2017-09

Prelude(ツァラトゥストラはかく語りき)/Deodato - 1972.09.15 Fri









[sales data]
1972/9
[producer]
Creed Taylor
[member]
Deodata(key)
John Tropea(g)
Jay Berliner(g)
Hubert Laws(fl)
Marvin Atamm(tp)
Ron Carter(b)
Stan Clarke(b)
Billy Cobham(ds)
Airto Moreira(per)
Ray Barretto(per)




「ツァラトゥストラはかく語りき」はシングルヒットしたのでラジオでよくかかっていましたが、
当時は誰が演奏しているのか興味すらありませんでした(笑)
(ロン・カーター、スタンリー・クラーク、ビリー・コブハム、アイアート・モレイラなど
驚きの面子が参戦)

deodato.jpg

エウミール・デオダートさんを知ったのは、何かのフュージョン作品をamazonで購入したところ
amazonさんが関連作として執拗にこの作品を推薦してくるので、推しに負けて
半ば強引に買わされたのですが、まぁそのおかげでジョン・トロペイというギタリストに
出会えたので今は大変感謝してますよ>amazonさん(笑)

デオダートさんは1964年頃ブラジルでデビューし、フランク・シナトラ、アレサ・フランクリンなど
CTIの名アレンジャーとして活躍していたそうです。

クロスオーバーの概念が定着していなかった時代にクラシックをジャズテイストに表現する企画は
プロデューサーのクリード・テイラーさんが長年温めていたアイディアだったそうで、
テイラーさんといえばジャズ界の名プロデュサー(CTIの創始者)で
コルトレーンの「至上の愛」も手がけていることを知って更に驚きです。

このクリード・テイラーさんの元でCTI時代プレイヤー&アレンジャーとして活躍したのが
ボブ・ジェームスさんだったことも興味深い発見です。

スポンサーサイト

Live At Felt Forum/Deodato - 1973.04.30 Mon









[sales data]
1989/8/22
[producer]
Creed Taylor
[Reissue Producer]
Didier C. Deutsch
[member]
Eumir Deodato(key)
Joe Temperley(sax)
Rubens Bassini(congas)
Rick Marotta(ds)
John Giulino(b)
John Tropea(g)
Gilmore Degap(per)
Garnett Brown(trombone)
Burt Collins(tp)
Joe Shepley(tp)




元々はIn ConcertというタイトルでCTIの2大看板のデオダートとアイアート・モレイラの
ライヴをカップリングして発売していたものをデオダートの2001スペースバンドだけに
再編集(未発表曲を4曲追加)したもののようです(1973/4/30 N.YのFelt Forumでのライヴ)

丁度、この頃デオダートはCTIからMCAに移籍しているのですが、その挨拶代わりにと
MCA移籍初アルバムからスティーリー・ダンのカバー曲で幕開けです。

全体的にブラジリアンフュージョン(強いて言えばボブ・ジェームスとサンタナを
足して割ったような)が展開されているのですが、注目はハードなギター演奏を聴かせる
ジョン・トロペイさんです。
私はこのアルバムからジョン・トロペイ探求の旅が始まりました。

話それましたがデオダートさんは昨年(2015年)初来日を果たしていたんですね。
ビルボードJAPANに興味深いインタビュー記事がありましたのでご紹介しておきます。

リオ五輪が閉幕しましたが、デオダートさんも出番があったのでしょうかね?

tropea/John Tropea - 1975.01.15 Wed









[sales data]
1975
[producer]
John Tropea
[member]
John Tropea(g)
Will Lee(b)
Rick Marotta(left ds)
Stephen Gadd(Right ds)
Don Grolnick(key)
Rubens Bassini(per)
Don Payne(b)
C. Conrad(contrabass)
Alan Schwartzberg(ds)
Kenny Ascher(key)
Nick Remo(per)
Ron Tropea(per)
George Young(sax)
Dave Sanborn(sax)
Bob Mintzer(fl)
David Spinozza(g)
Richard Davis(b)
Drums – Rick Marotta
Eumir Deodato(key)
Sam Burtis(trombone)






デオダートの「ツァラトゥストラはかく語りき」の名演で名をあげたトロペイさんは
今年2月、ガットやランディ・ブレッカーと一緒に来日し元気なところを見せていたようですが
1975年にリリースした初ソロアルバム。

このアルバムの一つの売りはそんなにドカドカ叩いているわけではありませんが
(左)リック・モラッタ(右)スティーブ・ガットというツインドラム体制になっています。

人気セッションギタリストとして同年もポール・サイモンの「時の流れに」参加し
収録曲の「恋人と別れる50の方法」はヒットしました。



他人の要求に合わせるセッション系のギタリストは強烈な個性がわかりにくく
同系で親友のデヴィッド・スピノザさんのギターとの区別もおぼつかない状況なんですが



2007年のトロペイさんのベスト盤の監修を鈴木茂さんが担当しているので
イメージ的にはトロペイさんは鈴木茂系、スピノザさんは野口五郎系と
ざっくり区別するとわかりやすいかもしれません。

