2018-02

England's Newest Hit Makers/Rolling Stones - 1964.04.17 Fri









[sales data]
1964年4月17日(UK)
1964年5月30日(US)
[producer]
Eric Easton
Andrew Loog Oldham
[member]
Mick Jagger(vo/harmonica/etc)
Keith Richards(g)
Brian Jones(g/etc)
Bill Wyman(b)
Charlie Watts(ds/per)
*****
Ian Stewart(org/p)
Gene Pitney(p)
Phil Spector(maracas)




当時の英国の人気ロックバンドは英国盤、米国盤と仕様を若干変えて(収録曲や収録順が
異なる)リリースしており、ストーンズも「サタニック・マジェスティーズ」(1967年)まで
英・米盤が存在するのですが、本ブログでは日本で流通の多い米盤を主体に(英盤はサブで)
ご紹介したいと思います。

ストーンズの生い立ちはまずキース・リチャーズとミック・ジャガーが
幼なじみという関係でアレクシス・コーナーの「ブルース・インコーポレイテッド」の
ステージに出演していたブライアン・ジョーンズのスライドギターに衝撃を受け
バンドに誘い、名前のまだついていない頃は当初ブライアン・ジョーンズがバンドの
イニシアチブを取りサウンドもシカゴブルースが中心で徐々にミックとキースが好む
チャック・ベリーやボ・ディドリーの曲を演奏するようになったようです。



1962年頃、ブライアン・ジョーンズがマディ・ウォーターズの楽曲「ローリン・ストーン」を
バンド名とし、何回かのメンバー交代の末ビル・ワイマン、チャーリー・ワッツのリズム体が揃い
ストーンズのメンバーが確定します。

stones2.jpg

この人事でバンド初期から在籍したイアン・スチュワートはマネージャーのバンド構想から外され
ワイマンによれば
「かわいくてやせっぽちの長髪の少年は1963年5月にメンバーから外されロードマネージャーとなり、
1985年に死ぬまでバンドのピアニストを担当した。」ということらしいです)

1963年6月7日デビューシングル「カム・オン」(チャック・ベリーのカバー)リリース。

RollingStones_-_Come_On.jpg

マネージャーの勧めでミックとキースは共同で曲を作り始めるもアルバム制作には間に合わず
デビューアルバムはTell Me他3曲のみがオリジナルで殆どがカバー曲となるも
先行発売されたUKチャートではビートルズのウィズ・ザ・ビートルズを抜き
5月2日付から12週連続ナンバー・ワンをキープ。

[英盤]
Route 66
I Just Want to Make Love to You
Honest I Do
Mona (I Need You Baby)
Now I've Got a Witness (Nanker Phelge)
Little by Little (Nanker Phelge/ Phil Spector)
I'm a King Bee
Carol
Tell Me (Mick Jagger/ Keith Richard)
Can I Get a Witness
You Can Make It If You Try
Walking The Dog
(Nanker Phelgeとはバンドメンバー全員のペンネーム)

ビートルズを意識しその違いを際立たせる戦略が取られ、デビュー時よりダーティーな
イメージが先行しますがビルによると
「俺たちの評判とイメージが悪ガキだってのは後からやってきた。
それは完全に偶然で、アンドリュー(マネージャー)が仕込んだ物じゃない。
彼は単にそれを徹底的に利用しただけさ。」

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12 X 5/Rolling Stones - 1964.08.14 Fri









[sales data]
1964/8/14(UK)
1964/10/17(US)
[producer]
Andrew Loog Oldham
[member]
Mick Jagger(vo/harmonica/per)
Keith Richards(g)
Brian Jones(g/etc)
Charlie Watts(ds)
Bill Wyman(b)
*****
Ian Stewart(p/org)



EP[5 x 5]
stones.jpg

1.Around and Around
2.Confessin' the Blues
3.Empty Heart
4.2120 South Michigan Avenue
5.If You Need Me

1964年8月14日に英国でリリースされたEP「ファイヴ・バイ・ファイヴ」の5曲に
米のチェススタジオで録音した7曲をプラスし米盤2ndとしてリリースされた作品。
(アルバムタイトルの「12×5」は「12曲を5人で演奏した」という意味)

本盤は元々アナログ録音でリリースされましたが、チェス音源はステレオ録音だったため
2002年リマスター化の際に一部ステレオ化されているようで、当時の米>英の録音技術の差が
明確になる音質の違いを感じるそうです。

