2018-07

一九七二年七月十五日/タージ・マハル旅行団 - 1972.07.15 Sat









[sales data]
1972
[producer]
unknown
[member]
小杉武久(voice/vl/etc)
長谷川時夫(voice/per/etc)
永井清治(ds/synthe/etc)
小池龍(b/etc)
土屋幸雄(tuba/per/etc)
木村道弘(per/mandolin/etc)
林勤嗣(enginia/etc)




東京・赤坂月草会館ホール(1972/7/15)

タージ・マハル旅行団とは小杉武久さんという方が中心となって
現代音楽、芸術、イラストレーターなど演奏家、非演奏家を越えて集まった
即興芸術家集団だそうです。

フリージャズというか現代音楽の部類でしょうか。
楽譜に縛られることから解放され感情の赴くままに音を出そうという実験的試みに挑戦した
「音の妙」とでもいいましょうかとにかく妙です(笑)
(ステージ上では行動が自由で演奏中、疲れたら勝手に休憩をとったり、会場から外に出て
変わったパフォーマンスをやったりしていたようです(笑)

1976年頃、小池龍と土屋幸雄が宗教活動に入るのを機にグループを去り小杉武久も脱退。
その後グループは自然消滅したようですが正式な解散はしてないとのことです。

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トランシルヴァニアの古城/コスモス・ファクトリー - 1973.10.21 Sun









[sales data]
1973/10/21
[producer]
立川直樹
[member]
泉つとむ(vo/key)
滝としかず(vo/b)
水谷ひさし(vo/g)
岡本和男(ds)




このバンドは名古屋で活動していたアマチュア・バンド"バーンズ"と"サイレンサー"という
二つのバンドが融合して1970年に結成。

当時人気の洋楽プログレサウンドに日本の叙情性を加えたムーグやメロトロンを多用した
サウンドは当時少なかった和製プログレバンドの先駆者として不動の地位を固め人気を博し
ハンブル・パイやムーディー・ブルースのオープニングアクトもつとめ
四人囃子と共に「日本の二大プログレッシヴ・ロック・バンド」として人気を博します。

cosmos factory

多分、多くの人が感じることだと思いますが「小粒」です。

何と比較して「小粒」かというと当時の本家洋楽プログレバンドとです。
これは仕方のないことですが、日本のプログレバンドはクリムゾンやE,L&PやYESなどを
模倣(コピー)するところから出発しているので、そこかしこに○○っぽいという部分が
見え隠れしており、演奏面で本家を超えることがないことから、
ただでさえ本家のプログレバンドのオリジナルアルバムは膨大な数があり、
一通り聴き通してやっとこのバンドに行き着いたという人も多いのではないでしょうか。
(このバンドは初期の頃はムーディー・ブルースの音に近いのですが、
後期はキング・クリムゾンのようにメタリックでハードなサウンドに変化していきます)

日本語歌詞がなんかちょっと恥ずかしい気もしていたのですが(プログレファンの中には
演歌歌謡と酷評する人もいるようです)「日本人ならではじめじめした暗さ」は
コスモス・ファクトリーのオリジナリティとして十分伝わってきますし、
日本の言葉と旋律でプログレを表現したという点で大きく評価できると思います。

ライヴ VOL.4/まどろみ(美狂乱)  - 1976.01.15 Thu









[sales data]
2010/2/25
[producer]
高見博史
[member]
須磨邦雄(g)
白鳥正英(b)
長沢正昭(ds)
& Friends




クリムゾンフォロワーバンドとして日本では特に人気のある美狂乱のメンバーが
地元静岡を中心に「まどろみ」として活動していた頃(1976~1978)のライヴ。
(元音源は須磨さんのプライヴェイトテープ)

「美狂乱」の歴史は少々ややこしく、1974年に結成した当時はZEPPのコピーを演っていた
そうなのですが、1976年頃からクリムゾンのコピーバンドになったことでバンド名を
「まどろみ」に改名したとのことです。
(その後ネクサスからメジャーデビューする際(1982年)に再び「美狂乱」を名乗ります)

