2017-06

Sound of the fingers/ザ・フィンガーズ - 1967.03.01 Wed









[sales data]
1993年11月26日
[producer]
unknown
[member]
成毛滋(g)
高橋信之(g)
シー・ユー・チェン(b)
蓮見不二男(key)
松本宏三(ds)
クロード芹沢(vo)

sound_of_the_fingers.jpg


成毛滋&高橋信之(高橋幸宏の兄)らと1962年慶応高校時代に結成し複数のステージで
演奏の腕を磨き、大学時代の1966年「勝ち抜きエレキ合戦」でグランド・チャンピオンに
輝くと翌1967年3月1日「灯りのない街」でプロデビュー。

the_fingers.jpg

(ちなみにベースのシー・ユー・チェン氏はユニクロを上場させたマーケティング戦略で
有名なシー・アイ・エー(CIA Inc.)の社長さんで、若き日の荒井由実が
シー・ユー・チェンの「追っかけ」をしていてそのシー・ユー・チェンが
「ユーミン」という愛称の名付け親という逸話はファンには有名?)

最初、成毛はキーボード担当を命じられ鍵盤経験のない成毛は困惑するも後にこのことが
彼にキーボーディストの才能を開花させることとなります。



最初は流行のGSサウンドでしたがゴールデン・カップス同様
クリーム、ジミヘン、ゼップなどに影響されたサウンドに変貌していきますが
ヒット曲に恵まれず1969年9月解散。
残務整理をヴァニラ・クリーム名義の活動で穴埋めした後、渡米しウッドストックを
現地体験した感動を「10円コンサート」として定期開催(3回実施)

10 yen

そこでパワー・ハウスの柳ジョージや陳信輝、つのだひろ、柳田ヒロらと親交を深め
シブシー・アイズ~ストロベリー・パス~フライド・エッグを結成することとなります。

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Yellow River/成毛滋 with The Faceless People - 1970.10.15 Thu









[sales data]
1970/10
[producer]
unknown
[member]
成毛滋(g)
羽鳥幸次(tp)
村田文治(tp)
キジ西村(tb)
飯田次郎(tb)
宮沢昭(sax)
三森一郎(sax)
鈴木正雄(b)
江草啓介(p/hammond)
今田勝(hammond)
江藤勲(b)
田畑貞一(ds)

narumo_sigeru_with_the_faceless_people_yellow_river.jpg


ソロ1st(未CD化)
当時の和ジャズの若手メンバーが参加し洋楽カバーを中心にした
ブラス・ロック・インスト・アルバム。
(CBSソニーの"サウンド・アドヴェンチャー・シリーズ"最初の作品)

成毛さんといえばグレコギターのイメージが強いのですが、そもそもの馴れ初めは
手が小さかったハンデをカバーするためグレコにレスポールタイプを注文し
EG-360の出来栄えの良さに大感激し並々ならぬ国産の安価なギターへのこだわりが
芽生え(成毛氏は「グレコのニセポール」と呼んでいた(笑)
ライヴステージでギターソロの時にギブソンとグレコを持ち出し
「こちらが16万円のギブソン、こちらが3万6千円のグレコです」と言って
弾き比べたりしたそうです。

GRECO EG360a

この頃の成毛人気を裏付けるネタとして成毛氏が希望するタイプのギター(EG-420)が
完成しそのCM制作をしている時にギター初心者用に解説「ソノシート付きギター」を
つけることを成毛氏が提案すると、生産も追いつかないほど売れ始め

narumo_sigeru_greco2.jpg

10%前後のグレコの国内シェアが数カ月後に70%に跳ね上がりトップブランドになる
異常事態で以後「成毛滋モデル」も発売されその後グレコのおまけで教則カセットが
つくことになりここにDr.シーゲルの名は全国区となります。

GRECO dr shigeru

しかしトップメーカーになったグレコは「高くていいのは当たり前。
安くていいのが素晴らしい!」という成毛氏の崇高な精神から外れて高額のギターを
生産するようになり(内情的にはグレコは、偽造品製造しているとしてギブソンに
訴訟を起こされたためコピーモデルの販売数を縮小せざるをえなかった)
嫌悪感をいだいた成毛氏とグレコの関係はここに幕を閉じることになります。

大鳥が地球にやってきた日/ストロベリー・パス - 1971.06.15 Tue









[sales data]
1971年6月
[producer]
Masaharu Honjo
Shigeru Narumo
Tadataka Watanabe
[member]
Shigeru Narumo(g)
Hiro Tsunoda(ds)
*****
George Yanagi(vo/b)
Isato Eto(b)
Nozomu Nakatani(fl)
Masahiko Aoi(bvo)




