2017-06

Live In Japan 1964(昭和39年)/Miles Davis - 1964.07.10 Fri

[tour data] The World Jazz Festival

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7月10日 名古屋市公会堂
7月11日 大阪フェスティバル・ホール
7月12日 東京日比谷公会堂
7月13日 大阪フェスティバル・ホール
7月14日 東京厚生年金会館 
7月15日 京都円山公園野外音楽堂

[この頃の時事news]
・10月10日~24日 第18回夏季オリンピック(東京五輪)開催

[set list] (7月15日京都円山公園野外音楽堂)
1. If I Were A Bell
2. Oleo
3. Stella By Starlight
4. Walkin
5. All Of You
6. Seven Steps To Heaven

[member]
Miles Davis (tp)
Sam Rivers (ts)
Herbie Hancock (p)
Ron Carter (b)
Tony Williams (ds)

[memo]
東京五輪が開催された1964年にマイルスは初来日を果たします。

1964年7月、日本の主要都市を巡る「ザ・ワールド・ジャズ・フェスティヴァル」が開催され
A~Cの3グループからなるプログラムは開催場所ごとに入れ替わり、マイルスはモダン派が
メーンとなるAグループ。

マイルスのギャラは関係者の旅費と別に4都市(東京、名古屋、京都、大阪?)6公演で
15,000ドル(540万円)超という破格のものだったそうです(同年の大卒初任給は21,526円)

又マイルスは来日しないのでは?という噂も飛び交っていたそうで、マイルスは長旅を
コカインと睡眠薬でしのぎ、羽田に降り立つとゲロを撒き散らしたそうです(苦笑)

本ツアーの7月14日東京厚生年金会館のライヴはMiles In Tokyoで聴けます。

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Live In Japan 1966(昭和41年)/The Beatles - 1966.06.30 Thu

[tour data]
6月30日(夜) 全て日本武道館
7月1日 (昼)(夜)
7月2日 (昼)(夜)

[この頃の時事news]
・ビートルズ台風上陸(6/29~7/3)

beatles japan back

[memo]
4月27日、ビートルズ来日決定を主催元、読売新聞が報道

beatles japan1

ビートルズ日本公演チケット入手方法は窓口販売は一切なく
(1)主催の読売新聞社に往復ハガキで申し込む
(2)協賛のライオン・ハミガキ、東芝レコード、日本航空の各応募要領で申し込む

beatles japan2
beatles japan2a
入場料は2,100円/1,800円/1,500円

来日から離日までこちらのブログの方が詳細にまとめておりますのでご参照ください

beatles japan3

何故、来日時にはっぴを着ているかというと脱いでいた背広が
クシャクシャになってしまい、機内でビートルズの世話をしていたCAが
はっぴを勧めたところメンバーが気に入ってそのまま出てきたそうです。

beatles japan4

混乱を避けるためビートルズは飛行機に横付けされたピンクのキャデラックで
そのままホテルに移動したため、空港内で待ち受けた大勢のファンは
肩透かしを食ったとのこと。



youtubeの映像を見ると分かりますが、武道館で初めて開催されるロックコンサート
ということでアリーナ席には人を入れない会場設営で1回1万人に制限した5回公演
(延べ5万人)

beatles japan6
beatles japan7

実はビートルズの武道館のコンサート使用について、日本の武道の伝統を損なうとして
問題となり、開催前に散々もめたらしいのですが、その発端となったのが
今回の来日の主催だった当時の読売新聞社主で日本武道館館長でもあった正力松太郎氏が
ペートルなんとかというのは一体何者だ? そんな連中に武道館を使わせてたまるか」と
発言し、武道館が使用できない場合を視野に入れ、代替え案(後楽園球場)まで
浮上したそうです。

beatles japan8

鑑賞エチケットとして席から立ちあがったり、手をふることさえ許可しないという
厳戒態勢のため面白いのは普段ファンの絶叫で自分達の演奏が聞えないことに
慣れていたメンバーは日本の観客が大人しくしているので自分達の下手な演奏が
しっかり聞えることに焦りホテルに戻るとリハーサルを繰り返したとの逸話があります(笑)

*****

[set list] (6/30 日本武道館)

-opening act-
1.ジャッキー吉川とブルー・コメッツ、ブルー・ジーンズの合同演奏
2.ザ・ドリフターズ
3.悲しき願い/尾藤イサオ
4.Baby Let Me Take Your Home/内田裕也
5.君ににしびれて 涙ビリビリ吹き飛ばせ/望月 浩
6.Talk Rock/桜井五郎
7.津軽じょんがら節/ブルー・ジーンズ
8.青い瞳/ブルーコメッツ
9.Welcome Beatles/日本側出演者全員
(演奏時間:1時間30分)



