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2020-05

Rock and Roll Circus/Rolling Stones & Dirty Mac and more - 1968.12.10 Tue









[sales data]
1996/10/15
(Rec:1968/12/10-12)
[producer]
Sandy Leiberson
[member]
The Rolling Stones
Jethro Tull
the Who
Taj Mahal
Marianne Faithfull
the Dirty Mac
Yoko Ono
Sir Robert Fossett's
Circus and the Nurses


(CD)

(DVD)


ストーンズの新作アルバム「ベガーズ・バンケット」のプロモーションとして
1968年のBBCのクリスマススペシャルとして収録されたものの内容の不出来で放映中止になった
ストーンズ主催の幻のTVプログラム。
(ストーンズ発案のTV企画で製作にはストーンズ自ら50000ポンドを出資)

1_201811121153015a4.jpg

俺たちもビートルズのサージェント・ペパーズのようなことをやろうと
最初に「ロックンロール・サーカス」という言葉だけが浮かび、そこから色々なアイディアを
練ったとのことですが、アイディアが整理されておらずゴチャゴチャしていて、流れが悪いため
企画倒れでお蔵入りになった理由も何となく分かる感じですが、その豪華な面子ゆえ
アナログ時代から人気ブートで出回ってましたが、1996年に公式に音と映像が発売されました。

rock and roll circus2

このアルバムのトピックスはブライアン・ジョーンズ生前最後の音源という事と
スペシャルバンドのダーティ・マック(ジョン・レノン、クラプトン、キース・リチャード、
ミッチ・ミッチェル)の演奏ですが、細かいところではこの頃ミック・ジャガーの恋人だった
マリアンヌ・フェイスフルが出演していたり、タジ・マハールのギターをジェシ・デイヴィスが
弾いていたり、ストーンズの鍵盤はニッキー・ホプキンスが弾いていたりマニアックな聴き所は
多いです。

2_20181112115303d6a.jpg

こぼれ話ですがダーティ・マックのベースをキース・リチャードが弾いている事について
ビル・ワイマン曰く
「キースはこのバンドに参加したくて、(すでにギタリストが2人いるので)ベースとして
参加するために俺を追い出したんだ」と恨めしそうに語ってました(笑)

Get Yer Ya-Ya's Out!/Rolling Stones - 1969.11.27 Thu









[sales data]
1970/7/4
[producer]
The Rolling Stones
Glyn Johns
[member]
Mick Jagger(vo/harmonica)
Keith Richards(g)
Mick Taylor(g)
Bill Wyman(b)
Charlie Watts(ds)
*****
Ian Stewart(p)
J P Hawkes(tambourine)



ブライアン・ジョンーズを失ったストーンズがミック・テイラーを新たに迎い入れ制作した
Let It Bleed」を引っ提げて2年ぶりとなる6回目の北米ツアー。
(1969年11月27&28日(昼夜)マジソン・スクエア・ガーデン)

0_20181114111417999.jpg 1_20181114111418ac7.jpg

3年前の黄色い歓声に圧倒される「Got Live If You Want It」と比べるとアイドルから脱却し
R&Rバンドとしての王道を突き進み始めた事を強く感じます。
演奏はまだモタツキぶりが目立ちます(まぁこれが又いいんですが(笑)
後半から急激に演奏の上手い下手に関係ないストーンズならではの怒涛のグルーヴに
巻き込まれていきます。





ストーンズが確変に突入した「Beggards Banguet」と「Let It Bleed」からの選曲のため
セットリストがとても充実していて、バンドはオープニングアクトをつとめたテリー・リード、
B・Bキング、アイク&ティナ・ターナー、飛び入り参加のジャニス・ジョプリンなどの
テイクも収録して2枚組でリリースしたいと考案しますが、最終的に1枚編集となり
収録時間の都合、代表曲の「サティスファクション」をアルバムからカットしたことが、
当時のバンドの勢いと揺るぎない自信を明確にしていると思います。
(40周年記念盤はストーンズの考案通りの内容に大きく改修され、B・Bキングや
アイク&ティナ・ターナーの演奏、そしても勿論「サティスファクション」も追加収録されています)

