2017-09

A Long Time Comin'/The Electric Flag(An American Music Band) - 1968.03.15 Fri









[sales data]
1968/3
[producer]
John Court
Joe Church
[member]
Mike Bloomfield(g/vo)
Buddy Miles(ds)
Barry Goldberg(key)
Harvey Brooks(b)
Nick Gravenites(vo/g)
Herb Rich(org/g/etc)
Michael Fonfara(key)
Marcus Doubleday(tp)
Peter Strazza(sax)
Stemsy Hunter(sax)
*****
Richie Havens(per)
Sivuca(g/per)
Paul Beaver(key/etc)
Leo Daruczek(strings)
Charles McCracken(strings)
Bobby Notkoff(strings)
Julius Held (strings)
Joe Church(per)
John Court (per)
Cass Elliot(vo)




マイク・ブルームフィールドは1967年、バターフィールド・ブルース・バンドを脱退すると
シカゴ時代の盟友、バリー・ゴールドバーグ、ニック・グレイヴナイツ、そして後に
ジミヘンとバンド・オブ・ジプシーズを結成するバディ・マイルスらとともに
幅広い音楽性を志向したブラスロックバンドを結成。
[エレクトリック・バンド]は[アメリカン・ミュージック・バンド]とも称し、
1967年6月17日のモンタレーポップフェスティヴァルでデビュー。



この時期ロックのビッグバンドスタイルという編成はジミヘンをはじめ
聴き手ではなく演り手の方に強い意欲があったみたいですね。



このアルバムリリース前にThe Tripというサントラ盤をリリースしていますが
ジャンルに囚われない音楽を披露しており、ブルームフィールドの活動暦では一番体調が
良い時期の演奏なのですが、ギターとブラス楽器の調和という点では物足りなさも感じ
ブルームフィールドも頭に浮かぶ構想が音として確立できないことから
アルバム1枚を残してバンドを脱退します。



翌年、ギターの神様が降臨したブルームフィールドはアル・クーパーとSuper Sessionを録音し
フィルモアの奇蹟などセッションブームの立役者となります。
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Super Session/Bloomfield Kooper Stills - 1968.08.15 Thu









[sales data]
1968/8
(Rec:1968/5/28-29)
[producer]
Al Kooper
[member]
Mike Bloomfield(g)
Steve Stills(g)
Al Kooper(p/vo)
Harvey Brooks(b)
Eddie Hoh(ds)
Barry Goldberg(p)




BS&Tを脱退したアル・クーパーが企画したジャムセッション。
ロックの名盤紹介では100%紹介される「ニューロック」という言葉で形容されていた
時代を象徴する大名盤です。

アル・クーパー談
「あるいは我々の楽しみだけに終わった作品かもしれない。アルバム・タイトルにしても
もっと気の効いたフレーズが思いつけばよかった。でも我々がこの作品で示したなにもかもが
全て初めての試みだったんだ。コマーシャリズム、マーケティングもセールスさえ
度外視した信のミュージシャンのための作品という意味でね。その意義は大きいと思うよ」

所属レーベルを超えてトップミュージシャンが集まりアルバムを作ることは今と違って
非常に難しかった時代に名実ともに成功を収めたことで、コマーシャリズムを強要され
ファンに媚びたサウンド作りに疑問を持っていたバンド群の連鎖的な分裂・解散の
引き金を引き、以降メジャーアーチストが競演するスーパーセッションブームが
起こる契機となりブラインドフェイスやCSN&Yなどが誕生します。

元々はアル・クーパーがボブ・ディランのHighway 61 Revistedで共演した
マイク・ブルームフィールドをメインとしたギターアルバムを作るつもりで
エレクトリック・フラッグのハーヴェイ・ブルックス、バリー・ゴールドバーグ、
チャーリー・マスルホワイツ・バンドのエディ・ホウの5人でジャムセッションを開始するも
レコーディング2日目、マイク・ブルームフィールドが体調を崩してしまったため
バッファロー・スプリングフィールドを解散したばかりのスティーヴン・スティルスが
急遽代役を務めることになり違うタイプのギタリストが思わぬ形でカップリングされる
嬉しい誤算となりました。

今の若い人は「スーパー・セッション」という語感で何やら重厚なサウンドで
超絶なインプロ応酬というイメージを膨らませて、肩透かしを食ったというような作品評を
目にしますが、一度聴いたぐらいではこのアルバムの深さは分からないかもしれませんが
「アルバートのシャッフル」のブルームフィールドのギターが心に響いた時、
貴方はもうお子ちゃまロックを卒業している筈です(笑)