このバンドのテーマは「いかに全員がクリムゾン・メンバーそのものになりきれるか」
だったそうで、ボーカルはともかくその完コピ度は凄いです。
(音の悪さがいい意味でクリムゾンブートの余韻があります)
とにかく音を外さず一切の妥協を許さず息詰まるような100%の完コピを完遂するという
アマチュアイズムの極みここにあり!という感じです。
(ドラムのスネアを高く設定してビルブラのスコーンという音を出せばよかったのに)

太陽の旋律~REDの時期のクリムゾンのライヴは日本では実現しなかったので
私も一度、まどろみの生ライヴは観てみたかったです。

赤い目の鏡/新月 - 1979.07.25 Wed









[sales data]
1994
[producer]
高見博史
[member]
北山真(vo)
花本彰(key)
高橋直哉(ds)
鈴木清生(b)
津田直彦(g)
*****
小久保隆(key)

shingetsu.jpg


1979年7月25日&26日 芝ABCホール

新月のデビューアルバム発売記念ライヴで元NEXUSレーベル・プロデューサー高見博史さんが
客席から120分カセットテープで録音したものが元ネタです。

花本彰を中心に北山真、高津昌之、鈴木清生、小松というメンバーで1975年に結成された
セレナーデとHAL~ベラドンナの津田直彦、高橋直哉が合体し新月を結成。

1977年夏、花本彰、桜井良行、津田直彦、高橋直哉、遠山豊というメンバーで
渋谷屋根裏でデビューライヴ。
その後、ベースが桜井良行~阿久津徹~鈴木清生に代わり1978年に北山真が加わり
1979年7月25日にデビューアルバムリリース。



第一世代のジャパンプログレバンド、四人囃子、コスモス・ファクトリー、
ファー・イースト・ファミリー・バンドのサウンドとは異なり、ヨーロピアン・スタイルの
シンフォニックロックです。

ジャパンプログレは本家プログレバンドの模倣に独自の味付けをしているのですが

[四人囃子]ピンク・フロイド[美狂乱]キング・クリムゾン[アイン・ソフ]カンタベリー系
[クエーサ]E,L&P[コスモス・ファクトリー]ムーディー・ブルースなどなど

新月はジェネシス色が強く、特にボーカルの北山真はピーカブ信者ということで
小道具を使ったステージ・パフォーマンスも話題になったようです。

shingetsu2.jpg

当日は全11曲演奏ですがラストの「せめて今宵は」が収録分数の関係でカットされていましたが
BOX(新月全史)制作のための、当時の音源をメンバー及び関係者が発掘中、このライブを
オープンリールからコピーした良質のカセットテープが発見されたため
「不意の旅立ち」をカットし「せめて今宵は」を収録し曲順を差し替えた中途半端な
改装盤もリリースされましたが、2016年に2枚組紙ジャケ仕様の完全版がリリースされました。

 

歌詞のコンセプト、サウンド、演奏技術、ステージパフォーマンスとかなりの
高水準だったもののプログレブームが終焉に向かう頃(YMOの登場でテクノ、ニューウェイヴ転換期)
ということもあり、メジャーデビューがプログレに精通してないビクターだったことで
(PV制作のためこのライヴから「鬼」「せめて今宵は」を収録しています)
あまりにマニアックな枚数しか世の中に流通せず、プロデューサーの高見さんも
もっと早くこのバンドのことを知っていればNEXUSレーベル(ノヴェラ、ケンソー、美狂乱など)から
力を入れてリリースできたのにと悔やんでいます。



妖精の森/アイン・ソフ - 1980.06.15 Sun









[sales data]
1980/6
[producer]
高和元彦
[member]
山本要三(g)
服部眞誠(key)
鳥垣正裕(b)
名取寛(ds)




今はアニメ音楽やAKB48、ももいろクローバーZのアイドルイメージが強いキングレコードが
その昔、アース・シェイカーとかノヴェラとか美狂乱とか癖のあるHR&プログレバンドを
扱っていたネクサス・レーベルからデビューしたアイン・ソフ。