Let It Bleed/Rolling Stones - 1969.12.05 Fri









[sales data]
1969/12/5
[producer]
Jimmy Miller
[member]
Mick Jagger(vo/g/harmonica)
Keith Richards(vo/g/b/)
Brian Jones(congas/autoharp)
Bill Wyman(b/autoharp/vibraphone)
Charlie Watts(ds)
Mick Taylor(g)
*****
Ian Stewart(p)
Nicky Hopkins(p/org)
Byron Berline(fiddle)
Merry Clayton(vo)
Ry Cooder(mandolin)
Bobby Keys(sax)
Jimmy Miller(per/ds/tambourine)
Leon Russell(p/horn arrangement)
Jack Nitzsche(choral arrangements)
Al Kooper(p/org)
Nanette Workman(bvo)
Doris Troy(bvo)
Madeline Bell(bvo)
Rocky Dijon(per)
The London Bach Choir



THIS RECORD SHOULD BE PLAYED LOUD by Rolling Stones

デッカ時代、最後のスタジオ盤。
「血のしたたるまま」という生臭いタイトルが示すように、収録曲はレイプ、殺人、麻薬中毒といった
陰惨なものを扱った歌詞が多く

ミック談
「当時はすごく暴力的で荒々しい時代だったからね・・・ベトナム戦争だよ。
テレビでもその映像が沢山映し出されてたしね」



オープニング「ギミー・シェルター」のリヴァーヴが効いた絶妙のエフェクト音から、
前のめりに聴き入ってしまいますが、この曲で脚光を浴びたのがバック・コーラスの
メリー・クレイトン。
元々はデラニー&ボニーのボニー・ブラムレットが参加する予定だったのが
体調不良のためクレイトンが代役で参加することになった経緯があるようです。

merry_201711180840058ee.jpg

又本作はブライアン・ジョーンズが参加した最後のアルバムで、脱退直後、
ジョン・メイオールの紹介でミック・テイラーが加入します。
(本作でジョーンズがギターを弾いた曲は1つもなく、テイラーが参加したのは
「カントリー・ホンク」と「リヴ・ウィズ・ミー」の2曲のみ、他はキース・リチャーズ。
又キースは「ユー・ゴット・ザ・シルバー」で初めてリードボーカルを取っています)

アルバムの高評価とは裏腹に1969年のストーンズはミック・ジャガーが大麻不法所持で
当時の彼女マリアンヌ・フェスフルと一緒に逮捕されたことを発端に、様々な事件に巻き込まれます。

arrest.jpg

ジョーンズは6月8日にストーンズを正式に脱退、その直後の7月3日に自宅のプールで溺死。

brian jones

ジョーンズの追悼ライブとなったハイドパーク・コンサート(7月5日)が奇しくもアルバムの
最大級のプロモーションになったのは皮肉です。



[おまけ]
本アルバムのアナザーサイドな楽しみとしてこのアルバムセッション時のミック・ジャガー、
ビル・ワイマン、チャーリー・ワッツ、ライ・クーダー、ニッキー・ホプキンスで行った
ジャム音源はJamming With Edwardで聴く事ができます。

Jamming with Edward

Gimme Shelter/Rolling Stones - 1969.12.06 Sat









[公開]
1971/12/25
[director]
David Maysles
Albert Maysles
Charlotte Zwerin
[member]
Rolling Stones
Tina Turner
The Flying Burrito Brothers
Jeferson Airplane



最近はフレディ・マーキュリーの最期を描いたクイーンの映画が大人気ですが
ロックのドキュメンタリー映画として必見なのはこの「ギミー・シェルター」

r2_201902281552333fd.jpg

ローリング・ストーンズの最高とは言い難い調子外れの演奏を視聴することが目的ではなく
1969年の「Love & Peaceの虚構と終焉」を映像として残した歴史の証言であり
軽々しく声高に「Love & Peace」を歌うミュージシャンには是非、観て欲しい。

