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2020-07

Truth/Jeff Beck - 1968.08.15 Thu









[sales data]
1968/8
[producer]
Micky Most
[member]
Jeff Beck(g/vo)
Rod Stewart(vo)
Ronnie Wood(b)
Micky Waller(ds)
*****
Aynsley Dunbar(ds)
Nicky Hopkins(p)
John Paul Jones(b)
Keith Moon(ds)
Jimmy Page(g)
Clem Cattini(ds)
Madeline Bell(bvo)
John Carter(bvo)
Ken Lewis(bvo)




ヤードバーズはメンバー間の確執が表面化し、アメリカ・ツアー時にステージを放棄し、
健康上の問題を理由に脱退したジェフ・ベックはヤードバーズ時代のマネージャー、ネピア・ベルと
ピーター・グラントが共同でベックのソロマネージメント権を持っていたため
当時ヒット曲作りで手腕をふるっていたミッキー・モストにプロデュースを任せて完成した
「Hi Ho Silver Lining」「Tallyman」 「恋は水色」というPOPS路線のシングルが
そこそこヒットしますが、ベック本人はこのPOPS路線が相当嫌だったようです。
(「"Hi Ho Silver Lining"は自分の首にピンクの便座をかけさせることとなった曲」と
コケ下ろしていましたが、ARMSコンサートなど大きめのイベントでは観客の受け狙いで
余興で演奏することが多々あります(笑)



POPS路線と縁を切るためにベックは自らバンドメンバーを探しロッド・スチュワート、
ロン・ウッド、エインズレイ・ダンバー(ダンバーはシングルTallymanなど数曲を録音し
アルバム制作前に脱退>ミック・ウォラーに交代)でジェフ・ベック・グループを結成。

ジェフ・ベックは3大ロック・ギタリストと崇められながら、クラプトンやペイジほど
セールス的な成功を収めていなかったため、バンドは新人扱いでスモール・フェイセズの
前座などを演らされていたそうです(その縁でロッド&ロンは後にフェイセズへ)

内容はプロデューサの商業音楽第一人者ミッキー・モストがドノヴァンのBarabajagalの
レコーディングと掛け持ちしていたため、目が行き届かず殆どがベックの意向を汲んだ
ブルースアルバムになっています。
(ドノヴァンのBarabajagalにはジェフ・ベック・グループも参加しています)



シングルShapes of Thingsとカップリングされた曲「ベックス・ボレロ」は
ジミー・ペイジが楽曲を提供しレコーディングにはジョン・ポール・ジョーンズ、
キース・ムーン、ニッキー・ホプキンス、ジミー・ペイジ、ジェフ・ベックという顔ぶれが揃い
この面子にスティーヴ・ウインウッドを加えニュー・バンドを結成しようという話まであったようです。
ちなみにこの幻のバンドが付ける筈だった名前が「レッド・ツェッペリン」だったという逸話が
残っています。

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Beck-Ola/Jeff Beck - 1969.06.15 Sun









[sales data]
1969/6
[producer]
Mickie Most
[member]
Jeff Beck(g)
Rod Stewart(vo)
Nicky Hopkins(p/org)
Ronnie Wood(b)
Tony Newman(ds)
Micky Waller(ds)




jeff beck2

「オール・シュック・アップ」「監獄ロック」2曲を除いてオリジナル曲で構成した2nd。
ワンマンなジェフ・ベックはこの時期、ロッド・スチュワートの味のあるボーカル以外は
全く興味がなく、楯突くメンバーは即解雇しコロコロ編成を変えていたので
(ミック・ウォラーとロン・ウッドを解雇するも後任ベーシストのダグラス・ブレイクが
あまりに下手だったので再びロン・ウッドを加入させるなど(苦笑)
誰がバンドの正式メンバーなのか重要じゃない危うさです。

ベックのギターを前面に押し出した内容のアルバムセールスはそこそこの成果はあったものの
まだクラプトンのクリームやジミー・ペイジのZEPPには遠く及ばない存在でした。
このグループが一大チャンスを逃したのは1969年のウッドストック出演予定前に
このアルバムのキーマン、ニッキー・ホプキンスが脱退してしまい
自分の思い通りに事が運ばない事に苛立ったベックは、ウッドストック直前の米のコンサートで
アンプを壊すなど大荒れでその場で解散宣言をしてウッド・ストックをキャンセルし、
さっさと帰国したんだそうです。
(ニッキー・ホプキンスはジェファーソン・エアプレインのメンバーとして
ウッドストックに登場し、しばらくフラワーなサイケな音楽に没入)