-beatles-
1.ロック・アンド・ロールミュージック
2.シーズ・ア・ウーマン
3.恋をするなら
4.デイ・トリッパー
5.ベイビーズ・イン・ブラック
6.アイ・フィール・ファイン
7.イエスタデイ
8.アイ・ワナ・ビー・ユアマン
9.ひとりぼっちのあいつ
10.ペーパーバック・ライター
11.アイム・ダウン
(演奏時間35分:5回とも同セットリスト)

7/1(昼)のライヴを日本テレビが収録し、同日21:00から特別音楽番組として放送。
(視聴率は56.5%)

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beatles japan11 
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私は1978年(昭和53年)に「ビートルズ日本公演!今世紀最初で最後たった1度の再放送」
という番組で見たのですがこのテイクは6/30(夜)公演で実際には再放送ではないんですね。
実は7/1(昼)のマスターテープはブライアン・エブスタインが持ち帰り紛失してしまったため
VHS(LD)化の際はこの6/30のテイクが使われているようです。

beatles budokan2



まぁこのライヴだけ見たら「ビートルズって別に大したことないじゃん」と
今の若い人たちは思うかもしれませんが
(実際、当時テレビを見た人の多くもそう感じたと思いますが)
ビートルズはこの時点では「音楽」ではなく「現象」であったため演奏云々を
語るのは野暮かと(笑)

ジョン・レノン曰く
僕等を見たければコンサートに、曲を聴きたければレコードを買ってください

"That's right,John !!"

箱根アフロディーテ1971(成毛滋&つのだひろ,モップス,ハプニングス4,ピンク・フロイド他) - 1971.08.06 Fri

hakone aphrodite1 hakone aphrodite3

[live data]
1971年8月6&7日 箱根芦ノ湖畔成蹊学園乗風台
全席自由、前売り券2,000円

hakone aphrodite ticket1

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2日間で4万人を動員

[この頃の時事news]
・7月17日 - 阪神の江夏豊、プロ野球オールスターゲームにて9連続奪三振の記録樹立
・7月20日 - マクドナルド日本第1号店「銀座店」、三越銀座店脇にオープン
・8月15日 - ニクソン・ショック(アメリカが金とドルの交換停止)
・8月28日 - 円変動相場制移行

[参加ミュージシャン]
hakone Aphrodite2

[memo]
1969年に「愛と平和の祭典」として開催されたウッドストックは全世界に衝撃を与え
大規模なロックフェスティヴァルが次々と開催される発火点となり、
日本でも1970年に富士山の裾野で日本版ウッドストックが開催される予定でしたが
企画段階で没になりますが、その流れを汲んで開催された日本初の一大野外フェスティバルが
箱根アフロディーテです。

このフェスティバルは「箱根アフロディーテ=ピンク・フロイド」というぐらい
とにかくピンク・フロイド初来日のステージということで有名ですが、
メイン&サブと二つに分かれたステージにロック、ジャズ、ポップスと
複数ジャンルのミュージシャンが参加したため音楽博覧会的要素が強かったようです。

hakone Aphrodite3

行かれた方によるとメイン会場は傾斜地で非常識にもステージが高台にあったため
観客席側は気を緩めると後ろへひっくり返りそうになるという不安定な会場設営だったそうです。
又時代を反映してヒッピーを気取ったシンナーで酔って混獨する全日本ボンド党とか
マリファナ解放戦線とか怪しい集団もちらほら。

超目玉のピンク・フロイドは8/1に来日

ピンク・フロイドと取材陣の噛み合わない来日記者会見(笑)

Q「複雑なサウンドにする理由は?」
A「別にただやってたらこうなっただけさ」
Q「日本のファンにメッセージを」
A「しゃべりに来たんじゃない」
Q「ドラッグとの密接な結びつきは?」
A「日本じゃそのことについて余りしゃべるなと言われてるんでね」

hakone Aphrodite pink floyda

丁度「原子心母」をリリースしたばかりのピンク・フロイドのセットリスト(8/6)は以下の通り



1.Atom Heart Mother
2.Green Is A Colour~Careful With That Axe, Eugene
3.Echoes
4.Cymbaline
5.A Saucerful Of Secrets

1曲終わるごとに10分近いチューニングが行われ、そのチューニングを曲だと思って
観客が拍手を送る一幕もあったとか(笑)





ちなみに大阪フェスティバルホール(8/9)のセットリストは以下の通り

1.Green Is A Colour~Careful With That Axe, Eugene
2.Fat Old Sun
3.Atom Heart Mother
4.Echoes
5.Set The Controls For The Heart Of The Sun
6.Cymbaline
7.A Saucerful Of Secrets

pink floyd 1971 osaka pink floyd 1971 osaka2

私はとにかくゼップ、フロイド、ザッパのライヴを生で観れなかったことが心残りで
これらの伝説のライヴに行かれた方々を本当に羨ましく思います。

Live In Japan 1971(昭和46年)/Led Zeppelin - 1971.09.23 Thu

zep 1971a
zep 1971b

[tour data]
9/23 日本武道館
9/24 日本武道館
9/27 広島市営体育館(チャリティコンサート)
9/28 大阪フェスティヴァルホール
9/29 大阪フェスティヴァルホール