1969年のストーンズ周辺の熱狂(全米ツアー終盤の10日間)を映画化する目的の撮影で
マジソン・スクエア・ガーデンのライヴやそのライヴ盤「Get Yer Ya-Ya's Out!」の
ジャケット撮影の様子など昇り調子のストーンズの様子が映し出されるのですが、
悲劇は1969年12月6日、カリフォルニア州にあるオルタモント・スピードウェイで開催された
フリーコンサートで起こります。

r0.jpg

このモントルーで行われたフリーコンサートは同年のウッドストックに対抗して開催され
西のウッドストックと呼ばれましたが、当初予定していた会場から拒否され2回変更するなど
中止直前、スピードウェイの会場に決定したのがイベント前日だったこともあり
準備期間が圧倒的に少なく「愛と平和の祭典」と言われたウッドストックと比べると
会場設営(駐車場問題、トイレ問題)や安全管理に問題がある中、強硬開催されました。
(コンサート中の死亡4人、出産4人)

r.jpg

ドキュメントなのでストーリーはありませんが、会場入りしたミックは早速ラりった客に殴られたり、
興奮する観客とコンサートの護衛を担当していた「ヘルスエンジェル」の小競り合いが各所で
段々大きくなっていき、会場内の不穏な空気を察したグレイトフル・デッドは当日の演奏をドタキャン。
(ヘルス・エンジェルに警備を任せたのがグレイトフル・デッドなのに敵前逃亡(苦笑)

r5_20190228221348e07.jpg

今では考えられないことですが、30万人規模のコンサートなのに観客が簡単にステージに
上がれるほどステージが低く、フライング・ブリトー・ブラザーズやジェファーソン・エアプレインの
演奏中にラりった観客がステージに上がり、混乱の最中、ヘルスエンジェルが
ジェファーソン・エアプレインのメンバーを殴り、演奏が中断して罵り合いが始まるなど
お日様が出ている時間帯ですらこの調子ですから、照明が十分ではない夜間から
スタートするストーンズのステージはどうなるのか?ドキドキする中、ストーンズ登場。

r4_20190228160046506.jpg

案の定、演奏が始まってすぐにラりった客がステージ前に押し寄せ大混乱。
全裸のデブ女がステージに雪崩れ込んで来たり、あっちこっちで喧嘩が始まり演奏が中断。
「医者を呼べ」「救急車を呼べ」と怒号渦巻く中、素に戻ったミックが「みんな兄弟だろ、仲良くやろう」と
場違いな感じで優しく諭すも興奮した客は聴く耳持たずで、混乱が続く中、演奏は再開されるのですが、

r7_20190228221350ac4.jpg

ごった返すステージ上にヘルスエンジェルスのメンバーの護衛の目を盗み、
真横にミックをじっと見つめる不審者がいたので、心ここにあらずという低テンションで歌っていた
「Under My Thumb」が終わりに差し掛かった時に18歳の黒人青年メレディス・ハンターが
拳銃のようなものをステージに向けたため、ヘルスエンジェルスのメンバーにボコボコにされ
ナイフで刺され死亡。

r1_20190228155231ce3.jpg

(オルタモントの悲劇)
この時の様子はフィルムにも残っているのですが、実際にハンターが手に拳銃のような
黒い物体を持っていることを確認できますが、事件後拳銃は見つからなかったということです。



ストーンズはこの事件に気づかずこの後も演奏を続け、盛り上げたいけど盛り上げたら
混乱が広がるという難しいステージをなんとか終えると、スタコラサッサとヘリコプターで
トンズラ。

この映画編集作業にミック&チャーリーが立ち会っていて、ラジオインタビューに
ヘルスエンジェルのメンバーが「ミックの野郎は俺たちに全ての罪を押しつけやがった!」と
語るとミックが一瞬ビクっとするのがちょっと見ものです。

