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2020-07

Live In Japan 1964(昭和39年)/Miles Davis - 1964.07.10 Fri

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[tour data] The World Jazz Festival

7月10日 名古屋市公会堂
7月11日 大阪フェスティバル・ホール
7月12日 東京日比谷公会堂
7月13日 大阪フェスティバル・ホール
7月14日 東京厚生年金会館 
7月15日 京都円山公園野外音楽堂

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[この頃の時事news]
・10月10日~24日 第18回夏季オリンピック(東京五輪)開催

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[set list] (7月15日京都円山公園野外音楽堂)
1. If I Were A Bell
2. Oleo
3. Stella By Starlight
4. Walkin
5. All Of You
6. Seven Steps To Heaven

[member]
Miles Davis (tp)
Sam Rivers (ts)
Herbie Hancock (p)
Ron Carter (b)
Tony Williams (ds)

[memo]
東京五輪が開催された1964年にマイルスは初来日を果たします。

1964年7月、日本の主要都市を巡る「ザ・ワールド・ジャズ・フェスティヴァル」が開催され
A~Cの3グループからなるプログラムは開催場所ごとに入れ替わり、マイルスはモダン派が
メーンとなるAグループで演奏。

マイルスのギャラは関係者の旅費と別に4都市(東京、名古屋、京都、大阪?)6公演で
15,000ドル(540万円)超という破格のものだったそうです(同年の大卒初任給は21,526円)

又マイルスはドタキャンして来日しないのでは?という噂も飛び交っていたそうですが、
マイルスは長旅をコカインと睡眠薬でしのぎ、羽田に降り立つとゲロを撒き散らしたそうです(苦笑)



本ツアーの7月14日東京厚生年金会館のライヴは「Miles In Tokyo」で聴けます。

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Live In Japan 1966(昭和41年)/The Beatles - 1966.06.30 Thu

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[tour data]
6月30日(夜) 全て日本武道館
7月1日 (昼)(夜)
7月2日 (昼)(夜)

[この頃の時事news]
・6月22日 - 三里塚闘争が始まる
・6月29日 - ビートルズ来日(6月30日から3日間日本武道館で公演)
・6月30日 - 袴田事件が発生。

[memo]
4月27日、ビートルズ来日決定を主催元、読売新聞が報道

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ビートルズ日本公演チケット入手方法は窓口販売は一切なく

(1)主催の読売新聞社に往復ハガキで申し込む
(2)協賛のライオン・ハミガキ、東芝レコード、日本航空の各応募要領で申し込む

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チケット&購入証
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入場料は2,100円/1,800円/1,500円

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何故、来日時タラップを降りる時にメンバーがはっぴを着ていたかというと
機内で脱いでいた背広がクシャクシャになってしまったため
ビートルズの世話をしていたCAがはっぴを勧めたところメンバーが気に入って
そのまま出てきたそうです。
(次の日、JALの株価が上がったのは言うまでもありません(笑)

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空港からの移動は混乱を避けるためビートルズは飛行機に横付けされた
ピンクのキャデラックでそのままホテルに移動したため、空港内で待ち受けた大勢のファンは
肩透かしを食ったとのこと。



先日もニュースとして扱われていましたが、ビートルズ初来日した際、警視庁が撮影していた幻の映像が
(武道館公演3日目)撮影中に映っている一般市民のプライバシーを理由に最高裁が封印するという
不可解な判決
があり、ファンの間では「映ってはいけない何か」があるからではないかと訝しがる声が多く
未だ謎となっています。

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実はビートルズの武道館のコンサート使用について、日本の武道の伝統を損なうとして問題となり、

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開催前に散々もめたらしいのですが、その発端となったのが今回の来日の主催だった
当時の読売新聞社主で日本武道館館長でもあった正力松太郎氏が
ペートルなんとかというのは一体何者だ? そんな連中に武道館を使わせてたまるか」と発言し、
武道館が使用できない場合を視野に入れ、代替え案(後楽園球場)まで
浮上していたそうです。

