2017-09

Neil Young - 1969.01.12 Sun









[sales data]
1969/1/12
[producer]
Neil Young
David Briggs
Jack Nitzsche
Ry Cooder
[member]
Neil Young(vo/g/etc)
Jack Nitzsche(el-p)
Jim Messina(b)
Carol Kaye(b)
George Grantham(ds)
Earl Palmer(ds)
Merry Clayton(bvo)
Brenda Holloway(bvo)
Patrice Holloway(bvo)
Gloria Richetta Jones(bvo)
Sherlie Matthews(bvo)
Gracia Nitzsche(bvo)




バッファロー・スプリングフィールド解散後スーザン・アーゼウェイドという女性と結婚。

バッファロー・スプリングスフィールドでのイザコザを払拭するようにジャック・ニッチェや
ライ・クーダーといった親しい友人の協力で制作したソロデビューアルバム。

カントリー系のインスト曲で幕開きし、全体的にスプリングフィールドのような
ギラギラした尖った感じではないですが、この頃23歳のニール・ヤングの若々しい声が新鮮で、
映画「いちご白書」の挿入曲ローナーなどの人気曲が収録されています。

ニール・ヤングはこの作品から聴き始める必要は全くありませんが、
必ず戻ってくるべき作品だと思います。



聴き手の私は寄る年波には勝てず、だんだん感性が鈍くなり新しい物の吸収力が衰えているのに
70歳を過ぎたニール・ヤングは今尚若い頃と変わらず方向定まらない音楽ジプシーとして
音楽の第一線でアグレッシヴな活動をしていることに脱帽です。
最近ではトランプ次期大統領に「俺の曲を使うな!」と楽曲使用トラブルの口火を
切ってましたね(笑)

f#@k you Trump!!


トランプさんの弁明は5分15秒あたりから
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Everybody Knows This Is Nowhere/Neil Young & Crazy Horse - 1969.05.14 Wed









[sales data]
1969/5/14
[producer]
David Briggs
Niel Young
[member]
Neil Young(vo/g)
Danny Whitten(g)
Ralph Molina(ds)
Billy Talbot(b)
*****
Bobby Notkoff(vl)
Robin Lane(gril friend?)




ニール・ヤングはスプリングフィールド時代のバンドメンバーの人間関係のゴタゴタに嫌気がさして
バンド結成には否定的だったようですが、その考えを取っ払ったのが
長年のパートナーとなるクレイジー・ホースのメンバーとの出会いだったそうです。

neil-young-and-crazy-horse.jpg

ロビー・レイン(当時のガールフレンド?)の共通の友人を介して当時ザ・ロケッツという名で
活躍していたメンバーと出会い、音楽観で意気投合しバンドはクレイジー・ホースと改名し
出会いから僅か二週間のリハーサルでこのアルバムは完成したそうです。

ニール・ヤング談
「とにかく僕はどんどん進めて行きたかった。
取り逃したくなかったんだ、何故なら録音されたそれらのレコードにある何か・・・
例えば僕たちは真剣にお互いの心を探り合っていた。
お互いの何も知らなかったけど、そこで起こっていることに夢中になっていたんだ。
だからそれをレコードにしたかった。」

クレイジーホースの演奏と共鳴することでどんどん湧き出てくるインスピレーションを
一音も逃すまいとするニール・ヤングの当時のハイテンションな状態が伺えます。

前作から僅か4ヶ月という短いインターバルでリリースされた作品は当時流行していた
実験的な音作りは皆無でむしろその単純な音作りが、楽曲の良さをストレートに伝え
ライヴでお馴染みの楽曲が多数収録されているのでファンにはマストアイテムです。
(シナモン・ガールのドシっと腰の座ったサウンドは既にクレイジーホースの完成形)

最近、商業的な観点でミリオンを達成すると簡単に名盤の類に数えられてしまうことを
嘆かわしく思うのですが、やはり時代と共に風化せず、年輪を刻むような内容にこそ
「名盤」という称号を与えたいものです。
イナゴのような瞬時の大量浪費時代に突入した現在、そういう音楽が生まれるのかどうか
甚だ疑問ではありますが・・・
(PS)
井上陽水の「人生が二度あれば」はニール・ヤングのRUNNING DRYのパクリだと思います