その後、お気に入りのロッドをボーカルにしたニュー・バンドを結成するため
新たなリズム隊を探していたベックにヴァニラ・ファッジのティム・ボガート(b)と
カーマイン・アピス(ds)を紹介したのは、カナダ公演でヴァニラファッジと共演した
ZEPPのボンゾだったようです。

丁度、ヴァニラファッジがコカコーラのCM音楽制作の途中でギターのヴィンス・マーテルが
怪我したためジェフ・ベックが参加することになりその後NINE MAN JAMというセッション
(ジェフ・ベック/ジミー・ペイジ/ロッド・スチュワート/ロバート・プラント/
グレン・コーニック/ティム・ボガート/マーク・ステイン/ジョン・ボーナム/
カーマイン・アピス)を通じ意気投合し仮の第二期ジェフ・ベック・グループとして
ベック、ボガート、アピス&ロッドの4人編成の構想がまとまります。

しかしロッドはロン・ウッドと共にフェイセズに加入してしまい、
さらにこの直後、不運にもベックは自ら自動車事故を起こし数ヶ月の絶対安静を余儀なくされ
(この時に新バンド結成が保留となったボガード&アピスはカクタスを結成>
後にBBA結成という流れになります)
ジェフ・ベックにとってまさに天中殺な時期だったようです。

Barabajagal/Donovan - 1969.08.11 Mon









[sales data]
1969/8/11
[producer]
Mickie Most
[member]
Donovan(vo/g/harmonica)
Jeff Beck(g)
Big Jim Sullivan(g)
John Paul Jones(b)
Madeline Bell(vo)
Tony Carr(ds)
Leslie Duncan(vo)
Aynsley Dunbar(ds)
Alan Hawkshaw(p)
Nicky Hopkins(key)
Harold McNair(fl)
Rod Stewart(vo)
Danny Thompson(b)
Ron Wood(b)




60年代、英国の人気ベスト3は「ビートルズ」「ローリング・ストーンズ」
そしてこの「ドノヴァン」だったんだそうです。

ヒット曲はフラワーなサイケ色が強いんですが、元々はフォークカントリー系歌手だったのが
プロデュサーのミッキー・モストによって方向転換し「おとぎの国の王子様」みたいな
不思議君的なイメージが受けてヒット曲を連発します。

donovan.jpg

このアルバムは1969年に発売されたアルバムですがミッキー・モストつながりで
1968年の早い時期に録りためていたTruth制作前のジェフ・ベック・グループの演奏が
(エインズレー・ダンバー在籍時)収録されています。



丁度この頃、ドノヴァンがビートルズとインドに赴きTM(超越瞑想)を体験した
インタビュー記事
がありましたのでご紹介します。
記事によるとTMの影響を受けて一番初めに作った曲はアルバムに収録されている
Happiness Runsだったようです。

donovan beatles

ドノヴァンは60年代後期に全てのアイディアを放出完全燃焼し70年代に入ると
全くその存在を聞かなくなりましたが、2012年にはロックの殿堂入りを
果たしました。

Rough and Ready/Jeff Beck Group - 1971.10.25 Mon









[sales data]
1971/10/25
[producer]
Jeff Beck
[member]
Jeff Beck(g/b)
Bobby Tench(vo/g)
Max Middleton(p/key)
Clive Chaman(b)
Cozy Powell(ds)




エリック・クラプトンがドラッグ中毒で音楽シーンから一時姿を消すのと入れ替わるように
1969年の交通事故の影響で約2年ぶりに表舞台に復帰してリリースされた
第二期ジェフ・ベック・グループのアルバム。

この頃のジェフ・ベックの音楽的な嗜好は黒人メンバー二人を加入させたことから分かるように
「ブラックミュージック」です。

コージー・パウエルが加入した経緯はそのブラック・ミュージックとは関係なく
第一期ジェフ・ベック・グループのマネジメントをしていた
ピーター・グラント(ZEPPのマネージャー)の推薦だったようです。