「愛と平和と自由の下では何でも許される」と都合よく勘違いする基地外を抑制するためには
「規制」が入らざるを得ないという現実を考えさせられ、ジョン・レノンの「イマジン」に
軽々しく愛と平和を見出そうとしている方には教育的指導を果たす貴重な映像だと思います。

Sticky Fingers/Rolling Stones - 1971.04.23 Fri









[sales data]
1971/4/23
[producer]
Jimmy Miller
[member]
Mick Jagger(vo/g/etc)
Keith Richards(g)
Bill Wyman(b/el-p)
Charlie Watts(ds)
Mick Taylor(g)
*****
Paul Buckmaster(string arrangement)
Ry Cooder(g)
Jim Dickinson(p)
Rocky Dijon(congas)
Nicky Hopkins(p)
Bobby Keys(sax)
Jimmy Miller(per)
Jack Nitzsche(p)
Billy Preston(org)
Jim Price(p)
Ian Stewart(p)


tongue.jpg

デッカとの契約を終了し、ビートルズのアップルに倣り、アンディ・ウォーホールの
(舌)ロゴのデザインで有名な「ストーンズ・レーベル」設立後、記念すべき第一弾作品。

stones.png

同時に25万ポンドをかけ移動式スタジオ・モービル・トレイラーを作り、パープルやZEPPなどに
貸し出されます。

ストーンズ・レーベルは外部アーチストとの契約は熱心にやっておらず、身内でも
ビル・ワイマン2枚とブライアン・ジョーンズの遺作1枚のみとほぼストーンズ専用の
レーベルです。



このアルバムは完成から発売まで計画から1年ほど遅れてしまったようなのですが、
その原因は1965年からの共同マネージャー、アラン・クラインとの裁判紛争などのゴタゴタが
あったからのようです。

そもそも「ストーンズ・レーベル」設立の目的はストーンズの著作権と財政を全て
ワンマン管理していたアラン・クレインと決別するためだったのですが、
非常に複雑な法律がからみ対立が激化し2年に渡る法廷闘争が行われます。

裁判の結果、1970年以前のストーンズの作品の出版権はクレインと彼の会社アブコ・レコードの
手に渡り、以降妙な編集盤が複数アブコからリリースされることになります。

話をアルバムについて戻すと、アンディ・ウォーホールがデザインした、
ジーパンのチャックが上げ下げできる特殊アルバムジャケットが大変話題になりました。

sticky.jpg

ミック・テイラーが正式なバンドメンバーになり全曲に参加した初めてのアルバムでもあり

ミック・テイラー談
「僕がストーンズにいた頃のアルバムでは一番好きだ」

「ブラウン・シュガー」が大ヒットし、珠玉の名曲「ワイルド・ホーシズ」は勿論
キース・リチャードと親交の深かったグラム・パーソンズに提供した曲です。

GP.jpg

60年代後期にビートルズを真似て実験音楽を無理にやろうとして失敗したことを反省した
ストーンズは自分たちのストレートなロックスタイルを無理に崩すことは止め、
自然にユルっと時代のフィーリングをさらりと取り入れる程度で、本作ではレゲエ調の曲や
バラード風なストリングス物などがストーンズ音楽として調和し、
ビート物中心だった頃に比べると飛躍的に音楽幅が広がった感じの作品です。



Exile On Main Street(メイン・ストリートのならず者)/Rolling Stones - 1972.05.12 Fri









[sales data]
1972/5/12
[producer]
Jimmy Miller
[member]
Mick Jagger(vo/harmonica/etc)
Keith Richards(vo/g/b/p)
Bill Wyman(b)
Charlie Watts(ds)
Mick Taylor(g/b/ds)
*****
Nicky Hopkins(p)
Bobby Keys(sax/maracas)
Jim Price(tp/org)
Ian Stewart(p)
Jimmy Miller(per/de)
Bill Plummer(b)
Billy Preston(p/org)
Al Perkins(pedal steel g)
Richard Washington(marimba)
Clydie King(bvo)
Venetta Fields(bvo)
Joe Green(bvo)
Gram Parsons(bvo)
Chris Shepard(tambourine)
Jerry Kirkland(bvo)
Mac Rebennack(bvo)
Shirley Goodman(bvo)
Tami Lynn(bvo)
Kathi McDonald(bvo)