武道館ステージの設営も画像を見ると分かりますが、武道館で初めて開催されるロックコンサート
ということでアリーナ席には人を入れず興奮した観客がステージに上がれない高台にセットされた
設営方法だっため、集客数は1回1万人に制限され運よく生ビートルズを拝めた方は
5回公演で延べ5万人ということになります。

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まだまだ鎖国状態だった日本人にとって刺激の強い外タレ対策として鑑賞エチケットなるものが
記されているものがありました(笑)

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そこには席から立ちあがったり、手をふることさえ許可しないという厳戒態勢だったため
面白い話として、普段、米や英国のビートルマニアの絶叫で自分達の演奏が聞えないことに
慣れていたメンバーは日本の観客が大人しくしているので自分達の下手な演奏が
しっかり聞えることに焦り、ホテルに戻るとリハーサルを繰り返したとの逸話があります(笑)

*****

[set list] (6/30 日本武道館)

-opening act-
1.ジャッキー吉川とブルー・コメッツ、ブルー・ジーンズの合同演奏
2.ザ・ドリフターズ
3.悲しき願い/尾藤イサオ
4.Baby Let Me Take Your Home/内田裕也
5.君ににしびれて 涙ビリビリ吹き飛ばせ/望月 浩
6.Talk Rock/桜井五郎
7.津軽じょんがら節/ブルー・ジーンズ
8.青い瞳/ブルーコメッツ
9.Welcome Beatles/日本側出演者全員
(演奏時間:1時間30分)



-beatles-
1.ロック・アンド・ロールミュージック
2.シーズ・ア・ウーマン
3.恋をするなら
4.デイ・トリッパー
5.ベイビーズ・イン・ブラック
6.アイ・フィール・ファイン
7.イエスタデイ
8.アイ・ワナ・ビー・ユアマン
9.ひとりぼっちのあいつ
10.ペーパーバック・ライター
11.アイム・ダウン
(演奏時間35分:5回とも同セットリスト)

7/1(昼)のライヴを日本テレビが収録し、同日21:00から特別音楽番組として放送。
(視聴率は56.5%)

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私は1978年(昭和53年)に「ビートルズ日本公演!今世紀最初で最後たった1度の再放送」
という番組で見たのですがこのテイクは6/30(夜)公演で実際には再放送ではないんですね。
実は7/1(昼)のマスターテープはブライアン・エブスタインが持ち帰り紛失してしまったため
VHS(LD)化の際はこの6/30のテイクが使われているようです。

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このライヴだけを見たら「ビートルズって別に大したことないじゃん」と
今の若い人たちは思うかもしれませんが
(実際、当時テレビを見た人の多くもそう感じたと思いますが)
ビートルズはこの時点では「音楽」ではなく「現象」であったため演奏云々を語るのは野暮かと(笑)

[僕の見たビートルズはTVの中] by 斎藤和義


ジョン・レノン曰く
僕等を見たければコンサートに、
曲を聴きたければレコードを買ってください


"That's right,John !!"

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離日したビートルズは8月に米公演に出向くのですが、「ジョン・レノンの宗教発言問題」で
大騒動になっていたためシカゴ空港の出迎えはわずか200人・・・
ジョンは謝罪会見をするのですが、ビートルズのレコード公開焼き打ちや
メンフィスでのコンサートを宗教団体KKK団が妨害や彼らへの殺害予告など
てんやわんやで迎えた8月29日のサンフランシスコのキャンドルスティック・パークでの
コンサートを最後に、ビートルズはコンサート活動を中止してしてしまいます。

この頃のビートルズは現象だったため、行動や発言が大きく取り上げられたので
仕方ないと言えば仕方ないのですが、この時期ビートルズはリボルバーという
驚くほど革新的なアルバムを生み出しており、ファンがビートルマニア化してワーキャー騒いでいる裏で
予想もしない音楽レベルに達していたにもかかわらず、それをライヴで一度も披露することなく、
最後まで「大騒ぎする客用のビートルズ」を演じて終わってしまったのが残念でありません・・・

そしていよいよロック史上最も影響力を持つと思われる最重要アルバムが誕生します!