The Live Adventures of Mike Bloomfield and Al Kooper(フィルモアの奇蹟) - 1968.09.26 Thu









[sales data]
1969
[producer]
Al Kooper
[member]
Al Kooper(vo/org/p)
Mike Bloomfield (vo/g)
John Kahn(b)
Skip Prokop (ds)
Carlos Santana(g)
Elvin Bishop(g)




Super Sessionリリース直後、1968年9月26、27、28日の3日間にわたって
フィルモア・ウエストで行われたライブ。

アルバムタイトルって、目立つために大袈裟なものが多いと思いますがこれは偽りなしの
奇蹟でしょう。
「奇跡」というより精神性の高みを踏まえて、「奇蹟」というネーミングにしたセンス良し!

第六感を感じて弾いているブルームフィールドは、ケルンコンサートのキース・ジャレット奏法に
近いものがあり、最終日を待たず、体調不良で倒れてしまったのが残念ですが
マイクの代役でデビュー前のカルロス・サンタナやエルビン・ビショップの演奏も聴けますが
神が舞降りたブルームフィールドには敵いません。

尚、このライヴはスティーヴ・ミラーとデイヴ・ブラウンもサポートで参加しているようなのですが
クレジットには記されていません。
(Steve Miller and Dave Brown had also volunteered their services but if they performed,
their contributions do not appear (at least credited) on the album)

The Lost Concert Tapes 12/13/68/Mike Bloomfield and Al Kooper - 1968.12.13 Fri









[sales data]
2003/3/4
[producer]
Al Kooper
[member]
Al Kooper(vo/org/p)
Mike Bloomfield(vo/g)
Johnny Winter(vo/g)
Paul Harris(p)
Jerry Jemmott(b)
Johnny Cresci(ds)




伝説のライブ「フィルモアの奇蹟」の3か月後、1968年12月13~14日
フィルモ・イーストで行われたスーパーセッション企画第2弾。

アル・クーパーがコロンビアのテープ保管倉庫で発見したお蔵入り音源で
2003年にアル・クーパーの編集&マスタリングで陽の目をみることとなりました。

「フィルモアの奇蹟」の完成度の高さからわざわざ同内容の物を続けて出す必要性は
なかったために没となったのでしょうが(ドラムのもたつきぶりがハラハラします(笑)
このアルバムの最大のトピックスは神がかったマイク・ブルームフィールドのギター以上に
マイクがその実力を買って連れてきた無名のジョニー・ウインターの熱演です。

32823570.jpg

このステージを見ていたコロンビアの重役が3日後に100万ドルでジョニー・ウインターと
契約したという話はあまりに有名ですね。
(実際は5年契約で30万ドルだったそうですけど(笑)

It's Not Killing Me/Michael Bloomfield - 1969.01.15 Wed









[sales data]
1969
[producer]
Nick Gravenites
Michael Melford
[member]
Mike Bloomfield(g/vo/p)
Bob Jones(ds)
John Kahn(b)
Fred Olsen(g)
Ira Kamin(org/p/banjo)
Mark Naftalin(org/p)
Roy Ruby(org)
Michael Melford(g/mandolin)
Nick Gravenites(vo)
Orville "Red" Rhodes(steel g)
Ron Stallings(sax)
Mark Teel(sax)
Gerald Oshita(sax)
Noel Jewkis(sax)
John Wilmeth(tp)
Marcus Doubleday(tp)
Richard Santi(accordion)
The Ace of Cups(vo)
Diane Tribuno(vo)




実はマイク・ブルームフィールドの初ソロアルバムはジョン・ハモンドのプロデュースで
1964年に制作されるも発売には至らなかったようですが、その時の音源はEssential Blues
1964-1969に収録されています。



そしてポール・バターフィールド・バンドで名を上げ、絶頂期を迎えたマイク・ブルームフィールドの
初ソロアルバムとなった本作はアル・クーパーとの「フィルモアの奇蹟」後ということでかなり注目を浴びたため、
期待して聴いて肩透かしを食ったという人が多いようです。

確かにフィルモアの時のような神がかったギターを感じさせるブルームフィールドはいませんが、
リラックスした感じの大人のロックが展開されており歌はともかくレイドバックした
ギターフィーリングは味わい深いです。

しかし本人評は「かなり駄目なアルバム」だそうです(笑)

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