1971 tour

1971年3月、バンドは英国内のホールやクラブを回る「フェアウェル・ツアー」を行った後
莫大な税金から逃れるため、イギリスを離れフランスへ移住。
同年4月、自身たちのレーベル「ローリング・ストーンズ・レコード」を設立し、
レーベル第1弾アルバム「スティッキー・フィンガーズ」の発表を経て、7月より新作の制作準備に
取り掛かります。

録音場所は当時キース・リチャーズが家族と共に住居としていたヴィルフランシュ=シュル=メール
にあるヴィラ「ネルコート」の地下室。

ネルコートでのセッションはリチャーズが主導権を握りますが、ドラッグの売人や怪しい取り巻き連中が
入り浸り、ジャガーやリチャーズ、さらにはミック・テイラーやボビー・キーズ、プロデューサーの
ジミー・ミラーまでもがドラッグ漬けになり、作業は難航したようです。

あまりにレコーディングがスケジュール通りに進まないことに堪忍袋の緒が切れたチャーリー・ワッツは
途中から顔を出さなくなったそうです(ミック・テイラーが一部ドラムを叩いている理由はそのため)

ミック・ジャガー
「ラリッてた、って言葉が適切なんじゃないかな」

ヴィラに泥棒が入り、リチャーズのギターが盗まれる事件があり、セッションは一時的に中断しますが
10月に再開し、11月23日まで続けられ12月、ロサンゼルスのサンセット・サウンド・スタジオに移り、
更なるオーバー・ダビング作業を行います。

rs4_2017120610401639f.jpg

ストーンズが最も米南部に接近した作品でリラックスした(ラりった)雰囲気の中、
荒いギター音を中心としたライヴ感覚のノリが楽しめます。



そして翌1973年、いよいよストーンズの来日公演が発表され(1973年1月29&30&31/2/1武道館)
チケットは即完売でしたがメンバーの麻薬所持による逮捕歴が原因で入国許可がおりず
直前になって中止になりストーンズのライヴは1990年までおあずけとなります。

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rolling_stones_Exile_On_Main_Street2_20171206091407dc7.jpg

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1972年北米ツアーのステージを収録した映画「レディース&ジェントルマン」が1974年に公開され
映像は長らくソフト化されないままでしたが、2010年になりようやっとDVDとして発売されました。



また、このツアーの模様をライヴ・アルバムとして発表する計画もありましたが、1970年までの
ストーンズの楽曲の版権者であるアラン・クレインとの間にトラブルが生じお蔵入りしていましたが
アラン死後2017年に晴れてリリースされました。

stones2_201712060922276de.jpg

この頃、正に絶頂期のストーンズを日本で見れなかったのは至極残念・・・

Ladies & Gentlemen/Rolling Stones - 1972.06.24 Sat









[sales data]
2017/6/7
[producer]
unknown
[member]
Mick Jagger(vo/harmonica)
Keith Richards(vo/g)
Mick Taylo(g)
Bill Wyman(b)
Charlie Watts(ds)
*****
Nicky Hopkins(p)
Bobby Keys(sax)
Jim Price(tp/trombone)
Ian Stewart(p)