ストーンズにとって米のチェススタジオは憧れのブルースマンの魂が宿った神聖な場所だったので
昨今の日本のアイドルが事務所の金に任せて何の思い入れもなくアビーロードスタジオで制作とか
話題作りのためだけに録音するのとは大きくニュアンスが異なります。

r s

まだまだカバー曲が多数を占めるのですが、オリジナル3曲(はGOOD TIMES,BAD TIMES/
CONGRATULATIONS/GROWN UP WRONG)はミック・ジャガーとキース・リチャーズ共作です。
ただミックのボーカルはブルースカバー曲ですらストーンズのオリジナル曲として聴かせてしまう
マジックを秘めています。



ややこしいですが、英デッカレコードは本作の写真を使い回し、
翌1965年に「ザ・ローリング・ストーンズ No.2」をリリースしていますのでお間違いのないよう。

Out Of Our Heads/Rolling Stones - 1965.07.30 Fri









[sales data]
(US)1965/7/30
(UK)1965/9/24
[producer]
Andrew Loog Oldham
[member]
Mick Jagger(vo/harmonica/per)
Keith Richards(g)
Brian Jones(g/org/per/harmonica)
Bill Wyman(b)
Charlie Watts(ds/per)
*****
Jack Nitzsche(harpsichord/per)
Phil Spector(b)
Ian Stewart(p)


(US ver)
rolling_out_of_our_heads2.jpg
(UK ver)


以前にも書きましたが当時の英国人気グループは東京で食せる北海道ラーメンを
東京人仕様の味付けに変更しているという感じで、英盤オリジナルとは別に米国向けの
アルバムを編集しリリースしていたのでちょっとここで整理しておきます。

[英国]
・The Rolling Stones (1964年4月16日)
・The Rolling Stones No. 2 (1965年1月16日)
・Out of Our Heads (1965年9月24日)
・Aftermath(1966年4月15日)
・Big Hits (High Tide and Green Grass)
(1966年11月18日)
・Between the Buttons (1967年1月20日)

[米国]
・England's Newest Hit Makers(1964年5月30日)
・12 X 5 (1964年10月17日)
・The Rolling Stones, Now! (1965年2月22日)
・Out of Our Heads (1965年7月26日)
・December's Children (And Everybody's)
(1965年11月22日)
・Big Hits (High Tide and Green Grass)
(1966年3月28日)
・Aftermath (1966年6月20日)
・Got Live If You Want It!(1966年11月28日)
・Between the Buttons (1967年2月6日)
・Flowers(1967年7月15日)

サタニック・マジェスティーズ(1967年)から米英で統一したアルバムとして
リリースされるようになったようです。



でこのOut Of Our Headで気をつけることは同タイトルの英国ジャケットは次の米盤の
December's Childrenで使われているものと同じなのでしっかり内容を抑えておかず
ジャケ買いすると同じ内容のアルバムを何枚も抱え込むことになります。
(マニアな人は全部買っちゃうんでしょうけど(笑)
勿論このアルバム米英では収録曲が異なるのですが米盤の特徴はストーンズの代名詞
ともいえるサティスファクションが収録されているアルバムと覚えると分かりやすいかも。
本作からオリジナル曲が増え12曲中5曲がオリジナルと自己主張を開始した
アルバムでもあります。

December's Children/Rolling Stones - 1965.12.04 Sat









[sales data]
1965/12/4
[producer]
Andrew Loog Oldham
[member]
Mick Jagger(vo/harmonica)
Keith Richards(g)
Brian Jones (g/harmonica/p/org)
Charlie Watts(ds/per)
Bill Wyman(b)
*****
Ian Stewart(p/org9
Mike Leander(string arrangement)
Jack Nitzsche(org/per)




英国の人気バンドはビートルズもそうだったのですが、初期ストーンズのレコードは
米と英ではジャケットと選曲が異なっていて、これは米国盤5thでジャケットは
英国盤のOUT OF OUR HEADSと同じなのでちょっとややこしいです。

ROLLING_STONES2.jpg

収録曲の大半は、OUT OF OUR HEADS(英盤)からのものに、これに最新シングルの
「一人ぼっちの世界」「アズ・ティアーズ・ゴー・バイ」アメリカでは未発表だった
「ユー・ベター・ムーヴ・オン」ライヴEP「ガット・ライヴ・イフ・ユー・ウォント・イット」
からの2曲(「ルート66」「アイム・ムーヴィン・オン」)さらに本作初出2曲
(「ルック・ホワット・ユーヴ・ダン」と「ブルー・ターンズ・トゥ・グレイ」)
の全12曲収録。

