2017-07

Le Déjeuner Sur L'Herbe(草上の昼食)/The New Jazz Orchestra - 1968.01.15 Mon









[sales data]
1968
[producer]
Tony Reeves
[member]
Henry Lowther(tp)
Ian Carr(tp/flugehorn)
Michael Gibbs(trombone)
Derek Wadsworth(trombone)
Barbara Thompson(sax/fl)
Dave Gelly(sax)
Dick Heckstall-Smith(sax)
Frank Ricotti(vibraphone/marimba)
Jack Bruce(b)
Jon Hiseman(ds)
Jim Philip(sax)
John Mumford(trombone)
Tony Russell(trombone)
Derek Watkins(tp)
Harry Beckett(tp)
George Smith(tuba)
Neil Ardley(direction)




60年代中~後期にかけて、先進的なアイデアとシンフォニックなアプローチをもとに
英国ビッグバンドの最先端を切り開いたニール・アダレイ指揮のNJO。

イアン・カー、ジャック・ブルース、マイケル・ギブス、ジョン・ハイズマン、ヘンリー・ロウサー、
ディック・ヘクストール=スミスなど後にブリティッシュ・ロック強いてはカンタベリー系と
呼ばれる分野で活躍したコロシアム、ニュークリアス、そしてソフト・マシーンの
核となった猛者どもの宴会です。

米国のロックにはなかなか見られませんが、ブリティッシュロックの派生にはブルース系と
ジャズ系そしてクラシック系など様々な分野が関わっていることが興味深いです。

面子が面子なのでロックファンも名前に釣られて購入した人もいるかもしれませんが
まさに純ジャズなので(面白いことにBIG BANDでもない)それなりの耳を用意して
聴かれるのが望ましいかと。


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Songs For A tailor/Jack Bruce - 1969.08.29 Fri









[sales data]
1969/8/29
[producer]
Felix Pappalardi
[member]
Jack Bruce(vo/b/etc)
Harry Beckett(tp)
George Harrison(g)
(credited as L'Angelo Misterioso)
Dick Heckstall-Smith(sax)
Jon Hiseman(ds)
Henry Lowther(tp)
John Marshall(ds)
John Mumford(trombone)
Felix Pappalardi(per/etc)
Chris Spedding(g)
Art Themen(sax)




クリーム解散後にリリースしたソロデビュー作品。
同年クラプトンとジンジャー・ベイカーはS.ウインウッドとブラインド・フェイスを結成し
クリームメンバー達の解散後の活動に注目が集まります。

クラプトンはブルースを基盤としたロックを目指し、ジャック・ブルースはフリージャズとの
融合を目指しコロシアムの主要メンバージョン・ハイズマンやディック・ヘクストール・スミス
クリス・スペディングなどと当時ニュー・ロックとカテゴライズされた方向に進みます。
(ジョージ・ハリスンも参加)

クリームっぽい楽曲を作ろうと思えばそんなに難しい作業ではなかったと思うのですが、
クリームらしさを消し去ろうという意図が見え隠れし、その事がこの作品にクリームの幻影を
追っているファンに正当に評価されない足かせになっている気がしますが
コロシアム+ジャック・ブルースの相性の良い演奏はかなり聴き応えがあります。

プロデュースはクリーム時代と同じくフェリックス・パパラルディ。
収録曲のTheme For An Imaginary Westernはマウンテンがカバーして代表曲になりました。

Things We Like/Jack Bruce - 1970.01.15 Thu









[sales data]
1970
[producer]
Jack Bruce
[member]
Jack Bruce(b)
Dick Heckstall-Smith(sax)
Jon Hiseman(ds)
John McLaughlin(g)




Songs for a Tailorの後にリリースされたので2ndという位置づけですが
音源自体は1968年頃に録音されていたものなので実質的な初ソロアルバムです。

GRAHAM BONDのライヴサポートで知り合ったジョン・ハイズマン、ディック・ヘクトール・スミス、
ジョン・マクラフリン、ジャック・ブルースがJAZZセッションした内容でクリームのような
ロック演奏は微塵もありませんのでご注意を(笑)

ジャック・ブルースはクリーム解散後、流れ的にはハイズマンのコラシアムに参加する
可能性もあったと思いますが、このコラシアムな連中の協力でソロ活動を継続展開し
独自のJAZZ ROCK論法をマイナー展開して行くこととなります。

Harmony Row/Jack Bruce - 1971.07.15 Thu









[sales data]
1971/7
[producer]
Jack Bruce
[member]
Jack Bruce(vo/b/p/etc)
Chris Spedding(g)
John Marshall(ds)




このアルバム名(Harmony Row)はジャック・ブルースが幼少期を過ごしたグラスゴーの有名な長屋街から
取られたとのことです(ジャケット写真は長屋街の一角)

harmony row

クリス・スペディングとジョン・マーシャルというNucleusなメンバーを迎えてのトリオ編成で
クリーム時代のように独特のベース音で歌メロを奏でる手法は同じですが、
本作はピアノの腕前も披露しています。

クリーム時代の楽曲の殆どはジャック・ブルースの作品だったので
当然ファンは「そのこと」を「それなりに」期待していたと思うのですが
微妙にジャック・ブルースの目指す方向性が分からない内容です。

で結果セールスは振るわずこの後ジャズロックは早々に捨て去って
マウンテンのレスリー・ウエストとコーキー・レイングとクリームばりの
ウエスト,ブルース&レイングでヘヴィーロックを展開していくわけですが
どうもこの人の本当に演りたい音楽っていうのがいまいち掴めないのが難点ですが、
クリーム時代には気づかなかったジャック・ブルースが持っている
全然メロディアスではない「変てこな魅力」に気づいてしまい私はこのアルバムから
ジャック・ブルースに深くはまっていくことになります(笑)

Why Dontcha/West,Bruce & Laing - 1972.11.15 Wed









[sales data]
1972/11
[producer]
Andy Johns
West, Bruce and Laing
[member]
Leslie West(vo/g/etc)
Jack Bruce(vo/b/etc)
Corky Laing(ds)




マウンテンがハードロック志向のレスリー・ウエストとプログレ志向のパッパラルディが対立し
1972年にバンドが解散すると同時にレスリー・ウエスト&レイングとジャック・ブルースが
組んだトリオバンドのデビューアルバム。

West, Bruce Laing

この手の大物が組んだスーパーバンド系は一発屋要素濃厚なんですが、このバンドは
このアルバムを聴く限り、付け焼刃で結成したのではない充実度です。

ジャズロックを開拓していたジャック・ブルースが何故一転してクリームのような
ハードロックに回帰したのか良く分かりませんが、後のインタビューなどを読むと
あまり気乗りせず嫌々演っていたなどと語っていますので
自身のソロ活動費用捻出のための資金集めの意味合いが強かったのかもしれませんね。

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