Short Trip to Space/John Tropea - 1977.01.15 Sat









[sales data]
1977
[producer]
John Tropea
[member]
John Tropea(g)
David Spinozza(g)
Don Grolnick(key)
Leon Pendarvis(key)
Richard Davis(b)
Will Lee(b/vo)
Steve Gadd(ds)
Rick Marotta(ds)
Ralph MacDonald(per)
Rubens Bassini(per)
Michael Brecker(sax)
Lani Groves(bvo)
Bill Guerra(bvo)
Bruce Goldberg(bvo)
Jeffrey Kawalek(bvo)
Chuck Blackwell(bvo)
Ron Cartalemi(bvo)
Duncan Cleary(bvo)
Brian Drake(bvo)
Mike Mainieri(bvo)
and
many horns & strings




Gadd & Marottaのツイン・ドラムにWill Leeのベースという鉄壁のリズム隊で
ほぼ前作の流れを踏襲しつつ、冒頭からディスコブームを意識した作りになっています。
(E,W&FのCan't Hide Loveのカバー収録)

アルバムタイトルから推測するに丁度同時期にスターウォーズが公開されたこともあり、
世の中のSFブームに便乗した宇宙スペースへのオマージュ作品ということに
なるのでしょうか。



コズミックジャズ、ファンク、レゲエなどバリエーションに富んだ楽曲が収録されていると
書けば聞こえが良いのですが、今一つトロペイさんの「個」というものが見出せなくて
困惑してしまうのですが、スタジオミュージシャンとしてのポジションで全体を見渡しながら
自己主張を極力控えながら、何でも他人と協調してそつなく演奏してしまうという
自然と他人にディレクションされながら無難なサウンドを作ってしまったような(苦笑)
自分のアルバムなんだからもっと無茶な部分があっても良かったのではないかと思います。

To Touch You Again/John Tropea - 1979.02.01 Thu









[sales data]
1979/2/1
[producer]
John Tropea
Charie Conard
Stephen Galfas
[member]
John Tropea(g/key/vo)
Don Grolnick(key)
Paul Shaffer(key)
Leon Pendarvis(key)
Richard Tee(key)
Will Lee(b/vo)
Rick Marotta(ds)
Steve Jordan(ds)
Jimmy Maelen(per)
Rubens Bassini(per)
Ron Tropea(per)
George Young(sax)
Randy Brecker(sax)
Barry Rogers(sax)
David Sanborn(sax)
Alan Rubin(tp)
Jon Faddis(tp)
Lou Marini(reeds)
Louis del Gatto(reeds)
Michael Brecker(reeds)
Toni Price(tuba)
David Taylor(trombones)
Sam Burtis(trombones)
Luther Vandross(bvo)
Diva Gray(bvo)
Jocelyn Shaw(bvo)




個人的に今まで聴いたトロペイさんのアルバムで一番伸び伸びと弾いてる感じがします。

トロペイさんは最も影響を受けたウェス・モンゴメリーさんのプレイスタイルを踏襲しつつ
デビューアルバムはロック的に2ndアルバムはファンクをベースにした内容で
今まではNYオールスターズな面子に配慮してか?ランディー・ブレッカーやサンボーンなどに
がんがんリードを取らせていましたが、本作はホーン&ストリングスを控えめに音の厚みを和らぎ
ビートを強調した作りのR&B路線で、間違いなくトロペイさんのギターが主役です。

曲によってはリチャード・ティーの唯一無二のピアノ旋律のせいでエリック・ゲイルか?
と思わせるほどSTUFFなプレイです。

再生分数は35分ともうちょっと聴きたいと思わせながらも余計なものは全て省いており
収録時間の制約を受けていたアナログ盤仕様ならではの贅沢なサウンドを凝縮した一品です。