After The Gold Rush/Neil Young - 1970.08.15 Sat









[sales data]
1970/8
[producer]
Niel Young
David Briggs
Kendall Pacios
[member]
Neil Young(vo/g/p/etc)
Billy Talbot(b)
Greg Reeves(b)
Nils Lofgren(p)
Jack Nitzsche(p)
Nils Lofgren(p)
Ralph Molina(ds)
Danny Whitten(g)
Steve Stills(bvo)




CSN&YのDeja Vuは「個人の集まり」という新しいコンセプトでメンバーの持ち寄った曲を
民主的な配分で収録するというスタイルだったため特に創作意欲が盛んだったヤングやスティルスは
勢い収まらずCSN&Y在籍中に発売されたソロアルバム。
(このアルバムは元々クレイジーホース名義のバンド作品としてリリースする予定でしたが
ダニー・ホイットンのドラッグ症状が酷く、バンドとしてのレコーディングを断念しソロアルバムに
変更になった経緯があるようです)

この頃のCSN&Yツアーはソロアルバムプロモーションと連動しており、他のメンバーも制作中の
ソロアルバムの楽曲を披露するコーナーが設けられていますが、ライヴを聴くとメンバーの中で
ニール・ヤングが一番ウケが良いですね。



収録曲の「サザン・マン」は南部の人種差別を痛烈に批判した歌でこの歌詞内容にカチンと来たのが
サザンロック旗手のレイナード・スキナードで返歌「スイートホーム アラバマ」で

「ニール・ヤングが南部をコケにした
 ニール・ヤングよ、覚えとけ
 南部人は二度とお前なんか相手にしない」

と当てこすりで歌い上げています(笑)



Harvest/Neil Young - 1972.02.01 Tue









[sales data]
1972/2/1
[producer]
Elliot Mazer
Neil Young
[member]
Neil Young
*****
[Stray Gators]
Ben Keith(steel g)
Kenny Buttery(ds)
Tim Drummond(b)
Jack Nitzsche(p)
John Harris(p)
*****
James Taylor(bvo)
Linda Ronstadt(bvo)
David Crosby(bvo)
Graham Nash(bvo)
Stephen Stills(bvo)
London Symphony Orchestra




C,S,N&Youngでの活動を一段落させStray Gatorsというバンドを従えオケまで使った意欲作。
ニール・ヤングを聴いたことのない人には彼の膨大な数のアルバムの中で
断突でお薦めしたい大名盤です。

何というかニール・ヤングを聴くようになってやっと耳が大人になったと感じました。
聴き始めた契機はエンケンがニール・ヤングをかなり意識していたためでロックというと
ギターのディストーションバリバリ大音響なものを好んで聴いていた頃、
この物静かでありながら圧して訴えかけてくるニール・ヤングの歌声には素直に感動しました。

OUT ON THE WEEKENDなんかマイナーコードだけで私でもギターコピーできる
単調なメロ&リズムに朴訥と語るように歌ってるだけなんですが、
ニール・ヤングの言の葉に音魂がこもっていてなかなかこれをコピー演奏しようと思って
できるものではないと思います。

しかし当の本人はこのアルバムの大ヒットでポピュラリティーを獲得してしまったことを
居心地悪く感じていたようです。
今ではろくな音楽じゃないのにミリオンヒット一発トでメジャー感に居座っている
ヘンテコなミュージシャンが圧倒的に多いというのに(苦笑)



この年クレイジー・ホースのダニー・ウィットンが亡くなり翌年にはC,S,N&Yのスタッフだった
友人のブルース・ベリーも亡くなるという不幸が続き追悼盤として「Tonight The Night」を
録音しますが、レコード会社は内容が重過ぎるとして発売が一時見送られます。

尚、次アルバム「渚にて」がリリースされる1974年までの間に
Journey Through the Past(過去への旅路)Time Fades Away(時は消え去りて)という
アルバムがリリースされていますが、どちらも入手難です。

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