ミック・ジャガーは本作について

「こんなのアルバムじゃない、単なる曲の寄せ集めだ」

とコメントしております(笑)

Aftermath/Rolling Stones - 1966.04.15 Fri









[sales data]
1966/4/15
[producer]
Andrew Loog Oldham
[member]
Mick Jagger(vo/harmonica/per)
Keith Richards(g)
Brian Jones
(g/p/org/marimba/sitar/etc)
Bill Wyman(b)
Charlie Watts(ds.per)
*****
Jack Nitzsche(p/org/harpsichord)
Ian Stewart(p/org)


(US ver)

(UK ver)


全曲ミック&キース共作のオリジナル作品でストーンズのターニングポイントとなった作品です。

"Back, Behind And In Front"というストーンズ映画の企画があったものの制作途中で
映画が頓挫したため「19回目の神経衰弱」をメインにしたアルバムが企画され

rolling4.jpg

"Could You Walk On The Water ?"というタイトルでリリースされる直前にキリスト教的
宗教問題がからむとかからまないとかでレコード会社が難色を示しこれも取り止めになり(苦笑)
急遽ベスト盤"Big Hits-High Tide And Green Grass"がリリースされ


(ジャケは"Could You Walk On The Water?用に撮影された時の使いまわし)

その間になんとかAFTERMATHを完成させたというゴタゴタした経緯があるようです。

本作でブライアン・ジョーンズはジョージ・ハリスンがシタールを使ったことに影響され、
シタール、ダルシマー、マリンバ、日本の琴を使用しています。

stones_201702280934336b5.jpg

このアルバムも英米でジャケと選曲が異なりますが(私は今回Paint It, Blackが収録されている
US盤を購入)ファンの方にとってはどちらがオリジナルという認識が強いものなのでしょうか?



【US盤】
Paint It, Black
Stupid Girl
Lady Jane
Under My Thumb
Doncha Bother Me  
Think
Flight 505
High And Dry
It's Not Easy
I Am Waiting
Goin' Home

【UK盤】
Mother's Little Helper
Stupid Girl
Lady Jane
Under My Thumb
Doncha Bother Me
Goin' Home
Flight 505
High And Dry
Out Of Time
It's Not Easy
I Am Waiting
Take It Or Leave It
Think
What To Do

英国盤に収録された「アウト・オブ・タイム」はミック・ジャガーのプロデュースで
クリス・ファーロウがカバーし全英1位となりますが、ファーロウ・バージョンの伴奏に
ミック・ジャガーのボーカルを乗せたバージョンは「メタモーフォシス」(1975)に
収録されました。

[Stones Original ver]


[Chris Farlowe ver]


[Chris Farlowe Stones ver]

Got Live If You Want It/Rolling Stones - 1966.12.10 Sat









[sales data]
1966/12/10
[producer]
Andrew Loog Oldham
[member]
Mick Jagger(vo/per)
Keith Richards(g)
Brian Jones(g/harmonica)
Charlie Watts(ds)
Bill Wyman(b)
*****
Ian Stewart(key)




ストーンズといえばライヴということでこれは彼らの初ライヴ盤。
(1966年10月前半のニューカッスル・アポン・タインとブリストルでの演奏ですが
ジャケットにはロイヤル・アルバート・ホールでのライヴとクレジットされています)

演奏は当時の破竹の勢いそのまま、ストレートなROCK'ROLLで良いのですが
演奏をかき消す黄色い歓声をオーヴァーダビングした物が収録され、他の曲もほとんどが
ヴォーカルを録り直ししているため、ライブ・アルバムとは言い難い代物です。

バンドはその仕上がりに満足せず、アルバムとの関係を否定しバンドは1970年にリリースした
「ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト」を最初の公式ライブ・アルバムであると考えています。