当時は無名でしたがコージーとクライヴ・チェアマンの鉄壁なリズム隊、
ベックが模索していたブラックミュージックを体言するボブ・テンチのソウルフルな歌唱、
そしてその後のフュージョンブームで開花するマックス・ミドルトンの都会的センス。
これにベックのギターが上手くからみ今までのようなベックのワンマンさが薄れていて
珍しくバンドとしてまとまっている内容です。



[おまけ]
コージー・パウエルが語るジェフ・ベック

オレンジ/Jeff Beck Group - 1972.05.01 Mon









[sales data]
1972/5/1
[producer]
Steve Cropper
[member]
Jeff Beck(g/b)
Bobby Tench(vo/g)
Max Middleton(p/key)
Clive Chaman(b)
Cozy Powell(ds)




ジャケットイメージからファンからは「オレンジ」と呼ばれている作品。

ベックはよりブラックミュージックに接近するためプロデュースを
ブッカー・T&ザ・MG'sのスティーヴ・クロッパーに依頼し、レコーディングもメンフィスで
行われました。

今やベックのライヴでは定番となったGOING DOWNはフレディ・キングの曲として有名ですが、
作者はクルッパーの親友ドン・ニックスさんでそんな縁もあって
ベック・ボガード&アピスのアルバムプロデュースはドンさんが担当しています。



アルバム評価も高くツアーの評判も上々でしたが、性格的にムラのあるベックはツアー途中で
ライヴパフォーマンスに不満を募らせ、コージー、クライヴ、ボブの3人を解雇、
ベックの自動車事故で一度ご破算になったティム・ボガート&カーマイン・アピスと接触し

kim milford2 kim milford

1972年8月1日のピッツバーグのコンサートは第三期ジェフ・ベック・グループとして
ジェフ、マックスにティム、カーマイン、そしてミュージカルのジーザス・クライスト・スーパースターで
活躍していたキム・ミルフォードをボーカルに加えたメンバーでライヴを行うも
キムは力量不足から即解雇、ボブ・テンチが呼び戻されますが、ボブとマックスは結局脱退し
ハミングバード結成したため、残った3人でB,B&Aを結成することになります。

Beck, Bogert & Appice - 1973.03.26 Mon









[sales data]
1973/3/26
[producer]
Don Nix
B.B&A
[member]
Jeff Beck(g/vo)
Tim Bogert(b/vo)
Carmine Appice(ds/vo)
*****
Jimmy Greenspoon(p)
Duane Hitchings(p/mellotron)
Danny Hutton(bvo)




jeff_20191108171612107.jpg

1972年コージー・パウエルやボブ・テンチが去った第二期Jeff Beck Groupは
ベックの誘いを受けて「カクタス」を放っぽりだしたティム・ボガート&カーマイン・アピス
そして「ジーザス・クライスト・スーパースター」のキム・ミルフォードという新布陣で
第三期Jeff Beck Groupとしてツアーを行いますが、ミルフォードのパフォーマンスが
想定外に低レベルで即解雇(確かにブート音源で確認するとかなり酷い(苦笑)



ボーカルにボブ・テンチを呼び戻し、ツアーを続行しますがツアー終了後に
マックス・ミドルトンとボブ・テンチが脱退(>「ハミングバード」結成)するなど
バンド内はゴタゴタし、新たなボーカルに解散したばかりのフリーのポール・ロジャースに
アプローチするも断られたためここにベック,ボガート&アピスのトリオ編成での活動が開始します。
(このアルバムは元カクタスのデュアン・ヒッチングスもサポートしています)

BBA_20191022161332ffa.jpg

ビッグネームが揃ったため「クリームの以来のスーパートリオ」として話題になりますが、
プロデューサーはスティーヴ・クルッパー経由で?「Going Down」の作者ドン・ニックスが担当し、
(B.B&A名義で4曲、他はドン・ニックス、スティーヴィ―・ワンダーなどのカバー曲)
ジェフ・ベックがこの頃どの程度本気で米南部音楽を探求しようと思っていたのか
不確かな部分が多く、ボブ・テンチやマックス・ミドルトンが抜けたサウンド面は
基本的にカクタスの延長でクリームを意識してかパパラルディがプロデュースした
60年代のクリームサウンドを模倣したような仕上がりになってしまい、
グラムやプログレ、HRなど革新的サウンドが続々と登場する70年代初期の音楽シーンの中では
際立って時代遅れなサウンドです。

