2017-07

Alone Together/Dave Mason - 1970.06.15 Mon









[sales data]
1970/6
[producer]
Dave Mason
Tommy LiPuma
[member]
Dave Mason(vo/g)
DelaneyBramlett(bvo)
Bonnie Bramlett(bvo)
Leon Russell(key)
Carl Radle(b)
Chris Ethridge(b)
Larry Knechtel(b)
Jim Capaldi(ds)
Jim Gordon(ds)
Jim Keltner(ds)
Michael DeTemple(g)
Don Preston(key)
John Simon(key)
John Barbata(ds)
Rita Coolidge(bvo)
Mike Coolidge(bvo)
Claudia Lennear(bvo)
Lou Cooper(bvo)
Bob Norwood(bvo)
Jack Storti(bvo)




ジャガーズ~ヘリオンズ~ディープ・フィーリン~トラフィックと渡り歩き
バンド脱退~復帰というゴタゴタ時期に自身の初シングルJust For Youをリリース。



この曲はトラフィックのLast Exitの冒頭に収録されますが曲の冒頭をフェイドインさせて
収録しているようで、シングル盤(オリジナル)とは異なるようです)



B面のLittle WomanにはデビューアルバムMusic in a Doll’s Houseをプロデュースした
The Familyのメンバーが参加しています。



尚、この2曲はアイランドレコード編集盤Scrapbook(未CD化)に収録されているとのことです。

dave mason

トラフィック脱退前後はジミヘンのエレクトリック・レディランド
(余談ですがジミヘンがボブ・ディランのAll Along The Watchtowerをカバーしているのは
メイスンのアドバイスだったようです。メイスンも後にカバーしてますが
このアルバムのLook at You Look at MeはAll Along The Watchtowerを強く意識して作った
感じがします)
ストーンズのBeggars Banquetといった歴史的主要作品に名を残し
(Waitin' On Youはストーンズに提供する目的で作ったんじゃないかな?)
デラニー&ボニーの英国ツアーに参加した縁でジョージ・ハリスンのAll Things Must Passに
参加したり、クラプトンにディレク&ドミノスに誘われるなど身の振り方には複数の選択肢が
あったもののメイスン自身はトラフィック時代のイザコザでバンド活動にトラウマがあったため
ソロ活動を選択しブルー・サム・レーベルからリリースされた初ソロアルバム。

本作品はトラフィック時代の英国トラディショナルフォークに加え
デラニー&ボニー&フレンズのメンバーが参加し、スワンプなサウンドを大きく取り入れています。


(Only You Know And I Knowはデラニー&ボニーもシングル化してヒット)

このアルバムの参加メンバーはクラプトンのソロデビュー作品とほぼ同じで、
メイスンの方が先にアルバムを完成していたにも関らず、あらゆる面でメディア受けする
クラプトンを優先したため、クラプトンの陰になってしまった不運な裏事情があるようです。

こんなこと書いたら怒られるかもしれませんが、クラプトンの1stが70点なら
このアルバムは95点。
地味で知名度はありませんがそのぐらい優れた内容だと思います。

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Dave Mason & Cass Elliot - 1971.03.15 Mon









[sales data]
1971/3
[producer]
Dave Mason
Cass Elliot
[member]
Dave Mason(vo/g)
Cass Elliot(vo)
Bryan Garo(b)
Russ Kunkel(ds)
Paul Harris(key/strings)




デイヴ・メイスンはデラニー&ボニーのMotel Shotのセッションで知己を得た
グラム・パーソンズから紹介された元ママス&パパスのキャス・エリオットと
お互いの音楽観に共感して制作されたデュオ作。

連名作品ですが共作はSomething To Make You Happyのみで
キャス・エリオットがリード・ヴォーカルをとった曲も2曲しかないので
キャスママさんのファンの方にはちと物足りないかも。

メイスンは前作で試みたスワンプサウンドはあっさり畳んで(笑)
今回は米南部から西海岸に一跨ぎしたアコースティック・ロックです。
歌比重が高くメイスンのギターも控えめですが、メイスンは時流を先取りした
サウンドにチョッカイ出すのが好きで?音楽性が定まっていない節があり、
もしかするとこのことが生涯一器用貧乏を際立たせているのかもしれません。



収録曲のOn And Onはネッド・ドヒニーの提供曲ですが一時メイスン、エリオット、
ネッド・ドヒニーのユニット構想もあったようですが実現しませんでした。
(On And Onはネッド・ドヒニーのデビューアルバム(1973年)にも収録されています)

[Dave Mason & Cass Elliot]


[Ned Doheny]