Live In Japan 1971(昭和46年)/Blood,Sweat&Tears - 1971.02.13 Sat

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[tour data] 第2回ロック・カーニバル

2月10日(昼) 大阪フェスティバル・ホール
2月10日(夜) 大阪フェスティバル・ホール
2月13日 日本武道館

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[この頃の時事news]
・タイガース解散コンサート(武道館)(1/24)
・横綱、大鵬32回目(最後)の優勝(1/24)
・アポロ14号、月面着陸(2/5)

[set list]
不明のため参考にOnondaga War Memorial Auditorium, Syracuse, NY, USA(1971/5/1)

1.More and More
2.You've Made Me So Very Happy
3.(Unknown)
4.God Bless the Child
5.Something's Coming On
6.Sometimes in Winter
7.Lucretia MacEvil
8.Smiling Phases
9.And When I Die
(Encore)
10.Spinning Wheel
(来日時のセットリストをご存知の方いらっしゃいましたらご一報ください)

[member]
David Clayton-Thomas(vo)
Bobby Colomby(ds/per)
Jim Fielder(b)
Dick Halligan(organ/p/el-p/etc)
Steve Katz(g/vo/harmonica)
Fred Lipsius(sax/p/el-p/music box)
Dave Bargeron(trombone/tuba/baritone horn)
Lew Soloff(tp/flugelhorn/piccolo)
Chuck Winfield(tp/flugelhorn)

[memo]
キョードー東京主催の第2回ロック・カーニバルで初来日。
(メンバーが一人交代しています(ジェリー・ハイマン>デイブ・バージェロン)

B.S&Tはビートルズ以来2番目に武道館でコンサートを行ったロックバンドになるようですが
1971年はキョードー東京やウドー主催の大型ロックイベントが連続で開催されるのですが
単に金儲けが目的ではなく日本で海外ロックバンドのライヴ興行が根付くかどうか
初の一大事業としてレコード各社&音楽業界関係者一丸となった大型プロモーションが
展開され多くの洋楽バンドが来日
(2月B,S&T/3月B.B.KING/4月FREE/6月シカゴ/7月グランド・ファンク/8月ピンク・フロイド/
9月ZEPP/10月エルトン・ジョン)

結果的に大成功を収めこの1971年を境に日本が洋楽ロックに大きく門戸を開くことになったそうです。

Blood,Sweat&Tearsはスタジオよりライヴの方がより迫力があるのではないかと思うのですが
初期の頃のライヴアルバムは皆無でその実態が分からないのですが、1975年頃のライヴを聴くと
スタジオ編集に凝っているためかライヴバンドというよりスタジオミュージシャンの集合体
という感じです。

Live In Japan 1971(昭和46年)/Free - 1971.04.30 Fri

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来日時のインタビューでブルースブレイカーズについて質問されたアンディ談

「このバンドの収穫はミック・テイラーに会えたこと。メイオールと一緒に演ったってことは
何の足しにもならなかった。彼は一番弱いメンバーで計算高く主体性がない」

お師匠さんをボロ糞に酷評(苦笑)

[tour data] (Rock Carnival #4)

4月30日 神田共立講堂
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5月1日  サンケイ・ホール(オールナイトコンサート)
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(実際にフリーが登場したのは5月2日午前3時30分頃だったようです)

[この頃の時事news]
・4月3日 仮面ライダー放送開始
・5月14日 第48代横綱・大鵬が引退表明

[set list] (5/1 サンケイホール)
01. Introduction
02. Fire And Water
03. Ride A Pony
04. I'm A Mover
05. Be My Friend
06. The Stealer
07. Heavy Load
08. The Highway Song
09. My Brother Jake
10. Soon I Will Be Gone
11. All Right Now
12. Mr. Big
13. The Hunter

[member]
Paul Rodgers(vo)
Paul Kossoff(g)
Andy Fraser(b)
Simon Kirke(ds/per)

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[memo]

海外情報が今のようにオンタイムで入ってこなかった(1~2か月遅れ)当時の日本で
このワールドツアー後にフリーが解散することを知っていた人は関係者以外
殆どいなかったのではないでしょうか。