プロデュサーの高和元彦さんという方は高品質アナログLP「ザ・スーパー・アナログ・ディスク」
を発売し、英デッカを初め国内外から絶賛を浴び、後の高品質アナログ・ディスクの
パイオニア的存在なんだそうです。

takawa.jpg

ドラマチックなタイトル曲のせいでプログレで語られることが多いですが
サウンドトータル的にはジャズ・ロックです。
バンド経歴は長く天地創造(1970年結成)という名で神戸・大阪・京都を中心にライヴ活動を行い
その演奏力の高さから「一部」で話題になるもレコーディングに至らず

70west.jpg
(70' west japanese rock sceneというコンピに天地創造名義で「ドクター・マッコイ」が収録されています)

ディレクターのたかみひろし氏と出会いその名をアイン・ソフ(最高のものを求むる人々の意)に
改名するとオリジナルメンバーの藤川喜久男が脱退(>服部眞誠加入)

ようやくメジャーデビューにこじつけ、このバンドの登場はプログレファンには大ニュースでしたが、
不幸だったのは80年代はディスコ音楽、パンク、ニューウェイヴ系に音楽市場が乗っ取られ
大作志向のプログレが抹殺されていた時期なので、今でも一部のマニアにしか知られていないですが
現在も山本要三さんを中心に再結成を繰り返しながら休み休み活動を継続しているようです。

パラダイス・ロスト/ノヴェラ - 1981.12.15 Tue









[sales data]
1981/12
[producer]
森園勝敏
[member]
平山照継(g)
五十嵐久勝(vo)
山根基嗣(g)
高橋ヨシロウ(b)
秋田鋭次郎(ds)
永川敏郎(key)

novela3.jpg


「1980年にデビューした関西出身の日本のプログレッシブ・ロックバンド」と
wikiに記されているのですが、確かに組曲もあるし体裁はプログレっぽい感じもするのですが
最初は普通に元祖ヴィジュアルバンドでいいのではないかと思っていました。
(その証拠に圧倒的に女子ファンの少ないプログレバンドと違って女子ウケしましたから)

3_000000003024.jpg NOVELA (1)

ノヴェラの前身となるシェラザードが「少年期〜時の崖」でロッキンf主催の
第一回アマチュア・バンド・コンテストで優勝し(この時の準グランプリはKENSO)
メジャーデビューに自信を深めますが、インパクトが弱いという問題を解消するため
同関西で活躍していた山水館と合体しノヴェラを結成。
[シェラザード]平山、五十嵐、永川、秋田
[山水館]高橋ヨシロウ、山根基嗣

丁度その頃、日本発の世界に向けた本格的ロック・レーベル「ネクサス」を設立した
高見博史氏の目にとまりネクサス第1号バンドとしてデビューします。

とは言え平山氏のインタビュー記事を読むとデビュー当時業界では冷遇されていたようです。

「あの頃、ギンギンのメイクバンドは絶対にミーハーバンドと見なされ、相手にして
もらえなかった。音すら聴く価値はない、とまで言われたこともありました。
そして音を聴いてもらえても、何故今時プログレやハードロックなのか?という人が
多かった。当時はテクノ、ニューウェイヴ、パンクが全盛でプログレは死語だと言われ
ハードロックはもう古いという時代でしたから。ファッションや音もアナクロがいいとこ。
でもそんなことは、やってる本人達が一番分かっていたのです。
こうでもしなければ話題にもならずメジャーで生きていけないという意識は確かにありました。
でもそれと同時に、僕らはやりたいことを自然にやっているだけだという意識もあった。
ところがそんな業界非難に反して、時代錯誤をものともしない熱狂的なノヴェラファンに
支えられ、押し上げられたのだと思います。」

正直、申しますと私も上記平山氏が書いている知ったかの業界人と同じように
魅惑劇~イン・ザ・ナイトはヴィジュアル系という色めがねで聴いていたので、
あまり音に集中できなかったというか音の印象があまりなく自分の好みではないと
思っていたのですが、森園さんがプロデュースしたこのアルバム(3rd)を聴いて
初めてプログレバンドと認識しました。



