2017-09

Tommy/The Who - 1969.05.23 Fri









[sales data]
1969/5/23
[producer]
Kit Lambert
[member]
Roger Daltrey(vo/harmonica)
John Entwistle(b)
Keith Moon(ds)
Pete Townshend(g/key/vo)




映画やミュージカル化されているロック分野で一番有名なロックオペラ作品。

♪"see me,feel me,touch me,heal me!"
“ぼくにさわって、ぼくを見てて、ぼくを感じて、ぼくを治して!"

私がThe Whoを強く意識したのはNHKの音楽番組だったと思うのですが
ワイト島かウッドストックでこのSee Me Feel Meの動画を観たことで、
今までThe Whoはストーンズと同じでMy Generationのようなストレートなロックしか
演奏しないと思っていたのでドラマチックなサウンド展開に少々驚きました。



The Who自体もシングルヒットを量産するヒットソングバンドのイメージから脱却し、
アルバムアーティストへ転換することに成功したアルバムになるようです。

勿論、アルバムのストーリーをおさえて聴いた方がより楽しめると思いますが
サウンド的に「音の玉手箱」という感じで、See Me Feel Meをメインテーマとして
目まぐるしく変化するのであっという間に聴き終わってしまいます。

educator1.jpg

偉大な音楽家レナード・バーンスタインが最大級の賛辞を送るなど
この作品が高く評価されるのは「人間の愚かさ」というテーマとしての質なのか
音楽性なのかは分かりませんが、オリジナル歌詞は散文的で抽象性が高く難解ですが
ストーリーはいたって簡単で、深夜TV映画でよく再放送されていますので
機会があったら是非ごらんください。


映画では「ピンボールの魔術師」はエルトン・ジョンが歌います

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Live At Leeds/The Who - 1970.02.14 Sat









[sales data]
1970/5/16
[producer]
Jon Astley
Kit Lambert
The Who
[member]
Roger Daltrey(vo/etc)
Pete Townshend(g/vo)
John Entwistle(b)
Keith Moon(ds)

the who


1970年2月14日リーズ大学(食堂)で行なわれたライヴ。
(このライヴ名盤を称えリーズ大学内には銘板(ブルー・プラーク)が掲示されているようです)

the who leeds

初のロック・オペラ・アルバム「トミー」に伴うツアーでトミーのほぼ全曲を
ノンストップで再現し、2時間以上にも及ぶ長尺のコンサートでしたが
アナログ発売時代はたった6曲に編集されていましたが、記念盤が発売されるたびに
曲数が増え、25周年記念盤(1995年)は14曲>DELUX EDITION(2001年)ではほぼ全曲の33曲、
発売40周年を記念して発表された「コレクターズ・エディション」(2010年)は
リーズの録音にトラブルが起きた時のためにサブ録音していた翌日のハル公演も収録。
(ハルの音源は機材トラブルでベース音が消えてしまっていたようですがリーズの音源を
ミックスして修復してあるとのことです)

コンサートの全容が分かるようになったのは嬉しいのですが、6曲のアナログ盤を
聴いていたオールドな世代は40分弱時代の曲順が耳にこびりついてしまっているので
全く違う印象のアルバムになってしまったのではないでしょうか(笑)

The Whoはライヴで観るバンドだったと思うのですが、ビッグネームのわりには
セールスの冴えないことが原因で?絶頂期の来日は実現せず、バンドとしての初来日は
2008年でした(同じケースではキンクスも初来日は遅く1982年でしたね)

Who's Next/The Who - 1971.08.14 Sat









[sales data]
1971/8/14
[producer]
The Who
Glyn Johns
[member]
Roger Daltrey(vo)
Keith Moon(ds/per)
John Entwistle(b/p)
Pete Townshend(g/synthe/etc)
*****
Dave Arbus(vl)
Nicky Hopkins(p)
Al Kooper(org)
Leslie West(g)




「トミー」に次ぐロックオペラ「ライフハウス」の映画制作が頓挫し、その代替として
2年ぶりにリリースされたスタジオ盤。
(ジャケットの小ネタですが写真撮影はメンバーが後の柱に立小便をした後に
社会の窓のチャックを上げているとところです(笑)

ロック名盤100選には必ず顔を出す名盤ですので国内のTHE WHOの超マイナー度から考えても
Live at Reedsと本作は聴いた人が多いのではないかと思います。