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[この頃の時事news]
・9月16日 - 成田空港第二次強制代執行実施
 行政と地元住民・学生が激しい攻防を展開、警官3人が死亡(東峰十字路事件)
・9月18日 - 日清食品が「カップヌードル」を発売

[set list] (1971/9/29 大阪フェスティヴァルホール)
1. Immigrant Song
2. Heartbreaker
3. Since I've Been Loving You
4. Black Dog
5. Dazed And Confused
6. Stairway To Heaven
7. Celebration Day
8. That's The Way
9. Going To California
10. Tangerine
11. Friends
12. Plant Singing
13. What Is And What Should Never Be
14. Moby Dick
15. Whole Lotta Love
16. Communication Breakdown
17. Organ Solo
18. Thank You

[member]
Jimmy Page(g)
Robert Plant(vo/harmonica)
John Bonham(ds)
John Paul Jones(b/org)

[memo]
ZEPPの初来日はキョードー東京の「Rock Carnival #7」で実現。
zepp_japan_1971b.jpg

記者会見でプラント曰く
「音楽の可能性には限界がない。その創造には自分の感情とか行為とか技術、体力など
あらゆる要素の全てを注ぎ込む必要があるんだ」

前座なし、休憩なしのぶっ通し2時間半
(24日は曲数も増え3時間・・・広島は3時間20分・・・大阪は3時間30分・・・)

zepp_japan_1971d.jpg

「IV」発売前の未発表曲を含むセットリストですがこの頃のZEPPのライヴ評に不満など
聞いたことがないので、内容は山のようにあるブート音源で聴いていただくとして

9/27の広島公演はZEPPの強い要望で実現し
「原爆は私達と同じ人間の仲間の”過去”がやったことで
誰が悪いということではないがやはり申し訳なさを感じる。
平和と楽しさを与える音楽をやってる私達が少しでも力になれるなら」と
チャリティコンサートとして行われ売り上げ全額を寄付。

zepp hiroshima4

「惚れてまうやろう~!」

そして大暴れだったのはステージだけではなく湯川れい子さんの手記によると

23日の武道館のアンコール時にファンがステージに押し寄せ、危険を感じた武道館側が
場内の照明を明るくしたことから「大切なコンサートをブチ壊してくれた」と
ブチ切れで飲み会ではボンゾが机や椅子をひっくり返して大暴れ(笑)

24日のアンコールで袖に引っ込んだあと「お前、ステージで煙草を吸うな!」と
プラントがボンゾを殴る

飲み会でステージの出来事が原因で常時メンバー間で取っ組み合いの喧嘩をして
(ジミー・ペイジの唇が切れて流血とか)収まりつかないとマネージャーの
ピーター・グラントが楽器ケースから猟銃を取り出し鎮めたりしていたそうな。

プラント曰く
「それだけ俺たち仲がいいんだよね」
ってそういうオチかい!(笑)






Live In Japan 1972(昭和47年)/Emerson,Lake&Palmer - 1972.07.22 Sat

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[tour data] ロック・エクスプロージョン'72(第7弾)SUPER SUMMER 0722 & 0724

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7/22 後楽園球場
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7/24 甲子園球場
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[この頃の時事news]
・第一次田中角栄内閣発足(7/7)
・ハイセイコーが大井競馬場でデビュー(7/12)
・大相撲名古屋場所小結・高見山が外国人力士として初優勝(7/16)

[set list] (後楽園球場(7/22)
1.ホウダウン
2.タルカス~アクアタルカス
3.石を取れ~ラッキーマン
~ピアノ・インプロヴィゼイション
4.展覧会の絵~キエフの大門
5.トッカータ
6.ロンド

[member]
Keith Emerson(key)
Greg Lake(vo/b)
Carl Parmer(ds)

[memo]
この企画は再結成のFREE(ポール・ロジャース/サイモン・カーク/山内テツ/ラビット)との
ジョイントライヴでこの時のFREEは山内テツの凱旋公演ですが、
不在のギターはポール・ロジャースが担当。

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この当時のE.L&Pの日本での人気はE.L.Tの比ではなかったんじゃないでしょうか(笑)

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(嵐の中行われた後楽園ライヴの模様を伝える現地新聞)

[1972/7/22 後楽園球場]
前座FREEの演奏後テレビ東京の中継があったため観客は台風接近の状況で
ELP登場まで1時間待たされたとのこと(笑)
シンセ機材が不調でしたがキース・エマーソンのパフォーマンスは最高で
普段はハモンドに短剣を突き刺すところをこの日は日本刀で切りつけたとのことです(笑)

[1272/7/24 甲子園球場]
甲子園は後半ステージにかけあがろうとするファンが続出し中止・・・
カール・パーマーのドラムソロの途中で会場の電源が切られたため20分間叩き続け
一礼して退場したとのことです(笑)



(おまけ)
yamamoto kansai emerson
emerson & Kansai Yamamoto in Japan 1972

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