又本作のタイトルは1965年にイギリスでのみリリースされた
EP「ガット・ライヴ・イフ・ユー・ウォント・イット!」と同一のものが採用されました。

stones_20170717130033356.jpg

Between The Buttons/Rolling Stones - 1967.01.20 Fri









[sales data]
1967/1/20(UK)
1967/2/6 (US)
[producer]
Andrew Loog Oldham
[member]
Mick Jagger(vo/tambourine/bass ds/harmonica)
Keith Richards(g/p/b/org)
Brian Jones(org/recorder/g/vibraphone/p/eytc)
Bill Wyman(b)
Charlie Watts(ds/maracas)
*****
Jack Nitzsche(p/harpsichord)
Nicky Hopkins(p)
Ian Stewart(p/org)




このアルバムも英盤・米盤とでは収録の曲順が異なりますが、ジャケットは統一され
以後発売された英盤・米盤のジャケットは同一になります。

1967年は米シスコのヒッピー達を発祥源とする既成の価値観や生活様式を解放した
カウンター・カルチャー・ムーブメントいわゆる「サマー・オブ・ラブ」の年で
ロックのパンドラの箱が開き、サイケ、ブルース・ロック、ジャズロックなど
多彩なアーティスティックな表現が溢れ出しビートルズの「サージェント・ペッパーズ・
ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」を代表としたロックの傑作が多数排出された事に影響され、
今まで単純なビートPOPを売りのアイドル的な存在だったストーンズも
それらのムーブメントに乗り遅れないように無理やり今まで使ったこともない複数の楽器を
演奏してみたりとアーティストぶって作った作品でノリが悪いです(笑)

ミック・ジャガー談
「色々いじくりすぎて台無しにしちまったんだよね。フランク・ザッパは好きだって
言ってたけど」

英国では「失敗作」と評判が悪かったものの、不思議なことに米国では好意的に受け入れられ
最高2位まで上昇しゴールドディスクも獲得しています。


Their Satanic Majesties Request/Rolling Stones - 1967.12.08 Fri









[sales data]
1967/12/8
[producer]
The Rolling Stones
[member]
Mick Jagger(vo/per/maracas/etc)
Keith Richards(g/b)
Brian Jones(mellotron/fl/sax/g/etc)
Bill Wyman(vo/b/p/org/etc)
Charlie Watts(ds/per)
*****
Nicky Hopkins(p/org/harpsichord)
John Paul Jones(string arrangement)
Ronnie Lane(bvo)
Steve Marriott(bvo)
Eddie Kramer(claves)




ストーンズ自らが初プロデュースした作品ですが、ストーンズの数多いアルバムの中で
一、二を争う不人気なアルバムではないでしょうか。

ジャケットの見たままサージェント・ペパーズの二番煎じでかつコンセプトが十分練られないまま
色々やっているんですが、サウンド的にサイケな雰囲気だけを真似したと言わざるをえない内容です。

この頃、ミック・ジャガー、キース・リチャード、ブライアン・ジョーンズはドラッグにどっぷり
のめり込んでいた時期で警察の手入れで相次いで立件、逮捕されるなどドタバタした中での
制作だったようで

ビル・ワイマン談
「ストーンズは精神的にも肉体的にも完全に分裂状態にあった」

stones_20171117230612259.jpg

バンドメンバーの中では正常の部類だったビル・ワイマンが歌う数少ない楽曲の一つ
「In Another Land」にはSmall Facesのスティーヴ・マリオットとロニー・レインが
参加してシングルカットもされました。



又She's A Rainbowのストリングス・アレンジはジョン・ポール・ジョーンズによるものです。



あるレコード評
「ストーンズは新しいもの=進歩したものと取り違える、よくあるジレンマの罠にかかった。
彼等の音楽が成長を続けるには、本作以上に満足できる方法で解決しなくてはならないほど、
深刻な危機である」

ストーンズはAKB48のようにシングルヒット曲を集めたものをアルバムとしリリースするタイプで
アルバムアーチストではなかったのが、次作、一気に大化けするのですから面白いものです。


Beggars Banquet/Rolling Stones - 1968.12.06 Fri









[sales data]
1968/12/6
[producer]
Jimmy Miller
[member]
Mick Jagger(vo/maracas/harmonica)
Keith Richards(g/b/vo)
Brian Jones(harmonica/g/etc)
Bill Wyman(b/synthe)
Charlie Watts(ds)
*****
Nicky Hopkins(p)
Rocky Dijon(congas)
Ric Grech(fiddle)
Dave Mason(mellotron)
Jimmy Miller(bvo)
Watts Street Gospel Choir




