2017-07

1st/The Kinks - 1964.10.02 Fri









[sales data]
1964/10/2
[producer]
Shel Talmy
[member]
Ray Davies(vo/g/key/harmonica)
Dave Davies(g/vo)
Pete Quaife(b)
Mick Avory(ds/tambourine)
*****
Jimmy Page(g)
Jon Lord(p)
Bobby Graham(ds)
Perry Ford(p)
Rasa Didzpetris-Davies(bvo)



img00013.jpg

米ではリプライズからyou really got meの
タイトルでリリースされています

デビュー当時、英国ではストーンズと肩を並べるほど人気があったそうですが
そのBIG NAMEに反して不思議と日本ではあまり評価されてないキンクスのデビューアルバム。

1_20151223192540db4.jpg

バンドはレイ&デイヴのデイヴィス兄弟によって1964年に結成され、
シングル「のっぽのサリー」「ユー・スティル・ウォント・ミー」をリリースするもヒットせず、
次の曲がヒットしなかったら契約解除するとパイ・レコードからプレッシャーをかけられ
シングルヒットしなかった原因を分析し「音が上品過ぎたため」と判断し、
デイヴによってエルピコ・アンプ(バンドは「小さな緑のアンプ」と呼称)の
傷つけられたスピーカー・コーンで録音したディストーションの効いたギターリフの
「ユー・リアリー・ガット・ミー」が大ヒット。

3_20151223192542821.jpg

この曲はもしかするとヴァン・ヘイレンのカバーの方が有名かもしれませんね(笑)



アルバムはオリジナル曲とカヴァー曲が半々収録されていますが、レコード会社は
彼らの演奏力に不安を感じていたため、ジミー・ペイジ、ジョン・ロード、ペリー・フォード、
ボビー・グラハムといったセッションミュージシャンの協力を得てアルバム制作したそうです。

ちなみにザ・キンクスのサウンドは"キンキー・サウンド"と呼称されますが
デビュー時点ではストーンズと殆ど変わらないものの黒っぽさはやや薄く、
この時点ですでにレイ・デイヴィスは白人による黒人音楽のR&Bやブルースの模倣は難しいと感じ
以後独自のアイディア勝負なテーマを持ったオリジナル志向に切り替えて行くことになります。

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Kinda Kinks/The Kinks - 1965.03.05 Fri









[sales data]
1965/3/5
[producer]
Shel Talmy
[member]
Ray Davies(vo/g/key/harmonica)
Dave Davies(g/vo)
Pete Quaife(b)
Mick Avory(ds/tambourine)
*****
Bobby Graham(ds)
Rasa Davies(bvo)




ブリティッシュビートPOPは1964年ビートルズの全米制覇を皮切りに
ストーンズ、アニマルズ、マンフレッド・マンと次々と全米でブレイクするに至り
世界的な市民権を獲得して行きました。

当然キンクスもその渦中にいたはずなのですが、どうしても3番手、五輪の銅メダリストは
偉業に反して名前が覚えられない的冷遇のせいか?コアなファンにはこよなく愛されますが
ほんのちょっと英国すぎた(能天気な米人が敬遠しがちな暗さが潜んでいる)のが原因か?
英国の熱狂をそのまま世界に持ち込むことはできずその影響は日本でのマイナー扱いにも
波及します。

この2ndアルバム(1965年作品)は全12曲中10曲がオリジナルでこの後続々と新曲を書いて行く
レイ・デイヴィスの作曲能力が一気に開花した作品です。



(PS)
米盤は「Naggin' Woman」と「Tired of Waiting for You」をカットし、
代わりに「Set Me Free」と「Everybody's Gonna Be Happy」を収録

Kinks-Size Kinkdom/The Kinks - 1965.03.15 Mon









[sales data]
1988
KINKS-SIZE(1965/3)
KINKDOM(1965/11)
[producer]
Shel Talmy
[member]
Ray Davies(vo/g/harmonica)
Dave Davies(g/vo)
Pete Quaife(b)
Mick Avory(ds)

kinks.jpg


ビートルズやストーンズと同じように1965年に米独自編集でリリースされた
「KINKS-SIZE」「KINKDOM」の2枚を1枚に編集したものです。

kinks 1 kinks 2

アルバム(英盤)未収録のシングル曲が入ってたので当時のファンは購入したんでしょうけど
最近のCDアルバムにはボートラとしてしっかり収録されているので、
その役目は終えたというところでしょうか。
レイ・ディヴィス覚醒前のビートポップです。





The Kink Kontroversy/The Kinks - 1965.11.26 Fri









[sales data]
1965/11/26
[producer]
Shel Talmy
[member]
Ray Davies(vo/g/harmonica)
Dave Davies(g/vo)
Pete Quaife(b)
Mick Avory(ds)
*****
Clem Cattini(ds)
Nicky Hopkins(key)
Rasa Davies(bvo)
Shel Talmy(g)




このアルバム(3rd)が発売された頃の音楽シーンはブリティッシュ・ビートのブームが一段落し
(ビートルズはラバー・ソウル、ボブ・ディランはライク・ア・ローリン・ストーンをリリース)
この作品の注目点は意図的にビート・グループの枠から脱却を図っていることです。
(彼らのルーツであるビートミュージックに尊敬の念を払いながらトラジ・コメディ(=悲喜劇)に
シフトして行く過渡期のサウンド)

グループの作曲の殆どに携わるレイ・ディヴィスにその意識変化をもたらしたのは
米ツアーの失敗や以後の出入り処分、ステージでの乱闘事件、契約問題と印税を巡る
マネージャーとのトラブルなど彼らを取り巻く散々な出来事群だったとされます。

しかし逆にこのトラブル続きのおかげで以後のキンクスの独特な作風(トラジ・コメディ)に
つながって行くのが面白いですね。

Face To Face/The Kinks - 1966.10.28 Fri









[sales data]
1966/10/28
[producer]
Shel Talmy
[member]
Ray Davies(vo/g/mellotron)
Dave Davies(vo/g)
Pete Quaife(b)
John Dalton(b)
Mick Avory(ds/per)
Nicky Hopkins(key/p/harmonium)
Rasa Davies(bvo)




このアルバムが発売された1966年はロック史ではエポックメイキングな年と言われています。

すでにシングルだけの時代は終わりを告げ、リボルバー(ビートルズ)アフターマス(ストーンズ)
ブロンド・オン・ブロンド(ディラン)ペット・サウンズ(ビーチ・ボーイズ)など
ロック革命期に相応しい重要作品が登場。

そんな中、レイ・ディヴィスはバンド全てを掌握し、その才能が一気に開花し
当時の英国社会の表裏をシニカルに描いた短編集のような内容は金欠で構想通りにならず
不完全ながらサージェント・ペッパーズに先駆けること1年、ロック史上初のコンセプトアルバムと
評価されることもあるようです。
(サニー・アフタヌーンは全英1位を獲得)

又ゲスト参加のニッキー・ホプキンスの貢献も大でキンクスの第五のメンバーと
称されることもあるようです。

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