2017-09

Lady Coryell/Larry Coryell - 1968.01.01 Mon









[sales data]
1968
[producer]
Larry Coryell
Danny Weiss
[member]
Larry Coryell(g/b/vo)
Bobby Moses(ds)
Elvin Jones(ds)
Jimmy Garrison(b)





1965年にThe Free Spiritsというジャズ・ロック・バンドを結成し
翌年アルバム「Out Of Sight And Sound」を発表しブラッド・スウェット・アンド・ティアーズや
マイルス・デイヴィスよりも先にジャズとロックの調和を試みたギタリストとされる
ラリー・コリエルさんの初ソロアルバムです。

元々ロック寄りのアプローチをしていたのでロック好きな人のジャズの入り口になる
アーチストなのも納得なんですが、私はジャズフィールドの人だとばかり思っていましたので
ワウを使ったり、ディストーションで音を歪ませたり、はたまた歌ったりしているので
最初はとても奇異に感じました。

まぁ何でも弾けるんでしょうけど(笑)演りたいことが固まらずそのことが聴き手に
散漫な印象を与えてしまっているかもしれません。
(ジャンルにこだわりのない貪欲なアプローチ方法はマイルスから開放された
トニー・ウィリアムスと似ているかもしれません)

エルビン・ジョーンズが叩くStiff Neckは格好よし!

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Coryell/Larry Coryell - 1969.01.15 Wed








[sales data]
1969
[producer]
Daniel Weiss
[member]
Larry Coryell(vo/g/p)
Bernard Purdie(ds)
Albert Stinson(b)
Ron Carter(b)
Cuck Rainey(b)
Mike Mandel(org/p)
Jim Pepper(fl)




惜しまれながら今年2月23日に亡くなられたラリー・コリエルさんのセカンドアルバム。

亡くなる前から発売のアナウンスがあったので追悼盤ではありませんが
2001年に初CD化されてから長年廃盤入手難でしたが本年やっと再プレスされました。

何故なかなか再プレスできなかったと考えるとやっぱり推測できるのはオープニングを
飾るこの曲のせいではないかと(笑)

SEX! That's all you people are interested in:sex!(from album index)

SEX.jpg

もうSEX連呼です(笑)

ラリー・コリエルが個を確立したと言われるのは70年に入ってEleventh Houseを結成してからなので
この頃は歌?ギター?ジャズ?ロック?と演りたいことのまとまり切れてなさが
逆に自由奔放な感じにプラス作用しており、エネルギッシュな演奏を楽しめます。

Memphis Underground/Herbie Mann - 1969.01.15 Wed









[sales data]
1969
[producer]
Tom Dowd
[member]
Herbie Mann(fl)
Roy Ayers(vibes/conga)
Larry Coryell(g)
Sonny Sharrock(g)
Miroslav Vitouš(b)
-The Memphis rhythm section-
Reggie Young(g)
Bobby Emmons(org)
Bobby Wood(p)
Gene Chrisman(ds)
Tommy Cogbill(b)
Mike Leech(b)





何かのジャズ系のアルバムを購入したらリンクを辿ってamazonが毎日しつこく推薦してくるので(笑)
Herbie Mann at the Village Gateという代表作を聴いてみたのですが
個人的にはピンと来ず、そのまま放置していたのですが、

どういう経緯かハービーマンがメンフィスに乗り込んでトム・ダウトのプロデュースで
アルバムを作っちゃいましたという作品です。

フルート奏者のアルバムでは2枚目のお買い物となったわけですが結論からいいますと
「メンフィスの香り漂う好盤です」

なんか伸び伸びしているというか難しいこと考えず音楽を楽しみましょうという
爽やかなリズムが楽しめるご機嫌なR&B系ジャズロックです。

もしかするとこのアルバムに手を出した人はラリー・コリエルのファンの方が多いかも
しれませんが、コリエルの脱線気味の暴走モードで聴く"HOLD ON,I'M COMIN"の
カバー演奏は絶品です!

Spaces/Larry Coryell - 1970.01.15 Thu









[sales data]
1970
[producer]
Danny Weiss
[member]
Larry Coryell(g)
Jhon McLaughlin(g)
Chick Corea(p)
Misrosla Vitous(b)
Billy Cobham(ds)




先にJazz界で名声を得ていたコリエルが先輩風吹かせて?当時の若手スターを集めて
制作した作品(ちなみにマクラフリンはコリエルより1歳上)
(CD化に際してアウトテイク集のプラネット・エンドから2曲追加収録)



ビトウスとコブハムのリズム隊をバックに、コリエルとマクラフリンが交互にソロを取るという
何とも贅沢な内容でロック志向の強い二人のギタリストのバトルはロック系の
ギターファンも必聴盤です。

hindu.jpg

この時期シュリ・チンモイを師としヒンドゥー教に入信していたコリエルは
Barefoot boyのジャケットのような髪型や服装にそれっぽさを感じますが
サウンドにそれほど大きくその色は出ていませんがこれに感化されたマクラフリンが
身も心もどっぷりつかり改宗後マハビシュヌの活動に発展するのが面白いですね(笑)

この後このアルバム参加メンバーはイレブンス・ハウス、マハビシュヌ、RTF、
ウェザー・リポートと時代をリードするフュージョンバンドでそれぞれ
活躍することになります。

Barefoot Boy/Larry Coryell - 1971.01.15 Fri









[sales data]
1971
[producer]
Bob Thiele
[member]
Larry Coryell(g)
Steve Marcus(sax)
Lawrence Killian(conga)
Roy Haynes(ds)
Harry Wilkinson(per)
Mervin Bronson(b)
Mike Mandel(p)




マクラフリンやビリー・コブハムなど当時の若手ミュージシャンが参加した
Spacesに次ぐアルバムで「ジャム・セッション」(3曲収録で1曲10分~20分)です。

シュリ・チンモイを師としヒンドゥー教に入信していたラリー・コリエルは
髪型や服装にその影響は感じますが、特にインド音楽に傾倒した作りではありません。
ただ「インド音楽はあらゆる楽器を打楽器と考えた音の積み重ね」と考えると
必然的に打楽器奏者は複数参加しています。

1曲目(Gypsy Queen)は妙にサンタナみたいだなと思ったら、そういえばこの曲は
Black Magic Womanとメロディ形式でサンタナもやってましたね。



サウンド展開はマイルスが試みていた同じフレーズを繰り返しながらトランス状態に
入っていくスタイルに近く、ウウを多様しておりジャズというよりかなりロック寄りです。



又コリエルのソロなのにこの頃つるむことが多かったスティーヴ・マーカスが
かなり前に出ています(笑)

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