初日の神田共立講堂のコンサートの前座にモップス、成毛滋グループが登場。

2日目のサンケイ・ホールは、成毛滋グループ、Mなどとジョイントした
「オールナイト・ライヴ」でフリーがトリの予定でしたが、ひとつ前の登場となり
午前3時30分頃から演奏が始まったそうです。
(トリのひとつ前に登場した理由はメンバーの疲労のため成毛滋グループと順番を
入れ替えたらしいです)

メンバー間に亀裂が生じ、ワールドツアー前に解散を決意していたという状況ですが
ステージではプロフェッショナルに徹し、フリーの魅力を余すところなく
聴かせ倒す内容だったそうです。
(会場に入りきれなかったファンが暴動を起こしたとの情報もあります)

この翌月(5月)、オーストラリア4公演と米国2公演で千秋楽を迎えると
フリーはあっけなく解散してしまいます・・・あっけなく・・・

Live In Japan 1971(昭和46年)/Grand Funk Railroad - 1971.07.17 Sat

[tour data] ロックカーニバル#6

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1971年7月17日 後楽園球場
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1971年7月18日 大阪球場
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[この頃の時事news]
・7月17日 - 阪神の江夏豊、日本プロ野球のオールスターゲームにて9連続奪三振
・7月20日 - マクドナルド日本第1号店「銀座店」オープン

[set list]
1. Are You Ready
2. Paranoid
3. In Need
4. Heartbreaker
5. Mark Say's Alright
6. T.N.U.C.
7. Inside Looking Out(Encore)

[member]
Mark Farner(vo/g)
Mel Schacher(b)
Don Brewer(ds)

[memo]
グランド・ファンクを語る上で外せない伝説の後楽園。

日本に洋楽ロックの門戸を開くため、大物ロッカー達を来日させたロックカーニバル
シリーズ第6弾で初来日。
(1971年はジョン・メイオール、フリー、BBキング、シカゴ、B,S&T,ピンク・フロイド、
レッド・ツェッペリン、エルトン・ジョンと来日ラッシュ)

当日の出演はモップス/麻生レミ&スーパー・グループ/Mashmakhan/Grand Funk Railroad

当日の様子はこちらの方がブログで詳細に書いていらっしゃるのでリンクさせていただきました。

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実際に行かれた方々のブログを読むと、悪コンディションも重ねって、ハイテンションになり
伝説化するに十分な内容だったのことがうかがえます。
当日券を持たない若者がシャッターを壊して、雪崩れ込むなど今では考えられない
若者のパワーも感じます。
まだ小学生だった私はこの日、TVのオールスター戦(西宮)で江夏の9連続三振に歓喜してました(笑)

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このライヴは雷感電を恐れ、テープ演奏に合わせた口パクだったという噂が広まりますが、
その場にいた人達にはそんなことはどうでもよいという熱狂的なライヴだったようです。

しかし後楽園のライヴはいつも悪天候に祟られますね(笑)

箱根アフロディーテ1971(成毛滋&つのだひろ,モップス,ハプニングス4,ピンク・フロイド他) - 1971.08.06 Fri

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[live data]
1971/8月6&7 箱根芦ノ湖畔成蹊学園乗風台
全席自由、前売り券2,000円

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2日間で4万人を動員

[この頃の時事news]
・7月17日 - 阪神の江夏豊、プロ野球オールスターゲームにて9連続奪三振の記録樹立
・7月20日 - マクドナルド日本第1号店「銀座店」、三越銀座店脇にオープン
・8月15日 - ニクソン・ショック(アメリカが金とドルの交換停止)
・8月28日 - 円変動相場制移行

[参加ミュージシャン]
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[memo]
1969年に「愛と平和の祭典」として開催された「ウッドストック」は全世界に衝撃を与え
大規模なロックフェスティヴァルが次々と開催される発火点となり、
日本でも1970年に富士山の裾野で日本版ウッドストックが開催される予定でしたが
企画段階で没になりますが、その流れを汲んで開催された日本初の一大野外フェスティバルが
箱根アフロディーテです。