ここ最近、ストーンズの未発表ライヴ音源が続々リリースされていたので
ミック・テイラー在籍時のライヴが発売されないかなぁと思っていたところ

POSTER_20170702121945125.jpg

全米ツアー1972年6月24日のテキサス州フォートワース公演と翌25日のヒューストン公演昼夜2回、
計4回の公演を編集したライヴ映画で、当時は4チャンネル方式の特殊な音声出力を必要としていたため
一般上映されることなく幻の映像とまで言われていたものが2010年にDVD化され
そして本年やっとCD化されました。
(1972年の「メイン・ストリートのならず者」ツアー音源はもともとオフィシャル2枚組ライブ盤を
出す予定があったものの、DECCA 時代の曲の版権が折り合わずボツになった経緯があるようです)



音源には収録されていませんがこのツアーはスティービー・ワンダーが登場した時も
あったようです。



本来であれば1973年にストーンズの初来日予定があったので、ほぼこの熱気がそのまま
持ち込まれたのではないかと想像すると身震いします。

冒頭に戻りますが、未発表と称した海千山千のライヴを出してバンド評価を落とすよりも
ストーンズは世紀の名ライヴというものが海賊盤に複数枚存在するので
そろそろ誰か整理して公式に出してくれないかと思っているのですが、メンバー内にそういう編集作業が
好きな人材がいないようなので、世界のストーンズ先鋭ファン選抜のプロジェクトチームを結成し、
アルバムリリースごとのツアー音源に分厚い資料を付けてBOXを制作してくれないかと
せっかく天下のユニバーサルに移籍して誰も聴かない新作を出すよりもファンの多くは
そのことを強く願っているはずです。



次は是非、「山羊の頭のスープツアー」(1973)のビリー・プレストンのソロコーナーを収録した
爆裂絶頂期の完全版を出してください!

Goats Head Soup(山羊の頭のスープ)/Rolling Stones - 1973.08.31 Fri









[sales data]
1973/8/31
[producer]
Jimmy Miller
[member]
Mick Jagger(vo/g/harmonica/p)
Keith Richards(vo/g/b)
Bill Wyman(b)
Charlie Watts(ds)
Mick Taylor(g/b)
*****
Nicky Hopkins(p)
Billy Preston(clavinet/p)
Ian Stewart(p)
Bobby Keys(sax)
Jim Horn(sax)
Chuck Findley(tp)
Jim Price(horn arrangement)
Nicky Harrison(string arrangement)
Anthony "Rebop" Kwaku Baah(per)
Pascal(per)
Jimmy Miller(per)



本作は、ボブ・マーレーのブレイクによるレゲエ・ミュージックの台頭に影響されるかたちで
ジャマイカで制作されますが、ジャマイカ録音だからといってレゲエ作品ではありません(笑)
前作はルーズなギタ―音をメインにしていましたが、本作は鍵盤楽器を中心に
ストリングスなどエフェクトを多用し、スタジオ編集に力が入っている内容です。
(そのためかこのアルバム収録曲はライヴで演奏されることは少ないと思います)

stones_201712060950388e1.jpg

当時デヴィッド・ボウイの奥さん「アンジー」を歌ったとされた「悲しみのアンジー」がヒットし
日本では好セールスを記録。
しかしどうもこの説は間違っているようで、麻薬更正施設に入っていたキース・リチャードが
自分の生まれたばかりの娘アンジーちゃんに会うこともできず申し訳ないという思いで作った
バラード曲に娘の名をつけたと公式アナウンスがありました。



話のついでですからデヴィッド・ボウイの奥さんアンジェラ・バーネット(アンジー)さんのネタでも。

1980年にボウイと正式離婚し向こう10年間はボウイとのことは書かない約束をしてましたが
解禁になった途端に暴露本を出版。



「私が外から帰ってきてベッドを見たら、ボウイとミック・ジャガーが一緒に寝ていた」
しかし彼女もボウイと同じくバイセクシャルでどうも英国のバイセクシャル事情ってよく分かりません・・・

david jaggar

It's Only Rock'n Roll/Rolling Stones - 1974.10.18 Fri









[sales data]
1974/10/18
[producer]
The Glimmer Twins
[member]
Mick Jagger(vo/g)
Keith Richards(g/b)
Bill Wyman(b/synthe)
Charlie Watts(ds)
Mick Taylor(g/b)
*****
Nicky Hopkins(p)
Billy Preston(p/clavinet/org)
Ian Stewart(p)
Ray Cooper(per)
Blue Magic(bvo)
Charlie Jolly(tabla)
Ed Leach(cowbell)
Kenney Jones(ds)
Willie Weeks(b)
David Bowie(bvo)
Ronnie Wood(g)



