2017-09

ミルク・タイム/柳田ヒロ - 1970.11.05 Thu









[sales data]
1970/11/5
[producer]
unknown
[member]
柳田ヒロ(key)
水谷公生(g)
角田ヒロ(ds)
石川恵樹(b)
玉木宏樹(vl)
中谷望(fl)




フード・ブレインのゾウさんアルバムに対抗して?の動物ジャケットシリーズ。
(どちらかというとゴリラのイメージは角田ヒロさんですけどね(笑)

成毛滋談
「あの頃グループ・サウンズは200以上あったんですけど、そのほとんどのレコードを、
7、8人で弾いているんです。 どのバンドでも弾いているのは同じ。
ドラムは石川晶さん、田畑貞一さん、ベースは江藤勲さん、ギターは水谷公生か僕が一番多かった。
オルガンはミッキー吉野、柳田ヒロ」

日本のロック黎明期のアルバムの殆どに参加している柳田ヒロさんのソロ1st。
エイプリル・フールで演り切れなかったプログレサウンドとフード・ブレインの晩餐
延長線上の実験的なインプロが強め。

最初はギタリストだったそうですが、ドアーズのレイ・マンザレクに刺激されオルガンを弾き始め
日本のロック黎明期の鍵盤奏者として柳田ヒロさんの最先端ぶりは突出していますが
その才を生かす術を持たなかったのが柳田さんの弱点となり、その後フォークをやってみたり、
ジャズロックに戻ったりとやりたい音楽が定まらなかったことで萎んでいってしまった
印象です。

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Love will make a better you/Love Live Life + One - 1971.02.05 Fri









[sales data]
1971
(Rec:1971/2/5-7)
[producer]
J.Ito
K.Ichihara
[member]
市原宏祐(sax)
横田年昭(fl)
水谷公生(g)
直居隆雄(g)
柳田ヒロ(key)
チト河内(ds)
川原直美(per)
寺川正興(b)
+
布施明(vo)



ライナーによると日本ロック4大最難入手稀少レコードとは

OZ DAYS LIVE(詳細は画像をクリック)
oz.jpg

頭脳警察/1st


JAシーザー/国境巡礼歌
kokkyou.jpg

LOVE LIVE LIFE/LOVE WOLL MAKE A BETTER YOU
(現在はOZ DAYS LIVEを除きCD復刻盤で聴くことが可能)

なんだそうです。
その内の1枚でメンバーは市原宏祐氏が中心となりジャズミュージシャンの横田年昭、
直居隆雄にロック&ニューミュージック系の水谷公生、柳田ヒロ、チト河内らによる
管楽器X2、ギターX2、打楽器X2という8人編成に何故か布施明がボーカルで
(+One)として参加。
本アルバムのレコーディングが1971年2月5日~7日に行われ、3月に日生劇場で行われた
布施明のコンサートをこのメンバーがサポートしているので多分、コンサート演奏用の
スペシャル編成として集められた際のセッションと推測されます。



帯叩
「クリムゾンの「太陽と戦慄」に先じた超絶ジャズロックの世界的名盤」

「だいたいこういう大袈裟な形容しちゃうと中身がちゃちいんだよな」の予測は見事に裏切られ、
アナログ片面1枚丸々使った1曲目(THE QUESTION MARK)から狂気の世界がど~ん!と
展開されるんですが、この1曲が凄過ぎて順を追って失速していくのが惜しい感じですが
当時、日本にもこんな先鋭的なバンドがあったことを今更知って驚愕です。



日生劇場での布施明のライヴver

七才の老人天国/柳田ヒロ - 1971.03.15 Mon









[sales data]
1971/3
[producer]
柳田ヒロ?
[member]
柳田ヒロ(key/vo)
水谷公生(g)
石川恵樹(b)
田中清司(ds)
戸叶京助(ds)
中谷望(fl)
籐舎推峰(shinobue)
河村洋人(celo)
三森一郎(sax)
ジョーイ・スミス(vo)

yanagida.jpg


この奇妙なタイトルはアナログ時代の帯叩きのサブタイだったようですが
CD化の際にHIRO YANAGIDAに代わって正式タイトルとして採用されています。

目新しい邦楽ロックがニューロックと呼ばれていた頃の作品(全曲オリジナル)で
全体的にサイケ&プログレ色の強いオルガンロックで前半のストーリー性のある組曲のようなものから
自ら歌うフォークロックなど「とりとめのない」といったら失礼ですが、柳田ヒロの顔が
見え難い内容です。
柳田さんは日本舞踊の家元の息子さんで日舞も10年ほど経験があり、三味線、ヴァイオリンなど
英才教育を受けながら、ベンチャーズにはまってエレキギターを嗜んでしましたが
フローラル在籍中にドアーズのレイ・マンザレクのオルガンプレイに魅了され
鍵盤奏者に転じるなどマルチプレイヤーなのですが、その多才さが上手くまとまってないのが
惜しい感じです。