当時のストーンズ・ファンクラブでは「Between The Buttons
Their Satanic Majesties Request」と連続で期待を大きく裏切るアルバムをリリースした
ストーンズの将来についてディスカッション大会が開かれるほど、
ファンの間では不安が広がっていたそうです(笑)

しかし1968年5月にそんな不安を吹き飛ばすような原点回帰な軽快なナンバーのシングル
「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」が大ヒットしたことで、ようやくストーンズは
大きく前に転がり始めます。

jumping juck flash

まずミックがバンドの方向性を決定づけるプロデューサーが必要と考えスペンサー・デイヴィス・グループや
トラフィックのプロデュサーだったジミー・ミラーを起用したことが大きなプラスとなり
(ジミー・ミラーは1973年の「山羊の頭のスープ」までの一連のストーンズの名盤を
プロデュースします)流行の実験音楽は自分達には無理だと悟り、迷いが吹っ切れたのが
良かったのか、本作で確変に突入し70年代は大連チャン(笑)
この作品以降、ルーズなサウンドメイクでストーンズにしか出せない格好良さを
独自の音楽スタイルとして構築します。

しかしこのバンドの上昇気流に反してブライアン・ジョーンズはレコーディングには
殆ど参加せず、ギターは殆どキース・リチャードが演奏しています。

rolling_stones_beggars_banquet1_201711172313289bc.jpg

本アルバムはジャケットデザイン「汚れた便所の落書き」をめぐって発売が遅れ、
(映像監督のバリー・フェスティンとニューヨークのデザイナー、トム・ウィルクスによる
デザインで、落書きの中には「ジョンはヨーコを愛してる」「リンドンは毛沢東を愛してる」
「ボブ・ディランの夢」などといった文がも見えためデッカが「いかがわしい」と拒否)
最終的にビートルズのWhite Albumを意識した白地にバンド名とタイトル及び"RSVP"の文字という
ジャケットで発売されましたが、1984年にオリジナルの「便所の落書き」に差し替えられました。



又本作のプロモーションとして「ローリング・ストーンズ・ロックンロール・サーカス」
というTVのクリスマス特番を、ジョン・レノン、エリック・クラプトン、ザ・フーなどのゲストを招き
収録しましたが、その出来に納得しなかったバンドの意向で放映は中止となりますが
1994年に映像と音源が公式にリリースされました。

circus.jpg

Rock and Roll Circus/Rolling Stones & Dirty Mac and more  - 1968.12.10 Tue









[sales data]
1996/10/15
(Rec:1968/12/10-12)
[producer]
Sandy Leiberson
[member]
The Rolling Stones
Jethro Tull
the Who
Taj Mahal
Marianne Faithfull
the Dirty Mac
Yoko Ono
Sir Robert Fossett's
Circus and the Nurses






ストーンズの新作アルバム「ベガーズ・バンケット」のプロモーションとして
1968年のBBCのクリスマススペシャルとして収録されたものの内容の不出来で放映中止になった
ストーンズ主催の幻のTVプログラム。
(ストーンズ発案のTV企画で製作にはストーンズ自ら50000ポンドを出資)

rock and roll circus1

最初に「ロックンロール・サーカス」という言葉だけが浮かび、そこからいろんなアイディアを
練ったとのことですが、アイディアが整理されておらずゴチャゴチャしていて、
流れが悪いため企画倒れでお蔵入りになった理由も何となく分かる感じで
その豪華な面子ゆえアナログ時代から人気ブートで出回ってましたが、
1996年に公式に音と映像が発売されました。

rock and roll circus2

このアルバムのトピックスはブライアン・ジョーンズ生前最後の音源という事と
スペシャルバンドのダーティ・マック(ジョン・レノン、クラプトン、キース・リチャード、
ミッチ・ミッチェル)の演奏ですが、細かいところではこの頃ミック・ジャガーの恋人だった
マリアンヌ・フェイスフルが出演していたり、タジ・マハールのギターをジェシ・デイヴィスが
弾いていたり、ストーンズの鍵盤はニッキー・ホプキンスが弾いていたりマニアックな聴き所は
多いです。

rock and roll circus3

こぼれ話ですがダーティ・マックのベースをキース・リチャードが弾いている事について
ビル・ワイマン曰く
「キースはこのバンドに参加したくて、(すでにギタリストが2人いるので)ベースとして
参加するために俺を追い出したんだ」と恨めしそうに語ってました(笑)

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