2017-06

Linda Ronstadt(with original Eagles) - 1972.01.15 Sat









[sales data]
1972/1
[producer]
John Boylan
[member]
Linda Ronstadt(vo)
Tippy Armstrong(g)
Barry Beckett(key)
Michael Botts(ds)
Michael Bowden(b)
Richard Bowden(g)
John Boylan(g)
Merry Clayton(bvo)
Dianne Davidson(bvo)
Buddy Emmons(pedal steel g)
Jimmie Fadden(harmonica)
Glenn Frey(g/bvo)
Gib Guilbeau(fiddle/bvo)
Roger Hawkins(ds)
Don Henley(ds/bvo)
David Hood(b)
Sneaky Pete Kleinow
(pedal steel g)
Bernie Leadon(g/bvo)
Moon Martin(g/bvo)
Randy Meisner(b/bvo)
Weldon Myrick(steel g)
Herb Pedersen(banjo/g/bvo)
Wesley Pritchett(b)
Lyle Ritz(b)
J.D. Souther(vo)
Dean Webb(mandolin)




邦盤タイトルは「リンダ・ロンシュッタットwithオリジナル・イーグルス」とまで表記されていたり
洋楽本には「イーグルスがリンダ・ロンシュタットのバックバンドを務めた」ということが
枕詞のように使われていますが、識者の検証によるとリンダ・ロンシュタットのバックバンドで
リチャード>レドン、マイク>マイズナーのメンバー交代時期からして4人が同ステージに
立ったのはごく短い時期で、いつの間にかイーグルスはリンダ・ロンシュタットの
バックバンド演奏を積み重ねることで実力を高めていった云々の美談に改ざんされているようです。
(このアルバム自体4人揃っての演奏ありません)

でこの彼女の3rdアルバムなんですが、イーグルスのメンバーの他ウエストコースト周辺の
要人が多数参加していることから「カントリーロック名盤」ともいわれるようですが
この後アサイラムに移籍してメジャーになった後の彼女のイメージで聴くと内容的には
垢抜けない田舎娘丸出しのカントリーロックですので
「でもそんなリンダ・ロンシュタットが大好きっ!」というファン人以外のイーグルス経由で
辿りついた方は「イーグルス参加」の文字に単純に釣られてはいけません(笑)



[おまけ]
リンダ・ロンシュタットが語るイーグルス誕生の瞬間

e2.jpg
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Eagles - 1972.08.15 Tue









[sales data]
1972/8
[producer]
Glyn Johns
[member]
Glenn Frey (vo/g)
Don Henley (vo/ds)
Bernie Leadon (vo/g)
Randy Meisner (vo/b)




70年代にウエストコーストを代表するドゥービー・ブラザーズと長年良きライバル関係に
あったのがこのイーグルスです。

グレン・フライ曰く
「僕らとドゥービーはライバルで、実力は互角だったけどハーモニーでは彼らにかなわなかった」

1971年リンダ・ロンシュタットのアルバムに参加したLinda Ronstadt & Her Bandの四人が
イーグルスを結成。
グレン・フライ&ジャクソン・ブラウン共作で代表曲となったTake It Easyが収録されているものの、
楽曲の出来不出来が混在していていまいちバンドカラーが分からないこともあり、
セールス的にはサッパリだったようです。

興味深いのはバーズ、CSN&Y、フライング・ブリトー・ブラザーズといったウエストコースト系の
大トリとしてデビューしたイーグルスのプロデューサーは英国人のグリン・ジョンズで
デラニー&ボニー、レオン・ラッセル、ジェシ・デイヴィス、リタ・クーリッジなどの
スワンプ系サウンドのエンジニアを担当していたことからデヴィッド・ゲフィンが
目をつけたのでしょうが、あの爽やかな米国特有のウエストコーストサウンドが爆発する下地を
作ったのがスワンプの香りを吸い込んだ英国人だったのは面白いと思います。

Desperado(ならず者)/Eagles - 1973.04.15 Sun









[sales data]
1973/4
[producer]
Glyn Johns
[member]
Glenn Frey (vo/key/p/g)
Don Henley (vo/ds)
Bernie Leadon (vo/g/mandolin/banjo)
Randy Meisner (vo/b)