バンドの要であるベックとクリーム時のクラプトンとの大きな違いとして
ベックはあまりハメを外したインプロが得意ではなくきっちりしたフォーマットで
お決まりの短いフレーズ(歌メロ)をトリッキーに繰り出すのが好きなので
長いインプロを得意とるすボガート&アピスのリズム隊が活きず
ボガート&アピスはカクタスの暖簾を下げてまでベックと一緒に演る必要があったのか?
などと思ってしまう肩透かしな内容となってしまいセカンドアルバムリリースの予定が
お蔵入りとなり結果的にスタジオ盤はこれ1枚だけでした。


Live In Japan 1973/Beck,Bogert & Appice - 1973.10.21 Sun









[sales data]
1973/10/21
[producer]
The Boys CBS/SONY Production
[member]
Jeff Beck(g/vo)
Tim Bogert(b/vo)
Carmine Appice(ds/vo)




1973年5月18日&19日大阪厚生年金での初来日ライヴ。
当時まだB,B&Aの名前が浸透していなかったのか呼び屋にちゃんと情報が伝わっていなかったのか
告知物やチケットは「ジェフ・ベック・グループ」のままになっています。

BBA2_20191020000737bcd.jpg

CD化の際にスタジオ盤の色違いでエンジ色の平凡なジャケットになってしまいましたが
アナログ時代は2枚組と1枚に編集された2種類のジャケットがありました。

BBA1.jpg BBA2.jpg

アナログ盤は曲順がいじられていますが、40周年記念盤はセットリストの曲順に修正されています。



スタジオ盤が期待外れだった分、ライヴはそこそこ。
当時このアルバムを公式リリースするのになかなかベックさんからGOサインが出ず
CBS/SONYのスタッフさんの熱意でなんとか日本流通のみOKを貰ったのだそうで
ベックさん本人も演奏内容には不満があるのかなと(笑)

常時、クリームの演奏と比較されてしまうのは仕方ないのですが、
3人のインタープレイを挿入した長時間演奏を聴くとその差は歴然となってしまうのですが
ベックはインスピレーションを感じたフラのある長いギター演奏が苦手で
そのため「音の空白」が生まれ、持続した3人のグルーヴ感が生まれません。
ボガートやアピスのソロも収録されているのですが、どうもチグハグというか
3人それぞれが好き勝手に盛り上がっている感じです。

このバンドの最上級のリズム隊が活かされなかった理由としてこのバンドの弱点は
専任ボーカリスト不在のためだと評論家の多くはベックを擁護するような書き方をしますが
B,B&Aは言い換えれば、カクタスの三代目ギタリストがジェフ・ベックになっただけで
作曲能力のないベックがギタープレイ以外にカクタス色を塗り替えることができず
ベックが長いインプロ演奏が得意ではないのに長時間演奏が当たり前の時代に合わせた
セットリストに難があると思います。

この後、お決まりの歌メロフレーズを繰り返すフュージョンでジェフ・ベックが輝いたことを考えると、
ヤードバーズやジェフ・ベック・グループ、ヴァニラ・ファッジ、カクタスなどの短めでそこそこのヒット曲多数で
セットリストを組んだ方がこのバンドは成功したのではないかと思います。
鍵盤サポートにデュアン・ヒッチングスを入れて「Keep Me Hanging On」とかね(笑)

Somewhere Over The Rainbow(1974/1/26)/Beck, Bogert & Appice - 1974.01.26 Sat









[member]
Jeff Beck(g/vo)
Tim Bogert(b/vo)
Carmine Appice(ds/vo)

BBA3.jpg


[演奏曲]
1.Gonna Be Satisfeid
2.Livin' Alone
3.Laughin' Lady
4.Lady
5.Jizz Whizz~Morning Dew~drum solo
6.Prayin
7.Superstition
8.Get Ready
9.Blues De Luxe~You Shook Me
10.Rainbow Boogie
(Rainbow Theatre, London 1974/1/26)

bba live

1973年の来日公演を収録したB,B&Aの公式ライヴ盤の迫力はイマイチという評が多いと思いますが
その意見の共通項はB,B&Aのライヴはこんな綺麗あっさりしたものじゃないという思いではないでしょうか?