私が受けつかなかったのは魅惑劇~イン・ザ・ナイトのように少女漫画を想起させるような
ドリーミーでロマンチズムな物語性だったのですが、このアルバムで急激に演奏力がUPしており
オープンニングの「失楽園の序曲」のようなシャープな切れと変拍子ありありな曲展開から
引き込まれ「おっ!!!」と思わされました。

novela.jpg

3つのパートで構成される組曲の「青の肖像」はアナログ盤ではPart3のみ収録されていて
Part1とPart2はミニアルバムに別収録されていたのですがCDでは通しで聴けるように
なりました。



バンドとして真の実力を証明したもののこの頃バンド内ではメンバー間で音楽性の違いが
明確になっており、当時勃発したヘヴィメタルブーム(NWOBHM)に乗りたかった
山水館組の高橋と山根が秋田を引き連れて脱退、ハードロックバンド、アクションを結成します。



平山はメンバーチェンジ後、これ又名作の聖域をリリースするも、



アニメ王国キングの無理強いで?特撮(ぼくら野球探偵団)やアニメ物(最終戦争伝説)を出したりと
ちぐはぐな活動になりバンドは解散。

novela2.jpg 

平山はソロ転向後、ソロ・プロジェクトからバンド形態に発展したシンフォニック・ロック・バンド、
テルズ・シンフォニアを結成します。



永川敏郎はGERARD~EARTHSHAKERで活躍します。

 earthskakers.jpg

美狂乱 - 1982.08.08 Sun









[sales data]
1982
(Rec:1982/8/8-24)
[producer]
チト河内
[member]
須磨邦雄(g)
白鳥正英(b)
長沢正昭(ds)
*****
中西俊博(vl)
中島優貴(key)
小出道也(recorder)




80年代のジャパンプログレと言えばこの美狂乱でしょう。

クリムゾンフォロワーを公言し音はまさにクリムゾンを日本語で訳したようなサウンドで
ザッパ流の編集作業のように70年代のクリムゾン全期の美味しいフレーズを切り貼りし
それを日本人独特のもたつき感でオリジナルに仕上げています。

高見博史さんによると美狂乱は2年ほど前にネクサスからデビュー予定だったらしいのですが
アルバム収録の選曲作業が行われている最中、ドラムの佐藤正治氏が突然、脱退してしまったため
話が頓挫。
そのため美狂乱の前身「まどろみ」のドラマー、長沢正昭氏が再加入しようやくレコーディングを開始。
(まどろみはクリムゾンコピー一本で、須磨さんがフリップ翁のギタープレイを相当細部まで
コピーしているのでクリムゾンファンは一聴です)



高見氏の話を続けるとこのレコーディングの演奏はリハ不足で100%の実力を
発揮できていないと嘆いているので、アルバムリリース直後のACBホールのライヴと
聴き比べてみるのが良いかと(私はそんなに気になりませんけど)



一クリムゾンファンとして言えるのは、美狂乱とクリムゾンの優劣を語るのは野暮で
クリムゾンを聴きたかったらクリムゾンを徹底的に聴くべきですが
80年代を前に本家プログレバンドが死滅し、80年代によみがえったクリムゾンでさえ
ニューウェイヴ志向に変化していたので、70年代のクリムゾンが来日を果たせなかった分
美狂乱のパフォーマンスに70年代のクリムゾンの幻影を求めるのはあながち罪なことではないと
思います。

Parallax/美狂乱 - 1983.01.15 Sat









[sales data]
1983
[producer]
須磨邦雄
[member]
須磨邦雄(g/voice)
白鳥正英(b)
長沢正昭(ds)
*****
中西俊博(vl)
溝口肇(celo)
永川敏郎(key)
岡野等(tp)




ジャケット画は望月ヒロミさんという女性で須磨さんによると
「ジャケット下半分を占める鉄屑は沼津の港湾に山と積まれたゴミで、それをモノクロで撮り、
ポジやコピーを切り貼りしながら無造作に水面のように見える材質のアクリル板に並べていった。
吊り下げられている人形は宝物の比喩。ゴミの世界から引き上げられた宝石という意味。」
だそうです。

前作はクリムゾンベースに作ったという印象が強いのですが、本作はオリジナリティを
出そうという強い意欲が伝わってきます。
ただクリムゾンがライヴテープを下地にアルバムを作っていたのに対し、
美狂乱はスタジオで緻密な音作りをしているためダイナミズムは欠けています。
(その分ライヴの評価は高いです)