音楽的な方向性も「流行」に流される節があり、この頃はフォークに近接し
この年、岡林信康と行動を共にし「自作自演/30曲狂い咲き」(日比谷野音)に
柳田ヒログループ(ベースは高中正義)としてバックを担当し「俺らいちぬけた」の
プロデュースを行っています。

 

A PATH THROUGH HAZE/水谷公生 - 1971.06.07 Mon









[sales data]
1971
(Rec:1971/6/7)
[producer]
Norihiro Sawada
[member]
水谷公生(g)
寺川正興(b)
猪俣猛(ds)
佐藤允彦(org/p/synthe)
鈴木宏昌(el-p)
武部秀明(b)
伊集加代子(scat vo)
外山ストリングス・カルテット
江藤ウッド・カルテット
柳田ヒロ(org)






ジュリアン・コープは日本ロック黎明期の水谷さんのギターワークを
「日本のフランク・ザッパ」と評し、最重要ギタリストと目しています。
(ザッパファンから言わせるとちと大げさかなと(笑)

水谷さんは多ジャンルの数多くのアルバムに参加しているので
誰かのアルバムで知らず知らず聴いたことがあるかもしれませんが、
寺内タケシに師事し、渡辺プロの所属歌手のためのバックバンド、ブルー・エースで
リズムギターを担当し「スイムで踊ろう」「エレキ・スタンダード」をリリース。



田川譲二(ブルー・エースのボーカル)談
「GSの頃になると皆、アドリブとかリフを弾きたがるから、そればっかりでね。
じゃ今度リズムを弾かせると、もうリズムが悪くて、すごく歌い難いわけ。
俺はあくまで歌が中心だと思ってるから」

水谷さんは田川さんに徹底的に鍛えられ、最初の1年間はリズムをきることしか
演らせなかったそうで、そのことでリズムギターの何たるかを体得し、
後の水谷さんのスタジオミュージシャンとしての才能を開花させることになったようです。
(後期タイガーズのギターは水谷さんが弾いているという説があります)

07211950_4e280476c1290.jpgb0100078_1424425.jpg48748551_o1.jpg

その後、アウト・キャスト>アダムス>ハプニングス・フォー+1などと渡り歩きますが
バンド活動はパッとせず、その傍ら西田佐知子さんのアルバムを皮切りに膨大な数のアルバムに
参加する人気セッションマンとなります(70年代の人気アイドルのギターは殆どが水谷さんです)



そんな水谷さんが70年代に残した唯一のソロ名義のアルバムで
「晩餐」(フードブレイン)ミルク・タイム(柳田ヒロ)と合わせて日本のロック黎明期
ニューロックインストアルバムの代表作とされ、海外での人気も高く、
海外プレスのアナログブートも出回ったようです。



尚、クレジットにはありませんが、柳田ヒロさんもこのアルバムに参加しているようで、
この後一緒にLove Live Lifeの活動に移行します。

海賊キッドの冒険/サンズ・オブ・サン - 1972.04.25 Tue









[sales data]
1972/4/25
[producer]
柳田ヒロ
[member]
柳田ヒロ(p)
田中清司(ds)
長岡和幸(g)
武部秀明(b)
MAO(vo)




当時、サイケ&プログレ色の強いオルガンロックでニューロック最先端を突っ走っていた
柳田ヒロさんが、突如として路線変更し収録曲中8曲の作詞をエイプリルフール以来
松本隆さんとタッグを組んだことから「(裏)風街ろまん」と称されるようなまろやかな歌物です。

MAO.jpg

ボーカル担当のMAOさんというのはドイツ人と日本人とのハーフで、元々はモデルをやっていた
甘いマスクの方で、このマジカルボイスがこの作品のソフト・ロックの完成度を高めています。



尚、MAOさんのソロアルバムは未CD化でアナログ盤はのきなみプレミア価格です(苦笑)

MAO1.jpg MAO2.jpg

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