Prev «  | TOP |  » Next

ブログ案内

縞梟

Author:縞梟
ブログ概要はこちらをご参照ください

検索フォーム

最新コメント

カテゴリ

洋楽 (1037)
Live In Japan(黒船襲来) (44)
Albert Lee (3)
Allman Brothers Band (11)
Andy Summers (7)
The Band (13)
The Beatles関連 (9)
The Byrds (10)
Bill Bruford (16)
Bill Laswell (3)
Billy Preston (4)
Bob Dylan (17)
Cactus (2)
Caleb Quaye/ Hookfoot (5)
Camel (2)
Colosseum/Tempest (12)
Cozy Powell (4)
Cream (8)
C,S,N & Young関連 (10)
Curved Air (1)
David Bowie (42)
Dave Mason (5)
David Sylvian (7)
Deep Purple関連 (15)
Delaney & Bonnie (7)
Eagles (5)
Emerson Lake and Palmer(E.L.P) (33)
Electric Light Orchestra(E.L.O) (4)
Emmylou Harris (6)
Eno (8)
Eric Clapton (13)
Faces/Small Faces (4)
Focus (15)
Frank Zappa (19)
Frank Zappa関連 (2)
Frankie Miller (7)
Fred Frith (2)
Free (1)
Gary Moore (11)
Genesis (4)
Gong (14)
Gram Parsons (4)
Grand Funk Railroad (3)
Gurvitz Brothers (3)
Humble Pie (2)
Ian Gillan Band (10)
Jack Bruce (12)
Jackson Browne (2)
Jan Akkerman (11)
Jeff Beck (8)
Jimi Hendrix (42)
Joni Mitchell (7)
Kevin Ayers (6)
King Crimson (48)
King Crimson関連 (16)
The Kinks (6)
Led Zeppelin (9)
Little Feat (11)
Lou Reed (7)
Lynyrd Skynyrd (5)
Magma (4)
Max Middleton (7)
Mick Ronson (5)
Mike Bloomfield (7)
The Mountain (3)
Neil Larsen (1)
Neal Schon (3)
Neil Young (4)
Nicky Hopkins (10)
Nico (6)
Nucleus (4)
Paul Butterfield (7)
Peter Banks (8)
Peter Frampton (2)
Peter Gabriel (10)
Peter Green (3)
Phil Manzanera (20)
Pink Floyd (2)
Pink Floyd関連 (2)
Poco (5)
Procol Harum (11)
Queen (4)
Rainbow (17)
Ray Fenwick (8)
RMS(Ray Russell/Mo Foster/Simon Phillips) (10)
Robin Trower (6)
Rolling Stones (8)
Rolling Stones関連 (4)
Roxy Music (7)
Roy Buchanan (4)
Renaissance (4)
Santana (4)
Soft Machine (7)
Spencer Davis Group (5)
Steve Hackett (16)
Steve Hillage (8)
Steve Miller Band (3)
Terry Bozzio (8)
Tommy Bolin (10)
UK (6)
Velvet Underground (9)
Whitesnake (16)
Wishbone Ash (1)
The Who (9)
Yardbirds (7)
YES (28)
YES関連 (30)
カテゴリ外(洋楽) (56)
ジャズ・フュージョン (443)
Al Di Meola (11)
Allan Holdsworth (22)
Billy Cobham (15)
Brecker Brothers (12)
David Torn (7)
Frank Gambale (4)
Grant Green (2)
Herbie Hancock (7)
Idris Muhammad (2)
Jean-Luc Ponty (8)
Jeff Berlin (6)
John Coltrane (1)
John Mclaughlin (30)
John McLaughlin関連 (2)
John Scofield (35)
John Tropea (7)
Jonas Hellborg (6)
Larry Coryell (6)
Lee Ritenour (3)
Lenny White (5)
Mark Nauseef (4)
Mahavishnu Orchestra (15)
McCoy Tyner (3)
Mike Stern (13)
Miles Davis (18)
Pat Metheny (11)
Pat Metheny関連 (3)
Return To Forever (13)
Stanley Clarke (12)
Steve Khan (5)
Stuff (8)
Tony Williams (9)
Weather Report (25)
大村憲司 (6)
パラシュート (8)
深町純 (5)
増尾好秋 (6)
マライア (7)
森園勝敏 (10)
渡辺香津美 (19)
渡辺貞夫 (4)
カテゴリ外(ジャズ・フュージョン) (48)
邦楽 (600)
あがた森魚 (5)
荒井由実 (4)
井上陽水 (12)
ウエスト・ロード・ブルース・バンド(山岸潤史) (4)
遠藤賢司 (28)
小川美潮 (11)
大瀧詠一 (6)
久保田麻琴(サンディー&ザ・サンセッツ) (3)
カルメン・マキ (13)
クラムボン (5)
クリエイション/竹田和夫 (27)
コシミハル (9)
ゴールデン・カップス/エディ藩 (11)
サディスティック・ミカ・バンド/サディスティックス (16)
サンハウス/シーナ&ザ・ロケッツ (11)
鈴木慶一 (3)
鈴木賢司 (6)
鈴木茂 (10)
ズボンズ (5)
ソウル・フラワー・ユニオン/ニューエスト・モデル (28)
高中正義 (4)
ちわきまゆみ (8)
陳信輝 (6)
戸川純 (9)
西岡恭蔵(ザ・ディランⅡ) (8)
人間椅子 (7)
BOW WOW (10)
はっぴいえんど~ティン・パン・アレイ関連 (33)
ハプニングス・フォー (7)
早川義夫(ジャックス) (6)
浜田麻里 (6)
パンタ/頭脳警察 (18)
ヒート・ウェイヴ/山口洋 (22)
フラワー・トラベリン・バンド (6)
ボ・ガンボス/どんと (27)
細野晴臣 (22)
Boat/Natsumen (12)
紫(沖縄ロック) (10)
村八分(山口冨士夫) (7)
ザ・モップス (6)
柳ジョージ (6)
矢野顕子 (13)
山内テツ (3)
山下達郎 (6)
Lazy~Loudness (18)
YMO/坂本/高橋関連 (19)
wha-ha-ha~はにわちゃん (4)
日本のプログレバンド (11)
岡野ハジメ (4)
成毛滋 (6)
ファー・イースト・ファミリー・バンド (6)
柳田ヒロ (7)
四人囃子 (15)
アニメ (10)
カテゴリ外(邦楽) (21)
その他(戯言・雑記) (88)
縞梟的笑論文 (12)
パチスロ (54)
お悔やみ (15)

記事画像

リンク

このブログをリンクに追加する