西部開拓時代のならず者(イーグルス扮するドゥーリン=ドルトン・ギャングの盛衰)を
テーマにした哀愁漂うコンセプト・アルバム。

バンドは未だアルバム1枚分の楽曲を制作する能力がなく楽曲制作の多くは
J. D. Souther&Jackson Browneに協力してもらってますが、
グレン・フライ&ドン・ヘリーによるアルバムタイトル曲やテキーラ・サンライズ等
バンドを代表する重要な楽曲が誕生します。
(Desperadoは何故かシングルカットされていませんが多くのアーチストにカバーされ
今ではバラード曲の超スタンダード曲となりました)



初期のバンドサウンドはバーニー・レドン色が強くブルーグラス的な楽曲が多いですが、
Out of Controlのようなビートルズを意識したようなイーグルスらしくない
R&R曲も収録されており、サウンドの方向性が固まりきれず、
プロモーションには随分力を入れたようですがセールス的には失敗したようで
この後バンドサウンドはロック色を強めていくことになります。

On The Border/Eagles - 1974.03.15 Fri









[sales data]
1974/3
[producer]
Glyn Johns
Bill Szymczyk
[member]
Glenn Frey(vo/g/p)
Don Henley(vo/ds/g)
Bernie Leadon
(vo/g/banjo/steel guitar)
Randy Meisner(vo/b)
Don Felder(g)

eagles.jpg


当初本アルバムの制作はロンドンで行われていましたが制作途中にアルバムのコンセプトを
カントリー系からよりロック寄りの内容に変更することになり「恋人みたいに泣かないで」
「我が愛の至上」の2曲を収録したところでロサンゼルスに戻り
プロデューサーがデビューアルバムから担当していた英国人のグリン・ジョーンズから
ロック志向の強いビル・シムジクに交代。

又バーニー・レドンの紹介で、アマチュア時代のバンドメイトだったドン・フェルダー(元フロウ)が
加入し5人体制となりウエストコーストバンドからAOR、スタジアムロック路線へシフトしていきます。

バーニー・レドンが歌う「My Man」は前年に亡くなった親友グラム・パーソンズの追悼歌で
カントリー系はレドン、ロック系はドン・フェルダーというツインギター体制のライヴ評は
上々で「我が愛の至上」が全米No1ヒットを獲得します。

One Of These Nights(呪われた夜)/Eagles - 1975.06.15 Sun









[sales data]
1975/6
[producer]
Bill Szymczyk
[member]
Don Felder(vo/g/org)
Glenn Frey(vo/g/key/harmonium)
Don Henley(vo/ds/per/tablas)
Bernie Leadon
(vo/g/banjo/mandolin/steel guitar)
Randy Meisner(vo/b/g)
*****
David Bromberg(fiddles)
The Royal Martian Orchestra(strings)
Albhy Galuten(synthe)
Jim Ed Norman(p)




タイトル曲「呪われた夜」、グラミー賞、ベストポップボーカル賞を獲得した「いつわりの瞳」、
ランディ・マイズナーの「テイク・イット・トゥ・ザ・リミット」などの人気曲を収録した
大ヒットアルバム。



デビュー以来のカントリータッチの曲もありますが、更にロック色が強まり
前作「オン・ザ・ボーダー」から続いていたメンバー間の軋轢が激化し、
バンド主導権を握っていたドン・ヘンリーとグレン・フライの日頃からの高慢な態度に業を煮やした
バーニー・レドンが1975年12月に脱退。
バンドの音楽的支柱だったレドンに代わるギタリストを探すのに難航し活動は停滞しますが、
その隙間の埋め合わせするようなタイミングでリリースされた



初ベスト「グレイテスト・ヒッツ 1971-1975」が全米歴代で最も売れたアルバムとして
プラチナ・ディスク認定第1号となるなど、棚から牡丹餅的にバンドの確固たる地位を築いてしまいます。

そして、レドンの後任に元ジェイムズ・ギャングのメンバーであったジョー・ウォルシュを迎え、
ウォルシュの加入には反対するメンバーもいたようですが、音楽的にはよりロック色を強める結果となり
1976年には、ウォルッシュを加えた新メンバーで初来日公演が実現します。

joe walsh

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