海外武者修行から1970年に帰国した成毛滋(g)がゴールデン・カップスの柳ジョージ(vo/b)
渡辺貞夫カルテットのつのだひろ(ds)と「ジプシーアイズ」を結成しライヴ活動を開始。

Gypsy Eyes

本格的な演奏で高まる人気で、食われてしまう大手事務所所属のアイドル的な歌手やバンドが
同じステージに立つ予定を直前にキャンセルするという意図的な嫌がらせ(バンド潰し)が起こり
ライブの主催者側から出演を敬遠されていたようです。
(大手事務所による共演NGという閉鎖的な構造は現在まで何も変わらない(苦笑)

つのだひろは渡辺貞夫カルテット、柳ジョージはゴールデン・カップスと兼業だったため
活動スケジュールが合わなくなりやむなく成毛滋&つのだひろという二人編成になったのが
このストロベリー・パス。
(柳ジョージがボーカルで1曲参加/英語歌詞を提供しているC.Lynとは元フィンガーズの
蓮見不二男/江藤勲は黛ジュンの元夫で筒美京平と共に70年代歌謡曲を支えた重鎮/
ライナーノーツはワンダー3の景山民夫/ジャケット画は石ノ森章太郎)

レーベルはブラック・サバスやユーライア・ヒープでおなじみの渦巻きレーベルヴァーティゴ
今までの日本になかった本格的なロックサウンドを模索し、成毛滋の出し惜しみない
ギターフレーズに怒涛の太鼓で応戦するつのだひろ(和風ボンゾ)
かなりテンションの高いHRとフロイド風の新しい音作りに対する強い意欲を感じます。

strawbelly_pass.jpg

ストロベリー・パスのライヴはドラムを叩きながら唄うつのだひろと
左足でペダル・ベースを弾きながらギターとオルガンを弾く成毛滋という演奏スタイル
だったようですが、同年8月6日&7日に開催された箱根アフロディーテに出演する際は
助っ人で柳田ヒロ・グループの高中正義(当時18歳)がベースをサポートし、
このことが後のフライド・エッグ結成に発展します。
尚、メリー・ジェーンの原曲はこのアルバムに収録されています。

LONDON NOTES/成毛滋 - 1971.11.25 Thu









[sales data]
1971年11月25日
[producer]
Peter Richard Productions
[member]
Shigeru Narumo(g)
Brian Keith(vo)
Michaek Alberquerque(b)
Bill Parkinson(g)
Pete Woolf(ds/per)
Graham Todd(org/p)
Maria Popkiewicx(bvo)
Frank Aiello(vo)
The Pop Arts Quartet(strings)

london notes



このアルバムは内田裕也らが立ち上げた日本初のインディーズレーベル
マッシュルームレーベル」からのリリースです。
殆どのアルバム紹介では成毛氏のロンドン録音ソロアルバムと書かれていますが
正確にはブライアン・キースという英国人シンガーのソロアルバムです。
成毛氏は自作の3曲のみ(When Love Comes Knocking/A Touch Of Moonlight/
Paint Yourself Pretty)大人しくバッキングギターを弾いているだけで
成毛先生が参加してないギタートラックはロンドンのスタジオミュージシャンが
先生の癖を真似て弾いたものだそうです。
しかも本人が知らない間にレコード会社が勝手にソロアルバムとデッチあげて
発売したというDr.シーゲル人気に便乗した奇怪盤。

まぁそんな事情があるので内容には言及しないであげてください(笑)


Dr.シーゲルのフライド・エッグ・マシーン/フライド・エッグ - 1972.04.15 Sat









[sales data]
1972年4月
[producer]
本城和治
成毛滋
[member]
成毛滋(g/hamond/etc)
つのだひろ(vo/ds)
高中正義(b/g)




1971年8月に行われた箱根アフォロディーテで成毛&つのだのストロベリー・パスの
ベースサポートだった高中正義を加え日本ロック黎明期の本格派HRトリオ。
高中はベースじゃ物足りないとばかりにブイブイ弾いてます。勿論ギターも弾いています)
ほとんどがZEPPやクリムゾン、ユーライアヒープ、EL&P等往年の洋楽グループの
パクリ曲なのは置いといて(笑)
(お遊びなのか大真面目なのか分かりませんが「Oke-kus」はEL&Pの「Tarcus(タルカス)」を
「樽カス」と漢字変換し>樽を桶にして「桶カス」>「Oke-kus」になったようです(笑)
特筆すべきはつのだひろのドラムです。
今では「メリー・ジェーン」な太ったおっさんイメージが定着してしまいましたが、
この人の歌う太鼓はボンゾにも通じる熱いものを感じます。

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