このフェスティバルは「箱根アフロディーテ=ピンク・フロイド」というぐらい
とにかくピンク・フロイド初来日のステージということで有名ですが、
メイン&サブと二つに分かれたステージにロック、ジャズ、ポップスと
複数ジャンルのミュージシャンが参加したため音楽博覧会的要素が強かったようです。

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当日行かれた方の手記によるとメイン会場は傾斜地で非常識にもステージが高台にあったため
観客席側は気を緩めると後ろへひっくり返りそうになるという不安定な会場設営だったそうです。
又時代を反映してヒッピーを気取ったシンナーで酔って混獨する全日本ボンド党とか
マリファナ解放戦線とか怪しい集団もちらほら。

超目玉のピンク・フロイドは8/1に来日。

ピンク・フロイドと取材陣の噛み合わない来日記者会見(笑)

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Q「複雑なサウンドにする理由は?」
A「別にただやってたらこうなっただけさ」
Q「日本のファンにメッセージを」
A「しゃべりに来たんじゃない」
Q「ドラッグとの密接な結びつきは?」
A「日本じゃそのことについて余りしゃべるなと言われてるんでね」

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丁度「原子心母」をリリースしたばかりのピンク・フロイドのセットリスト(8/6)は以下の通り

1.Atom Heart Mother
2.Green Is A Colour~Careful With That Axe, Eugene
3.Echoes
4.Cymbaline
5.A Saucerful Of Secrets

発売前のアルバム「おせっかい」からエコーズが演奏されています。
1曲終わるごとに10分近いチューニングが行われ、そのチューニングを曲だと思って
観客が拍手を送る一幕もあったとか(笑)





ちなみに大阪フェスティバルホール(8/9)のセットリストは以下の通り

1.Green Is A Colour~Careful With That Axe, Eugene
2.Fat Old Sun
3.Atom Heart Mother
4.Echoes
5.Set The Controls For The Heart Of The Sun
6.Cymbaline
7.A Saucerful Of Secrets

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私はZEPP、フロイド、ザッパのライヴを生で観れなかったことが心残りで
これらの伝説のライヴを目撃された方々を本当に羨ましく思います。

Live In Japan 1971(昭和46年)/Led Zeppelin - 1971.09.23 Thu

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[tour data]
9/23 日本武道館
9/24 日本武道館
9/27 広島市営体育館(チャリティコンサート)
9/28 大阪フェスティヴァルホール
9/29 大阪フェスティヴァルホール

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[この頃の時事news]
・9月16日 - 成田空港第二次強制代執行実施
 行政と地元住民・学生が激しい攻防を展開、警官3人が死亡(東峰十字路事件)
・9月18日 - 日清食品が「カップヌードル」を発売

[set list] (1971/9/29 大阪フェスティヴァルホール)
1. Immigrant Song
2. Heartbreaker
3. Since I've Been Loving You
4. Black Dog
5. Dazed And Confused
6. Stairway To Heaven
7. Celebration Day
8. That's The Way
9. Going To California
10. Tangerine
11. Friends
12. Plant Singing
13. What Is And What Should Never Be
14. Moby Dick
15. Whole Lotta Love
16. Communication Breakdown
17. Organ Solo
18. Thank You

[member]
Jimmy Page(g)
Robert Plant(vo/harmonica)
John Bonham(ds)
John Paul Jones(b/org)

[memo]
ZEPPの初来日はキョードー東京の「Rock Carnival #7」で実現。
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記者会見でプラント曰く
「音楽の可能性には限界がない。その創造には自分の感情とか行為とか技術、体力など
あらゆる要素の全てを注ぎ込む必要があるんだ」

前座なし、休憩なしのぶっ通し2時間半
(24日は曲数も増え3時間・・・広島は3時間20分・・・大阪は3時間30分・・・)

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「IV」発売前の未発表曲を含むセットリストですがこの頃のZEPPのライヴ評に不満など
聞いたことがないので、内容は山のようにあるブート音源で聴いていただくとして

