elliott(ds)






ホリーズというバンド名は、メンバーが好きだったバディ・ホリーに由来するそうですが



ホリーズというと代表曲の「BUS STOP」が思い浮かぶように基本的にキャッチーで軽めの曲を
得意としていましたが、このバンドも又ビートルズのサージェント・ペッパーズに影響され
勘違いしてアーチストぶったサイケサウンドに手を出した前作Evolutionが意外とヒットし



調子こいてコンセプトアルバムの本作をリリースしたらセールスは撃沈・・・
その責任を感じてかグラハム・ナッシュが脱退(>C,S,N結成へ)



ホリーズは当時日本での人気も高かったようで1968年4月に、大手町のサンケイホールと
渋谷公会堂で来日公演を行っているようです。

[来日時のセットリスト]
1.Stop Stop Stop 
2.Just One Look
3.I'm Alive
4.Look Through Any Window
5.I Can't Let Go
6.Bus Stop
7.Carrie Anne
8.On A Carousel
9.Jennifer Eccles
10.Dear Eloise
11.Butterfly
12.The Times, They Are Changing'
13.A Taste Of Honey

このライヴを観に行かれた方によると「Butterfly」はグラハム・ナッシュがオケをバックに
アコギ1本だけで演奏したとのことです

Last Time Around/Buffalo Springfield - 1968.01.15 Mon









[sales data]
1968
[producer]
Jim Messina
[member]
Stephen Stills(g/key/vo)
Neil Young(g/vo)
Richie Furay(g/vo)
Bruce Palmer(b)
Dewey Martin(ds)

Last Time Around Buffalo Springfield


バンドは結成から僅か1年半で解散しますが、アトランティックとアルバム3枚をリリースする
契約履行のため数合わせで解散後に発売された3rd。

stampede buffalo springfield

このアルバムは幻の2ndアルバムStampede制作時の没作品やソロ・セッションを編集した作品で
メンバーが揃ってレコーディングに名を連ねているのは"ON THE WAY HOME"のみで
ニール・ヤング先生はこのアルバムをオリジナルアルバムと承認してないとか(笑)

このアルバムの編集作業はスティルス&ヤングは参加せず、
リッチー・フューレイとジム・メッシーナによって行われこの作業で意気投合した二人は
翌年pocoを結成することになります。

poco.jpg

収録曲もリッチー・フューレイの楽曲がメインになっているのでpocoのパイロット盤として
聴くのも一興かと。



ニール・ヤングは2000年にソロ作品Silver & GoldでBuffalo Springfield Againという
楽曲を披露して再結成を匂わせましたが、ブルース・パーマーやデューイ・マーティンが他界し、
オリジナルメンバーでの再結成は叶わなくなりました。

Crosby,Stills & Nash - 1969.01.01 Wed









[sales data]
1969
[producer]
C,S&N
[member]
Stephen Stills(vo/g/b/key)
David Crossby(vo/g)
Graham Nash(vo)
*****
Dallas Taylor(ds)




・元ザ・バーズのデヴィッド・クロスビー(C)
・元バッファロー・スプリングフィールドのスティーヴン・スティルス(S)
・元ホリーズのグラハム・ナッシュ(N)

今は結果論として当たり前のように上記3人が集ったバンドと簡単に書けるのですが、
それぞれが打ち合わせでもしたようにバンド解散又は脱退というタイミングがジャストだったことが
偶然にしてはあまりに出来すぎでちょっと怖い感じもします(Yさんは少し遅れてくるんですけど(笑)

この3人のマネージメントを担当したのがニール・ヤングの長年のマネジャーを担当する
エリオット・ロバーツでこの新グループの立ち上げに関し、各メンバーが所属していた
レコード会社との契約関係を整理することはかなり困難を極めたようですが、
この難問題解決に大きく貢献したのがデヴィッド・ゲフィンだったそうです。

バンドのコンセプトはアル・クーパーのSUPER SESSIONに参加したスティルスが
ビートルズやストーンズのような集合体名ではなくメンバーの民主的な運営を目指すために
メンバー3人の名前を並べたバンドを結成。

当時大音量化しつつあったロックフィールドでエレクトリック機材の使用を控えめにして
見事なハーモニーのコーラスワークやアコースティックギターの変則チューニングを
多用した新鮮なサウンドが高く評価されたのは言うまでもなく、当時の邦楽フォークロックバンドに
与えた影響は非常に大きかったと思います。

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