一聴して分かるメロディアスなものではありませんが、プログレファンの間ではスルメ盤として
高く評価されるもバンドはレコード発売記念ライヴのあと活動を休止してしまいます。
理由としてはネクサスとの2年契約満了のためらしいのですが、クリムゾンは新しい形で
再始動していたし、その辺の日本語訳なサウンドも聴いてみたかったなと。



この後、1994年にメンバーを一新して大所帯8人編成のラインナップで再スタートを切り
12年振りのスタジオ作品「五蘊(ごうん)」「狂暴な音楽」などをリリースし、
現在も不定期ながら活動中で

 

今後の計画としては、"BKR 乱-Dom-Access"のタイトルで、本作の組曲「乱」の延長のような内容の
インプロ重視のアルバムを予定しているとのことです。

ケンソー(Kenso)/3rd - 1985.05.15 Wed









[sales data]
1985/5
[producer]
KENSO
[member]
清水義央(g/melotron)
小口健一(synthe/hammond)
佐橋俊彦(p)
松本公良(b)
山本治彦(ds)
*****
難波弘之(synthe)
根元響子(oboe)
矢島史郎(fl)
加来純奈(voice)
高城恒勝(voice)




1974年、当時高校2年生だったバンドリーダー兼ギタリストの清水義央さんを中心に結成。
(バンド名は当時、清水さんが通っていた神奈川県立相模原高等学校のあだ名
「県相(けんそう)」からとったそうです)

KENSO3.jpg

このバンドについて特筆すべき点は清水さんは神奈川県横浜市六角橋で開業している
こわくない歯医者さん「清水歯科」の現役の歯科医で、バンド活動は歯科医の仕事と
他のメンバーの音楽活動の合間を縫って行われているため活動は活発ではありませんが、
現在も現役で高水準の演奏力でマニアな人気を誇っています。

1980年12月、清水さんが大学5年で大学病院で臨床実習が始まった頃
(ジョン・レノンが暗殺された直後)に軽音楽部の部室で録音した自主制作の
ファーストアルバムをリリース(2ndは1983年)



そして念願かなって1985年ネクサスより本アルバム「KENSO」(3rd)(1stアルバムとは別物)で
メジャー・デビュー。
(1986年「清水歯科」開業)

KENSO2.jpg

彼らの演奏は他の邦プログレバンドのようにプログレと和を調和しようというような
姑息な考えはなく、その分演奏がストレートで日本人特有のもたつき感がありません。

又清水さんは辛らつな毒舌が特徴で公式HPで他アーティストへの暴言が散見できます。
アルバムライナーは架空の精神科医師と精神患者(清水さんが二役)の診察語録という形式で
患者がNOVELA、アイン・ソフなどをこけ下ろしているのですが、美狂乱の悪口を言うと
美狂乱のファンの先生が猛烈に患者に反発するなど面白い読み物になっています(笑)
(尚、難波さんがTurn To Solutionのソロで参加しています)

帽子と野原/アイン・ソフ - 1986.01.15 Wed









[sales data]
1986
[producer]
アイン・ソフ
[member]
山本要三(g)
鳥垣正裕(b)
藤川喜久男(key)
富家大器(ds)





服部眞誠氏がフュージョンバンド99.99 (four nine)結成のため脱退し
オリジナルメンバーの藤川喜久男氏が復活。
ドラムも富家大器氏にチェンジしています。

デビューアルバムはプログレ色が強かったですが、本作はタイトルを英国のカンタベリーバンド
Hatfield & the Northからとったことからも分かるように、日本のバンドでは非常に珍しい
カンタベリー色の強い内容になっています。

このバンドが不思議なのはプログレ系であれカンタベリー系であれ、英国本家のコピー物で
終わらず、楽曲にそこはかとなく純日本的な雰囲気が組み込まれていることです。

又山本さんのギタートーンのせいか攻撃的なアグレッシヴな演奏箇所もフュージョンのように
優しく丸みを帯びています。

このバンドはインスト演奏なのですが、彼ら独自の世界観を拡散するために
日本語歌詞で歌っても良かったのではないかと思います。

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