9/27の広島公演はZEPPの強い要望で実現し
「原爆は私達と同じ人間の仲間の”過去”がやったことで
誰が悪いということではないがやはり申し訳なさを感じる。
平和と楽しさを与える音楽をやってる私達が少しでも力になれるなら」と
チャリティコンサートとして行われ売り上げ全額を寄付。

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「惚れてまうやろう~!」

そして大暴れだったのはステージだけではなく湯川れい子さんの手記によると

23日の武道館のアンコール時にファンがステージに押し寄せ、危険を感じた武道館側が
場内の照明を明るくしたことから「大切なコンサートをブチ壊してくれた」と
ブチ切れで飲み会ではボンゾが机や椅子をひっくり返して大暴れ(笑)

24日のアンコールで袖に引っ込んだあと「お前、ステージで煙草を吸うな!」と
プラントがボンゾを殴る

飲み会でステージの出来事が原因で常時メンバー間で取っ組み合いの喧嘩をして
(ジミー・ペイジの唇が切れて流血とか)収まりつかないとマネージャーの
ピーター・グラントが楽器ケースから猟銃を取り出し鎮めたりしていたそうな。

プラント曰く
「それだけ俺たち仲がいいんだよね」
ってそういうオチかい!(笑)






Live In Japan 1972(昭和47年)/C.C.R - 1972.02.25 Fri

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[tour data] Rock Explosion '72

1972年2月25日 愛知県体育館
1972年2月28日 大阪厚生年金会館
1972年2月29日 日本武道館

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[この頃の時事news]
・札幌オリンピック開催(2/3~2/13)
・あさま山荘事件(2/19~2/28)

[set list] (全日同)
1. Born On The Bayou
2. Green River / Suzie Q
3. It Came Out Of The Sky
4. Travelin' Band
5. Fortunate Son
6. Commotion
7. Lodi
8. Bad Moon Rising
9. Proud Mary
10. Up Around The Bend
11. Hey Tonight
12. Keep on Chooglin'

[member]
John Forgety(vo/g)
Stu Cook(b)
Doug Cillford(ds)

[memo]
この頃のC.C.Rは「雨を見たかい」が大ヒットし、音楽雑誌「ミュージックライフ」の
1972年最優秀ミュージシャン賞を受賞するなど、アマチュアバンドの多くは
ZeppでもPurpleでもなくこぞってC.C.Rの曲をコピーしまくっていたというほど
人気があったようです。

CCR MUSIC

ウドー音楽事務所の「Rock Explosion '72 #2」で実現した来日公演。
バンド名をフルで言うのが難しいことも影響してか公式チケットのバンドスペルの2文字が誤字(笑)

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(正:CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL)

武道館の前座は「学生街の喫茶店」ヒット前のガロ。
(開演前にちょっと大きな地震があったとのこと)
時間にして約1時間、お約束で勿論アンコールなし(笑)

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、セットリストは「Live In Europe」と
全く同じで、大ヒット曲の「雨を見たかい」も演奏していません。

レコード通り淡々とした演奏でビートルズ以来のあまりに短いコンサートに期待が裏切られた
一部ファンが武道館駐車場の車をボコボコにしたという目撃談がありました(笑)

Live In Japan 1972(昭和47年)/Emerson,Lake&Palmer - 1972.07.22 Sat

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[tour data] ロック・エクスプロージョン'72(第7弾)SUPER SUMMER 0722 & 0724

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7/22 後楽園球場
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7/24 甲子園球場
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[この頃の時事news]
・第一次田中角栄内閣発足(7/7)
・ハイセイコーが大井競馬場でデビュー(7/12)
・大相撲名古屋場所小結・高見山が外国人力士として初優勝(7/16)

[set list] (後楽園球場(7/22)
1.ホウダウン
2.タルカス~アクアタルカス
3.石を取れ~ラッキーマン
~ピアノ・インプロヴィゼイション
4.展覧会の絵~キエフの大門
5.トッカータ
6.ロンド

[member]
Keith Emerson(key)
Greg Lake(vo/b)
Carl Parmer(ds)