私がB,B&Aで初めて聴いたブートはアナログ時代「SOMEWHERE OVER THE RAINBOW」
というタイトルのラストライブ(ラジオ放送音源)です。
(1974年1月26日 ロンドン・レインボー・シアター)

このライヴは解散コンサートではなくこの後セカンドアルバム制作のためスタジオ制作に入っていますが
お蔵入りしバンドも解散してしまったため結果的にB,B&A名義の最後になったライヴです。



今は複数ブートで聴けますし、公式BOXの「Becology」にもこのライヴから「Blues Deluxe/BBA Boogie」が
収録されたので聴いた方も多いと思いますが、B.B&Aがライヴを重ねてようやく3人のグルーヴ感が
出てきたと感じることができるので、今更ではあるのですが、B.B&Aのライヴ決定盤として
是非ともこれを公式で出して欲しいですね。

Working Version/Beck, Bogert & Appice - 1974.02.15 Fri









[rec data]
1974/2
[producer]
BBA
[member]
Jeff Beck(g/vo)
Tim Bogert(b/vo)
Carmine Appice(ds/vo)

BBA_201711030744184ae.jpg


[収録曲]

1. Jizz Whizz
2. Laughing Lady
3. Prayin'
4. (Get Ready)Yar Lovemaker's
5. Livin' Life Backwards
6. Solid Lifter
7. Satisfied
8. All In Your Mind
9. Time Is Your Lady
*****
10. Definitely Maybe
(Jeff Beck Group AT PITTSBERG 1972/8/1)
11. Superstition
12. Morning Dew
(SANTA MONICA CIVIC CENTER 1973/5)
13. Satisfied
14. Livin' Alone
15. Laughing Lady
16. Lady
(LAST SHOW AT RAINBOW 1974/1/26)

1974年2月頃にB,B&Aとしてのセカンドアルバム制作に入るも完成に至らずバンドは解散。
そのセカンドアルバム収録の未発表9曲と短期間に終わった第三期ジェフ・ベック・グループ
(ジェフ、マックス、ティム、カーマイン、キム・ミルフォード)のライヴや
レインボー・シアターのB,B&Aラストコンサートなどを収録したブートです。
(「Jizz Whizz」はBOXの「Becology」に収録されたり「Satisfied」は
1999年のChar Bogert & AppiceのライブツアーでB,B&Aの未発表曲」として
紹介され演奏されました)

cba.jpg

資料としてはとても貴重ですが、商品化するにはちと厳しい内容でお蔵入りもやむなしかと・・・



裏話としてカヴァーディル・ペイジで来日したジミー・ペイジ様の恒例行事となっている
西新宿ブート大人買いツアーで、丁度市場に出回り始めたこの作品を探し廻っていた
というのは結構有名な話です(笑)

jimmy page

The Complete UPP/UPP featuring Jeff Beck - 1974.06.15 Sat









[sales data]
2005
[producer]
Jeff Beck
etc
[member]
Andy Clarke(vo/g/key)
Stephen Amazing(b)
Jim Copley(ds)
Jeff Beck(g)




B,B&Aが解散するとジェフ・ベックはそのまますんなりフュージョン移行したのではなく、
再び第二期ジェフ・ベック・グループの時のようなブラックミュージックに最接近を試みる時期が
短いながらありました。

それはチャーとの共演で有名なジム・コープリーが在籍していたUPPとのセッション音源で
聴くことができますが、Blow By Blow発売前のツアーやTVプログラムでもバックバンドに
UPPを起用するなど無名バンドにもかかわらずベックさんとはウマがあったようです。



UPPはアルバムを2枚残しておりデビュー作の「UPP」のプロデュースはベックが担当
(ギターは5曲参加)2枚目の「This Way」は2曲ギターで参加。



本企画盤は未発表のサードアルバムの音源も収録した企画盤なのでベックが参加していない楽曲も
多数ありますが、ベックがシンセギターを弾いている珍しい音源(Kitchen Arsenis)もあるので
面白いですが、あくまでもUPPのアルバムにベックが参加しているという内容なので
過大な期待は禁物です(笑)



尚、テイチクさんからジェフ・ベック・バンドなどど勝手なバンド名を明記してリリースしている
日本独自のUPP編集盤もあります。


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