ARP_2500.jpg

ピート・タウンゼントが当時珍しかったシンセ(ARP synthesizer)をいじっていたら
偶然面白いイントロに出来上がったBABA O'RILEYはミニマル・ミュージックの
作曲家テリー・ライリーを文字ったものだそうです。



又本作でピート・タウンゼントは、ジョー・ウォルシュとレズリー・ウェストから
プレゼントされたグレッチの6120とギブソン・レスポール・ジュニアをメインに
使用しているとのことです。

The Whoの国内での不当なマイナー度?はロックネタでも頻繁に取り上げられのですが、
私が考える理由は「ストーンズ、キンクスそしてThe Whoも好き」という
同年代に活躍していた類似R&Rバンドのオマケ的な位置づけで
「The Whoが一番好き」という人が少ないからではないかと思うんですが
それはモッズ族というThe Whoの独自性が米で受けなかっため米経由のヒットという
お墨付きがなく、米音楽の影響を大きく受ける当時の国内洋楽ファンの間で
会話が生まれなかったためシンパが形成されなかったということなんでしょうか・・・

アルバム発表後もタウンゼントは「ライフハウス」にこだわり続け、楽曲製作を続け
1999年12月にBBCラジオ3で放送されたラジオドラマ、およびそれを収録した
CDボックス「ライフハウス・クロニクルズ」の発表で一応の完成を見ました。

Who Are You/The Who - 1978.08.18 Fri









[sales data]
1978/8/18
[producer]
Glyn Johns
Jon Astley
[member]
Roger Daltrey
(vo/harmonica/tambourine)
Pete Townshend(g/synthe/p/vo)
John Entwistle(b)
Keith Moon(ds/per)
*****
Rod Argent(synthe)
Ted Astley(string arrangement)
Andy Fairweather-Low(bvo)
Billy Nicholls(bvo)
Michael Nicholls(bvo)




私のThe Who初体験はNHKのヤング・ミュージック・ショウでして
圧倒的なライヴパフォーマンスに圧倒されたのですが、周辺でThe Whoに興味を持っている
友人がいなかったので、レコードを借りてすぐに聴くことができずもっぱらラジオ頼み
だったのですが、そんな頃リリースされた最新アルバムがこれでした。

今までストレートな音で勝負していたフーのスタイルから考えるとバンドピークは過ぎ、
小細工が多くちょっと異色の感じのする内容ですが、タイトル曲はディレク&ドミノスの
「いとしのレイラ」のような前半>後半でドラマチックに曲調が変化し
エンディングに向け幼心にアドレナリンがフツフツと沸騰するのを感じてました(笑)

この頃すでにキース・ムーンの状態はボロボロだったようでドラムも精彩を欠いていますが、
リリース直後にキース・ムーンが死去し追悼の意味あいもあってアルバム売り上げは
全米4位にランクしたようです。


(PVの見物は中間パートでのキース・ムーンの「変なおじさん」です(笑)

The Kids are Alright/The Who - 1979.06.08 Fri









[sales data]
1979/6/8
[film producer]
Tony Klinger
Bill Curbishley
[member]
Roger Daltrey
(vo/harmonica/tambourine)
Pete Townshend(g/synthe/vo)
John Entwistle(b)
Keith Moon(ds/per)




1979年に公開されたザ・フーのドキュメンタリー映画のサントラ(兼ベスト)



2000年の再結成ツアーはほぼこのアルバムと同内容のセットリストだったようで
ザ・フーの全貌を知るのにこの記録映画はうってつけなのですが、何故か本サントラには
記録映画収録の主要な曲が入ってないと思うと逆に記録映画に収録されてない曲が
サントラに収録されていたりとDVDとCDを合わせ技で購入させようという
メーカーの腹黒い意図が見え隠れします。



尚、この映画用の演奏がオリジナルWHOの最後の演奏となり、キース・ムーンは
このサントラ演奏収録の約3ヶ月後の1978年9月7日バディ・ホリーの誕生パーティーから帰宅後
アルコール依存症の治療のために服用していた薬を過剰摂取して急死(享年32歳)

keith-moon.jpg

バンドの顔でもあったキース・ムーンの後任に元フェイセスのケニー・ジョーンズを迎え
活動を継続します。
私はこの判断は間違っていたと思いますけどね・・・

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