[memo]
この企画は再結成のFREE(ポール・ロジャース/サイモン・カーク/山内テツ/ラビット)との
ジョイントライヴでこの時のFREEは山内テツの凱旋公演ですが、
コゾフ不在のギターはポール・ロジャースが担当。

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この当時のE.L&Pの日本での人気はE.L.Tの比ではなかったんじゃないでしょうか(笑)

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(嵐の中行われた後楽園ライヴの模様を伝える現地新聞)

[1972/7/22 後楽園球場]
前座FREEの演奏後テレビ東京の中継があったため観客は台風接近の状況で
ELP登場まで1時間待たされたとのこと(笑)
シンセ機材が不調でしたがキース・エマーソンのパフォーマンスは最高で
普段はハモンドに短剣を突き刺すところをこの日は日本刀で切りつけたとのことです(笑)

[1272/7/24 甲子園球場]
甲子園は後半ステージにかけあがろうとするファンが続出し中止・・・
カール・パーマーのドラムソロの途中で会場の電源が切られたため20分間叩き続け
一礼して退場したとのことです(笑)



(おまけ)
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emerson & Kansai Yamamoto in Japan 1972

Live In Japan 1972(昭和47年)/Deep Purple - 1972.08.15 Tue

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[tour data]
8/15 大阪厚生年金会館
8/16 大阪厚生年金会館
8/17 日本武道館

[この頃の時事news]
・7月7日 - 第1次田中角栄内閣発足
・7月21日 - 日本テレビ系で刑事ドラマ「太陽にほえろ!」放送開始
・8月26日 - ミュンヘンオリンピック開催(~9月11日)

[set list]
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[member]
Ritchie Blackmore(g)
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Ian Gillan(vo)
Roger Glover(b)
Jon Lord(key)
Ian Paice(ds)

[memo]
ディープ・パープルの待望の初来日公演は当初1972年5月が予定され
チケットが発売されますが、リッチーが肝臓炎、イアン・ギランが気管支炎にかかり
8月に延期されます。
タイミング的にマシンヘッド発売直後ということでパープル絶頂期のパフォーマンスが
お披露目されることになりました。

deep_purple_live_in_japan_1972c.jpg

本ライヴは"LIVE IN JAPAN"名義の各種ライヴ盤でリリースされているので
殆どのロックファンが聴いたことがあると思いますが、実はこのライヴ盤は
日本のレコード会社からの強い要請でレコーディングが実現したのですが、
当時バンド側は日本製のレコーディング機材を過小評価していたらしく、
ライヴ録音には乗り気ではなかったと言われています。
そのため契約に以下の特別条項が盛り込まれていたそうです。

1.日本のみでの発売に限る。演奏の状態が悪ければ発売しない。その権限はバンド側にある。
2.バンド側がテープを持ち帰り ミックス・ダウンをする。
3.バンド側のスタッフが録音をする。

しかし持ち帰った録音テープを聴いたメンバーはその出来の良さに驚愕したと伝えられており
次アルバム「紫の肖像」のリリースが間近に控えていたにもかかわらず、
レコード会社を説得して世界発売になったいきさつがあるようです。
(この事が1973年2回目の来日時の悲劇を生むことになるのですが・・・)

このライヴ盤は私が生涯聴いたアルバムのリピート数でダントツだと思います。
とにかく音が良く最近の大掛かりなロック・コンサートと比較すると使用楽器がシンプルで、
それゆえ各楽器の音のバランスが良く、音の分離が明確な事が大きな特徴といわれます。
最初はあまりの完璧な演奏に少なからずスタジオのオーバーダブが施されていると
思っていましたが、後に3日間を収録した完全版を耳にしてほとんどノー編集だったことに
改めて驚きました。

今と違い映像もバンドの詳細な情報もタイムリーに分からなかったことが、
想像や妄想を限りなく肥大化させ、自分の耳だけを頼りにその感動を他人と分かち合い、
語り継がれた結果、まさにロックの神盤として今尚、多くのロックファンを
魅了し続けているのではないでしょうか。

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