Headkeeper/Dave Mason  - 1972.01.15 Sat









[sales data]
1972
[producer]
Tommy LiPuma
Dave Mason
[member]
Dave Mason(vo/g)
Mark Jordan(p/key)
Lonnie Turner(b)
Rick Jaeger(ds)
Felix Falcon aka "Flaco"(conga/per)
Rita Coolidge(bvo)
Spencer Davis(bvo)
Graham Nash(bvo)
Kathi McDonald(bvo)




このアルバムはスタジオとライヴのカップリング物で、
当初、メイスンはスタジオ1枚とライブ1枚の2枚組にするつもりだったのですが
ブルーサムレコードが了承せず、不服だったメイスンは、マスターテープを勝手に持ち出し
制作妨害行動を取ったため、レコード会社は予備でコピーしていた音源を勝手に編集して
アルバムの体裁を整えて1枚物でリリースしたものです。
(この件でメイスンはレコード会社から告訴され敗訴)

メイスンのライヴは「情念」という代表作はありますが、初期スワンプ期の全容の分かる
ライヴ盤がないので、没になったライヴ音源が陽の目をみることを期待しています。

To Be FreeとHere We Go Againは、前作キャス・エリオットとの共演アルバム
収録されていた楽曲のリメイクでキャスママのハモり部分をリタ・クーリッジが
担当しています。
タイトル曲Headkeeperは「忘れえぬ人」でもリテイク収録されますが
そういう意味でブルーサム<>コロンビア移籍挟間期のouttakesな内容です。

Dave Mason Is Alive/Dave Mason - 1973.01.01 Mon









[sales data]
1973
[producer]
Tommy Lipuma
[member]
Dave Mason(vo/g)
Mark Jordan(key)
Lonnie Turner(b)
Rick Jaeger(ds)
Felix Falcon Flaco(per)

dave mason


「メイスンは死んじゃいないよ」or「メイスンはなんとか生きている」

ブルーサムレコードとトラブル渦中、新聞や音楽雑誌でその確執醜聞記事が書き立てられて
いることへの回答?としてタイトルは色々な和訳が浮かびますが、
メイスンの承諾なしにブルーサムがリリースした前作のHEADKEEPERに収録できなかった
残りのライヴ音源を使い(2曲重複)リリースしたライヴ盤。

曰くつきの1枚なのでなかなかCD化されませんでしたが、2010年にようやくCD化されました。

1971年L.A.のトゥルバドールでのライヴで、もしメイスンがマスター音源を所有しているのであれば
きっちりフルレングスで出して欲しいと思います。

クラプトンと肩を並べるほどの実力があったにもかかわらず、トラフィック脱退後のメイスンが
70年代前半に飛躍できなかったのはレコード会社とのトラブルが原因で、活動が安定するのは
ブルーサムとの訴訟が解決(敗訴)しコロンビアに移籍してからとなります。

It's Like You Never Left(忘れえぬ人)/Dave Mason - 1973.10.29 Mon









[sales data]
1973/10/29
[producer]
Dave Mason
Malcolm Cecil
[member]
Dave Mason(vo/g/moog)
Graham Nash(vo)
John Batdorf(vo)
Clydie King(bvo)
Julia Tillman Waters(bvo)
Kathleen Saroyan(bvo)
Maxine Willard Waters(bvo)
"Son Of Harry" (George Harrison)(g)
Mark Jordan(p)
Mark Jordan(org)
Malcolm Cecil(moog)
Chuck Rainey(b)
Carl Radle(b)
Charles Fletcher(b)
Greg Reeves (b)
Lonnie Turner(b)
Jim Keltner(ds)
Rick Jaeger(ds)
Rocky(congas)
Nastyee(congas)
Denny Morouse(horns)
Norma Jean Bell(horns)
Steve Madaio(horns)
Stevie Wonder(harmonica)




ようやくブルーサムとの訴訟が解決(敗訴)し新規一転CBS移籍後の第一弾作品。

Headkeeper制作時に持ち帰ってしまった楽曲のストックがあったため?
ブランク期間を空けずに新作をリリースできたことがポテンシャル継続にプラス作用に
なったのではないかと思っていたのですが、実の所は訴訟疲れか?メイスンはこの期間、
体調を崩して音楽活動は停止状態だったようで、本人の承諾なしでリリースされた
ブルーサムの2枚アルバムの売れ行きが好調だったため、表向きには心身のブランクは
分からなかったんですね。

ジョージ・ハリスンやスティーヴィー・ワンダー辺りを連れてくる所が
さすがCBSという気もしますが、チャック・レイニーやジム・ケルトナーの堅実なリズム隊に
マーク・ジョーダンの跳ねるピアノ、グラハム・ナッシュとのデュエットなど
聴き所があっちこっちに散らばっていて楽しい内容でメイスンの入門編としてお奨めです。

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