ミック・テイラー在籍最後のスタジオ作品で長年プロデュースを担当してきた
ジミー・ミラーが解雇され、以降の作品のプロデュースはミック&キースの変名である
ザ・グリマー・ツインズ(The Glimmer Twins)で行われます。

この頃、親交のあったロン・ウッドの自宅にミックやキースが訪れて複数回セッションが
行われ、このセッションで生まれた「It's Only Rock'n Roll」はタイトル曲となり
クレジットには「インスピレーション by ロン・ウッド」と記され「I Can Feel The Fire」は
ロンのソロアルバムに収録されました。

ron wood

ミック・テイラー在籍時のストーンズのライブは何かが起こると言われライヴ・バンドとしての
彼らの全盛期だったと言われています。
ミック・ジャガーも「テイラーがメンバーだった頃がバンドの最も音楽的に充実した時期だった」
と述懐しています。



ミック・テイラー脱退後、新ギタリスト探しのためグレート・ギタリスト・ハントが行われ
ジェフ・ベック、ピーター・フランプトン、ロリー・ギャラガー、ロン・ウッド等がセッションに参加し
1975年のツアーサポートをしていたロン・ウッドがFACES解散後正式なメンバーとして加入します。

[おまけ]
Made In The Shade/Rolling Stones(1975)



ミック・テイラー在籍時のストーンズのベストで、Sticky Fingers~It's Only Rock 'n Rollまでの
4枚のアルバムからの選曲ベスト。
ストーンズのベスト盤は沢山ありますが、間違いなくこれが最強でしょう。
ストーンズに興味があって、とりあえずミック・テイラー時期から攻めて行きたい方の
入門には最適盤です!

選曲に未発表曲とかファンがありがたがるような捻りは全くありませんが、
ストーンズの絶頂期ということもありますが選曲の流れが非常に素晴らしく
聴く側は最初から最後までドーパミン出っ放しですのでご注意あれ(笑)

Black And Blue/Rolling Stones - 1976.04.23 Fri









[sales data]
1976/4/23
[producer]
The Glimmer Twins
[member]
Mick Jagger(vo/per/etc)
Keith Richards(g/etc)
Ronnie Wood(g)
Bill Wyman(b/per)
Charlie Watts(ds/per)
*****
Billy Preston(p/org/synthe)
Nicky Hopkins(p/org/synthe)
Harvey Mandel(g)
Wayne Perkins(g)
Ollie Brown(per)
Ian Stewart(per)
Arif Mardin(horn arrangement)



ミック・テイラー脱退後、後任ギタリストのオーディションを兼ねたセッション形式で制作され
最終候補に残ったハービー・マンデル、ウェイン・パーキンス、ロン・ウッドなど
ストーンズ史上最も多くのギタリストが参加したアルバムです。

結果的にロン・ウッドが正式にメンバーに加入することが決定し、同年5月からの北米ツアーから
参加しますが、当時はまだフェイセズが活動していたためサポートメンバー扱いで
正式なメンバーになったのは1976年2月です。

ron_20181123173506d30.jpg

「グレイト・ギタリスト・ハント」の話題をチラつかせながらリリースしたのは
過去のような米南部のR&Bではなく、本場ブラック・ミュージックに直球で挑んだ意欲作。

いつものようにファンキーな曲も収録されていますが、ソウル、ファンク、レゲエ、JAZZ?など
様々な音楽の可能性にアプローチした多種のスローバラードが堪能できます。



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